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男はつらいよコミュの第四十五作 「男はつらいよ 寅次郎の青春」

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満男と泉の恋仲も煮え切らずに…。
満男が、北の国からの純に、泉が、螢やレイちゃんにダブらせて見えてしまう別れの東京駅。
0系、100系、ひかり、こだま…。

寅次郎を慕う満男、満男が可愛くて仕方がない、叔父の寅次郎…。

満男のターニングポイント的な作品。

オープニングとラストの満男を見れば分かる作品。

ロケ地、宮崎県・宮崎、日南、串間、南郷、山之口、岐阜県・下呂温泉、他。

コメント(19)

困った事があったら、東京は葛飾、柴又の…。

泉の母親が手術の為に、泉に帰ってきて欲しい…。と言った時、泉も、満男を頼れば良かったのにねぇ。
諏訪家総出で助けた筈だよね。
でも、泉自身、引け目があったのか…。
会社を辞めて、急遽、名古屋に帰ることになり、満男との突然の別れ…。

泉の気持ちは、どうだったのかなぁ?発車間際の抱擁と、別れのキス…。
悲しすぎる。

満男、しっかりしろよ〜!
寅次郎のマドンナが、柴又に来なかった。ってのも、諸事情による為だったんだろうが…。


第四十九作、第五十作とか出来たら、満男と泉は結ばれて…。てな。
寅次郎は、帝釈天の幼稚園の用務員で…。
私は、寅さんが叔父としての立場,役割、活躍が増える頃から、この作品が好きになりました…
満男君を自分とダブらせ,胸がしめつけられるということもありますが…
泉が急遽、名古屋に帰ることとなり、満男が東京駅新幹線ホームに行き、泉と別れるまでの間、ん?という、マニアックなツッコミをしてしまった。泉が乗っていた0系から降りて、満男と再会、場所を自販機脇に移動する時には、降りた筈であるホームには100系が。
発車ベルが鳴り、泉が飛び乗ったのは、0系こだま新大阪行き。
扉が締まり、発車したのは、0系ひかり広島行き。
通常ダイヤの中でのロケだっただけに、大変だったのですね。
また、東京駅の新幹線ホームロケは、必ず16号車の乗車口付近だったのも、混雑している中でのロケである。という裏付けであろうと思う。

徳永英明の歌が、満男と泉のシーンにマッチしていて、しかし、満男〜焦れったいなぁ。って感じでした。
>八百辰さん

確か次回策(49作)で、満男と泉は結婚する予定だったと思いmス。

48作の最後の場面で、桜が泉との電話の会話が、その事をうかがわせます。

49作見たかったですね・・・
私も泉ちゃんが会社を辞めて名古屋に帰る事になり
満男と駅でのキスシーンが印象的です新幹線

私的には 満男の方から積極的にキスキスマークしてくれた方がいいなぁ〜って
思っちゃいましたあせあせ(飛び散る汗)
まだまだ寅さん元気に見えますよわーい(嬉しい顔)それだけでも嬉しいです。
久しぶりに本格的なマドンナ登場も良いですね。寅屋のみんなとの交流もあったらもっと良かったのに…贅沢かなあせあせ
久しぶりにコメントを読みながら、映画館で観た時のことを思いだしてました。

吉岡くんと同世代なので、いろいろと思うことの多い作品です。懐かしい。
WOWOW「金曜寅さん」で初めて視聴いたしました。

シリーズとしてずっと見てますが、東京駅での別れ際がすごく切なく感じました。



しかしながら、宮崎シーンでの徳永英明「夢を信じて」のバックソングがすごく好印象です。
新旧交えての音楽づくしですねるんるん

HILLBILLYBOPS『嵐のカーニバル』
モーツアルト『フィガロの結婚』
北原ミレイ『石狩晩歌』
米米クラブ『Shake Hip!』
モーツァルト『クラリネット五重奏曲』
スコットランド民謡『アニーローリー』
永瀬正敏『For the boys…』
徳永英明『夢を信じて』
HILLBILLYBOPS『ビシバシ純情』
平野愛子『肌色のカーディガン』
徳永英明『最後の言い訳』

