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格差社会を考えるコミュの年金格差について

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とかく年金問題というと、?若者が保険料を支払わないことによる空洞化、?社保庁によるずさんな情報管理・横領など?グリーンピアなどの無思慮な運用、?議員年金・共済年金の特別扱いなどの問題に矮小化されがちです。

しかし、勤労人口の大多数を占めるサラリーマンにとり、それをはるかに超える「格差」が存在します。
それが国民年金に発生した赤字を、厚生年金が無制限に穴埋めできる、その結果、現役世代のサラリーマンは、総支払金額の3分の2しか受取ることが出来ないという問題です。
これに関して、橘玲氏が「お金持ちになれる、黄金の羽根の拾い方」で説明しています。長いのですが運用しますので、興味のあるところだけ読んでみて下さい。

「図24は、日本の年金問題を語るときに必ず出てくる、公的年金制度の構造図です。しかし、この図には大きなウソが隠されています。
公的年金のうち、基礎年金に当たる部分を「1階」、厚生年金や共済年金の報酬比例部分を「2階」、企業年金にあたる厚生年金基金や税制適格年金を「3階」と呼び、「日本の年金制度は3階建て」等と言われます。
基礎年金は、前科入社に一律に支払われる終身年金で、現在の受給額は、65歳から1人月額6万7000円(年額約80万円)となっています。厚生年金の報酬比例部分(2階)は、基礎年金に加えて、サラリーマンが収入(報酬)に応じて積み立てている保険料から支払われる年金です。厚生年金基金などの3階部分は、厚生年金とは別に、企業が従業員のために積立て、運用している年金です。

このうち「1階部分」の基礎年金ですが、これは加入者数7000万人という、超巨大生命保険です。加入者のうち、国民年金に加入する自営業者などは「第1号被保険者」(約2100万人)厚生年金に加入するサラリーマンは「第2号被保険者」(約3700万人)、サラリーマンの妻(専業主婦)は、「第3号被保険者」(約1200万人)と区別されます。

日本では、20歳以上の国民は強制的に年金に加入させられますから、全ての国民は、この3つの分類のどこかに入ることになります。このうち、第2号被保険者(厚生年金加入者)と第3号被保険者(サラリーマン家庭の専業主婦)は定義がはっきりしていますから、それ以外の人は、すべて第1号被保険者に分類されることになります。
基礎年金のうち、第3号被保険者は保険料を納めていませんが、年金の受給資格があります。
また、第1号被保険者のうち、加入手続きすらしていない未加入者が100万人、制度に加入していても保険料を納めていない未納者が260万人います。これに保険料の納付が免除されている400万人を加えると、全加入者の3分の1以上(760万人)が保険料を納めていないという異常な事態に陥っています。

(長いので続く)

コメント(55)

恒久減税を国が反故にしたからですよね。腹立ちますよね。
サラリーマンには納税者意識が足りない!
経営者には納税意識が足りないけど(笑)

>ファンドマネージャーなら即クビだなw 素人が株式運用してももっとマシな結果になる。

クビならいいんですが、集団訴訟物ですよね。
他人の金どころか、マジで自分の物だと思って居るのでは?
 難しいと思うけど、全て税金(所得税+消費税)にしてしまえば良いのでは。
年金を納めていない人たちは結局生活保護などで税金つかうのだから。

 所得税を真面目に納めた人は沢山の年金がもらえる。
そうすると、少しは脱税なんか少なくなるかも。

 健康保険も同じようにしたらどうなのでしょうか。
わぁ色んな意見が出て来た(笑)
面白いです。なんで猫さんは絡んでくれないのか…


> なんで猫さんは絡んでくれないのか…

「生活保護を考える」で喧嘩うられて、ちょっと疲れたニャ猫

ちょっとペースを落とそうかなぁと。
そのうち参加しますね。
誤解が多いようですが、保険料は積み立てるものではありません。
その年に納付した保険料はその年の年金給付に全部使用するのです。
いままでは、年金の歴史が浅いため若干余りぎみ(4年分くらい)といわれていますが、すでに積立金の取り崩しが始まっており、やがては積立金は1年(もしものことを考えて)になると決まっています。有限均衡方式です。
 少なくとも何十年も積み立てておくものではありません。
 民間の保険や確定拠出年金とは、やりかたがまるっきり違うのです。
 したがって、インフレとか利率などの概念は通用しません。
子供の小遣いと同じで、毎回使いきるものです。
10:warsawさんに質問です。

