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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 8/2

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8月2日(月)
★2日振りのFacebook投稿となる。週末も緊急対応もおこない、大量の電話とメール相談。そして伴走中の相談者のフォローにほぼ費やした。今日も20代の女性と男性の生保申請同行だった。しかしどれも、深刻過ぎる内容の連発で具体的な報告を書く気力もない。
★夏を迎えての相談内容が、緊急アクションの相談チームを始めた昨年春と比べて明らかに違ってきている。年代層も20代の相談が大幅に増加、ここ数日は若い女性からのSOSも急増している。昼間の仕事も生活できない程の低賃金と雇止め、風俗のみが受け入れ先となっているが、繰り返される緊急事態宣言が直撃している。今日だけでも相談が連続した。一方で、路上や公園のベンチに座り込んでいる女性もいて「どうしたらいいか教えてほしい」と通りかかった市民からの連絡も増えている。夜の会議で座っている外国人担当の原さんも、住まいを失う外国人からの電話が続いている。「悲しすぎる程の、底が抜けた社会に僕らは生きている。
★夜の反貧困ネットワークの実務スタッフ会議レジュメで私はこう書いた。「最近の相談事例によると、相談者のそれぞれの「生きづらさ」の要因や抱えている課題は多様で複合的である。例えば、知的、発達障害やうつ症状といった障害や病気を抱えている相談者、家計管理に難を抱えた相談者。精神的困難と経済的困難を抱えて、心をやられてしまった若い世代が増えているのだ。幼少期から、いじめや虐待による対人不信等の両方を抱えていたり、多くの親がひとり親、低収入、、親自身が、ひとりでの子育て、同時に複数の課題を抱えて生活していた。その子どもたちが多くの課題を抱えながら、大人になり、就けた仕事は非正規しかなく。でコロナ禍により路上にでている事例が多い。」そこまで追い込んだのは「助けて!」と言える友人や相談機関がなかった事、そして、やり切れない程の孤独だ。コロナが感染したから貧困になったのではない。以前から「助けてと言えない社会」「どうしようもない孤独な社会」だった。多くの相談者が言う。「たまらなく寂しかったんです。」このように「助けてといえない」状況に何故、至ってしまったのか、困っている時に福祉の窓口に行った時に「若いのだから生活保護は利用できない。」「ギリギリまで落ちたら相談に来てください。」「施設入所が生活保護受理の条件です。」福祉事務所から、冷たく追い返される事が日常的に起きている
★単なる生活保護申請同行からアパート入居の支援スキームでは済まない状況となっている。通院同行、社会生活訓練、就労ケア、孤立化させない、引き続きの伴走が必要となっている。その為の対人援助スキルと困難課題毎の基礎知識の習得、福祉事務所、社協と意識的な連携も必要となる、(特に査察指導員や相談係長との関係づくり)地域のフードバンクや寄り場との関係づくり、私たちだけではできない事ばかり、支援者である私たちが「燃え尽き症候群」に至らないようにしなければいけない。反貧困ネットワークの支援の方向性をみんなで考えて実践内容とネットワーキングをブラッシュアップしていきたい。

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