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NNBA誕生コミュの試合内容(10月27日、第14回NNBA親善試合)

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写真&動画ありバージョン↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1014628868&owner_id=4285823



スターティングラインアップ

☆EAST-ALL STER☆

C ロベルト・カッツォ
PF カスミー・ディアワラ
SF ミコー・サンベッソン
SG ユーリー・アルバチョフ
PG ハギヤハ・ギィーン
6 マミー・スズキンス
7 ハラダー・ハルナンデス
8 カーン・ノークン
9 クワティーノ・ダイス・ケルビン
10 ユッキー・マーツィン
11 ササー・オカァフォイ


★WEST-ALL STRES★

C ビンス・オーター
PF ジョンイル
SF ポール・マッサーヤー
SG ユーナー・サタップ
PG オナー・メンギー
6 ウメドゥア・シナー
7 アサ・ミン
8 トシユキ・ムラマエ
9 レオナルド・デカプリン
10 チャン・シー
11 ボブ・キャノン・スセス
12 オギノ・タ・カーオ


    E W
1Q  12 15
2Q  6 12
3Q  6 20
4Q  8 21
最終  32 68


――――――――――――
NNBA、世界最高峰バス
ケットリーグとして
遂に花開く
――――――――――――

 2008年10月27日―。
 この日集まったオールスターズは、NNBA史上最多の23人。
 世界最高峰のプレーを見るべく集まった、各国のファン達により、観客動員数5万人を誇るワラビアリーナは軽く満席となった。


――――――――――――
リーグ全体で1つになるこ
とが最大のテーマ
――――――――――――

 「テーマは1つになることです。【1つになる】ということが、一体どういうふうになることなのか、1つになろうと努力することがどれくらい大事なことなのか、みんなに知ってもらいたい」と、NNBAコミッショナーは試合前に語った。


――――――――――――
投げ出すことのない
「正しい」姿勢
――――――――――――

 試合の結果を先に言ってしまう。
 68―33で、ウエストの圧勝。NNBA史上最も圧倒的な差で勝敗が決まった試合だった。
 なのに誰ひとり、誰ひとり途中で試合を投げなかった。
 勝ったチームは最後まで相手チームを侮ることなく、負けたチームも最後まで投げやりになったりせず、プレーし続けた。
 その姿は、NNBAがここまで発展してきた理由と、これから発展していく理由を、物語っていた。


――――――――――――
両者一歩も譲らぬ序盤戦
――――――――――――

 ジャンプボールでイーストにボールが渡った直後、ユーリー・アルバチョフがいきなりドライブをしかけて口火を切ると、ウエストもジョンイルのミドルシュートで点を返し、すかさず並んだ。
 ミスが少なく、緊迫した空気が漂う幕開けだった。
 ウエストは序盤、いつになくシュートが入るジョンイルと、”Mr.タップショット”ビンス・オーターの活躍で順調に得点を重ねたが、本命ポール・マッサーヤーがまさかのシュートスランプに陥り、理想通りに点差を広けることができなかった。
 イーストはアルバチョフがボールを運び、ミコー・サンベッソンと共にチームをリードした。
 身長でウエストに勝てないイースト。本来ガードポジションのアルバチョフとサンベッソンは、リバウンドでも奮闘し、チームに攻撃権を与えた。すると、今試合久しぶりの出場であるカスミー・ディアワラと、公式戦初出場のハギヤハ・ギィーンが、新鮮なコンビプレーを見せ、観衆を沸かせた。
 また、ロベルト・カッツォがディフェンス面で力を発揮。1Qだけで5本のディフェンスリバウンドをマークし、ハイライトの1つとなる、オーターからマッサーヤーへのパスのインターセプトもあった。存在感を十分に残せたデビュー戦となったが、オフェンス面では若干課題が残る結果に―。
 カーン・ノークンと大の親友であるというカッツォ。練習熱心なノークンと共に、ぜひオフェンス面の強化にあたってもらいたい。

――――――――――――
層の厚さをどう生かすかが
重要なカギ
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 かつてない層の厚さでの試合となったこの日、1Qが終わると両チームとも選手をほとんど全員入れ替えた。
 ウエストはシェンダイから帰ってきたジャパニーズソウルメン村前を投入。さらにレオナルド・デカプリン、ボブ・キャノン・スセス、ジョンイル…。見れば、チャン・シーを除いてだいぶ暑苦しいメンツとなった。
 実際、暑苦しかった。オフェンスの出だしはよくなかったが、その分ディフェンスで追う追う。村前、デカプリン、スセス追う追う。ジョンイル跳ぶ跳ぶ。結果、イーストの攻撃を見事に粉砕。
 イーストは攻撃を打ち砕かれつつも、こちらも負けじとディフェンスに燃えた。
 特にマミー・スズキンスの燃えようはすごかった。オフェンスでもディフェンスでも、体から火が出る勢いでプレーし、試合を通して7リバウンドをマークした。
 カーン・ノークンも今試合は、デビュー当時を思わせるハングリーなリバウンドを見せてくれた。
 スズキンスとノークンがリバウンドに張り切る間、クワティーノ・ダイス・ケルビンは村前にボックスワンでついていた。
 「キツかった。正直もう俺のことマークしてほしくない」とコメントした村前。
 ダイス・ケルビンの動きは、本当にルーキーなのかと疑わせるほど軽快なものだった。
 それに加えてよかったのは、ハラダー・ハルナンデスのヘルプディフェンスである。
 彼女は自分のマークマン以外の選手がドライブしてきたときの、ヘルプの反応が良いのだ。スタッツには残らない部分だが、ヘルプが上手い選手は、チームの縁の下の力持ちである。


