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本当にあった!呪いのビデオコミュの【愛をこめて】ほん呪ツッコミ専用トピ!!!

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トピのご提案ありがとうございます!

ほんノロ好きだからこそ、ここはツッコミを入れたい!!!
こういうご意見も視点も、ほんノロを見ている我々だからこそできる!!!
このツッコミがはいったところを改めて観ることで、新しい発見がありそうですね☆
皆さんで楽しくツッコミをいれていきましょ〜〜〜〜!!!!!

※あくまでも「愛があるからこそ」
→この気持ちをこめてハート達(複数ハート)よろしくお願いしますexclamation ×2

コメント(250)

ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き4です。

作品名「続・携帯電話」の続きです。

2.最期の一瞬の画像に顔が見えるというのは蛇足

投稿者同士の話し合いでは、「事故」遺族を隠し撮りした映像の最期に一瞬映っていた違和感のある映像が静止画で表示されます。
作品では「顔がたくさん映っている」というような流れになっていますが、この部分は蛇足だったのではないかと感じます。

私にはそもそも顔には見えませんでした。
顔に見えるとすれば、それは、点が3つ集まると人の顔に見えるという「シミュラクラ現象」ではないかと思います。
もし仮に顔が映っていたとしても、DVD作品の最後までその顔は今回の事件と関連性が見いだせないです。
だから顔に見えるというのはあんまり意味がないので蛇足だなって思うんです。

3.町田明日実さんはとっても自然で、真実に思える

携帯電話で滝の映像を撮影した町田明日実さんが、みんなとの話し合いの中で「事故」と「携帯電話」のそれぞれの映像を見たときの反応がとても自然だと感じました。

映像を見ているときの表情、驚いて友達の反応を確認する動作、驚いて口元に手を当てる動作(図1参照)など、ほんとうに自然です。

そこだけみると、これは明日実さんがほんとうに体験したことなのかもしれないと思わせますね。
これが仮に演技だったとすると、明日実さんの役をしたこの女の子の演技力は半端じゃないと思います。

このあと「事故」の投稿者に明日実さんが滝の黒い影を見せるのですが、投稿者の男性のほうはあまり目立った反応は見せません。

しかし、事故の遺族の家のガラスに映った影を見た明日実さんが、とっさに携帯の映像を出して投稿者の男性に見せようとするような所なんて、ほんとうに自然ですよね。
明日実さんは「これ私のと同じだ」と驚いて映像を男性に見せたんだと感じます。

だとするとこの話はやはり本当なのか?

4.再び前髪に注目

ところでここで、投稿者同士の話し合いの時の明日実さんの前髪の長さに注目してみます。

明日実さんの前髪は口元(上唇と下唇の間ぐらい)に届いています(図2参照)。
このため、長さ的には団地のインタビューの時とほぼ一緒だと思われます。

また作品では、話し合いの中で、男性の友人が隠し撮りしたときに映っていた老人のような姿と、滝に現れた不可解な影を比較するように並べて表示されます(図3参照)。
このとき、この画像を見て次のことに気づきませんか?
(1)老人のような影は「大きな袋のようなもの」を被っているかのような姿をしている。
(2)滝の不可解な影も、頭が異常に大きい。

作品のナレーションでは言及されていませんが、これらの映像で袋を被ったように見えたり頭が大きかったりするのは、もしかしたら最後の方に出てくる「牛の頭の骨」を老人が被ったときの姿を捕らえたからなのではないかと感じました。
老人は牛の骨を被ることで「食べられる」ことにしたわけですから。

つまり、この2つの比較映像は、後半の「牛の頭の骨を被って食べられる」という風習の伏線になっているのではないかということです。
このことについて作品中には一切触れられていませんが、ほん呪はこんなふうによく観察すると本当に奥が深いと感じます。


(話が長いので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き5です。

作品名「続・携帯電話」の続きの続きです。


5.明日実さんは投稿者同士の話し合いのあたりから、「実はこう思っていた」という発言が急に多くなる

明日実さんの性格が引っ込み思案ですぐに言い出せない性格らしいことは作品中から伝わってきますね。
ただ、「実はこう思っていた」のように後から付け加えたように発する明日実さんのいくつかの発言内容は、★今回のDVD作品の流れをいちいち大きく方向付ける重大発言ばかり★なんです。

なんか都合が良いというか。
そういう都合が良すぎる所も僕は気になって仕方がなかったです。

また、現地調査に行くことを「事故」の投稿者の男性や明日実さんの友人は拒否しているのに、明日実さんだけが「ちょっと気になる」という理由だけで積極的に望んでいることが不思議に感じています。
彼女はいったい何が気になったのかは、最後まではっきりしません。
ここがやっぱりちょっと台本的かなぁと。

さらに、この話し合いが終わった直後に町田明日実さんがまた突然「気になることがある」と言い出します。
明日実さんは
 「もし、「うしろにいくな」と聞き取った人に何か災いが起きるとすると、体調を崩して入院した友人の由希さんもそのせいかもしれないと心配になった。」
というのです。

この一言で、「おじいさんの言葉を聞き取った人には呪いがかかる」という印象が僕ら視聴者はしっかり刷り込まれるわけです。
これがちょっと台本に沿った無理やりな展開に感じるんですよね。
どうも作品にとって都合が良い。

明日実さんのこれらの言動が考えられる理由としては、明日実さんには霊能力があり、事故で亡くなったおじいさんからのメッセージを受け取っているという可能性ぐらいしか考えられません。
DVD作品では最後まで「霊能力」のような言葉は出てきませんが、後半で明日実さんがスタッフを引き連れて「ほこら」にまでたどり着いてしまうというところをみると、明日実さんに霊能力があると考えるしか説明がつかない内容になっています。

