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ピアニスト小川典子コミュの小川典子リサイタル

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突然、失礼します。田園ホール・エローラで8/4日に開催される小川典子リサイタル紹介です。目下、集客に大変苦しんでおり、近隣の皆様にお声かけできないかと思い掲示させていただきました。チケットは2500円と格安で、高校生以下の割引もございます。コンサートの詳しい内容は、エローラのHPかチケット販売サイトhttp://www.agog.co.jpをご覧下さい。東京からもスカイスリーラインで一直線です。エローラは、それほど遠くないです。響きが良いホールです。ぜひ聴いてください。
よろしくお願い致します。
                                   小林
日時2012年 8月4日(土) 14時30分開演(午後 1時45分開場) 本人によるプレトーク 午後2時15分(予定)
【出演】小川 典子 (ピアノ)
【演奏予定曲】 モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」 ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女・月の光・沈める寺         
アラベスク1番・水の反映・喜びの島・花火
ゴリウォーグのケークウォーク
【料金】大人 2,500円 高校生以下 2,000円 エローラ友の会は割引あり
■お問い合せはこちら
松伏町中央公民館 田園ホール・エローラ
〒343-0114 埼玉県北葛飾郡松伏町ゆめみ野東3-14-6
電話048-992-1001・048-992-132

コメント(2)

今週末4日の「田園ホール・エローラ」リサイタルに先立って、昨夜8月1日に「ティアラこうとう」(江東公会堂)大ホールで開かれたリサイタルを聴いてきました。プログラムは田園ホールと同内容です。以下はそのご報告です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

《1時間コンサート》とは名乗っていますが、その内容の濃さと演奏水準の高さによって、実際にはフルサイズのリサイタルと変わらないものとなりました。小川典子は袖に引っ込むことなく1時間以上も弾きっ放し。しかもモーツアルトとドビュッシー。一音だってその響きから耳を離すことができない作品ばかりです。ピアニストも大変ですが、聴く方も集中力の持続が欠かせないリサイタルです。

ところで小川典子は未出版の習作や管弦楽付き作品を含むドビュッシーの全ピアノ作品を弾いています。それがBISレーベルから6枚の全集としてリリースされています。またモーツアルトのソナタも昨年からレコーディングを始めて、年内には第1弾がリリースされる筈です。

今回のコンサートではその中からポピュラーな親しみ易い作品だけを選んで弾きました。そうして聴いた演奏のレヴェルの高さは尋常ではなく、ドビュッシー揃いのコンサートに集まった聴き手の水準の高さと相俟って、素晴らしいリサイタルとなりました。

*************************
日時:2012年8月1日(水)午後7時30分開演(7時よりプレトークあり)
会場:ティアラ江東大ホール(江東公会堂)
曲目:-
*モーツアルト「ピアノソナタ第11番《トルコ行進曲付き》」
*ドビュッシー
・アラベスク第1番
・月の光
・水の反映
・喜びの島
・沈める寺
・亜麻色の髪の乙女
・花火
・ゴリウォーグのケークウォーク
アンコール「ピクウィック卿を称えて」
*************************

今やロンドンオリンピックの最中。ロンドン在住の小川典子ですが、日本に避難中。なぜならば交通事情の悪いロンドンですから、1年前から当局からお達しがあったそうです。

曰く「皆さんは各自ご自宅でなさることが沢山おありでしょう。オリンピック期間中は家を出ないで静かにお過ごしください」と。

それで小川典子はアメリカと日本で仕事をしながら日本チームを応援することを選んだそうです。(笑)

ところで小川典子のホーム・ホールは、英国ではマンチェスターのブリッジウォーターホール。日本ではミューザ川崎シンフォニーホールです。二つの国に任命されて、本格的なホーム・ホールを持つピアニストなど小川典子だけでしょう。しかも両ホールとも音響の優れた大ホールです。

その小川典子のリサイタルを大ホールで聴くのは久し振りのことです。小川の日本におけるホーム・ホールであるミューザ川崎シンフォニーホールが、昨年から使えなくなっていることもあり、中小のホールやスタジオでは、素晴らしいピアニズムであっても何処か隔靴掻痒の感が否めません。今回まがりなりにも本格的な大ホールで聴くことが出来て、その不満がややすっきりした気がします。やはり小川典子のスケール豊かで透徹した美しい響きは、こうでなくてはなりません。ましてプログラムがどの一音も音色と精妙な響きを身上とするモーツアルトとドビュッシーなのですから。

途中で明快な解説を交えながらの1時間あまりはあっという間に過ぎて終演。アンコールは英国国家を曲に交えた「ピクウィック卿を称えて(或いは「ピクウィック卿に捧ぐ」)で〆ました。

ホワイエでのサイン会でうっかり「土曜日の田園ホールにも行きますよ」と口を滑らしてしまった私。もう行かない訳に参りませんので先ほどホールにチケットを予約しました。

本当はどうしてももう一度聴きたくなるリサイタルであり、小川典子の格調高い演奏ですから。
8月1日の「ティアラこうとう」(江東公会堂)に続いて、この日は「田園ホール・エローラ」で弾いたリサイタルも聴いてきました。プログラムは同じで以下の通り。アンコールも同じ《ビュイック卿を称えて》です。

プレトークの後で正味1時間15分弾きっ放しの、"1hourコンサート"でした。トーク解説はその内容を前回とかなり変えていました。同じ事を話すのは自分が恥ずかしいという配慮でしょう。

*************************
日時:2012年8月4日(土)午後2時30分開演(2時15分よりプレトークあり)
会場:田園ホール・エローラ
曲目:-
*モーツアルト「ピアノソナタ第11番《トルコ行進曲付き》」
*ドビュッシー
・アラベスク第1番
・月の光
・水の反映
・喜びの島
・沈める寺
・亜麻色の髪の乙女
・花火
・ゴリウォーグのケークウォーク
アンコール「ピクウィック卿を称えて」
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大ホールである「ティアラこうとう」との違いは、小川典子の響きの伸びやかさが多少制約されること。その反面、直接音が勝った明晰さが目立ちました。一例を挙げれば《沈める寺》で小川典子の繰り出す音の微細なところまでがよく聴き取れて、しかも美しさにも事欠かないのです。その他のどの曲も同様です。小川典子以外を聴いた訳でないので断言できませんが、中ホールの良さと大ホールの良さを併せ持つホールかも知れません。或いは小川典子のコントロールの為せる業もあったことでしょう。

この「田園ホール・エローラ」は初めて行くホールでした。埼玉県松伏町にあり、「田園」という名の通り田舎に着いた気分になったような交通不便の極み。雰囲気は音楽専用ホール風ではありますが、現実のレゾナンスは明晰さの勝った多目的ホール設計。地方自治体にありがちなホールで、税金の使い道としての妥協の産物なのでしょう。でも決して悪いホールではなく、もし比較するとしたらトッパンホールに似た音がします。ただ、武蔵野線や東武線のどの駅からも本数の少ないバスで数十分もかかるので、私にとって次に行くことはもう無いホールかもしれません。

でもたいへんに満足しました。
心配された入りも決して悪くなかった。

【写真】は松伏町ではなく、イギリスでの小川典子。

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