村上春樹の読書会 (Haruki.B.C）コミュの事前トピ　土曜日の夜、銀座でワインとイタリアンを楽しみながら『雑文集』を語り合う会

それでは、恒例の事前トピックです。

今回の『雑文集』を語り合う会は食べたり飲んだりもあるので、
いつもよりはトークの時間が少なくなります。

その分、事前トピックを有効に使って、
当日の短い時間の穴埋めをできればいいなと思ってます。

トピは５つあります。

1番、２番、３番は全員必須。
４番、５番は余裕がある方のみご記入ください。

また、1番～３番（または５番）までまとめて書かなくても、
書ける内容をひとつずつ、日を改めて書いて頂いても大丈夫です。

----◆ 　全員必須項目　　◆----------------------------

１．「自己とは何か（あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方）」 p18～

この章を読んで、読書会で語り合いたいこと、聞いてみたいことetc
３つ挙げてください（３つ以上ある方は、書けるだけどうぞ）。

２．「風のことを考えよう」 p344～

この章を読んで、「風」について思い浮かんだことを自由にご記入ください。
（ひとつ以上、いくつでも）

※　村上作品の中の風、他の作家の風、映画、アニメ、風に関する名言の紹介etc
内容や長さにとらわれず、思うままにご記入ください。

３．「スティーヴン・キングの絶望と愛－良質の恐怖表現」ｐ248～

この章を読んで、読書会で語り合いたい事や聞いてみたいことを、
自由にご記入ください。
（ひとつ以上、いくつでも）

----◆ 　以下は、余裕がある人はご記入ください　　◆-----------

４．スティーヴン・キング作品（小説、映画）で、読んだり観たことのある作品名を
　　書ける範囲でご記入ください。感想や伝えたいことがあれば、あわせてどうぞ。

　　小説名
　　映画名

５．フリースペース
　上記1番～4番の内容に関わらず、書きたいことを自由にどうぞ。
例えば、直接『雑文集』とは関係ないことでも可です。

------------------------------------------

こちらのトピですが、前日の２２日（金）までにはご記入ください。

さらにお願いですが、他の人のコメントは熟読しておいて頂き、
当日も見れるように準備をお願いします。
（スマホの持参、プリントアウトなどで）

以上、よろしくお願いします。

コメント(20)

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[1] mixiユーザー 05月18日 21:28

1 ①語り合いたいこと、聞いてみたいこと

a自分にとって物語をインテイク出来たと思える経験。

b原稿用紙4枚以内で自分自身を説明するとしたら、自分はそこに何を綴るか。

c今まで出会った白魔法的だと思える物語。黒魔法的だと思える物語。

遅筆ですみません…
とりあえず1のみ…(´Д` )

[2] mixiユーザー 05月20日 17:21

純さん、事前トピックのご準備ありがとうございます。

今回所用で参加できないのですが、参加するつもりでいたのでせめて事前トピだけ参加させてください！笑
（万一こちらの書き込みが不適切でしたら、削除いただければ幸いです！）

皆さんの事前トピ・感想トピの書き込み拝見するだけでも楽しいので、
そんな形でひっそり参加させていただければと思います(^-^)/

-----

１．「自己とは何か～」を読んで語り合いたい・聞いてみたいこと

まず、今回の会のトピックとして選ばれた3編が、この項からすべてリンクしていることに気づいて、しびれました。

P20 「物語とは風なのだ。揺らされるものがあって、初めて風は目に見えるものになる」
P29 「物語とは魔術である。（中略）我々小説家はそれをいわば「白魔術」として使う。一部のカルトはそれを「黒魔術」として使う。（中略）まるでスティーブン・キングのジュヴィナイル小説のシーンのようだけれど、ある意味ではそのイメージはかなり真実に近接しているはずだ。」

わたしは個人的に、この編は「物語」について書いている文章だと理解しているので、
今回の食事会の屋台骨になるテーマも、「物語」なんじゃないかと勝手に想像しています。

