ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

台風の眼を覗き隊!コミュの2/27の雪

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関東地方は、よく言われるとおり 日本海側のように寒気が十分に南下しているときに降るのではないので、微妙な条件で雨雪分布が変わるのが興味深い。以下のサイトにうまくまとめられている。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/meteolology26.htm

これを見ると、私がいる茨城はどっちかというと仲間はずれな降雪をする。確かに、茨城に住んでから数年いわゆる南岸低気圧という王道ではまともに積もったことがなく、離岸(060121)など特殊ケースが多い。確かにここに住んでからの大雪がその1ケースしかない。

最近分かったことは、館野上空のT850と地上気温だけで判断しているのは間違いということ。その中間の気温が特に千葉茨城では重要なようだ。そこで筑波山の気温も見てみた。

実際のこの街での経過はBBSによると、9時過ぎにみぞれになり10時ごろ完全に雪になり、それから15時頃まで雪が継続したが、15時過ぎから地上気温が少し上がり雨転したが、16時過ぎに雪が混じったが、17時過ぎに小雨になってやんでしまったようだ。
地上気温は みぞれの9時には2.5度くらいだったが、雪が混じり始めたら1.5度まで一気に下がり、雨転直前の15時には0.3度まで下がったが、雨転してから1.5度まで上がった。
山頂の気温は、明け方から−2.5をキープし筑波山の気温−2℃以下という条件はクリアしてた。
しかし、市街地で雨転し始める直前頃、−2℃台から一気に0度くらいまであがり、そこで市街地は完全に雨になったと思われる。しかし、30分も立たずに−1℃台に回復した結果、一時的に雪が混じった。

どうやら、今回の降雪パターンは 北東気流による関東北東海上からの0度くらいの寒気を引き込んだ結果の降雪のようだ。その結果、その北東気流が入り込まなかった群馬などの関東北西部では雪にならなかったようだ。
前回は、北東気流によって3度くらいの暖かい空気が入った千葉茨城はみぞれにもならなかった。(当然低気圧接近時は暖気のために終始雨。山頂の気温は低気圧接近に伴いどんどん上昇した。)
北東気流が入り込まなかった内陸部では気温が低く保たれ、低気圧本体の暖気が来るまで降雪した。

よく言われるように北東気流は湿度を上げてしまって降雪を妨げることもあるが、逆に気温を下げて降雪を促進する効果もあるようだ。ただ、後者はレアなようだ。
通常、関東が雨から雪に変わるときは 北西からの寒気、あるいは内陸山岳部の冷気が運ばれて気温が下がって雪転するが、今回のように北東海上から寒気を引き込んで関東東部を中心に降雪というケースもあるようだ。
とりあえず前回や今回は 山頂の気温を見ることによって 「寒いのに何で雨なんだ?」というモヤっと感は吹き払われた(笑)

さて、今回の降雪はラッキーな感じでしたが、3/3ごろに期待されてるが うーん気象庁が自身満々な時って大体外れるような。科学的根拠はないけど(笑)
とりあえず、寒気がある中での南岸低気圧。関東地方にとっては最高の条件ではあるが、寒気が強すぎて低気圧が東進して降水がまともにない可能性もあるし、もっと北上したり、2つ玉低気圧になって、前半一部で雪だけという演算変わりもありそうですね。特に茨城に関しては、生半可な寒気では前述にように北東気流の影響で雪にならない可能性もあるし(笑)

コメント(3)

↑のサイトを拝見した所、東京で0度の時、茨城で12度の事が過去にあっと言うのは驚きですが、実は山口県でも似たような事は良く経験します。
言うまでもなく山口では冬型の場合なので南岸Lとは事情は異なりますが、海岸からの温かい空気と湿気による潜熱の補給によるものでしょう??。

ところで筑波山での気温は関東地方の雪の予想には重要視されているようで、実は過去に予報士試験で何度も出された経緯が有ります。
例えば地上では0度近い気温でも上層では温暖前線の南側に入っていて850より上の気温が高くて雨になっていたり、また、試験では落下中の大気層の湿度が雨か雪の判断では重要視されていました。
今回の雪は天気図を観てなかったので風向きとか詳細が判りませんが、おっしゃる通り、北東海上から引き込まれた冷たい気団の影響が考えられます。

さて、3日は自分も楽しみにしているんです。
丁度休日だし、この日は南岸Lとは別に、確率は低いですが山陰沖に副低気圧の発生の可能性もあって台風
レスありがとうございます。関東の積雪の予想って、場所が場所、首都圏は雪に弱いだけあって慎重ですからねえ。昔から議論の対象になるのかもしれませんね。

ところで、その副低気圧というのは もちろん日本海Lではなく、寒冷渦の類ですか?
過去に関東の大雪が終わったあと小雪が復活したり、あるいは大雪が長引く原因として、山陰沖の低気圧というのを耳にしました。
3・4日の低気圧については、王道あるいは強い寒気中北上する940212型、あるいはもっと接岸で内陸で大雪になった041231型まで様々な予想がありますが、どうやら3日頃の寒気はかなり強いようですね。
強い寒気が南下したときには山陰沖に副低気圧が出来やすいのかな?
今回山陰沖に予想している低気圧は、今夜21時発表での予想天気図では等圧線の「ふくらみ」としか表現されていませんが、500の渦度の予想によると南下した寒冷渦と対応しているので、下層ではポーラーロー類似の低気圧の発生が期待されるところです。
奇しくも、昨年の丁度3月4日に同じようなポーラーローが山口県沖合いに突然発生したものの、レーダーエコーを見誤ってしまい、折角やって来たチャンスを逃した痛い経験が有ります。

山陰沖でのポーラーL?或いは副Lは南岸Lの進行に伴い発生する事が多く、上層では南岸Lと繋がっている場合も多いように思いますね。
また、台風が温Lに変身!?しつつ本土を縦断する時にも、同じく日本海側に低気圧性の渦を観る事が有ります。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

台風の眼を覗き隊! 更新情報

台風の眼を覗き隊!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。