ただ、明日実さん自体の言葉の話し方、表情などはどこをとっても非常に自然なので、これはほんとのことなのかなとやはり感じます。
明日実さんは霊能力でも持ってるのかなと思えるような言動を時々しますが、私は個人的に霊能力や超能力はあると信じてる方なので、明日実さんは何か感じていたのかなと思えますね。


6.友達思いすぎて逆に迷惑をかけるてしまう明日実さん

ただ明日実さん、老人の言葉のことで心配になったのはわかるが、しつこく友人の由希さん宅に押し掛けるのは少しやりすぎたなぁと感じましたね。
電話を受けたり自宅に押しかけたときのお母さんの反応はすごく迷惑そうだったし。

由希さんに電話をしたときに突然またFAXの音が入ってきますし、偶然にしてはやっぱりこれもできすぎ。
最近は、ほん呪トピでも、「スタッフが話し合ってるタイミングでいつも電話がかかってきたり誰かが飛び込んできたりということが起こりすぎだ」という批判が何度も書き込まれていますよね。
この電話の時のFAXも同じような感じに思えるんです。

7.携帯電話の音声はどうやって録音した?

この電話の場面をしつこく疑うと、さらに疑えるところがあります。
それは、一連の電話の音声がしっかり収録されているということ。

明日実さんが手に持っている携帯には音声をモニターするためのコードは接続されていないです。
それとも、電話するときに録音をするようにしたんですかね?
僕はこの携帯と同じ型の携帯を持ってましたが(色まで同じ)、通話録音機能ってあったっけ?
携帯機種の記憶が定かではないのでなんとも言えませんけど。


(話が長いので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き6です。

作品名「続・携帯電話」の続きの続きの続きです。


8.ここで再度、前髪をチェック

この電話をしたときの場面でもう一度明日実さんの前髪の長さをチェックすると、前髪はこの時点でもう相当長いんですよね(図1参照)。
前髪が全体的に唇の下まで延びています。

最初の団地でのインタビューの時と全然長さが違って見えますし、そもそも★この電話は話し合いが終わった直後に電話★したはず。
話し合いの時は確かに前髪は上唇とした唇の間にあったのに、電話の時は前髪は下唇よりも下に届いているのです。

この前髪の長さが一瞬で長くなった現象、変じゃないですか?
話し合いの時と、話し合い直後だという電話の映像、ほんとうに同じ日に撮影したものなのでしょうか?


9.でもやっぱり明日実さんは自然

由希さん宅から叫び声が聞こえたときに泣きそうになる明日実さんの様子。
これが演技だったとしたら明日実さん役の女の子はとんでもなく感情の演技がうますぎです。
やっぱり明日実さんは本当の感情を出しているのか?

だとするとやっぱり本当の話?

10.遺族の態度がガラッと変わる違和感

スタッフは明日実さんと「事故」の遺族宅へ取材にきますが、その時の遺族は対応がとても好意的。
投稿者の友人が隠し撮り映像を遺族に見せに行ったときの遺族の冷たい塩対応とはあまりに対応がちがいすぎていて、強い違和感を覚えます。

遺族が取材協力費という金で釣られたから好意的だったのか、それともやっぱりこれは仕込み(やらせ)なのか。
この違和感からそういうような疑いを持ってしまいます。


11.しつこいけど、もう一度前髪をチェック

この取材のときの明日実さんの前髪に再び注目します(図2)。
この頃から明日実さんの前髪が「うざくない?」というぐらい他人のこちらが気になる長さに伸びています。

最初の団地のインタビューから相当時間がたっているのでしょうか?
だけど、話し合いの時よりもだいぶ長くなってますよね?


(話が長いので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き7です。

作品名「続・携帯電話」の続き×4です。


12.応接間って普通は1階にありませんか?

余計なことかもしれませんが、インタビューはなぜかこのお宅の2階の部屋で受けています。
初見の他人様を家に上げる際、2階に上げるおうちってそんなにあるでしょうか?
応接間って普通は1階にありませんか?
それがちょっと気になりました。


13.時間が早く通り過ぎる不思議な家

この家はアインシュタインの相対性理論の実験でもしているのでしょうか?

遺族のご自宅でのインタビューの時間経過が非常に不思議なんです。
皆さんは遺族のインタビューの時の★時間経過の異常な速さ★に気がつきましたか?

ご遺族の自宅に着いたときは、周囲の明るさや人や自動車の影などを見ると真っ昼間です。

2階でインタビューが始まってお父さんが写真を持ってきたときも、まだ周囲は明るい(図1)。

ところがこのインタビューで、遺族にテープの音を聞いてもらう場面になると、★急に★日が暮れ始め街灯まで点灯しているのです(図2)。
なんで急にそんな暗さになった?

さらに、スタッフが「うしろにいくな」という言葉についてお父さんに質問をしたとき。
このときはまだ夕方で外が明るいのに、そのあと後に
 「こころあたりがない」
というテロップが流れた直後、明日実さんが旅行先出会ったおじいさんが言っていた言葉を話し始めるシーンではもうほとんど日が暮れてしまっているのです。
これも時間が飛ぶように過ぎていた。

これらの話の内容を聞くとそんなに長く話しているように思えないのに、なぜこんなに急に時間がどんどん経過しているのだろう?と。

このインタビューのシーンは時間がずいぶんかかったのは想像できますし、だから相当カットしていると思いますが、話の流れを見る限り、それだけでは説明できない部分があるんですよね。
だって、カットした時間、いったい何を話していたのかってことになりますから。

むしろ、撮影中に何度もカットが入って、何度も撮り直しをしているからこうなったと考えると、時間が急に進んでいくこの現象にも自然な説明がつくんですよね。
何度も取り直すのは、ドラマ撮影では良くあることなんですけど。

じゃぁやっぱりこの作品はフィクションなのか?

