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世界のニュースを考えるコミュのケータイ小説について

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皆様のご意見を賜りたいと思い、ひさびさにトピをたたさせていただきました。

恋空や一部の他の小説について、読まれていないにしろ存在や名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。といっても、私が考えたいのは、その内容、文学的価値などではありません。それについて批評というものについてのあり方について考えてみたいと思うのです。

御存知の方も多いと思いますが、恋空などの携帯小説に対する批評の数は、すごい量なのです。私はその批評を幾つかに分類ができると考えています。

第一に内容そのものを批判するタイプ。文章は稚拙で、犯罪、癌、死というものに対し、なめている、内容は軽いというような批判。これはその人の主観であり、どう感じたかをそのまま書いたものと言えます。
次に、内容の粗悪なものを読んでいる人にまで批評が伸びるケース。このような文法的に誤りの多い、日本語と思えないような文章を読む人間はきっと教養を受けていないだろうと批判するのが典型のようです。ここにおいて興味深い問題は、まずそのような批判は成立すべきか?ということです。つまり、粗悪な作品だとしても、それを楽しんでいる人間は即ち粗悪だと断定できるか、また仮にその作品が粗悪だとしても批判してもよいのだろうかということです。
第三に、このような批評を楽しみ、煽るタイプ。
人を見下すのは優越感を得られるため、楽しいのでしょう。私も多くのレビューを見ましたが、とても機転に富んでいて、つっこみもお笑い芸人の方がなさったのかと思えるほど、おもしろいものもありました。ただお気持ちは私にも理解できます。純文学を楽しむ人にとって横書きの、文法的に誤りの多い文章は辛いものなのでしょう。
第四に、このような小説が評価されてしまう、売れてしまうことに対して嘆くタイプ。
文法の誤り、文章の幼さを指摘し、それを楽しむ若者を作った日本の教育を嘆いている人が多くいたように見受けられました。これはある程度客観性を含んでいます。

今度は逆に良い評価している人について私なりの意見を。
若い人が多いような気が私には感じられました(もちろんネットなので正確にはわかりません)。

携帯小説という形で素人が出したのだから、専門の小説家に比べ文章が拙くなるのは当然だし、そもそもそれを批判するのはおかしいというのが主な擁護論だったように見受けられました。筆者は男性の死を受け入れ(筆者の彼氏が病気で亡くなるのですね。)すぐ書いたのだから文章が感情的になっても仕方ないじゃないか。というような意見も見られました。また興味深いことに批判している側は全員、筆者の空想だと考えているようですが、良い評価をしている側の人は、ノンフィクション、フィクション、両方の考えが見られました。
また、何を読むのかは人の自由であり、それを批判される筋合いはない。もし筆者を批判するのなら、あんたはそれなりの文章、小説を書けるのか?というような逆に批判し返すような文章も見られました。
批判したら筆者が悲しむだろうというちょっと的の外れかかった意見もみられました。また感動した、泣けたなどの感情的な文章が多くありました。これは私の完全なる主観ですが、それでも一生懸命レビューを書いたのだろうというのが伝わってきました。


これは携帯小説に限らず、文法の誤りの多い若い小説家のレビューにもよく見られます。

批判にも礼節が必要也と申しますが、さて批判とはどのように行なわれるべきでしょうか。
言論の自由といいますので、どんな意見も闊達に交わされるべきでしょうか。

色々な問題に通じる大きな内容を含んでいると私は思うのですが、皆様はいかがでございましょうか。

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