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Marguerite Yourcenarコミュの三島とユルスナール

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 はじめまして。
 確かにルネッサンスやローマの歴史物という観点からは、ユルスナールと○野○生は比較できるかも知れませんが、文体という観点からは○野さんはユルスナールの足下にも及ばないような...。
 華麗な文体という観点からは、三島由紀夫とユルスナールでようやく釣り合うような。ユルスナールは三島を大変買っていて、評論まで書いたくらいですし、三島は渋澤龍彦と『ハドリアヌス帝の回想』について熱く語り合ったくらい好きな作家だし、お互い相思相愛。でも、三島は人の横に立って皮肉な目で見ている感じの文章ですが、ユルスナールは高い所から愛を持って眺めている感じの文章に見えて、ユルスナールの人間性の方に好感を覚えます。

コメント(2)

おお、たれっちさん、ようこそ!
(たれっちさんの画像を見て、一瞬、私のいとこかと思ってしまいました…彼女もたれぱんだ大好きなので)

ご意見、同感です!
私も三島は、なんというか、斜に構えた態度が感じられて、あまり好きではありません。
ユルスナールは、例えば『黒の過程』のゼノンに対して、暖かい愛を感じますね。

ところで話は脱線しますが、江國香織のエッセイって良いんですか?
一時、私も彼女の小説が好きでしたが、何冊か買って読んでいるうちに、全部同じ話の焼き直しのように思えてきてしまって…。
>ユルスナールは、例えば『黒の過程』のゼノンに対して、
>暖かい愛を感じますね

そうですね。ユルスナールにとって、20代に思いついたゼノンというキャラクターは一緒に生きている人であるかのように特別な存在なんでしょうね。そんなに思い入れをしているゼノンに対しても人間ならではの愚かな行いをさせたりその報いを受けさせたりしているところがユルスナールの人間理解の大きさを感じさせます。

>江國香織

実は小説はあまり読んでいません(『号泣する準備はできていた』くらいです)。エッセイは知り合いに勧められて読みましたら面白かったです。例えば、『いくつもの週末』は新婚間もない著者のパートナーとのことを書いたエッセイで、あわあわと幸せ感が漂うけれど寂しさが底に残るものです。『雨はコーラがのめない』は、飼い犬の雨とのことを描いたエッセイで、著者が飼い犬に尊敬と愛情を注ぎ込んでいるのが良くわかり興味深かったです。彼女は、人を愛するより犬を愛する方が孤独感がないのか、とか思ってしまいましたが...。

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