週刊読書人コミュの週刊読書人9月7日号

　●今週のトップ面／いま蘇る梶山季之
執筆：内藤寿子、橋本健午

　●今週の主な読物
　＜2面＞エンターテインメント
【時代】執筆：日下三蔵
・芥川龍之介『王朝小説集』（ランダムハウス講談社）
・林不忘『林不忘探偵小説選』（論創社）
・秋梨惟喬『もろこし銀侠伝』（東京創元社）

【ＳＦ】執筆：柏崎玲於奈
・アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』（国書刊行会）
・ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『輝くもの天より墜ち』（早川書房）
・ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』（早川書房）

【ミステリ】執筆：村上貴史
・道尾秀介『ソロモンの犬』（文藝春秋）
・曽根圭介『沈底魚』（講談社）
・綾辻行人『アヤツジ・ユキト1996-2000』『2001-2006』（講談社）

　＜3面＞
・論潮／執筆：岡本裕一郎／「再び温暖化の季節か？」

　＜4面＞
・文芸／執筆：可能涼介／「ズレと依存、名づけること」

　●今週の書評
　＜3面＞
・小林直毅『「水俣」の言説と表象』（藤原書店）／評者：福間良明
・ハリー・ハルトゥーニアン『近代による超克（上・下）』／評者：永原豊

　＜4面＞
・清岡卓行『偶然のめぐみ』（日経新聞出版社）／評者：勝又浩
・谷　悦子『阪田寛夫の世界』（和泉書院）／評者：府川源一郎

　＜5面＞
・池田晶子『リマーク　1997-2007』（トランスビュー）、『暮しの哲学』（毎日新聞社）／評者：島田裕己
・ジェイムズ・Ｒ・ハンセン『ファーストマン（上・下）』（ソフトバンク）／評者：佐藤勝彦
・中村智子『戦争しない国』（思想の科学社）／評者：小中陽太郎