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グアムの沈船 東海丸コミュの潜水艦スナッパ―の艦長のレポート

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日本国内の情報は日本人として調べやすいですが、アメリカ側の情報はやはりアメリカ人の方が調べやすいわけです。
今回のレポートは東海丸同好会の一人からいただいたものなのです。

それによると、スナッパー艦長はターゲットを東海丸であるとかわかってはいませんでした。
何でもターゲットならよかったようで、とくにスナッパーは太平洋戦争が始まって一度も戦果をあげたことがないまま7回目の哨戒に出動していました。
それまで戦果をあげられなかったせいかどうかわかりませんが、直前に艦長が交代しているのです。
つまり、このレポートは新しく艦長に就任したメリル・K・クレメンソン少佐のものであることになります。

今まで何故執拗に東海丸を狙ったのかとか、東海丸の特異性を念頭に考えてきていましたが、このレポートから東海丸もその他日本の船と何の差もなかったということにもなるのです。


1943年8月27日

1522:スナッパーは攻撃位置につきます。
1523:魚雷を3本発射。
   ≪日本側の報告では2本というものがありますが、この報告では続けても う2本発射れたことになっています。≫

手前の船(東海丸)の中央部と後部に命中。もう1本は奥の船(船名は不明)の中央部に命中。
≪2本の内1本は船首をかすめて陸岸で爆発。しかし1本が左舷エンジンルームで爆発。続く2本も左舷の4番と5番船倉に命中。≫

1529:小さな爆発音の後、第1ターゲット(東海丸)が左に10-15°傾きながら後部から沈み始める。
1530:二回目の爆発を起こし、さらに黒煙と細かい破片を巻き上げながらさらに沈む。
1531:船首を高く上げ沈没。おそらく後部が水底に着底したと思われる。
1534:2回のほんの小さな爆発音が続けて起こるが、ビーチにぶつかった魚雷のものと思われる。

それから10-15分後にはもうスナッパーはその海域を離れてしまいます。
しかしその頃まだ東海丸としては沈没してはおらず、全員退避中。

1540:日本の警備艇により東海丸乗組員全員が救助される。
1500:艦橋の一部と1番・2番船倉を残して沈没。
1803:東海丸は完全水没し、水底に横たわったのです。

その後スナッパーは浮上し南西に進路をとり、夜中にはさらに南に進路変更。
翌日の8月28日には、日本帝国海軍がトラックに送る船を妨害するべく、そのルート上をパトロールするのです。

   

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