14.この取材の時の遺族の話は真に迫っている

これも仮にもし演技だとすると、遺族役の夫婦の方々はかなり演技がうまいと思います。
受け答えが非常に自然なんですよね。

ただし、気になる部分もあります。

インタビューの前半でお父さんが
 「幼なじみが亡くなったという知らせを聞いてですね。
 それからですよね。」
と話した瞬間に奥さんの顔を見るシーンがあります。
「それからですよね」と★奥さんに向かって丁寧語を使っている★ようにも見えるんですが、それはなんとなく不自然。

考えすぎでしょうか。
ただやっぱりそれを感じても、お父さんのお話は自然です。


(話が長いので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き8です。

作品名「続・携帯電話」の続き×5です。


15.どう見ても真実っぽいところもある

逆に、「これはどう見ても本物(真実)だよなぁ」と思える部分もこのシーンにはあるんです。
それは、お父さんが後から持ってきた小さな写真(図1)。
茶色く変色した小さな写真です。

この写真を撮影用に用意された「小道具」と考えることにはかなり無理があります。

それはなぜか?
色はデジタル加工でいくらでもセピアにはできるので、作成は簡単ですよね?
しかし、現在、写真を印刷するとき、普通こんなに小さい写真として印刷はしないと思います。

若い方は知らないかもしれませんが、昭和初期ぐらいまでに撮影された写真というのは、この写真のように小さい写真は珍しくなかったのです。
私は父の若い頃の写真を見せてもらったことがあるのですが、こういう小さい写真は一杯ありました。
おそらく当時はまだまだ写真代が高くて、小さい紙でないと庶民には手が出なかった時代なのではないでしょうか。
ほん呪スタッフは若いし、そんな細かいところまで時代考証がしっかりしてるとは思えないんですよね。
だから、こういう小さな写真がでてきたということは、この写真は少なくとも小道具ではなく本物ではないかと思うのです。


16.写真の時代考証の件は他にもある

この後のシーンでアマチュア郷土史家が見せた牛の写真(図2)です。

よくみると紙のサイズが現在のL版より小さく見えますし、なにより写真周辺の白枠の幅が非常に狭いのです。

現在の写真では白枠は十分な幅が確保されていますが、昭和初期ぐらいの写真は、今回の牛の写真みたいに白枠をぎりぎりまで狭くしたような現像の仕方をしている写真の方が多いのです。
これもきっと印刷する紙を小さくしても画像を小さくしたくないので枠線をギリギリまで補足したということなのではないでしょうか?。
当時は写真の現像は写真屋さんが手でやりましたから、このような調整はいくらでもできたわけです。

だから今回アマチュア郷土史家が示した牛の写真も、以前から本当にあった写真の可能性の方が高いと思います。
もし時代交渉をしっかりしてこのような写真を今作ったのだとしたら、写真の現像だけでも相当手間がかかってることになります。
でもそんな面倒なことしないですよね?

この作品は、真実とウソ(作り話)を上手に織り交ぜているんですかね?
そうだとしてもよくできていると思うので、さすが劇場版という気がします。


(話が長いので、次の投稿に続く)

ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き9です。

作品名「続・携帯電話」の続き×6です。


17.またまた前髪をチェック

前髪の長さが気になるんです。
夕方になって明日実さんの顔が映ると、髪の毛が綺麗に整っているんですよね(図1)。
昼間は同じ部屋にいて前髪ばさばさだったのに(投稿213の3番目の写真参照)。
女性だから途中で化粧直ししたんでしょうけど、どうも違和感があるんですよね・・・


18.できすぎた展開のてんこ盛り

明日実さんが旅行に行った先とおじいさんの故郷が近くであると遺族が証言するのも、ちょっとできすぎた展開かなぁと感じます。

さらに、この遺族の家にたまたまアマチュア郷土史家が故郷の村の取材にきていたというのもできすぎてるし。

また、アマチュア郷土史家に取材に行く直前に突然明日実さんが謎の言葉を
 「うしのにくだ」
と聞こえたと告白するのもタイミングが良すぎ。

これらの「怒濤の展開」が作品の流れにあまりに都合が良すぎるんですよね。
ストーリーができすぎてて、全部都合が良くて、事態の流れがこのストーリーに上手にハマりすぎているというか。

このように考えていくと、The Movie 2 はどこまで真実でどこまで真実でないのか、なんかそういう風に考えてしまって考え込んでしまう作品なんですよね。


19.しつこく前髪をチェック

スタッフと明日実さんが郷土史家にインタビューするために、旅行先にいきますね。
このシーンで、明日実さんの前髪の長さをもう一度検証してみます(図2参照)。

すると、明日実さんの前髪がまた短くなっているように見えませんか?

まぁ、旅行先に取材に行く前に明日実さんが髪の毛を切ったからといえば説明はつきますが。
ただ、この前髪の長さ、投稿映像の時の前髪の長さと近くありませんか?

そして、最後に明日実さんが牛の頭をほこらに持っていくシーンでは、
前髪がさらに短くなっているように見えるんです(図3参照)。

このときは髪がバサバサなので直接比較するのはどうかと思いますが、だけど逆に髪の毛がバサバサならむしろ長めに映るのではないかと思うんですよね。

このように、全編を通して明日実さんの前髪の長さが伸びたり縮んだり、
バサバサかと思うと次の瞬間はムースで固めたかのように急に前髪が整っていたり。
髪の毛に関して非常に違和感を感じるんです。



(さらに話が続くので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き10です。

作品名「続・携帯電話」の続き×7です。


20.謎の影の頭が大きい理由

ちょっと余談ですが。。。
旅行先に着くと、黒い影の検証のために体の大きなスタッフを滝の前に立たせます。
だけどこのスタッフの男性は体が普通の人の2倍はあるので、遠近感に問題があるんじゃないかと感じました。(余談終わり)

