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「食といのちの学校」コミュの やさい村 NEWS

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TV

●子どもたちの給食にも使われていた事故米・汚染米

大阪市北区にある米穀卸会社三笠フーズによる食品偽装事件が起きました。

これまでの食品問題も心のどこかで「自分には直接関係のないこと」と感じていた人も多かったのではないでしょうか。
しかし、アサヒビールという大手企業の焼酎でも汚染米が使われていた上、食の安全に最も気をつかうべき学校給食や老人
ホームでも事故米・汚染米が消費されていたことが分かり、問題は身近なものになりました。

三笠フーズの不正転売は、1キロ3〜12円で仕入れた汚染米を、食用として、70円程度で売却するという悪質なものです。その手口はひどく、事故米を食用の袋に詰め替えたり、農政局調査を事前に把握し、検査をクリアするといったことが分かっています。

また、焼酎メーカーや酒造会社への納入のやり方の盲点を使った点も指摘されています。サンプルでは上質の国産米を見せますが、実際に出荷する際には中国産に汚染米を混ぜたものになっているという手口が使われたようです。
酒米は一般的に粉砕された状態で納入されるため、見た目では質の状態が分からないということで、三笠フーズは業界の盲点を利用して、詐欺行為を働いたともいえます。


●事故米・汚染米とはどんなお米なのか?

事故米とはカビが発生したり、水にぬれたりして食用に適さないと判断された米のことです。

汚染米は、事故米のうち基準値以上の残留農薬やカビ毒が検出されたものを指します。

輸入米の中で出た事故米の大部分は、農林水産省が工業用のり、肥料、飼料用などとして民間に販売します。しかし陸揚げ前に事故米になった米については、輸入を代行した商社が買い取って販売しています。
通常の輸入米と比べると価格は10分の1以下と安いため、三笠フーズは経営が厳しかったのでこの利ざやを狙ったとされています。

無論この事件後に取引中止が相次ぎ自殺者も現れ、社員27名を含む全従業員が解雇されました。


●「食べること」を選ぶことで出来ることがある

今回の偽装事件は行き先が見えない=食べる人が見えないことで、起きたことだと思います。

もしこの経営者や会社役員がお米の行き先を知っていたら、こんな悲惨なことにはなっていなかったでしょう。何より想像する心が必要だったと思われます。

「知らない」「知らなかった」と言って人は 傍観し責任逃れをします。
その逆に「知る」「知り合う」ことで結びつきが見え、様々なつながりがつながって行くのです。

とても根深い所で根ぐされを起こしている日本の農業を建て直すには、農家だけではなくわたしたち消費者も生産者とつながり知っていく必要があるのです。

なぜなら「食べること」を選ぶことで出来ることがあるからです。

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