シンプルで直接的でパワフルな物語よりも、
自分について語るかわりに牡蠣フライについて語るような、
そんな非効率的な物語の有効性について、みなさんの思うところを聞けたら嬉しいな、と思っています。

他に聞きたいことは、
・牡蠣フライのおいしいお店
・生牡蠣のおいしいお店
などです！笑

２．風について思い浮かんだこと
上記からの流れで風＝媒体的な役割かな？と思って、村上春樹さんと対談した心理学者の河合隼雄先生を思い出しました。

３．「スティーブンキングの～」を読んで語りたいこと
スティーブンキングの本をあまり読んでいないのですが（「シャイニング」と「ミザリー」くらいです）、
「ショーシャンクの空に」の映画を見たとき、スティーブンキングがこれを書いたというのを知って、素朴に不思議でした。
あんな絶望的な物語を書いている人が、どうやったらこんな希望に満ちた物語を書けるのかなと。

太宰治の「走れメロス」を読んだときの印象に近く、
逆に「え、この人いったいどうしちゃったんだろう。」というような、正直、戸惑うような気持でした。

良質の恐怖を表現する人が、どうしてこんなすばらしい希望を描けるのか、
そのあたりの皆さんの感想や知見を、ぜひ聞けたら嬉しいです。
（ちなみにショーシャンク大好きです！）

---

以上です。
参加もしないくせに長くなって恐縮です！
皆さんの事前トピ＆感想トピを拝読できるのを、楽しみにしています。

[3] mixiユーザー 05月20日 23:46

>>[2]

当日参加できなくても、事前トピの書き込みはいかがですか？
とお願いしようと思っていたのですが、負担になるので避けてました。。

そんな折に書き込んで頂き、嬉しい限りです。

＞今回の会のトピックとして選ばれた3編が、この項からすべてリンクしていることに気づいて、しびれました。

当日もうまくつながるといいのですが

あと、生牡蠣のおいしいお店は、誰かの口コミ情報を自分も期待します。

[4] mixiユーザー 05月21日 00:00

あっ、上記３番で、読み直すとおかしい箇所が

（×）　負担になるので避けてました。
（○）　負担になると悪いので、控えていました。

訂正しますね。

[6] mixiユーザー 05月22日 17:00

こんにちは。

事前トピ、遅くなってすいません。

1,

a，村上さんは比喩的に『牡蠣フライ』を用いていますが、皆さんは自分を表現する媒体として何を用いますか？

私だったら『ビール理論』

『猫』って書こうと思ったのですがあまりに自分に近いので原稿用紙4枚では収まりそうにないので。

b，読んでいる方がいらっしゃれば『約束された場所で』を読んだ感想など。

自分はこの作品？はかなり衝撃的でしたので、アンダーグラウンドよりも。

c，『牡蠣フライ』の美味しいお店。

牡蠣フライは自分で作って食べるのが一番美味しいと思っていて、外食で牡蠣フライを食べて感動したことがないので。

生牡蠣はなんどもあるんですがね。

2，西風の強い土地柄で育ったので、風にはあまり良いイメージはないです。

朝から強風だとほんと何にもする気になれず学校行くのも憂鬱。

とはいえ、海辺のそよ風や春先の新緑を翔ける風などは爽やかで好き。

どこにでもあって、時に優しく時に厳しいものです。

3と4,当読書会参加して長い割に、英米文学にも疎くハリウッド映画もそんなに好きではないので多くは語れませんが。

村上さん的に言うと

白魔術→ショーシャンクの空に、グリーンマイル

黒魔術→ミザリー

は映画で経験あり。

グリーンマイルは記憶が薄いです。

あ、ショーシャンクは本でも読みました。

今回、改めて考えてみるとこの二つの魔術を操るスティーヴン・キングとは何物なのか？という興味を持ちました。

5,久々に雑文集読み返したら、豚ミノで本を汚してしまいました。

モノを食べながら本を読むことはあまりないのですが、豚ミノ食べながらビール飲んで読みたくなるのが本作ならではと個人的には思ってます。

[8] mixiユーザー 05月22日 20:35

皆様、いよいよ明日ですね！

「自己とは何か（あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方）」 p18～
を読んで、語り合いたいこと、聞いてみたいことetc