中村さんのナレーションでは
 「二つの影の大きさに注目していただきたい」
つまり影の高さを問題にしてるようです(図1参照)。

しかし、私は背の高さそのものよりも、頭の大きさが全然違うことのほうが問題があると、この部分を見るたびに感じます。

黒い影の方(図1の右側)は、まるで天蓋(てんがい)を被った虚無僧(こむそう、図2参照)のように見えます。

黒い影は頭が異常に巨大だから背も高く見えるわけであって、★頭が大きいのは「牛の骨を被っているから」という重要な伏線にも繋がる★のです。

21.ナレーションの中村さんそっくりな方

地元の郷土史家の村井さんの姿形(図3)が、メガネといい、ヒゲといい、ナレーション担当の中村さん(初期作品の頃)とちょっと似た雰囲気だなぁと感じてます。

そういえば、第4巻の「病室」の男性やビデオカメラのふたに映った霊などもどれも似たような雰囲気を醸し出していますね。


22.守ってあげたくなる明日実さんと、ビビる女性スタッフ

牛の骨を見つける前の不安そうな明日実さんや、
見つけた後にはとうとう泣きそうになる明日実さん。
この明日実さんの反応を見てると明日実さんを父性的に守りたくなるぐらいな感情になりますね。

一方で、女性スタッフのビビりようが半端じゃない。
牛の骨を見つける直前に家に入ったときは女性スタッフは完全にへっぴり腰だし、
骨を見つけてほこらに持っていくときも必要以上にビビっている感じで。

この女性スタッフのビビりようが逆に大げさに感じて演出なのかなと思ってしまいます。
でも、明日実さんのように「守ってあげたい」とは特に思わない。

23.牛の頭を箱に入れずに持ち歩く謎

牛の骨と刀をほこらに持っていくとき、なんで箱に入れたまま持っていかないのかということが気になりました。
明日実さんが直接牛の骨を持って歩くところが「演出」という感じに思えてしまいます。

牛の骨は下の方がボロボロになっている感じを見ると本物っぽく見えますが、
だとすると明日実さんは良くこれを持って歩いたなと思います。
気持ち悪くなかったのでしょうか?

あと刀が2本ありましたが、これは普通に銃刀法違反に引っかからないのかなと思ったり。
(持ち主がすでに居ないので逮捕などはできませんが。)



(さらに話が続くので、次の投稿に続く)
ほん呪 The Movie 2 の感想とツッコミの続き11です。

作品名「続・携帯電話」の続き×8です。

ツッコミが多くてすみません。でもそれだけ多かったんだもん。


24.ほこらが妙に綺麗で

もう一つ気になるのは、このあと見つけた「ほこら」がとても綺麗だったこと(図1)。
ほこらにはホコリっぽくもないし木の葉一つ落ちては居ません。
また蜘蛛の巣一つも見当たりません。

まるで事前に掃除したかのように綺麗です。
この綺麗さは、廃村になった後に放置されたままのほこらとは思えないんですよね。

さらに突っ込むと、長期間放置されたほこらであるならそれなりに乾燥しているはずで燃えやすい状態なはず。
それなのに太い束になっている2束のお線香を直に置いて大丈夫なのか?と思いました。


25.明日実さんって、実はほん呪スタッフさんだった?

全てが終了した後に明日実さんから電子メールが届きます。
このメールには絵文字が使われてて、今で言う『おじさん構文』になっていることがわかります。
昔は女の子もみんなこういう絵文字を普通に使っていたんですよね。

さらに、明日実さんからだというこの電子メール。
差出人のメールアドレスと名前にぼかしがかかっていないために、ちょっとヤバいことがわかってしまいます(図2参照)。
差出人の情報は、なんと次のようにかかれているんです。

差出人: staff Deep Love
       [deeplove@ka3.so-net.ne.jp]

差出人名には確かに「staff」という文字が入っています。

「Deep Love」という言葉が使われたメールアドレスや差出人名は、いかにも女の子が使いそうな文字列なので違和感はありません。
しかし「staff」ってなに?明日実さんはなんの「staff」なの?
まさか、ほん呪スタッフ???

また、このメールに添付されていた動画のファイル形式がなんとQuick Time形式(図3参照)。

撮影された動画は明らかに携帯の動画です。
携帯で撮影した動画をわざわざQuick Time形式に変換して送ってきているように見えます。

そうすると、おそらく明日実さんが使っていたパソコンはMacなのではないかと思うのです。
ただ、Macは今でもマイナーなのに、この当時は「Mac使い」という言葉あがあったほど今よりもさらにMacはマイナーだったのです。
当時Macを好んで使っている人と言えば、現在でも映像や音楽関係の人が多いです。
そう考えると、明日実さんはやっぱり映像や音楽関係のスタッフである可能性が高いのではないでしょうか?


長い長い大量のツッコミ。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

>>211 の渡航で、図3が抜けてしまいました。
こちらに掲示します。
そして217の投稿の1番目の画像が間違っていました。
正しくはこちらです。
久しぶりの投稿となります。
今回は、ほん呪_Ver.Xの感想とツッコミです。

ほん呪 Ver.Xについては、以前、「見えない霊」という作品だけを取り上げてツッコミを書いてます。
それ以降、残りの作品が放置状態になってることに気づきました。

残りを検証したら異常すぎて説明内容がすごく長い作品も出てきてしまったので、
今日は、ほん呪 Ver.X:1の前半部分のみ投稿しようと思います。
後半部分は、また後日ということでご了承下さい。

■オープニング

1.オープニング映像には、編集で不気味な文字や文章がいくつも挿入されている。

・「死 死 死んでしまえ」という文字(図1の黄色い枠内)
・どうしたの どうしたの みかちゃん(図2)
・礼子(図3)
・そのほかにも、
 「その目で」
 「1本のビデオを発見」
 などなどの文字が・・・

これらは全部1コマ〜3コマという非常に短い時間なので、コマ送りで確認する必要があります。
例えば、「死 死 死んでしまえ」という文字は、図1よりビデオで確認した方がわかりやすいです。

わずか約1分間のオープニングだけど、編集さんが苦労して文字を挿入したのでしょう。
その苦労に免じて、ほん呪フリークの方は、ぜひここまでしっかり観てあげて欲しいと思いました。
これこそ「ほん呪愛」だと思います。

*フリーク:一つの事に熱中している人。マニア。
(個人的には昭和的な響きがある言葉だと思う。
いまはオタクという言葉があるので、いまどきフリークって言葉は使うのだろうか?)


