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山行記・旅行記コミュの北アルプス縦走記?−2日目

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期間:2003年9月13日〜17日の4泊5日
場所:新穂高温泉〜双六岳〜三俣蓮華岳〜槍ヶ岳〜新穂高温泉
参加者:F林・プースケ

コメント(2)

9月14日(日) 新穂高温泉から双六小屋まで

 3:30に起きて水場に行くと、生水飲用不可の看板を発見する。5時過ぎに出発。始めは林道を歩いた。エリアマップでは中崎橋に水場ありと載っているが見当たらなかった。そして笠新道だと思って休息した所は実は勘違いで、そこから5分歩いた所にちゃんと分岐と水場があり、無駄に時間を食ってしまった。他の登山者たちは続々と笠新道を登って行くが、我々はそのまま左俣谷を登る。この林道は砂利道で幅があって、車が楽にすれ違うことができる位広い。標高がまだ1300m位なので暑い。汗がだらだらと出て、水をがぶがぶ飲んだ。

 わさび平小屋はログハウス風のかわいい造りで、トイレも水洗できれいだった。名前の通り小屋の前にはわさびが植えてあり、水が澄んでいることをうかがわせる。登山道が林道から外れるようになると、岩がごろごろしている沢を通ってようやく林の中の山道っぽい道を歩くようになる。我々は荷物が重いので、後ろから来る軽装の登山者にどんどこ抜かれる。

 シシウドヶ原に出ると地図にはないちょっとした分岐があり、ここでスケッチブックに絵を描いていたおばさんがどちらを行ってもあまり変わらないと教えてくれる。つらい登りを経て鏡平小屋に着く。小屋の前のテーブルについて昼ご飯を作って食べる。あのレトルトスパゲティーはうまかった。そこでまたスケッチブックおばさんにおいしそうなご飯ねと話しかけられる。

 そこからまた急登で疲れる。曇っていた空も次第に晴れ間が見えてきて、かろうじて奥丸山を見ることができるようになる。弓折岳につくと、槍の頭だけがちょこっと奥丸山越しに垣間見ることができた。あれが目標だ。

 この日の目標は三俣山荘であり、時間を気にしながら互いに気合をいれ合っていたのだが、藤Bの調子が悪くなってきて、歩行も遅れ気味になる。尾根の極大・極小の話をしていたら急に3次元を数式で表したくなって、確かベクトルを使うような気がするけどどういう数式だったっけと藤Bに話を振るが、彼はとても調子が悪かったらしく、そんな話は休憩のときにしてくれとつれない返事。これを書いている今でも3次元の数式の表し方が気になる。弓折岳から先は尾根沿いに歩くだけなので、僕のほうは俄然調子が上がって藤Bのことなんかお構いなしにずんどこ張りきって歩く。標高も2500mは超えていて暑くなくなってきたので自然に鼻歌も出る。

 双六小屋には14:30に着いて、時間的にはまだ三俣山荘に行くのは不可能ではなかったが、藤Bのダウンのため双六小屋前で幕営することにする。双六はもはや長袖を着ても寒いくらい。夜まで暇なのでテントでひとりビールを飲んで休む。16:00のラジオで僕が天気図を書き、明日は晴れると気象予報士見習の藤Bが予言する。確かに次の日は晴れた。
 
 そして夕飯を作って食べる。気分の悪い藤Bも食べる。外はとても寒く、持ち服を全部着込んでもダメだった。満天の星空と天の川も見えたが、もっと見ていたかったのに寒さに耐え切れず5分と持たなかった。去年の白峰三山縦走の白根御池小屋キャンプ場も寒くて外にいられなかったことを思い出し、夏山でも防寒具は必要だと再認識した。

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