１．「あなたが僕の物語を、自分の中に有効に取り入れることができた」(p.20)
の箇所を読んで、春樹作品の中でそのような感じになった作品
(またはシーン、登場人物など)は何か、語り合ってみたい。

２．牡蠣フライについて、小説家の視点のように書くとしたら…
牡蠣フライをどのように、どれ位、どの角度から観察するか？
(p.18、p22～)

３．『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を
読んだ男性の話（p.26）に関連して。

もし、自分が同じ立場に置かれたら、『世界の終わり～』から
どのように背中を押してもらえそうか？

また、春樹作品は選んだのか、たまたまだったのかはわかりませんが、
選んで忍び込ませるとしたら、自分ならどの本を選ぶか？
想像や妄想を駆使して、語り合いたいものです。

４．マジメな話で、p.30「ビール(サッポロ中瓶)」のサッポロ中瓶と
わざわざ表記してあることに後ろ髪ひかれてます。

サッポロも、もし赤星のラガーだったら？
赤星を置いているお店はかなり美味しいという都市伝説もあるので。。

でも、さすがにこんな箇所が気になった人はいないですよね。

「風のことを考えよう」を読んで、「風」について思い浮かんだこと

そういえば、「風」が出てくることばが、一時期好きでした。
春樹さんの風に関する原点がカポーティーなら、
自分の原点は「風林火山…疾きこと風の如く」。

今回を機に、風についていろいろ考えてました。
例えば、幼稚園児に「風」ってなにって聞かれたら、どう答えるか？
ググらないと、全く思い浮かばない自分がいました。

でも、風についてあれこれ考えただけで、何だか気持ちよかったです。
そして、日本には風の名前が２千以上あるんですね、ビックリ。
http://matome.naver.jp/odai/2128179024369734601

あとは、風と文学とのつながりなども、当日は皆様のお話を伺いたい。

風をググッてたら、キアヌ・リーブスに辿り着いたのは…
５番の内容で書きますね。

「スティーヴン・キングの絶望と愛－良質の恐怖表現」を読んで、
語り合いたい事や聞いてみたいこと

・不快ではなく、どれだけ不安にさせられるか
・スティーヴン・キングの恐怖の質は「絶望」
と春樹さんが明言したのは、まさに言い得て妙！

恐怖といえば、「もし、自分に２億年の命が与えられたら？」
と眠りながら夢の中で考えはじめて、
そのあまりの重さ（怖さ）に目覚めたことがあります。

ワインでも飲んで語り合いたいのは、
自分の体験した（または考えた）恐怖体験についてかな。

　　　　　　　　　つづく
　　　

[9] mixiユーザー 05月22日 21:12

スティーヴン・キング作品（小説、映画）で、読んだり観たことのある作品名

小説　スタンド・バイ・ミー、ドリームキャッチャー（途中まで）
映画　スタンド・バイ・ミー、ショー・シャンクの空に
　　　キャリー、シャイニング（←原作とはかなり違いあり）

以前から読み尽くしてみたい作家でしたが、なかなかその機会も持てず。。
でも今回を機に、キング・モードに突入しそうです。

フリースペース
上記1番～4番の内容に関わらず、書きたいことを自由に。
（直接『雑文集』とは関係ないことでも可）

◆ キアヌ・リーブスは結構好きな俳優なんですが、
ぼっち画像の存在を知ってから、さらに好きになりました。

で、３番のために「風」を検索していたら、
なぜかキアヌ・リーブスに辿り着いたのです。

それは、名前に風の由来があるから。

キアヌという名前はハワイ語で「山からの涼風」もしくは
「絶えず神の意識に集中する者」という意味を持ち、
叔父のヘンリー・キアヌ・リーブスにちなんで付けられたそうです。
（以上、wikiより引用）