2.オープニング映像の中に無造作に捨てられたビデオテープが映る。

そのビデオテープに、合計3つの小さな「目」が張り付いている(図1の赤い枠内)。
(自分的には目のシールを貼り付けたように見えるが。)

右側の2つの目については、図1では良く確認できません。
これも動画でコマ送りをして確認して下さい。
しっかり見えるコマでは確かに2つの目が上下に並んで映っています。


(次の投稿に続く)
ほん呪_VerX1の感想とツッコミの続き1です。


■作品名:人身事故

●あらすじ
女性4人が旅行中のホームで撮影した作品。
電車とホームの隙間に男性の顔のような白いものが映っている。

●感想とツッコミ

1.投稿者の女性を公園のような場所でインタビューしているとき

インタビューで、投稿者の女性が「呪い」という言葉を発するシーンがあります。

この言葉「呪い」の★直前★、100分の数秒手前ぐらいで、
女性の背後に、黒くて小さな物が5,6片とつぜん舞い降りてくるのです(図1の黄色く囲んだあたり)。

落ちてくる物のスピードが速すぎるので、図1ではちょっと確認できないと思います。
ぜひ動画で確認してみて下さい。

偶然にしては絶妙なタイミングだと思いました。
しかも枯れ葉1枚ならまだわかるが、なぜ5,6枚も一気に落ちてくるのか?

2.眼帯をした友人女性のインタビューの背景が・・・。

「コンタクト」「アイフル」「アイク」など、目を連想する看板だらけ(図2の赤い囲み)。
わざわざこの場所を選んでインタビューしたのか?
それとも偶然か?

3.駅のホームで取材中に、
 「広報を通してもらわないと困る」
みたいにスタッフが車掌さんから注意されているシーンがあります。
このシーンがあることでとてもリアルに感じます。

でも結局質問に答えている車掌さんや駅員が優しい。

4.その後、キオスクのおばさんみたいな女性が映るシーン

僕はこれを見ると、東京の自殺の名所であるJR新小岩という駅で起こった自殺事件を必ず思いだします。
ホームから電車に飛び込みはね飛ばされた人がキオスクまで吹き飛ばされてキオスクが破壊されたという凄惨な事故です。
東京の人なら知っているのではないでしょうか?
いまでもそのホームのキオスクは再建されていません。

5.問題の白い霊の顔

僕にはどうしてもただの顔には見えません。
3人ぐらいの顔が混ざっているように見えます。


(次の投稿に続く)
ほん呪_VerX1の感想とツッコミの続き2です。

今回最も突っ込み甲斐があった作品です。

■作品名:消えた腕

●あらすじ
子供が遊んでいるところを家庭用ビデオで撮影したもの。

●感想とツッコミ

1.ビデオを日付をみてこれが20年も前の動画だと気づきます。
ここに映っている子どもたちは、いまは20代中盤〜後半ぐらいですね。

2.投稿者親子がソファーで座っているシーン(図1)

僕は初めてこの作品を観たとき、母親の頭が窓に映ってないのにすぐ気づいたんですが、
この作品でもその後にスタッフが同じ所に気づいてて、「やっぱり」と思いました。

もともと
 「女の子の左手が映ってない」
 「母親の片足が無い」
という話の作品だったので、インタビュー時でも母親の頭が映っていないこの作品はかなり不気味ですよね。

この窓に白いシートのような物が貼ってあるように最初は見えました。
(それか、反対側の白い壁が映り込んでいる可能性も。)
仮に窓の外にシートが貼ってあったとしても、姿が反射してもおかしくないですよね。
また、この白いシートがガラスの内側に貼ってあったというのはあり得ません。
なぜなら、ガラスに埋め込まれた金属ワイヤーがシートの手前にはっきり映っているからです(図1)。
(ワイヤーがあるのは動画で確認した方がわかりやすいです。)
シートがガラスの手前に貼ってあったのなら、このワイヤーは映りませんから。

細かい話ですが、この作品を観て
 「なぜ窓に白いシートが貼ってある可能性があのか?」
と疑問を持たれた視聴者さんがいるかもしれないので、ワイヤーの件も含めて解説します。
(以下、間違いがあればご指摘下さい。)

まず、なぜこのガラスにワイヤーが入っているかというと、おそらくこの部屋は1階だからです。
1階は防犯のためにワイヤー入りのガラスを使用する家も昔は多かったのです。
同じ意味で、外から中が見えないように防犯目的で窓に白いシートを貼っていた可能性があるのです。
(他の作品でも説明しましたが、初見の他人を家に入れるとき普通は2階には上げません。
だからこのインタビューも1階で撮影した可能性の方が高いと思います。)

ただ、問題の白い部分が向かって左の窓にしかないんですよね?(図1)
目隠しするなら窓の下まで貼るのが安心なのに、上半分しか白くないし。
また、目隠しシートを貼っていたとしても、普通は窓の内側に貼ると思うんです。
つまり、本当にシートは貼ってあったのか自体、特定ができない状態です。
やっぱり白い壁の反射が窓に映り込んでいるのでしょうか?
(だとしたらこの映像は本当に怖い。)