満男と同世代なので、音楽を聴きまくってた頃
それにすら時代を感じてしまいましたあせあせ(飛び散る汗)

座りっぱなしの寅さん、これが最後の出演の御前様…
若い満男と泉にはどうにも出来ない現実…
シリーズの最後も見えてきて、寂しいものがあります涙

マドンナの弟が気持ちの良い青年なのが救いです
やっと鑑賞。満男の寅さん化に拍車がかかってますね。
やはり
とても思い出深い作品。

トピックを最初から読んでいたら、7年前の自分のコメント発見!ちょうど今の時季に…


【7年前の自分へ】
7年後には最新作の試写会で
一気にドライアイが解消してるよ
あんなに泣けるとは
映画ってやっぱりいいね
冒頭の夢のシーンの語りの担当がアナウンサーだったのは、「男はつらいよ」の主役が満男君になって寅さんが脇役になることを暗示しているようです。寅さんが文豪になってハムレットの翻訳に打ち込むというのは似合いませんが、物語に他人として関わっていく宣言のようにも考えられます。満男君と泉ちゃんの駆け落ちの手助けをする「夢」は、終盤に別の意味の「夢」として見事に回収されます。満男君からの「伯父さん!」の呼びかけが、目が覚めたらボンシュウの釣り人への呼びかけに変わるのは、満男君が寅さんから卒業しようという気持ちになるのを予告しているようです。

満男君と博さんのジョギングシーンは、最初とラストで二人の優劣が逆転することが何を物語っていたのか気になります。いつの間にか父と息子の断絶が無くなって、泉ちゃんからのビールのお酌を喜んでいたりします。ほのぼのとした前半の展開からは、後半の別れのシーンは予期できません。寅さんが柴又に帰って来るのが終盤まで待たされますが、21世紀の山田洋次監督の作品「おとうと」や「家族はつらいよ」などの群像劇に移行しつつあるのを感じます。寅さんが怪我をしたと言う一報に柴又の人々が一斉に支援を申し出たり、松葉杖姿で帰郷した寅さんを勢ぞろいして出迎えたりしたのは、すっかり寅さんの生き方が受け入れられた証のようにも感じられます。

諏訪家のお客さんの常連となった泉ちゃんの脚がアップになる場面にドキリとさせられ、油津でも蝶子さんのきれいな脚が映し出される場面がありました。寅さんが脚を怪我する(フットワークの衰え?)を暗示していたのでしょうか?泉ちゃんと蝶子さんの「二兎」を追って両方とも逃げられて捻挫したところに警官が来るのは奇跡の早業です。

蝶子さんが寅さんの顔を剃る場面は「チャップリンの独裁者」を思い出します。モーツァルトの晩年の傑作、クラリネット五重奏の第2楽章がしみじみと流れていますが、鳥のさえずりとミックスして、人生の黄昏と生命の輝きが微妙に交錯しているようです。鳥かごの鳥は、何かを待ち続ける蝶子さんの姿とも重なります。

九州の旅の風景のバックに流れるセンチメンタルなメロディーは本作が初めてではないような気がします。泉ちゃんのお友達の結婚式への旅になぜか感傷旅行の雰囲気を感じます。同級生の「お友達」は高校時代に満男君のことが好きだったそうですが、結婚披露宴の白塗りでは表情も感情も読み取れません。

(次のコメントへ続く)
(続き)

「モテる男=獲物を取ってくる男」という説を検討します。スポーツ選手と女子アナウンサーが結婚するのも、競技場が「狩場」でテレビが「家庭」になったようなものです。旅先で寅さんがモテるのも、東京から(精神的な)贈り物を届けるからです。泉ちゃんは、幸せを待つのはイヤと言っていますが、後藤久美子さんはF1レーサーという最高の狩人の元へ飛び立ちました。「お帰り寅さん」で泉ちゃんが海外で家族を持ちながら人道支援の仕事をしているのは、自分の手で幸せをつかんだ結果のようです。

