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言語学コミュのキャッチフレーズ研究をしています。質問です。

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携帯電話広告のキャッチフレーズをみていると携帯電話はすべてカタカナで「ケータイ」と表記してあります。
短縮形については、スーパーやカッターなどと同じ前半部分を残す形態で略されているのですが、「ケータイ」以外の語は表記が原型の語と同じ、すなわち漢字ならば漢字、カタカナならばカタカナという表記になっています。
携帯電話がなぜ「ケータイ」とカタカナ表記であるのかご存知の方、またこのことに関する論文があれば教えてください。
この部類の新語があればこれもお願いします。

コメント(7)

 言われてみれば、「モーニング娘。」も、略称は「もーむす」という発音なのに、「モー娘。」って表記しますよね。ここまで無理して漢字を使っているわけです。
 卒業論文→卒論、その他、修論、博論(はくろん)。
               (博論はD論とも言うが。)
 外国語大学→外大
 国有鉄道→国鉄
 全日本空輸→全日空
 東京芝浦→東芝
あたりは、漢字熟語を略すとき、やはり漢字を使う例。

 個人的な感覚としては、「携帯」はあまりに意味が広く(「携帯電話」のほか、動詞の「○○を携帯する」、その他のポータブルな品々も「携帯○○」となりそう)、漢字のままにしておくと、携帯電話の略と認識してもらえないと感じたのでは?「ケータイ」とカタカナ書きすることで、携帯電話の略語オンリーですよ、と限定できることになるんじゃないかと思います。

 ただ、「携帯電話」が「けーでん」ではなく「けーたい」となったのは意外。確かに、makiさんがおっしゃるように「スーパーマーケット」が「スーパー」になったような例がありますが、前半の1文字目と後半の文字目を取る例が多くありませんか? さっきの卒論、修論、博論、モー娘。あと熟語じゃないけど「渡る世間は鬼ばかり→渡鬼(ワタオニ)」とか「金曜日の妻たちへ→金妻(キンツマ)」。
確かに「お財布ケータイ」は意味が通じるけど、「お財布携帯」じゃあ意味変わりますからね。
 はるちゃんさんの仰る通り、本来の意味の『携帯(する)』という単語との区別のためだと思います。

 さらに言うなら、携帯電話を『ケータイ』と略すのは俗語であって、まだフォーマルな語として定着したわけではない、という意識も手伝っているような気がします。その点については個々人で差があるでしょうけれど。

 ところで『風俗店』と言う場合の『風俗』のように、意味がほとんど逆になって定着してしまった語もあり、この場合も本来の意味合いとの混同を避けるためか『フーゾク』と書かれることがありますね。こういう例も参考になりますでしょうか。
2000年頃かそれ以降の論文でちらっと触れられていましたが、何年のどの雑誌の誰だか今手元に資料がありません。すみません。
『国語年鑑』の言語社会学(?)の項にケータイ言語の論文があるので、見つけられるかもしれません。
また、国立国語研究所HPの国語学研究文献総索引で「ケータイ」を検索すると見つかるかもしれません。
資料が見つかりましたらお知らせします。本当に僅かな言及でしたが。

フーゾク同様、長音があって音として外来語やオノマトペのように片仮名にしやすいこと、「携帯」という熟語とは意味が違うこと、また若者に親しまれ、発音されていることのせいでしょうね。
コピーライターの立場で考えると、「携帯」という字の画数が多く、重い印象を与えるのがいやだった、ということもあるかもしれません。
多彩な機能を気軽に使ってもらってマーケットを広げたいのだから、できるだけ気軽でとっつきやすいイメージを求めたのでしょう。

はるちゃんさんや死郎さんのご意見にも賛成です。
漢字語をカタカナ表記する動機の一つとして、語や漢字の元の意味から離れ、その音だけを切り取って表したいということがあると思います。
たくさんのご意見ありがとうございました。
toいわっちさん
確かに「お財布携帯」では意味がかわってしまいますよね。
「今日走っている」「きょうはしっている」「きょうは知っている」というような文字表記ですね。ケータイにもそのような作用があるのかもしれませんね。
キャッチコピー・フレーズについての文字表記には、特徴的なものがやはりカタカナになってきます。
「車」の表記はほとんどが「クルマ」であり、「形」というものも最近ではかなり「カタチ」という表記でみかけるようになりました。
また最近はカタカナにとどまらずローマ字表記の「kirei」など多彩です。
そのほかにも漢字表記で増えているのは、「つや」「ツヤ」などの表記よりも「艶」が増えています。これは、化粧品や、テレビの色彩を表現しているものに使用されています。
「纏う」(まとう)という漢字を読むことができる人が世の中に何%いるでしょうか。こういった漢字表記が多く見られるようになったのは、最近の日本語ブームの影響もあると考えられるのですが・・・何はともあれ、これからの展望は、カタカナ表記、漢字表記、ひらがな表記、ローマ字表記と同じ読みではあるが、物体、事物によって大衆がしっくりしていると感じたり、親しまれている表記を調査していみたいと思います。

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