・・・で。

作品を先に進めて、密着取材で午後5:37のシーンまで観てみると(図2)。
先ほどのソファーやソファーの敷物、カーテンをみるとインタビューをした部屋と同じ場所のような気がします。

この図2のシーンでは、窓には白いものはなにも貼り付けられていないことがわかります。
するとやっぱり、窓に映っていた白いものは反対側の白い壁が映り込んだものとしか思えないです。
ここまでじっくり検証しすると、母親の頭部が映っていないのは明らかにおかしいことになります。

・・・ただ、まだ個人的にやっぱりおかしいと思うところがまだ4つもあります。

(1)インタビュー時の窓と、午後5:37のシーンに映っている窓の疑問

この部屋の窓は、いったいどういう構造なんでしょうか?
僕は、インタビュー時の窓の「鍵」の位置と「窓の幅」に注目しました。

その幅と午後5:37のシーンに映っている窓の幅から考えると、
午後5:37のシーンの窓は、インタビュー時の窓の幅から考えると、3枚窓に見えるんです。
ここは3枚の窓で構成されているのでしょうか(あり得ないことじゃないけど)。
そこがちょっと引っかかるんですよね。


この後、★もっと異常なもの★が見つかるのですが、
mixiの文字数制限に引っかかってしまったので、
この続きは、次の投稿で書きます。


(次の投稿に続く)
ほん呪_VerX1の感想とツッコミの続き2です。

作品「消えた腕」の続きです。

もう一度、先ほどのシーンとして図1と図2を添付します。
(★今回はわかりやすさのため、画像を加工してます。★)

(2)ソファーが移動している?

取材の時、ソファーが移動している可能性があります。

・インタビュー時のカーテンの位置
・午後5:37のシーンに映っているカーテンの位置
・各シーンでのソファーの肘掛けの位置
これらの位置関係に注目してみてください(図1と図2で黄色い線と矢印で示しました)。

これら2つのシーンのカーテンの位置とソファーの肘掛けの位置を見比べると、インタビューの時はソファーが1m近く画面左の方向に「前進」していないと、絶対このようには映らないのです。
このソファーの位置のずれ幅は大きいので、カメラの角度や誤差の範囲ではあり得ません。

僕は、これらの物理的現象はソファーが移動してないと説明できないと思っています。
では、何のためにソファーが動いたのか?動かされたのか?
大きなソファーですし、広さが十分に広いあの部屋で、わざわざソファーを動かす理由ってふつうは無いと思うんです。
ソファーが動いてるとしか思えない状態と同時に、ソファーが動いた理由も謎なのです。

・・・ここで3つ目の疑問。

(3)ソファーの背もたれと、その後ろの壁との距離

(2)のときと同様に、カーテンとソファーの背もたれと、その後ろの壁との位置関係をみてください。
(図1と図2では、赤い線と矢印で示しました。)

2つのシーンの検証で僕は「ソファーが左方向へ前進しているのでは?」と書きました。
しかしながら、インタビューの時、ソファーの背もたれとその後ろの壁との距離は1m近くも離れているように見えますか?
私は見えません。

インタビューの時の映像を見ても、背もたれと壁の距離はそんなに開いているようには見えないんです。
では、ソファーは前進していないのか?
だとすると、(2)で検証した2つのシーンを比較したときの肘掛けとカーテンの位置関係の大きなズレはなんなのか?

(2)と(3)の検証結果の間で
・肘掛けの先端とカーテンの距離が大きく変わる(ソファは前進している)
・背もたれと壁の距離はさほど変わらない(ソファは前進していない)
という矛盾が生じてしまう。

え〜と、取材班はまさかパラレルワールドに迷い込んだのでしょうか?

この矛盾を簡単に解決する考え方としては、いくつか考えられます。

(1)インタビューの部屋と午後5:37のシーンの部屋は、実は別々の部屋であり、
それぞれの部屋に全く同じソファー、全く同じソファーの敷物が敷いてあった。
カーテンも全く同じ物を使用していた。

(2)ソファーは幅を自在に伸び縮みさせられるタイプの物だった。
(昔、夜はベッドに変形できるソファーってありましたよね?)

(3)実はソファーではなく、カーテンが動いていた。

これらの仮定は、物理的にはどれもあり得ない話ではありません。

ただ、同じソファーと敷物を、別の部屋にまったく同じように置くことってあるのでしょうか?
また、ソファーの幅を変えたなら、幅を伸ばしたとき背もたれは倒れていてもおかしくないです。
座る場所だけ幅を変えられるソファというのは僕は聞いたことはありません。
カーテンは・・・・・動いているように見えますか?
僕には動いてるようには見えませんけど。

これはほんとに解けない謎です。
不思議でなりません。

(4)インタビューのとき、なぜカーテンが開いていたのか?

密着取材の午後5:37のシーンではカーテンは閉められています。
夜間になったらカーテンを閉めるのは普通の行動です。

一方、インタビューは夜に行われていますよね?
夜なのに、なぜインタビューのときはカーテンを閉めていなかったのでしょうか?
動機としては、投稿者のお母さんが取材で緊張してて閉め忘れた、というのはあるでしょうけど。
でもなんか不自然さを感じるのです。

さて、これらの疑問、みなさんは、どう思いますか?

