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サイエンスコミュのこちら情報システム室!

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このタイトルで連載しよっかなぁと……
中小企業経営者・管理職の方、必見です!
特に体育会系企業の方!
特に文系出身の方!

ヒトのフリ見てワガフリ直せ、じゃないですけれども、
ウチの会社で失敗したことや気づいたことなんかをまとめていきたいと思います。

コメント(6)

鉄則その1
「社員には常に最新のPCを与えるべし!」

常にって、別に毎月買い換える必要はないんですけどね。
せめて3年以内には新しいPCに買い換えましょう。
ITに関心のない経営層の中には、PCを机や椅子と同じふうに捉えてる方もいらっしゃるようです。
壊れるまで買い換える必要なし!みたいな。
でもホントは、PCを買い換えることがコスト削減に繋がるんですよね。

月給25万円の社員がいるとします。
その人は平均して1日2時間の残業をしているとします。
1日当たりの残業代は、25万円÷20日÷8時間×1.25倍×2時間=約3,900円ですね。

ここでPCを買い換えたとします。
PCを買い換えるとPCの性能が上がりますから、1つ1つの処理に掛かる時間が短縮されます。
仕事ではマイクロソフトのソフトを使うことが多いと思われますが、
結構PCを酷使するソフトなので、買い替えは効果覿面です。
とりあえず、買い替えによってPCの性能が10%向上するとします。

とはいえ、仕事の全てがPCに向かうものでもないでしょう。
電話を掛けたり、ミーティングをしたりと、色々な仕事があると思います。
そこで、全ての仕事のうち50%がPCに向かう作業だとします。
すると作業の短縮時間は5%になります。

1日2時間の残業をしているとすると、トータルの作業時間は10時間。
その5%は、10時間×60分×5%=30分になります。

つまり、PCを買い換えることで1日30分早く作業が終わるということです。
30分当たりの残業代は、3,900円÷4=975円ですから、
1日当たり975円の節約となります。
1ヶ月に換算すると19,500円、
1年に換算すると234,000円です。

一方で、最新のPCの価格は、ビジネス向けであれば約10万円ほど。
5ヶ月で元が取れる換算となります。


ここで反論が出るでしょう。
1.買い替えでPCの性能が10%もアップするとは限らない
2.全作業の50%もPCの性能に関わる仕事をしていない

まず、1について。

オフィス向けアプリの処理速度を計る便利な指標があります。
SYSmarkという名前なので、適当にググってみてください。
SYSmark2004という指標では、Access、Excel、PowerPoint、Word、IE、Outlookといったお馴染みにソフトの処理に掛かる時間を測定してPCの性能を測ることができます。
実際の成績がWebサイトで公開されています。
最新のCore2Quadを載せたPCの成績は約280点、3年前のPentium4 3.4GHzを載せたPCの成績は約190点です。
約47%の性能向上になります。

3年前のPCと最新のPCを比較すると、10%どころか47%もの性能向上です。
とくにソフトの起動、サイズの大きなファイルを開く、同時にたくさんのアプリケーションを起動している、などの場合にはさらに差が出てくると思われます。


つづいて、2について。

こちらについては、反論というか、要するにタイミングは御社次第ってことですね。
1にも絡みますが、結局、買い替えを常に意識しなければならないってことです。
大切なのは、買い換えることでコストが削減できるかもしれない、という視点を持つことです。
自分の会社の作業状況と所有PCの性能を鑑みて、最良の買い替え時期を探ってください。
いつ買い換えればよいかは会社によってまちまちです。
でも、1つ確かなのは、故障するまで待つというのが最も効率が悪いってことです。
古いPCを使っているより、新しいPCを使っている方が社員のモチベーションも上がるはずです。
新しいPCをあてがわれれば、自分が評価されていると感じるはずです。
そういう心理的な効果も多少は見込めると思いますよ。


PCのコストなんて、人件費に比べたら微々たるもんです。
最近ではハード価格の下落も激しいので、機種によってはソフト代の方が高いほどです。

一方で、少子化もあいまって人材不足で悩んでいる企業も多いでしょう。
うちの会社はどんどん人が辞めてしまう……と悩んでいる会社の方、
もしかして、3年落ちのPCを社員に使わせていた、なんてことはないでしょうね。
自宅のPCの方が性能が良いって、なんだかおかしな感じがしませんか?
あ、一つ補足です。
「最新の」であって、「最高の」ではないですよ。
一部のゲーマーが使うような「最高の」だとエライ高いですから。
あくまでも業務で使うビジネス用ので「最新の」です。
最近は、どこでもBTOですけれども、全てを最高スペックにする必要もありません。
鉄則その2
「大は小を兼ねる。ディスプレイのサイズは可能な限り大きく!」

皆さんが会社でお使いのPCのディスプレイは何インチでしょう?
ほとんどの会社では、デスクトップPCの場合が15〜19インチ、ノートPCの場合はそれ以下でしょう。
正直にお答えください。
画面が狭いと思ったことありませんか?
Webブラウザで資料となるWebサイトを見ながら、Wordでドキュメントを書いたりしていて、
いちいち表示するアプリケーションを切り替えるのが面倒だったことありませんか?