そもそも「保険」とは、将来起こりうるリスクに備えて、事前に保険料を拠出しておく経済的な対応策のことですよね?

この場合、リスクとは「障害を負うこと」であり、「長生きすること」でしょう。

warsawさんのご提案では、リスクが起こってしまってから保険料を支払うという、保険の常識を覆すものになってしまっているのでは?・・・余談ですが、雇用保険には、リスク(=失業)が起こった後で保険料を納められる仕組みがありますが、これはあくまで例外的なケースでしょう。

んで、払った金額の多寡で問題を提起されおられますが、それをいうなら一番得をしているのは、サラリーマン(公務員)の専業主婦の妻、つまり第3号被保険者でしょう。保険料は0円で、年間約80万円の給付を受けられるのですから。

warsawさんの引用された文献の検証自体が、すごく「粗い」と思います。第1号被保険者については、あたかも大多数が「自営業者」ような印象を持たせますが、実際には、第1号で最も割合が高いのは「雇用者」、つまり雇われて働いているフリーターやパートなどの層なのです。他には「学生」(とても保険料の負担能力があるとは思えませんが、月額約14,000円を納めなければなりません)も含まれていますし、第1号=「自営業者」が得、第2号=「サラリーマン」が損、という図式は簡単には成り立ちません。

とはいえ、現在の年金制度に、問題が山のようにあることは事実です。また、機会があればここに書き込みます。
>>24 猫様

冗談です。。某トピの流れに関しては、宗教論に踏み込んでしまい、個人的に同情しております。
気が進んだら宜しくお願い致します。

>>25 さこん様

フフフ。出来ないんでしょうね・・

>>26 sekifumi様

賛成です。1番望ましいのは年金制度の完全希望制ですが、それが現実的でないとしたら、基礎を消費税などを財源とした税方式にして、残りを確定拠出年金にするほうが現実的だとおもいます。

>>27 とめ様

もちろん存じております。利用者にとって、これはあまりにもバカにした制度ではないかと思っています。
ネズミ講とどう違うのかと・・・
今積立金は、約150兆円ですか。http://www.nira.go.jp/newsj/kanren/130/137/nenkin.html やはりここの運用にはよくよく気をつけてもらいたいところですが。

>>28 しゅー1様

失礼しました。「保険料」→「保険金」に直して読んでください。払込み期間20歳〜60歳(健常者のみが対象) 保険金支払開始 男性79歳から 女性86歳からということです。
掛金を出来るだけ安くするから、あとは自前で運用するなりして頑張れと。平均寿命より生きてしまうリスクは計量不可能だから、国がお手伝いしますという。

>>一番得をしているのは、サラリーマン(公務員)の専業主婦の妻、つまり第3号被保険者でしょう。

そのとおりです。これはサラリーマンの妻は専業主婦になるのが経済合理、というセクハラを加速させるもので、働く女性に対する差別と言わざるを得ません。当然1号被保険者に合算すべきと考えます。

>>第1号で最も割合が高いのは「雇用者」、つまり雇われて働いているフリーターやパートなどの層なのです。

同じく異議ありません。私が提示したのは、「サラリーマンの負担が不当に高い」ということですから、「得をしてるのは自営業者だけではないよ」という主張は矛盾しません。

>>「学生」(とても保険料の負担能力があるとは思えませんが、月額約14,000円を納めなければなりません)も含まれています

僕は払ってましたが・・・ともかく学生納付特例制度もありますし、払えない人は活用すれば問題ないと思います。
http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/kanyu_ans01.htm