もしもこの作品に現れている多くの異常現象が「作り込まれた物」だとしたら、だいぶ手が込んでますよね。
でも、インタビュー時の映像だけ見てると自然だし。。。。
そうではなく、たまたま記録された異常現象だったのだとしたら、恐ろしく不気味です。
ほん呪93トピの中で
「インタビュー中に髪の毛を燃やしてしまう女」
というシーンがあったと聞いて見てみたくて調べたら、
それは49巻の「死返し(まかるがえし)」という作品でした。

その最後のほうで「死返しの儀式」を行う8ミリビデオのシーンがあるのですが、
そのシーンで不気味なものを発見してしまいました。

写真のように、画面右隅に、女性の長い髪の毛のような物がずっとぶら下がって揺れているのです。
これって既知ですか?
僕は知らなかったんですけど。。。
久しぶりのツッコミです。

ほん呪の特恐編と41巻ではどちらも映像チャットが作品に出てきます。
この2つに出てくる女性が似てるなぁと感じてます。

そこで写真を並べてみました。
左が特恐編で、右が41巻の「アメリカの友人」という作品です。

41巻は10年前の作品なので違う人だとは思うんですけど、
声もよく似てますよね(声が加工されてますけどそれでも似てる)。
もう一つ、ほん呪の特恐編の同じ作品「移動する影」より。

この幽霊、絶対、パンティ・ストッキングを被って窒息して死んでると思う。
ほん呪の特恐編から、もう一つ。

作品「トンネルの先(後編)」なのですが、番組の最初からだいたい00:04:15〜00:04:25ぐらいの時間、撮影者の女性がトンネル内を走って、画面が一瞬真っ暗になる瞬間があります。

画面が暗くなった一瞬、何か違和感があったので、調べてみました。

オリジナルの画像だと、図1のようにほとんど真っ黒です。

ところが、明るさを調節してやると、図2のような感じになるのです。

このようにすると、左を向いて思いっきり走っている男性の上半身のようなものが映り込んでいるように見えます。

これをわかりやすくするために、その部分を黄色い線で強調したのが図3です。

まるで、この男性の霊が、撮影者の女性と併走して走っているかのようです。

不気味です。
>>228 の投稿ですが、時間については、あてにしないで下さい。

投稿者の女性がトンネル内を走っていて、図1のように暗くなった瞬間なので、興味がある方はじっくり探してみて下さい。
久しぶりに投稿します。

ほん呪_VerX2の感想とツッコミです。

■作品名:続・砂嵐(前編)

●あらすじ

VerX1で失踪したと取り上げられていた清水さんの友人谷井さんが
事故を起こしたという連絡がVerX1の最後で報告されていた。

VerX2は、その続編から始まる。

スタッフは病院に取材に行ったあと、
事故現場を取材する。

第一発見者の青年の話を聞き実際に調べると、事故現場の道の行き止まりに、こじんまりとした墓場があった。

この墓場には、夜になると幽霊が出るといううわさがあった。

スタッフは予感にもう一度墓場を訪れ、定点撮影をする。
その結果、谷井さんと呪いの関係を裏付けるような映像を撮影することができた。

しかし地元の取材をしても、その関係ははっきりわからなかった。

スタッフは谷井さんの地元の静岡にもう一度向かう。
谷井さんの友人たちからは情報は得られなかったが、
谷井さんの出身小学校で情報が得られた。

谷井さんの担任であった岡村先生が去亡くなり、
長野県S市で葬式が行われたという。
その先生のお墓が、山で見つけた墓場にあるということだった。
ただ、谷井さんと岡村先生に深い関係はなかったという。


●感想とツッコミ

1.病院内で聞き込みをしたときの女性看護師が、占い師の女性にソックリ。

この女性看護師の顔(図1)が、ほん呪第6巻やSpecial1、VerX1などでたびたび登場する霊媒師「中田節子さん」(図2)にソックリ。
中田さんの本業は看護師だったのか?ww


2.事故当時、ほとんど何もないその道を青年が通ったその目的を取材して欲しかった。
第一発見者の青年は、事故当時、なぜこんな何もないところに向かったのか?
墓の埋葬者の遺族か、あるいは、肝試しにでも行ったのか?

普通こんな人里離れた道を人が頻繁に通るとは思えないので、この青年が事故車を見つけたのは相当希少な確率。
そこがこの作品では結構重要な謎だと思うから。

ほん呪作品はどうもこういう「へんな偶然」が多い。


3.第一発見者の青年の話を聞いてスタッフは墓に向かうが、その途中の道は歩くのも大変な険しい「けもの道」のようになっている(図3)。

ところが、墓の手前はなぜかちゃんとした舗装路になっている。

スタッフはこの墓場までいったいどういう道を通ったというのだろうか?
地元民のみ知るような、墓場までショートカットできる道でも通ったとでもいうのだろうか?
なにかがおかしい。

また、映像を見る限り、墓場の墓はきれいに整備されており、決して古びた昔の墓ではない。
新しく建てたような墓もあるし、デザインが奇抜な新しい墓も見受けられるし、塀で囲ったような立派な墓もある。
どうみても「古くて見放されたような墓場」にはとうてい見えない。

また、いくつかのお墓には、お参りしたばかりのような花が供えてあるお墓もあった。
だから、この墓場は今も頻繁にお墓参りに来る人が多いということだろう。

この墓場の雰囲気では、スタッフが通ったような「人がやっと歩けるようなけもの道を通って行くような墓場」だとはとうてい思えない。

では、墓場に行く途中で通ったあの「けもの道」は、いったい何だったのだろうか??


(次の投稿につづく)
ほん呪_VerX2の感想とツッコミの続き1です。

■作品名:喧嘩

●あらすじ

結婚式の2次会の帰り、友人がケンカをしてしまう。
そのケンカを撮影しているとき、一瞬不可解な顔が映り込む。

投稿者を取材した場所は東京の副都心と思われる。
つまり、おそらく副都心の高層ビルで2次会が行われたと思われる。


●感想とツッコミ

1.この作品には友人や通行人がたくさん映っているが、その誰にも全くモザイクが掛かっていない。
昔の作品だからか?


