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生活保護者の集いコミュの生活保護「どうどうと使えばいい」 相談員の西出角栄さん

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https://digital.asahi.com/articles/ASR2C7H5WR29PXLB008.html

【和歌山】生活保護についての考えはこうだ――「どうどうと使えばいい。だって制度としてあるんだから」

 西出角栄さん(45)が高らかにうたうのは、生活困窮者の相談にのって伴走する「あざみの会」(073・424・6300)の相談員だから、ではない。生活保護を利用している当事者として「使ってあたりまえのもの」と腹の底から考えているからだ。

 うつ病になって介護の仕事を3年前に辞めた。以来、生活保護を使いながら、午前は就労継続支援B型事業所ではたらき、午後を相談活動にあてている。

 解雇・借金・病気・介護……とうける相談の内容はさまざまで、きょう寝るところがない、食べるものもないという「究極の状態」になってようやく相談にくる人ばかりだ。ということは、生活保護の利用をすすめると、「いまはちょっと……いったん考えます」と尻込みして帰ってしまう人がほとんどだということだ。「自助」と言えば耳に心地よいかもしれないが、「公助」に頼ることを「恥」とする自己責任論がいまだ大きな顔をしているということでもある。

 生活保護の利用を恥とする社会なき社会のなかで、「ぜんぜん恥ずかしくない。『助けてもらう』と思うから抵抗があるんです」と公言することへの世間からの逆風に、この人がまったく無頓着なのかどうかはわからない。「生活保護がなくなれば野垂れ死ぬ人が多々いる」と、日々の相談業務を通じて痛感しているから鈍感を決めこんでいるだけなのかもしれない。

 どちらにせよ、生活保護バッシングにひるむことのない泰然としたたたずまいは、亡母の生き方が影響しているようだ。母は、ただ知人というだけで孤独な重い障害者を自宅にひきとって終生介護した「ものすごい世話好きな人だった」という。(下地毅)

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