27:とめさん
>その年に納付した保険料はその年の年金給付に全部使用するのです。

では、150兆円とも、180兆円とも言われる年金の積立金の存在はどう説明されるのでしょうか?
厚労省も「賦課方式」と断言するのは避けていますよ。

>やがては積立金は1年(もしものことを考えて)になると決まっています。
>少なくとも何十年も積み立てておくものではありません。

そんな決まりにいつなったのでしょうか?

29:warsawさん
>払込み期間20歳〜60歳(健常者のみが対象) 保険金支払開始 男性79歳から 女性86歳からということです。
掛金を出来るだけ安くするから、あとは自前で運用するなりして頑張れと。

つまり、老後の生活保障は自己責任でやりなさい、ってことですか?定年が60歳だとしたら、男性で約20年、女性で約25年は自己資金を運用して、生活費を捻出しさないって…


>僕は払ってましたが・・・ともかく学生納付特例制度もありますし、払えない人は活用すれば問題ないと思います。

warsawさんは確かに払っておられたかもしれません。でも、それはwarsawさんがたまたま払えたということであって、多くの学生には負担能力はないと思います(親にはあるでしょうが。おそらく、最初に学生にも納付義務を課したときには、親が負担するだろうなってことを想定してたんだと思います)。
学生納付特例制度も、10年以内に納めなければ給付で不利を被りますし、結局「後払い」であって、学生に払わせていることには変わりないと思いますが?

負担能力に関していえば、warsawさんは第3号も第1号に合算すればよいとおっしゃってますが、これも単純にそうはいかないと思います。第3号のなかには、パートで年収100万以上の方もいるでしょうし、まったく働いていない方も含まれているでしょう。すべてを一緒くたにして、同じ14,000円という保険料を課するのは、やはり問題があると思います。能力がある人が、その能力に応じて保険料を負担すればよいと思います。

どなたかが先におっしゃってましたが、所得を完全に捕捉して、その所得に応じた保険料額を徴収するのが一番公平になると思います。そのためには「納税者背番号制」を導入しなければ・・・
29>積立金>国債返還に消えて終了(乙

とみました。
>しゅー1様

>自己責任でやれと?

そのかわり、年額80万の酷税のほとんどが、自分で運用できるのです。
すぐにとはいきませんが10年単位で国民にリスクと自己決定を徹底させるのです。

慣れぬうちは国際や公社債などでローリスクな運用をし、原資が増えたら、優良株、土地、外国株などにポートフォリオしていきます。10年間給料上がらずに収支トントンでも800万ですよ!
その時日本人は、真にリスクを理解し経済的独立を求める国民となり、経営者と労働者の視点を持ち、世界と対抗できる民となるのではないでしょうか?

年金でテニスコートを作られても泣寝入り、困ったら政治家に頼み込むだけの民草から脱出したいものです。

>専業主婦の収入はそれぞれ

たしか年収が130万を少し超えたあたりで、扶養家族の権利を失いますから、専業主婦の収入はこの枠内ですね。(だから実際はもっと働けても、仕事を調整する)
問題は生活に窮している家庭の主婦の多くはこれより稼いでいると思われること。つまり共働きでヒイヒイいっているA子さんは、国家公務員の有閑マダムのB美さんの年金を肩代りしているという構造です。


捕捉率の問題ですね。
何度も書かせて頂いた、個人事業主の所得が捕らえにくい問題。
国民背番号制は、年金、社会保険のみならず、所得税、住民税の脱税に対してまで特効薬になりうるでしょう。

自営業者や経営者の強力な反対が予想されますが、そもそもサラリーマンは、源泉徴収によって、所得、支出、土地の取得や家族構成まで会社に知られるという屈辱をすでに味わっているので、いまさら抵抗は少ないでしょうね。