キアヌ情報は、こちらのNAVERがオススメ。
http://matome.naver.jp/odai/2136430293094012901

なんだか、とにかくよい人です。

◆ 有楽町に早く到着して、珈琲でも飲みながら読書されたい方は、
会場すぐ近くのこちらのお店などいかがでしょうか？

十一房珈琲店
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13007721/

じっくり丁寧に珈琲を入れてくれますよ。

では、皆さん、明日は食べて飲んで、語って、食べて飲んで飲んで、語って、
大いに楽しみましょう。

[10] mixiユーザー 05月22日 22:46

１．「自己とは何か（あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方）」 p18～

　「仮説」という言葉がどうにもしっくり来ません。村上春樹に成り代わって

もっといい言葉を探しませんか？

　「わかりやすいセットメニューにして・・・」(P24、３行目)の具体例があれこれ浮かびました。選挙公約、「見える化」etc。世の中にそういうものがいろいろあると思います。どういうものがあるか、あげてみましょう。

　P25、６行目「しかし物語が終わったとき、～」。
皆さんは、こんな風に映画や小説に完全に没入したことがあると思います。その体験をお聞かせ下さい。

２．「風のことを考えよう」 p344～

「think of nothing thing, think of wind」という文章自体、風が吹き抜けるようにさらっとした(悲しいけど)爽やかな分に思います。風は全てを吹き飛ばすもの。人によっては悲しいとき、失敗したとき、風にその記憶や体験を飛ばして欲しいと思ったり、あるいは自分自身をどこかへ飛ばして欲しいと思うもの(私はそうです)。皆さんは風にそんな期待をされることありませんか？

３．「スティーヴン・キングの絶望と愛－良質の恐怖表現」ｐ248～

４．にも書きますが、私が読んだ小説は「ミザリー」のみ。良質というより、「本当に怖かった」というのが感想です。他の作品について、ぜひ、「絶望と愛」についてお聞かせ下さい。

４．スティーヴン・キング作品（小説、映画）で、読んだり観たことのある作品名を
　　書ける範囲でご記入ください。感想や伝えたいことがあれば、あわせてどうぞ。

　　小説名「ミザリー」
　　映画名「ミザリー」、「デット・ゾーン」、「ミスト」
　　ミストについて、昔mixi日記に書いてます。ご興味ある方はどうぞ。なお、映画のラストは原作者をして「こんな手があったのか!」と感嘆させたものです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1390501845&owner_id=5918633
　　

　ずらずらとあげましたが、私が一番怖い

と思ったのは小説「ミザリー」。特にラスト近く、手書き部分+印字の薄いタイプライターの描写は本当に恐ろしい！まだ読まれてない方にはご一読をお勧めします。映画も良くできていましたが、怖すぎてとても映像にできないあの世界を堪能下さい。

明日を楽しみにしてます！

[12] mixiユーザー 05月23日 00:59

>>[2] 「ショーシャンクの空に」は、キング原作だったのですか！知らなかった・・・。

書き込み修正です。

４．スティーヴン・キング作品（小説、映画）で、読んだり観たことのある作品名を
　　書ける範囲でご記入ください。感想や伝えたいことがあれば、あわせてどうぞ。

　　小説名「ミザリー」
　　映画名「ミザリー」、「デット・ゾーン」、「ミスト」、「ショーシャンクの空に」

[13] mixiユーザー 05月23日 01:09

確か「ショーシャンクの空に」はもともとは「刑務所のリタ・ヘイワース」という題名だった気が…

おぼろげなんで間違っていたらすみません💦

[14] mixiユーザー 05月23日 01:35

２．「風のことを考えよう」を読んで、「風」について思い浮かんだこと。

①風の谷のナウシカ☆風と言えばこれです！笑

②グレイプバインの曲「風待ち」☆すごく好きな曲です。曖昧さが。もどかしさが。

③風って時には何かを運んでくれたり、動きを与えてくれるポジティブなもの、時には何かを隔絶したり、吹き飛ばしてしまうネガティヴなものとして描かれたり認識されたりしますよね。雨もそうですが…