――――――――――――
スーパースター軍団
本領発揮
――――――――――――

 スターティングラインアップを見てもらえばわかると思うが、ウエストは強者揃いだった。
 オーター、マッサーヤー、シナーの3人が同じチームでプレーするのは初めてのことで、遂に待ちに待った”ビッグ3”の共演が実現した。
 彼らのトライアングルオフェンスは、もはやとめようがなく、イーストの選手さえ見とれるほどだった。
 加えてオギノ・タ・カーオ、アサミンも爆発。
気が付けばイーストは手も足も出ない状況に―。
 イースト、チームリーダーのノークンとオカァフォイに重圧がのしかかった。
 ノークンはルーキーでありながら、早くもチームを引っ張らなければならない立場におり、より一層の成長が求められていた。
 時折光るノークンのプレーは、オーターとタ・カーオのブロックでかき消された。
 カッツォも、1Qはいい活躍をしたが、タ・カーオの前に撃沈。
 ”ジ・エンド”タ・カーオにことごとくオフェンスを阻まれたイースト。そこからトランジションに持ち込まれ、ビッグ3を経由して、最終的にアサミンがフィニッシュするという流れるようなコンボを、ひたすら浴びせられてしまう。
 そんな中、意地を見せたオカァフォイ。
 この日がデビュー戦のユーナー・サタップにバックファイヤーをくらわせボールを奪うと、自らボールを運び、そのままトップから3ポイントを決めるというなんともド派手なプレーをぶちかました。
 奪われたサタップは悔しかったに違いない。彼女はサウス・ハイスクールの球技大会を騒がせた強心臓の持ち主で、この日もフィジカルなプレーを見せてくれたが、デビュー戦ということで少し遠慮した模様。ファンは、サタップが昔のように暴れてくれることを心待ちにしている。


――――――――――――
誰も予想しなかった
クワティーノ・タイム
――――――――――――

 第4Q、勝敗の行方は変わらないものとなっていたが、イーストは、ルーキーダイス・ケルビンが最後に見せ場を作った。
 アルバチョフが外したミドルシュートにタイミングよく飛びあがり、空中でボールをキャッチすると、なんとそのままリングに叩きつけたのだ!
 会場がどよめき、気分を良くしたケルビンは、直後にマッサーヤーのパスをカット。駆け上がって勢いのままにリムへ―。
 その様はまるで”フラッシュ”ドウェイン・ウェイドのようであった。
 しかしイーストの踏ん張りもここまで。
 アルバチョフ、マーツィンのシュートが火を吹くことは最後までなかった。
 前回ベスト・シューター賞を獲得したユッキー・マーツィンは、今試合ほとんどシュートを打っていない。何か理由があったのだろうか。次回は彼女の負けず嫌いさに期待したい。


――――――――――――
やはりあの男
ただでは終わらなかった
――――――――――――

 ウエストにも最後に見せ場を作った男がいる。
 くすぶっていたあの男が、いよいよ本領を発揮した。
 ここまでシュートが全くだったマッサーヤーが、3連チャンでスリーを決めると、「やはりあの男は本物だ」と、誰もが認めた。


――――――――――――
あのときの青春ストーリーをもう1度
――――――――――――

 オナー・メンギーと村前はかつて、サウスハイスクールの球技大会のために、共に青春の全てをかけた仲である。
 リバウンドをとって駆け上がるメンギーから村前にパスが飛び、受けた村前がリバースダンクを決めたとき、「3−1籠球の悲劇」を知る者は涙を流した。
 あのとき叶わなかった夢の続きが、今ここから新たに紡がれるのである。
 ベンチから声をあげていただけのデカプリン、スセスも、今はコートに立っている。
 全ての希望が絶たれ、泣き崩れ、バスケ界から去ったあの男、ムローヤ・ケーターがNNBAのコートを踏むとき、物語は始まるのである。

 最終スコア68―33で、ウエストの圧勝。
 最初に言った通り、途中で試合を投げた者は、1人もいない。

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