しかし、自分達がプライバシーの権利を国家権力に踏みにじられているからといって、それに抗議こそすれ、国民全体にそれを広げようという思想には同調できません…
しゅー1 様
積立金はたった150兆円しかないのです。
今年の年金給付額はおそらく35兆円くらい必要です。
いま現役が納付している保険料と国庫負担を使わないと、
いまの受給者は4年から5年で年金打ち切りになります。
その年に入ってくる保険料を全部使うのは当たり前の話。
16年法改正のときに、政府は100年間は年金が持続できるようシミュレーションしました。
 2005年では収入31兆円、支出34兆円、積立金158兆円です。
 しばらくは保険料値上げと国庫負担増でしのぎますが、
それでも 2100年には、収入115兆円、給付額121兆円、積立金は115兆円(1年分にもなりません)
158兆円の積立金は、現在年利何%程度で運用できているのですか?
>36 sekifumi様
名目でなく、実際に6%の含み益ですか?まぁITバブルもありましたし、まずまずではないでしょうか。
>>チェックしました。

小学生投資家なみの運用実績ですね。
まぁ問題はそこではありませんが
組合は責任の所在とやらはどこにあると考えてるのでしょうか?
みやもん様、これでいいのでしょうか?(笑)
>みやもん様

レスせっついてしまってスミマセン…

>賞与返納そのものに党としては反対なんじゃねえかな。
この間の過ちの責任はまず、歴代の親方が問われるべきだろう。職員のモラルうんぬんばかりが取り沙汰されてる気がするよ。個人的には賞与返納は、問題解決にむけてそれほど重要ではないと思う。ただのガス抜きかと。

0ポストで述べているように、厚労省の作ったフレームワークに疑義を呈するのが、トピ本来の目的でしたし、今でも変わりません。
厚労省が枠組みを作り社保庁が回してく訳で、批判の対象をネタによって変えなくてはいけないのに、僕自身あいまいにしてしまいました。
しかしながらこの期に及んで“現場の職員には責任ありません”という理論は浮世離れしており肯んじえません。
20年以上賞与返却しても損失を埋められないのですから、民間なら金融庁が免許取消すか、取付け騒ぎが起こって潰れちゃうよ、と思います。
私ごとですが僕の会社は、入社以来赤字を出し続け、リストラで事業規模を半分にして利益を出し、今月やっと、初めて満額の賞与を得ました。ガス抜きと言えば虚しいが、ケジメ、一罰百戒という言葉もございます。

>だいたい、年金なんつー国民生活の土台にも関わる仕事を国が責任持って運営出来ないんじゃどうしょもなくね?「親方日の丸体質」うんぬんとかよく言われるけど、そりゃ親方日の丸が責任もって運営するべき…

多分責任に対する感覚の相違ですねこれは…
民間はコンプライアンスに反したら上場取消しです。民営化でなんで駄目か教えて頂きたい気分です。今だって全然徴収出来ておらず、サラリーマンを苦しめております

>>国保と年金って全く性格が異なるのに、それをゴチャ混ぜにするのはムチャクチャ激しく同意。

俄かに信じがたいくらいメチャメチャな話ですねこれ。そこまでやるかと。





>みやもん様

僕の賞与が切られたのは、会社が赤字だったから=市場に提供出来た付加価値がマイナスだったからです。
コンプライアンスを遵守しても、そのまま赤字を出し続け、だれも助けてくれなければ潰れます。(ドラッカーによれば、それが民間企業の最大の特長)

利益を出していてもコンプライアンスを損じれば、よくてISO取消し、悪くて倒産&経営者タイーホ

遵法しながら利益を出すアメムチがそこにはあります。
民間が上手にやれてる事を、多大な無駄を出しながら国家が行うメリットとは…?

>それこそ、ここで「消えた」2兆3000億円はどこいった?

国債の新規発行額が減った。

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