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ワイン ブラインドの会コミュの2009年5月30日 ルバイヤート

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2007年 グレイス PN
ラベルを断念すべきか、それとも格下げすべきか。という課題は、フランスと
イタリアの投機対象生産者に毎年 訪れる課題だが、ペトリュース、ラフィット
ロマネコンティ、イケムが なぜ、衰えない人気と、常に期待通りのフレーバー
を解き放つ理由は、妥協しないこと、常に最善を尽くし、病害や、天候不慮の
年は、ワインを格下げするか、きわめて厳格に収量を落とし、少量生産するか、
それでも改善されない年には、ワインを作らない。そんなポリシーがあるから
こそ、世界中から支持され、また、常に期待に応えてくれる。
上記列挙したワインに対して、当たりがなかった。と どこかのワイン会に
でて 言っているあなたは、まだ、本物の上記列挙したワインを飲んでいない。
エキゾチックで、リニエやルーミエを訪仏させるペトリュースや、マーマレイド
アプリコットなどを訪仏させるイケム、コーヒーや、カシスリキュールのラフ
ィット、ストロベリーやバイオレットと渾然一体となりながらも遙かに主張する
ジャスミンやバニラの香りが満載なロマネコンティが期待に応えてくれなかった
としたら、偽物か熱劣化、リリースして数年経ち、コルクのフレーバーが浸透
してしまった。18度以上でリリースした、混濁した状態でも上記香りはするが、上記、ときめくフレーバーは、どんなワインでも5年から10年でアセド
アルデヒルやコルクの香りに相殺、もしくは殺されてしまう。

前置きが長くなったが、そんなポリシーをもっとも感じないワインの1本として
今回は、このグレイス PNをあげる。

向こうが完全に透けて見れるかのようなサーモンピンクはロゼよりも遙かに
赤ワインが少し残ったグラスに白ワインを注いだかのような色合いをしている。
このワインもアナクロリズムなデュボリュビューのノウハウで醸造したのか、
チープなバナナ、イチゴキャンディのフレーバーしか漂わない。
おそらく、醸造中にドライアイスを突っ込んで、還元状態で作ったと思われる。

ピノノワールと思わしきフレーバーは完全に還元の香りである。
ブラインドでブルゴーニュの醸造家にテイスティングさせたなら、確実にガメイ
と言うに違いない。

口当たりや、グリップ、余韻は?

香りの想像通り、痩せた、2杯目にも 口にしたくないもので、シチリアや
ラングドックなどのスーパーで売られている、500円のワインにもほど遠い
ワインで、久し振りにこんなワインに出会った。
8人でテイスティングをしたにも拘らず、瓶には7割近く、残した。

もっとも商業的で、もっとも利益、販売力、日本のワイナリーのカリスマ的
ワイナリーが2400円という根付けで、自分のラベルを貼ってリリースし
たことに 大いなる 幻滅を感じる。

2003年 シャススプリーン     モトックス
2004年 ブラーヌカントナック   成城石井

現在 もっとも量販店に卸しているモトックスだが、モトックスが輸入する
ボルドー、ブルゴーニュは、大半が熱劣化している。今回のシャスも大幅な
フォワードとポリフェノール酸化に気が滅入った。モトックスの在り方は、
マスコミは真実を伝えない手本でもあると言える。

カシスよりは、遙かに、アース中心としたアセドアルデヒドが突出し、味わい
も酢エチが完全にバランスを崩壊させている。

投げ売りの04年だが、エノテカのものよりは遙かに 上質だが、すでに
フルフラール化し、抜栓1時間で減退した。
抜栓直後も偉大さは認めるが、ときめきさに大幅に欠け、何かのセカンドで
は?と思うしかない内向さと奥行を持つ。このワインもフォワードしているが
04の大半はフランス国内で30度以上を経験してしまっている。
このブラーヌもその1本と思われる。

ダークホース スターバックスは、スタイシッリュで、誰もが 受け入れられる
華やかなコーヒーのフレーバーを放ち、夢心地感がある。AC20度のわりにかなりヘディで、ファットに感じる。牛乳で薄めれば、攻撃的要素のない、すぐれたバランス を持つリキュールである。あらゆる、コーヒーリキュールよりも外交的フレーバーだが、価格的に見合わないとは思う。

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