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山行記・旅行記コミュの栗駒山

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日時: 2005.10.20〜21
場所: 宮城県境 栗駒山(1627.4m)
メンバー:はま.&F林 &A,T

コメント(3)

大学院1年のはまのところへ,F林先輩がやってきて言った.
『栗駒山へ紅葉を見に行こう!』

あまりに唐突な流れ.
集団登山の苦手なはまだが,朝日が見れるかも!という期待を胸に,行くことを決意する.

メンバーは同じ研究室の山岳愛好会(非公開).
F先輩をCLに,Tとはまの三人山行である.

紅葉と天気から,
『登るなら21日しかない!』
という判断.
しかし,解決しなければならない問題があったのだ.


21日,9:00〜12:00まで,ゼミ.

・・・・・・・・・・・・・・・・

一時はサボることも考えたが,結局たどり着いた答えは,
『前日発で夜間山行にして,
星,月,朝日と紅葉見て帰ってくれば間に合う!』

そんなわけで.


2005年10月20日,夜23:00.

F先輩の車で出発.直前に仮眠を取ろうと思ったのだが,はま.にしてみれば,8月の雲ノ平縦走以来の山である.
浮かれすぎてちっとも寝れない.

仙台宮城ICから東北自動車道で若柳金城ICへ.そこから車で走ること30分.予定よりだいぶ早く,1:00過ぎ頃に栗駒山登山道,イワカガミ平へ着く.


だだっ広い駐車場には,一台の車もない.
そして綺麗な月明かり&満天の星空.
身を切る寒さ.

・・・寒さはある程度カクゴしていたとはいえ,やはり寒い.
頂上でご来光を拝む予定だったので,日の出の5:45には山頂にいたい.コースタイムで90分.4時に出れば,まぁ間に合うよね〜とかいいながら,車の中で,Mr.Childrenとオリオン座流星群と月明かりのコラボレーション☆
ステキ.
凄くゆったりした時をだらだらと過ごし・・・


飽きる.
 

ということで、早めに山頂に向かうことに.各々準備をして,ザックを背負って空を見上げれば,ガスの気配.

『・・・いやいやいや〜.案外頂上ついたら雲の上だったりして!』
『雲海っすか!?雲海御来光ですか!?』
と,期待に胸膨らませながら登山開始.

出発時間は2:45.

F先輩,T,はまの順で登り始める.
高校時代からの山登り歴を誇るF先輩.さすがに速い.性格も手伝って,黙々と淡々と着々とマイペース.カメラも三脚もガスもヘッドも水も積んでいて,一番重そうなのに軽々と登っていく.
研究室では『ヘタレ』という不名誉な愛称で呼ばれることも多いだけに汚名払拭である.スゴイ.さすが.
山男な一面を見る.
素敵♪

しかし!

実は,はま,は歩くのが非常に遅い.登るのもとても遅い.コンプレックスにしていて,人と登るのが苦手なので,登りに行かないか?と誘われたとき,はま.はそのことをF先輩に相談した.
すると,F先輩曰く.

『俺写真とりながら行くから大丈夫だって〜♪』

・・・コラ.
カメラなんか出す気配すらないじゃないか!

『90分の登りぐらいなら,根性でなんとかなるわ!』
と,頑張ってついていく.
しかし,急坂になると,とたんに2番手,Tとの距離が開く.
律儀にF先輩とはまの中間地点をキープしながら歩いてくれるT.

これまたすばらしい!
ありがたい!!
惚れそう.
つい一ヶ月前に肺に穴があいてた男とは思えない.

そんなこんなでだいぶ暗いガスの中を黙々と登っていく.道はすこし大きめの石をコンクリで固めたカンジの,まぁ,ちょっと歩き難い道.整備されてるといえば整備されてるけど,三人ともしっかり山靴なので,あまり適していない.
黙々と登り,丸太の階段を上り詰めていく・・・

と,気が付いたら山頂

いや,いーんだけどね.
疲労感も少なかったし、いーんだけど.

ちょっとあっけない感が・・・


結局1時間チョイで上りきる.まだ4時前.

山頂は

漆黒の闇.
超強風.

そして,

極寒.


持っている防寒着を全部着込むが,まだ寒い.『栗駒山』標識の裏にて,風を遮る.とりあえず,ガスをつけ,お湯を沸かそうと試みるが,風で炎が流れ,なかなか沸かない.凍えそう.
そして
最悪なことに視界はマッシロである.

ひたすら寒さに耐え,お湯が沸くのを待つ.
時々飲んでみては,
『まだ38度ぐらい』
とか
『そろそろ60度ぐらいかなぁ』
とか
不毛な会話を繰り返す.
場所を変え,風をしのぎ,ひたすら暖かい飲み物を待つ.

風が強いので,雲が流れるのも速く,時々ヤバイぐらい綺麗な夜空が顔をのぞかせる.その度に歓声.

4:30を回ると,徐々に空が明るくなってきた.お湯も沸いて,F先輩の持ってきた紅茶とはまの蜂蜜で暖をとったり,途中のコンビニで仕入れた飯を食ったりしていると,だいぶ明るくなってくる.


相変わらず視界はマッシロだが,
時々,雲の切れ間からのぞく御来光の予感.

うきうき♪

御来光は5:45分である.あと5分.
F先輩は三脚を立て,あたしはデジカメを握り締め,

うきうき♪うきうき♪

うきうきうきうきうきうきうき♪

時計を見ると,5:55を過ぎている.

はい終了.(涙)



寒さでかじかむ指と,でっぱななしの鼻水をぐじぐじ言わせながら
撤収準備開始.
そして,だいぶ明るくなった紅葉の終わった道を下る.
下りは35分だった.
もちろんゼミにも間に合う.
 
・・・・・・・・・・・・・・・

山に登らない人は
『徹夜して,極寒の中待ちつづけて,なんもいーことないじゃん』
と,思うかも知れないが,

 仲間のステキな一面の発見.
 皆で丸くなってEPI−ガスを囲むあの時間.
 時々見えた絶景の空.
 久しぶりの山の時間.

それだけでも十分!
めんごめんご。
登りはお化け、下りは尿意のせいで否応なしにペースが・・

次から気をつけます^^
いやいや,こんなこと書いといてなんですが,
ほんとに楽しかったですよ.
嫌じゃなければ,是非また誘ってください!(弱気)

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