竜介君は漁師で車の運転もワイルドで「獲物を取ってくるモテ男」そのものです。永瀬正敏の宮崎弁がキマッていて、聞き取れないところもある程なのは、リアルで都城出身だったからと後で調べて判りました。既に婚約者がいるので余裕で遊べるようですが、泉ちゃんと満男君はそれぞれの立場から警戒心を解きません。満男君が宮崎行きの飛行機の座席で聞いているのはロックンロール、ウォークマンからの音漏れで顰蹙を買っていますが、ロックンローラーの恋敵の出現を予期しているようです。宮崎空港に降り立った後、空港バスが渋滞で遅れたにも拘らず竜介君の車で追っかけてバス停で満男君を確保できたのは、携帯電話がない時代のアクロバティックな技に他なりません。

竜介君に泉ちゃんを取られると思って不貞腐れる満男君は、婚約者の存在を知って俄然として張り合う気になりますが、ブラスバンドでフルートを吹いたり、ちょっとピアノが弾けたりするくらいでは、ロックンローラーに太刀打ちできません。田舎町のお祭りに場違いとか下手な歌とか、すべて負け惜しみです。宿に帰ってから寅さんに泉ちゃんとの関係の進展を聞かれ、具体的な行為について問いただすのは野暮の極みですが、一つは前作の鳥取の帰りの列車内で、もう一つは後に新幹線のホームでの見送りで経験することになるので寅さんの先を越しています。寅さんと蝶子さんの浜辺のシーンがいい雰囲気だったので、その後のケンカ別れの後味の悪さが残りました。一時の夢に過ぎない恋の終わりを、寅さんの方から早めに切り出したようです。15年前の「寅次郎頑張れ!」も漁師町の姉弟という組み合わせで、マドンナにその気がないのを弟が諫めているのを寅さんが立ち聞きしてしまうのですが、今回は姉の恋を弟が応援しているのを立ち聞きして逃げ出す道を選ぶのでした。

御前様の頭を源ちゃんが剃っているのは、死化粧を施しているようにも見えます。かなりお瘦せになった笠智衆さんは、すっかり覚悟が出来ているようです。寅さんが床屋さんに恋をした噂を聞いて羨ましがるのは、煩悩は死ぬまで付きまとうものだと諦観を示しています。源公が怪我をして帰ってくる寅さんに「御前様の車椅子」を借りようと申し出ますが、笠智衆さんも 車椅子を使用するような容体に至っていたようです。松葉杖をつきながら帰郷した寅さんが、タコ社長と喧嘩直前になるのは健在のアピールかもしれません。おかげで松葉杖が不要になるまで回復したことが発覚しました。

夏木マリさんがクラブから電話している様子は、ちっとも病気に見えないので、泉ちゃんを名古屋に呼び寄せるのは身勝手に思えます。三年前の「ぼくの伯父さん」に登場した妹さん(檀ふみさん)が駆けつけられないのは「うるさい旦那」だけでなく、義父の様子も心配だからかもしれません。田山涼成さんが店長のCDショップを満男君が最初に訪ねたとき、泉ちゃんの前で見栄を張ってモーツァルトの音楽を求めますが、「フィガロの結婚」(序曲がBGMで流れていた)のタイトルに夢を感じている様子だっただけに、同じ場所のシーンで「別れ」が暗示されるのは悲しいです。CDショップは、蝶子さんの店の「鳥かご」と同じだったのでしょうか?

江戸川べりで男がトランペットを吹いています。「家路」として有名なドヴォルザークの「新世界」の第2楽章のテーマです。かなりの上手さで、おそらく満男君のフルートよりずっとレベルが上です。満男君の夢の成就は、まだ先であることを暗示するようです。それまでに柴又駅には自動改札機ができるのかもしれません。ラストシーンの下呂温泉で寅さんは新婚の奥さんを連れた竜介君と再会して、蝶子さんが結婚して旅立ったことを知ります。「鳥かご」の鳥が放たれたようです。寅さんは「意中の人」が戻ってくるまでの「つなぎ」、または再会の予告の使者だったのかもしれません。

(終わり)

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