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伊伎國見聞録コミュの続編 その4

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葦原中国の史跡

?猿岩
 猿岩は高さ45メートル、黒崎半島の先端にあって、古来、守り神として壱岐の島を見守ってきました。

 この島では、商売繁盛・子孫繁栄を願って、男岳神社(おんだけじんじゃ)の祭神・猿田毘古命に手彫りの石猿を奉納する風習があり、塞の神(さやんかみ)を猿田毘古命に託す集落もあることから考えれば、猿岩と猿田毘古大神が無関係とは考えられません。

 猿田毘古命は、降臨した天孫・邇邇芸命を出迎えた神で、7尋(約12メートル)を超える大男(日本書紀)で、後に、天孫に付き添って降臨した天宇受賣命(あめのうずめのみこと)を妻に迎えて故郷に戻り、漁の最中に、「ひらぶ貝」に手を挟まれ、溺死しました。

 天宇受賣命は天鈿女命として壱岐国一宮・天手長男神社など多数の神社に祀られ、結婚後は猿女君と改名しました。

 郷ノ浦の町中の塞神社(さいじんじゃ)に猿女君として祀られ、併せて夫の猿田毘古の巨大な分身も祀られていますが、猿田毘古が大男だったことの名残でしょう。

「塞」は防ぐ、遮るの意味で、病気、禍、悪霊、悪人などが町中に侵入しないよう夫婦で守ってくれています。

 大男で、海で溺れたという猿田毘古命のイメージは、巨岩で海辺にある猿岩の姿に重なり、天気の良い日には、猿岩の背後には対馬、遠くに韓国を見ることが出来ます。

 邇邇芸命は降臨した地を『猿田毘古大神が鎮座し、韓国に向かって真っ直ぐ延びている岬がある』と云っていますので、降臨した葦原中国の地勢は、黒崎半島の地勢に酷似していることになります。

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