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D×D─舞×運命─コミュの第091ヒート  “幸せな時間”

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「Hawaii…」

「まゆちゃん!!!」











遠くから私を呼ぶ声が聞こえる…




そっかぁ〜




私刺されたんだっけ?





刺されるのってわりと痛いんだね(笑)


こんなのんきなこと言ってたらまた先輩と理紗に怒られるかな…?



てかなんで…


楽しい日々を取り戻したいだけなのに


争いじゃなにも生まれないのに…


「なんでぇ…」


「Hawaii!!目を覚ましたのか…」


目を開けると病院独特の冷たい天井と点滴、


そして酒井先輩の顔が見えた。


「先輩、髭伸びてますよ」

私はわざと減らず口を叩き、酒井先輩から突っ込まれるのを待った。

この絡みが大好きだった。


「おまっ!!!

こんな時まで減らず口とはイイ度胸だ(笑)」

先輩が私のほっぺたをつねる

いつもの光景…

でもこの日々は戻ってこない気がした

だからこの少しの時間だけでも…

「そょんにゃことひょりしぇんぱゃいひゃいすおごょっへぇくだひゃぃよ(そんなことより先輩アイスおごってくださいよ)」


「何いってるかわかんねぇよ(笑)」


楽しいな…


でももぅだめなのかなぁ…

負った傷は致命的だった

私の寿命もあとわずかだな…


「しぇんぱゃい…」


「ん?どぉしたHawaii?」




「…殺されたから殺して

殺して殺されて

それでホントに

最後は平和になるんですか?」











酒井先輩はうつむき、この部屋をでてしまった。






病室には私一人が残された




ガチャ






ドアが開いた。






酒井先輩戻ってきたのかなぁ…





しかし、いつもと違う雰囲気に違和感を覚える


「酒井先輩…?」

「あれ?まゆまゆ起きてたんだ〜」



!?



この声は


「ちゅー太せん…」


ハンカチで口を塞がれた瞬間に襲ってくる睡魔…


しまっ…



パタッ




「ごめんね〜

君にはまだやってもらわなきゃいけないことあるから」


ちゅー太先輩はまゆを連れて病院を後にした。


「まゆまゆとしまりさが居なきゃ計画は台無しだからね…」



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