15・17インチのディスプレイの解像度は、ほぼ全て1024x768ピクセルです。
世の中のWebサイトの大多数は、この解像度の画面でも支障なく見られるようにデザインされています。
ですので、Webサイトを見ているだけであれば、あまり不便を感じないかもしれません。
でも、あくまでも、「Webサイトを支障なく見られるようにデザインされている」のであって、
「Webサイトを見ながら資料を作成する」ことを想定してデザインされてはいないのです。
ですから、17インチ以下のディスプレイでは、Webサイトを見ながら資料を作成するのは苦痛以外のナニモノでもありません。
Webブラウザで資料となるサイトを見て、
その下に隠れているWordが上に来るようにクリックして、
文章を書いて、
Wordの下に隠れちゃったWebブラウザをクリックして上に持ってきて、
以下これの繰り返し。
画面がもうちょっと広かったら、WebブラウザとWordを並べて表示して、もっと効率よく作業ができるのに!

多くの会社は1円でも安いもの買おうとしがちです。
PCもそう、ディスプレイもそうです。
昔の人は賢かった。
安物買いの銭失いですよ。

以下、ある日の某PCメーカーの価格表です。
15インチ 1024x768 19,980円
17インチ 1024x768 39,900円
19インチ 1280x1024 23,800円
19インチワイド 1440x900 22,800円
20インチワイド 1680x1050 25,800円
24インチワイド 1920x1200 58,800円
27インチワイド 1920x1200 128,000円
30インチワイド 2560x1600 228,000円

これを見て、ほとんどの会社は15インチディスプレイを選ぶでしょう。
ちょっとはITに理解のある会社であれば、19インチワイドがお得だと思って買うかも知れませんね。
でも、我々情報システム室が猛烈に推奨するのは、30インチワイドです。
以下、その理由です。

続く!
1.ピクセル単価
サイズが大きくなれば価格が高くなるのは当たり前です。
でも1ピクセル当たりの価格はその限りではありません。
以下、先ほどの価格表をピクセル単価に直したものです。
15インチ 0.025円
17インチ 0.030円
19インチ 0.018円
19インチワイド 0.018円
20インチワイド 0.014円
24インチワイド 0.026円
27インチワイド 0.056円
30インチワイド 0.056円

27インチと30インチはPC向けディスプレイとしてのハイエンド商品です。
液晶は製品の性質上、サイズが大きくなるほど製造が難しくなり、ピクセル単価も高くなります。
でも、15インチが一番安いという訳でもないことが分かっていただけたと思います。
ピクセル単価が一番安いのは20インチワイドです。
24インチワイドでも15インチとピクセル単価は変わりません。
このくらいのサイズまでは技術的に15インチと変わらずに作れるということでしょう。

とはいえ、結局掛け算しちゃえば払うお金は15インチより高くなっちゃいます。
ピクセル単価が安いというロジックは、購買にあまり影響しません。
なので、次。

2.作業効率
画面が大きいと仕事の効率が上がります。特に以下のところです。
・同時に複数のアプリケーションを表示することができる
・画面をスクロールする頻度が減る

アプリケーションの切り替えについては、先ほどから書いている通りです。
Webブラウザを見ながらの資料作成、ある資料を見ながら他の資料を作る、資料を見ながらメールを書く。
これらは仕事の基本ですよね。PCに向かっている時間のほとんどが、このような作業をしていると思います。
作家でもないのですから、頭にあることだけで書類を書くなんてことはまずないでしょう。
このような作業をするとき、2つ以上のアプリケーションが同時に画面に表示できる時と、表示されるアプリを切り替えなければならない時、どちらが効率が良いかは明らかです。

続いてスクロール。最近のマウスはホイールがついていて、それをくるくる回して画面をスクロールさせることができますよね。
1日どのくらいホイール回していますか?今度カウントしてみてください。ICレコーダをマウスの側において作業するんです。1時間に何回カリカリって回しているか数えてみてください。結構すごい回数になりますから。
画面が大きいと、スクロールの回数が減ります。
例えば、17インチディスプレイの縦のピクセル数は768、30インチワイドでは1600ピクセルです。
ちょうど2倍くらい。
つまり、書類もWebサイトも、縦に2倍の範囲を表示することができるのです。
もちろん17インチディスプレイのサイズにも入りきるWebサイトや資料もあるでしょうから、単純に2分の1回にはなりません。
それでも、かなりの回数のスクロールを減らすことができます。

この2つで1日たった5分でも無駄が省けるとします。
すると、1ヶ月で約1時間40分、1年で約20時間です。
月給25万円の人の残業代は1時間で約1,900円ですから、20時間で38,000円です。
3年間では12万円以上にもなります。
最安値の15インチが19,980円ですから、14万円までは射程圏内です。
24インチワイドの58,800円であれば、余裕でおつりが来ます。
つまり、効率アップを考えたら、24インチワイドを買ったほうが得をするってことです。

それでもまだ、5分も短縮できないと言う人もいらっしゃると思います。
でも考えてみてください。
アプリケーション切り替えのイライラが極限に達したら、社員の人はどうすると思いますか?
やっぱり印刷しちゃいますよね。印刷して紙を見ながら作業をしちゃいます。
だって画面には1つのアプリケーションしか表示できないんですもん。
でも、印刷する時間とその印刷コストは、そのまま無駄になりますよね。

続く!

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