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IDCproject(HIV/AIDS)コミュの〔神戸〕 神戸国際会議から1年 専門家ら啓発行事

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防げ若者の性感染 エイズ神戸国際会議から1年 専門家ら啓発行事


 神戸で「アジア・太平洋地域エイズ国際会議」が開かれてから一年。会議の成果を風化させることなく今後につなげていこうと、神戸市は七月を「エイズ記念月間」としており、各地でシンポジウムや関連イベントなどが開かれた。少しでも多くの人に理解を深めてもらおうと、専門家は議論を重ね、パフォーマーはステージから訴えた。



教育の大切さ強調


 「KOBEエイズフェスタ2006」では、若者の間でHIV(エイズウイルス)や性感染症が拡大するのをどう防ぐかについて話し合われた。

 エイズ拠点病院の一つ、北海道の釧路労災病院副院長の宮(みや)城(ぎ)島(しま)拓(たく)人(と)さんは講演で、性感染症とHIVの感染者数の増加が同じような傾向で進んでいる現状を指摘。宮城島さんらが無償診療活動を続けるアフリカでは、特に南部で貧困や無知、宗教などの問題によって、HIV感染に歯止めがかからない状態にあるが、日本では「精神的貧困や無恥、快楽のために」感染が広がる恐れがあると、警鐘を鳴らした。

 「学校教育とエイズ」と題したシンポジウムも開かれ、HIV陽性者のためのネットワーク「JaNP+」代表の長谷川博史さんが、若者が性知識を持たずにセックスに走るのを「免許証を持たずに車を運転するようなもの」と危ぐ。「正しい知識を伝えていかなければ。大事なのは一人一人の健康を守ること。そのためには相手の立場で予防や教育を考えねば」と訴えた。

 五―六月の国連エイズ特別総会に出席した長谷川さんは、宗教や文化の違いがエイズ対策に影響する各国の状況を説明。エイズを「性だけでなく社会や文化、生き方などを学べる素晴らしい教材」と語った。

 神戸市は二〇〇四年度から、医師や助産師が中学校に足を運んで性教育をする「デリバリー授業」を実施している。同市立友が丘中学校養護教諭の西海千恵子さんは、同校での取り組みを紹介しながら「中学校は性教育をみんなが平等に受けることができる最後のチャンス」と強調。宮城島さんも「講演会などに顔を出さない若者のためにも、教育の場での性教育が重要」と力を込めた。

 このほか初代タイガーマスクの佐山聡さんが募金活動などに参加、アピールに一役買った。



性的少数者らも集う


 「エイズフェスタ」の後には、エイズへの理解を呼びかけるクラブイベント「Live―Together」が、神戸市内で開かれた。

 歌やダンス、ファッションショーなど、さまざまなプログラムで深夜まで盛り上がった。ダンサーの背後にエイズ啓発の映像を流したり、エイズへの理解と支援を示す「レッドリボン」をイメージした衣装を登場させたりと、楽しい中にもさりげない工夫を折り込んでアピールした。

 イベント名は「ともに生きる」という意味で、実行委員会はLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)と呼ばれる性的少数者を中心に構成。今回は「性的少数者もHIVに感染した人も、みんながともに生きられる社会づくりを」という趣旨で、約百六十人が盛り上がった。

 五月の神戸まつりでは初めて「神戸ゲイパレード」を実施、性的少数者の地位向上などを訴えた。実行委員会の委員長を務めたケンゾヲさん=西宮市=は「今年はスタートの年。今後も積極的に訴えていきたい」と話している。

2006/08/07

http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/kaigo416.html
 

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