そーゆーポジティブにもネガティヴにも捉えられるものごとについて、あれこれ皆さんとお話ししたいです♪♪

[15] mixiユーザー 05月23日 01:48

３．「スティーヴン・キングの絶望と愛－良質の恐怖表現」を読んで、読書会で語り合いたい事や聞いてみたいこと。

①自分にとって最高の(最低の？)不快、不安、恐怖は何か…なるべく具体的に…

自分にとって最高の不快は…地球のどこかにある洞窟の奥深くにある穴のことです。その穴には洞窟の中に住む蝙蝠達の糞が何万年分も溜まっていて…糞を栄養源にする様々な虫達がおぞましく蠢いていて。近づくだけでも肺が腐る程の臭気と瘴気を発しているそうです。落ちたらもちろん命は無いのですが…そんな穴にもし落ちてしまった時の絶望的で圧倒的な不快を思うと心がざわめきます…

って、すみません！汗
全く食事会向きではない話をしてしまって…
これは現場では封印します…

でも実際にあるんです！その穴！
NHKのグレートジャーニーって番組で見たのです…

[16] mixiユーザー 05月23日 05:19

４．スティーヴン・キング作品（小説、映画）で、読んだり観たことのある作品

観た映画
シャイニング、キャリー、ペットセメタリー、クリープショー、ミザリー、1408号、ミスト、スタンドバイミー、ゴールデンボーイ、バトルランナー、ショーシャンクの空に、グリーンマイル、ドリームキャッチャー

シャイニングはキューブリック監督でとても怖かったです。しかしキングはどこか不満らしく、「キューブリック程の監督にかかると原作を全くくんでなくてもここまでの作品ができる」と侮蔑とも賞賛ともつかないコメントをしていたのが印象的でした。

読んだ小説

キャリー、シャイニング、スタンドバイミー、バトルランナー(原作は違う題名だった気が)、ゴールデンボーイ、題名は忘れましたが、発着前(後？)の飛行機の中で乗客達が何かと戦いを繰り広げる物語。期待させつつ最後まで寝てるだけ…というキャラクターがいました…笑

[17] mixiユーザー 05月23日 05:29

５．フリースペース

自分は村上春樹の小説の中の目次がとても好きです。目次自体が既にひとつの物語のようで…

例えば

信号が赤に変わる
伸びてくる長い手
とんまな雨蛙の娘
朝にラジオが鳴る世界
橇の鈴音

などです(正確ではないかもしれません)
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの3つずつ単語が組み合わさった目次もとても好きです♪♪
(確か近藤正臣ってありましたよね？笑)

皆さんの好きな目次があったらお聞きしてみたいです。

[18] mixiユーザー 05月23日 10:51

当日になってしまいました。
ごめんなさい、前日提出制だということに気付いていませんでした。
今回のお題が私とっては結構難しくて・・・ごめんなさい。

１，
①やはり、「あなたは自己について語る時、なにに仮託して語りますか？」ですね。
せっかくディナーの夕べなので、「食べものや飲み物だとしたら？」かな。

②村上さんは、カキフライというすごく好きなものに仮託して自己を語るようですが、
この「好きなものについて情報を積み上げていく」っていう感じは、彼の作品の基本ですよね。
もし逆に「嫌いなもの」に仮託して自分を語るとしたら、皆さんだとしたらどうなりますか？
これはキングの「恐怖」について、というところと結び付くかな。。。

