私が若い頃、『人は７つのものしか記憶が出来ない。だからいかにして７つの中に入るのか？が広告の役割だ』と、当時電通で営業をやっていた先輩から教わった。元々ダイレクトマーケターがあまり興味を示さないブランドの役割などを教わったりと、その方からは随分といろんなことを教わった。
確か、マジック７とその人は言っていたような・・・。記憶違いかもしれない。
この７つというのはとても重要な意味を持ち、何故か人間はそうなんだと。
例えば地上波のチャンネルの数は東京では元々７つしかない。それ以上覚えられないのだと。だから携帯電話の番号も都内の市内局番以下もが8ケタになるというのは大変なことなんだと教わった。
もちろん今我々は８ケタの世界になれてしまってはいるのだが、今の時代はそれどころではない。
ツイッターがマーケティングで注目されているが、タイムラインの上では７つ、８つなんてものではない。フォロワーの数が多いひとほど、１秒間にある情報に接する確率は低くなるのだ。
だからばらまかなければいけなく。みんながばらまけばもっと情報の数は多くなる。
iPhoneのアプリも毎日５００くらい増えているわけでしょう？
もうとにかく絞り込むっていう発想はもう意味をなさなくなっているんだ。
つまり、セグメントはもう死語になっている。
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