Mumia Abu-Jamalコミュの占領をやめよ

2004年2月27日

アメリカ合州国とその属国イスラエルは、軍事攻撃によって対象国の国民を支配し、占領し、管理下においています。両国とも、テロとの闘いと称してその実、国家テロ体制を押しつけています。

アメリカは大量破壊兵器という嘘をついて主権国家に対して戦争をしかけ、今、極めて現実的に内戦の様相を呈してきている武力抗争によってズタズタにされた国家を占領し続けています。アメリカ人は、まさしく‘力は正義なり’を意味する先制攻撃政策を拒否すべきです。

もし歴史から何かを学ぶとすれば、強国はそう長く強国である続けるわけではなく、帝国は勃興するがいずれは瓦解するものであり、国家の命運はその権力の用い方にかかっている、ということです。イラクの政権を軍事的に支援していた階級と同じ階級が、中には支援していた人物と全く同一人物たちが、１０年後にはその政権がまがいもなく自分たちが支給した武器を使う危険を理由に、その政権を破滅させたのです。

彼らは国連の諸決議を使って、地域、地域の征服支配をもたらしたに過ぎない容赦ない残虐な戦争を正当化しています。２００３年春、“石油のための戦争反対”を要求した民衆は、正しかったのであり、今現在も正しいのです。皆さんの、“占領をやめよ。占領を止めよ！”という要求を、世界に響かせましょう。

うその言い訳でハリバートンとベクテルを肥え太らせるのに使われた何十億ドルというお金は、学校を再建し、低収入者のための住居を造り、失業者を雇用するのにこそ使うべきだったのです。世界女性ストライキのスローガンを借りれば、“殺しにではなく、福祉にこそ投資を”です。

すべての皆さんとA.N.S.W.E.R.連合に感謝します。占領をやめよ！