ありきたりですが、私は"Ars longa, vita brevis.”が好きです。まりぽさんの教えてくれたサイトによると、もともとヒポクラテスの言葉で、'ars'は医学を指すとのことですね。今では'ars'がいろいろ広い意味で使われるとのことですが、私が、大学で習った時は、中国の諺「少年老いやすく、学なりがたし」とは少し意味が違う、と習いました。中国の方は、学問を修めるのは時間がかかるんだという意味ですが、ラテン語の方は、人間の個々人の寿命は限られているが、学は永遠不朽であるというふうに、先生は説明していました。でも、まりぽさんのサイト見ると、先生が正しいとも限らないみたいですね、と思いました。
?Ille dolet vere qui sine teste dolet.
「(見ている人が)誰もいないのに泣くのは、本当に(悲しくて)泣いているからだ。」(Martialis, Epigrammaton, I xxxiii, 4)
?Flumina amem silvasque inglorius.
「私は、無名のままに(静かに)、川を、そして、森を、愛していたい。」(Vergilius, Georgica, II, 486)
?Non continuo sibi vivit, qui nemini.
「誰のためにも生きぬ者は、自分のためにも生きぬ。」(Seneca, Epistulae, LV, 55.5)
?Nam neque divitibus contingunt gaudia solis, / nec vivit male, qui natusmoriensque fefellit.
「(人生を)楽しむことができるのは金持ち(富者)だけではない。なぜなら、生まれたことや死んだことが知られない(普通の)人も、(人生を)楽しまずに生きているわけではないからだ。」(Horatius, Epistulae, I.xvii.9-10)
?Donec eris felix multos numerabis amicos/ tempora si fuerint nubila, solus eris.
「君は裕福だから、友達が多いのだよ。もし君の(貧乏になり)状況が一変すれば、君は一人ぼっちになるよ。」(Ovidius, Tristia, I., ix, 5-6)