ピアニスト小川典子コミュのLetter from Noriko (June 2006)

今回は、フェスタサマーミューザの案内でした。

一部抜粋してお届けします。

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今年の前半はヨーロッパの演奏会が主で、なかなか
帰国することができないでおりましたが、ようやく
7月に日本で楽しみなコンサートを予定しております。

この数ヶ月、英国では数々の珍しい体験をしました。
前半にラフマニノフピアノ協奏曲でソリストとして
登場し、後半でストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」で
オーケストラ演者として演奏（BBCウェールズ交響楽団）、
オーケストラの「中」で演奏することの難しさ、
楽しさを同時に味わいました。

その翌日には6人のピアニストによる超現代音楽演奏会。
アップライトピアノのペダルを踏み鳴らしたり、ひじを
使ってピアノを共鳴させたり、歌声まで披露するという
具合。音楽好きの熱心な聴衆は新しい試みに沸いて
いました。私も最高に面白いコンサートに大興奮で
演奏しました。

この他、最近のイギリスでの演奏会は多くBBCラジオに
録音され、充実した日々を送っております。
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英国でのさまざまな経験が糧になっているみたいですね～。
ミューザで演奏予定の「展覧会の絵」は久々に聴くので
とても楽しみでありまふ♪ (*^ ^*)

※画像は、昨年10月20日のものです。
　浜離宮朝日ホールでのソロリサイタル
　（「クロードとモーリス」シリーズ第三回（最終回））

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 06月30日 19:01

はじめまして
こんな情報もありますよ
（もう皆さんご存知かもしれませんが・・・）

６月２８日号「Ｎｅｗｓｗｅｅｋ」誌「世界が認めた日本人女性１００人」特集で、小川典子さんが入っています。一般誌で音楽家が取り上げられるだけでも大ニュースだそうです。

少しでも多くの方にお知らせしたくて、コミュに参加しちゃいました。

実は私は、音楽のことはあまり分かりませんが、小川さん素敵な人ですよね。

[2] mixiユーザー 07月04日 21:09

＞ナカジさん
はじめまして！
Newsweek誌に掲載されているのですね！
をを～これは要チェックでありまふ。
情報ありがとうございました♪

ぜひまたお話お聞かせくださいね！

[3] mixiユーザー 08月05日 20:00

トピの中でBBCウェールズ交響楽団の話題が出ていましたが
そのときの詳細が「ムジカノーヴァ」のエッセイにありました。

ちなみに、前半のラフマニノフの協奏曲は
１番だったそうです。
この曲は３楽章の合わせが特に難しい...とありました。

エッセイの内容は「ペトルーシュカ」のことでした。

立ち読みなので転記は無理ですが、概ねこのような
内容でした。

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自分はプロのピアニストとして、それなりの自信を
持っていたはずなのに、それが見事に崩れ去った
瞬間でした...といっても体調を崩したわけでは
ございません。ご安心ください。

それは、「ペトルーシュカ」でピアノを担当したときの
ことでした。(BBCウェールズ交響楽団)
この演奏会では前半にラフマニノフのピアノ協奏曲第一番を
演奏し、後半にオケの中に入るということになっていました。

事前にオーケストラスコアを見たりCDを聴いたりして
ピアノの弾き方を自分なりに消化し、自信を持って
最初の練習に臨んだつもりでした。
しかし私は面食らってしまったのです...。

何しろ、オケから配られたのはピアノパートだけが
書かれた譜面。小節を長く長く数えることも初体験で
どこからピアノが入るのか非常に緊張してしまったのです。

周囲で音楽が次々に進行する中、打楽器のポジションに
ドンと置かれた大きいピアノを前に、そのピアノとは
対照的に緊張感で小さく小さくなった自分が居ました。

しかし、マエストロのアサートン氏が私の不安を
察知し、フォローしてくださったのがとても嬉しかったです。

そして、オーケストラの「中」で演奏するという
貴重な機会を持てて本当に良い経験となりました。
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「ペトルーシュカ」のピアノって確かに難しそうですね。

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