③春樹さんの小説のなかで、特にこれは！というかんじで
「インテイク」した物語と、それをどう血肉化したかの個人的エピソード。

２，
・坪内祐三さんの元奥さんだった写真家の神蔵美子さんが、あれこれあった末に２人が暮らし始めた時期について
「その頃なぜかいつも風が吹いていたような気がする」と書いていたこと。
『たまもの』っていう神蔵さんの写真集のなかに出てきます。
春樹さんが言っている時期と、年齢的にも同じくらいじゃないかな？３０代後半くらい。
「夫婦二人の社会から切り離されたような生活」っていうところも共通です。

・自分にとって「風」が吹いていると感じられた人生の一時期について、
話せる範囲でお聞かせ願いたいです。
そのとき心の支えになった文学や音楽なども、教えていただければ。
私自身は、いまがちょうどそんな感じです。

・ディランのblowin’ in the wind が一番に思い浮かぶのですが、
この曲は、『世界の終わり～』で「私」が聞く曲として使われているのですね。
このＨＰ、皆様はご覧になっていそうですが、私は初めてみました。
http://murakami-haruki-times.com/tag/bobdylan/

３，
自分にとっての恐怖。
それから恐怖感をプラスに使う方法なんかがあったら、教えてほしいです。

では、遅くなりましたことを再度お詫びします。
のちほど御目にかかります。

＞純さん、
３日ほどまえに、神楽坂の居酒屋？で、初めて、「赤星」を飲みました。
あまりのおいしさにびっくりしました。

[19] mixiユーザー 05月23日 10:57

４，
小説「刑務所のリタヘイワース」でしたっけ、それだけ。
すごくあっさりとしたものだった印象があります。

映画「スタンド・バイ・ミー」、「ショーシャンクの空に」
ショーシャンクは１時期、繰り返し見直しました。大好きな映画のうちのひとつです。
とくに主人公が刑務所内でモーツァルトを流すところが好きです。

[20] mixiユーザー 05月23日 17:49

申し訳ありません、開始1時間前に。

1. 自己とは何か。
オウムの話にもありますが、小説の世界にも入り、現実の世界でも生きること。
自己だからといって特定の中に居続けるのではなく、周りとの人・世界と接していくところに自己も磨かれていくと思いました。
高校時代に、タコ紹介なるものがありました。こないだのタコ七輪の感動も忘れられませんが。。ここでは「他己」紹介と言いまして、他の人が自分のことを紹介してくれる、というもの。ユニークで斬新でしたが、その中では自分が人をどう見て表現をするのか、また、自分がどういう存在なのかも発見し、新たな自己を考えるきっかけになりました。
カキフライの話で、村上さんの生き生きとした表情が伝わってきますね。好きなことを語ることが、自己を表現されていることである、と。
ちなみにカキフライは、静岡東部の三島に住んでいた頃、小さなお店でご馳走になっていました。冬の寒い時期の楽しみで、勿論明日も生きる活力になっていました。

2. 風のことを考えよう。
ギリシャでの村上さんの生活シーンを思い出します。また、のりさんに聞いてみたいです。
風だけのことを考えるって、難しいですよね。ゴォーッという強風、小鳥もさえずるようなそよ風。どのようにして風を感じるのか、耳・目・触覚。なかには、美味しい香りも運んでくるでしょう。
この本に書かれている場合は、超然の状態で風を感じることでしょうか。肉体的なものは置いておいて、自分自身も風と同化するような。
「風林火山」

小学4年生の時のこの大河ドラマにはまり、今も武田びいきです。

3. スティーヴン=キングの絶望と愛-。
他の代表的な作品や、そこに共通するような打倒しなければならないもの、打倒してしまったもの、打倒した先にあるものをお聞きしたいです。ネタバレかもしれませんが。

4. スティーヴンの作品
ショーシャンクなんですか