Tramaine (Light, 1979) Determined (Light, 1983) 6位 The Search Is Over (A&M, 1986) 2位 T Freedom (A&M, 1987) T The Joy That Floods My Soul (Sparrow/Capitol, 1988) 5位 Live (Sparrow, 1990) 2位 To A Higher Place (Columbia, 1994) 4位 Still Tramaine (GospoCentric, 2001) 5位 T Never Lost My Praise (GospoCentric, 2007) 12位 All My Best to You (Sparrow, 1994) 38位 オススメ・ベスト盤
個人的な意見となりますが、トラメインを知る上で、何かまず1枚、となった場合は、スパロー・レコーズから出たベスト盤『All My Best To You』をお勧めします。
このベスト盤の選曲の基本は、『The Joy That Floods My Soul』『Live』の2枚からですが、そもそもこの2枚のクオリティーがとても高いので問題は無いでしょう(逆に、初めての方には、ライト・レコード初期の打ち込み系サウンドより聴き易く、受け入れ易い筈です)。更に、ここには「Love Alive」収録のオリジナル・ヴァージョンの「Changed」「Goin' Up Younder」が収録されています(他のベスト・アルバムでは『Live』収録のメドレー・ヴァージョンを使っているケースが多い)。コンパクトにトラメインの魅力が詰まった1枚と言えるでしょう。 ベスト盤ではなく、オリジナル・アルバムを1枚、選ぶのなら、『Live』でしょう。
ちなみに、これ以外のベスト盤には…内容をよく見てから買いましょう!
★ベスト盤あれこれ★Compilation Albums Of Tramaine
All My Best To You Vol.2 (2001年)EMI Treasury (1986年) Light Quintessential EMI Gospel (2007年)EMI Mega 3 Collection (2002年) Light My Everything (2007年)Light
★ゲスト参加あれこれ★Other Works Of Tramaine ここでは、ゲスト参加をしたアルバムを中心に、ソロ活動以外での足跡を辿りたいと思います。
「It's Right And Good」, 「He Brought Me」 『Love Alive ?/Walter Hawkins And The Love Center Choir 』収録(1998年) トラメインはオリジナル・メンバーなのでゲストじゃ無いですが…この「25周年記念再結成」とも題された『Love Alive ?』は、名曲「Marvelous」と共に最高位5位を記録、ウォルター・ホーキンスにとっても久々にその存在感を示した重要な作品となった。 又、トラメインにとっても、久々にラブ・センター・クワイアーとがっつり組んだ作品で、離婚以降に生じたふたりの距離が縮まり、これ以降はより頻繁に共演する機会が増えたと言う意味でも貴重なコラボレートと言えよう。 トラメインがリードを取った新曲「It's Right And Good」、ホーキンス・ファミリー時代の「He Brought Me」の再演、では共に全く衰えを見せない歌声を聞かせた。
「And He Shall Purify」 『Hendel's Messiah:A Soulful Celebration/Various Artists』収録(1992年) グラミー賞受賞の豪華なオールスター・アルバムにあって、トレメイン名義の曲があるのも存在感ゆえ。雰囲気に合った上品な作品ながらトラメイン節は健在!
「Do Not Pass Me By」 『Too Legit To Quit/Hammer』収録(1991年) あのMCハマーのアルバムにトラメイン?と驚かれる方も多いでしょう…しかも、共演は「U Can't Touch This」で一世を風靡した直後のアルバムで、全米第2位に輝く大ヒット作でもある。 後に牧師となった経緯を思えば不思議は無いが、実はこの「Do Not Pass Me By」、かなり出来が良い。完全なゴスペル作品で、元ネタはダグラス・ミラーの有名曲「Pass Me Not」。 ここでのトラメインは、サウンズ・オブ・ブラックネスのアン・ネスビー的な重要で迫力の役割を見事に果たしてます。 ちなみに、MCハマーは、このアルバムから自らのアーティスト・ネームの"MC"を取り、ただの?ハマーになった事が話題になってましたね。
「Is There Any Way」 『The McClurkin Project』収録(1999年) ドニー・マクラーキンのファミリーが集ったこのアルバムに収録された唯一のライブ・ヴァージョンが、ドニーとトラメインのデュエットによる「Is There Any Way」だ。 この世紀の2大ヴォーカリストによる作品は度肝を抜く出来だ。必聴! この曲のオリジナルは『Love Alive 3』収録で、ソロもトラメインでは無く、ブレンダ・ジョイ。
「I'm So Glad」「He's That Kind of Friend」 『We Will Stand/Bill Gaither & T.D.Jakes』収録(2004年) ホワイト・ゴスペルの巨人でリチャード・スモールウッドとあの「Center Of My Joy」を共作したビル・ゲイザーと、世界で最も影響力のある牧師のひとりとして名が挙がるT.D.ジェークス主催のライブ・イベント。
トラメインは冒頭のカントリー風の「I'm So Glad」の2番からソロ。出来は兎も角、自分のアルバムじゃまず取り上げないタイプの曲だけに貴重かも?「He's 〜」は、堂々と歌い上げています。素適!
他にジェシー・ディクソン、アルバティーナ・ウォーカー、マム・ワイナンス、マイティー・クラウズ・オブ・ジョイなど歴史的な顔が続々。最高の聞き所は最後の「Center Of My Joy」。T.D.ジェークスのポッターズ・マス・クワイアーが歴史的名曲を盛り上げます。
「Hold On」 『Live In New Orleans/GMWA』収録(1990年) 「Hold On」はさすがトラメイン、と言わしめるライブの醍醐味が満載の傑作。アルバムのトップを飾るに相応しい作品だ。
「Amazing Grace」,「The First Noel」 『Swing into Christmas/Various Artists』(1995年) コロンビア・レコードからリリースされたクリスマス・アルバムに、トラメインは2曲を提供。 アカペラから始まる「Amazing Grace」、ピアノ1本で歌われる「The First Noel」、ともに絶唱。特に「The First Noel」はここで聞けるのみで貴重。
「Angels We Have Heard On High」 『Joy to the World: An Anointed Christmas/Various Artists』(1998年) こちらはワーナーからリリースされたクリスマス・アルバム。 実はゴスペル系では良くあることなのだが、何故、ワーナーからオリジナル未収録曲が出てくるのか、判らないが、ここでのトラメインの「Angels We Have Heard on High」もシンプルなだけに素適です。
その外、トラメインとしてではなく、「ホーキンス・ファミリー」の1員としてゲスト参加している作品も多い。最近では、リチャード・スモールウッド『Journey』(2007年)、古くは公民権運動の雄、ジェッシー・ジャクソン師が率いるPUSHのライブ・アルバムでアンドレ・クラウチやジェシー・ディクソンと共演した『PUSH For Excellence』(1978年)など。この辺は、エドウィン・ホーキンスとの共演も含めて見ていくと(国連-United Nations-の2005年のチャリティー曲『United Nations,Together We Can Fly』等)、他に相当数のアルバムやシングルが出て来ます。しかし、余りに多岐に渡るのでここでは割愛します。
また、逆にトラメインのオリジナルがカヴァーされた曲として特筆すべきは、「Fall Down」を元オランダ・ドレイパーズ・アソシエイツのケリー・ウィリアムスが、ゴスペル界の奇才、トネイによるプロデュースで「Fall Down 2000」としてカバーしている事。ある意味、原曲に忠実なカバーですがカッコイイ仕上がりで一聴の価値あり(アルバム『In The Myx/Kelli Williams』2000年)。