2.インタビューの途中で、このビルの名前がわかる部分がある。
投稿者の背後に住友林業のショールームの看板が映っている(図1)。
しかもどう見てもこの場所は新宿の副都心だ。
このため、このビルは高い確率で「新宿住友ビル」だと思われる。

実は新宿住友ビルのすぐ脇にあるビルは京王プラザホテルである(実際、このホテルはこのインタビュー中、投稿者の背後に映り込んでいる(図2))。

京王プラザホテルは、当時ドラマの「太陽にほえろ!」で有名だった俳優の沖雅也が「おやじ 涅槃で 待つ」という遺書を残し、飛び降り自殺をしたとして有名になってしまったいわく付きのホテルである(ただ、真相は自殺ではなかったといわれている)。

作品で不可解な顔が撮影された現場は、まさにこのホテルのすぐ脇だった。

まさか、この作品に映った顔というのは、飛び降り自殺をした俳優のものだとでもいうのだろうか?


■作品名:双子

●あらすじ

桜の花見で宴会をしているとき、ネコのようなものがうっすらと映り込む。

取材の8日後、双子の弟さんがギランバレー症候群という病気にかかっていたことが判明した。


●感想とツッコミ

インタビューで、双子の発言や動きがたびたびシンクロしているのが面白い。
さすがは双子さんである。

この作品を見ると、赤ちゃんがよちよち歩きしているときに映り込むネコの霊の作品を思いだす。

(次の投稿につづく)
ほん呪_VerX2の感想とツッコミの続き2です。

■作品名:エレベーター

●あらすじ

若い女性がエレベーターに乗るがすぐに故障して止まってしまう。
女性が管理者に通報しているとき一瞬停電するのだが、
明かりが戻ったとき、女性の背後に頭部が長く伸びた頭のようなものが映り込む。

取材の中で、溶鉄工場で人が誤って転落してしまう事故があるということがわかる。
溶けた鉄なので、人は一瞬で溶けてしまい跡形もなくなるという。


●感想とツッコミ

1.ほん呪作品全体を通して感じることなのだが、投稿の手紙のほとんどが「手書き」なのがすごく気になる(気になる方はほん呪の全作品を見直してみて欲しい)。
このVerXに出てくる手紙も全てが手書きの手紙。

コンピュータ時代(いくら昔だとしても、少なくともワープロは浸透していた時代)なのに、なぜ投稿者の手紙はいつも手書きなのだろうか?
今の時代、わざわざめんどうな手書きを選択するだろうか?

ほん呪作品は、「ほとんどの手紙が手書きである」というその不自然さが、「この投稿は本当なのか、やらせなのか」と疑問を抱かせてしまう原因の一つになっていると思う。


2.エレベーターに閉じ込められた女性が美人だと思う(図1)。
ほん呪史上で美女トップ10に入る気がする。
ある有名女優さんにも似ているし。


3.この作品に出てくる白い顔は鼻が異常に大きく幅広いので、日本人離れしていると思う。このあとの作品「続・砂嵐(後編)」でこれに似た顔が出てくるので、後ほど比較したいと思う。


■作品名:東京湾

●あらすじ

ほん呪プロデューサーの大橋氏の友人が、浮標の管理をしているときに奇妙な体験をしたという。

大橋氏は自ら東京湾にダイビングし調査をする。
苦労をした末、浮標の下に不可解な顔のようなものがあるのを撮影することに成功する。

●感想とツッコミ

海での取材映像が異常に長い。
あまりにもこのシーンの尺が長すぎて飽きてしまう。
いくらプロデューサーが参加した作品で忖度が必要だったとはいえ、内容的にそれほど面白い作品でもないし、海での調査シーンがちょっと尺をとりすぎではなかったか?


(次の投稿につづく)
ほん呪_VerX2の感想とツッコミの続き3です。


■作品名:続・砂嵐(後編)

●あらすじ

谷井さんが市来を取り戻したというのでスタッフは、谷井さんが入院している長野県の病院に向かう。

谷井さんは岡村先生を恨んでおり、木のそばでたまたま見つけたわら人形と釘を使って呪いをかけたという。

その後、岡村先生がどうなったか知りたくて先生の家に電話したところ、岡村先生は1年前に亡くなっていたことを知ったという。
それで谷井さんは「お墓参りぐらいはしておこう」と思ってお墓に向かっていたという(その途中で事故が起きた)。

スタッフはこの病院の取材当日の夜、そのまま静岡県の谷井さんの実家へ向かう。
しかし呪われたビデオは見つからない。

スタッフはそのあと、事故を起こした谷井さんの車を保管してある廃車場へ向かう。
その廃車場で、谷井さんのビデオテープを発見する。


●感想とツッコミ

今回の作品は、入院している谷井さんの状態に関して、いろいろツッコめる所が多い。

1.スタッフがふたたび病院に向かったときに対応した女性看護師が、前半の時に登場した看護師と同一人物(霊媒師中田さんに似てる人)のようだ。

取材の日にちがあいているはずなのに、その偶然もちょっと不自然に感じられ、同じ日に撮ったシーンを編集で前半と後半に分けた疑いも感じられる。


2.病院に入院している谷井さんを撮影したシーンもかなり不思議だった。

大事故で今まで何日間も意識を失っていて、取材時もぼーっとしているような谷井さん。
スタッフが「お話を聞いても良いですか?」と問いかけてもぼーっとした様子で返事をせず、身じろぎもしない。

だが、谷井さんのそんな状態にしては、点滴も何も医療的なものは何も施されていないようにみえる。
また、谷井さんは頭に絆創膏一つ付いているわけでもなく、頭に傷のようなものも見えない。長い間意識不明になっていたような事故なのに、頭に傷のようなものも見えないのは不可解。
右手首に包帯を巻いただけでただベッドに寝ているだけの谷井さんが、とても不自然に見える。

谷井さんが着ている服は灰色のトレーナー(図1)。
病院は検査が多いので、トレーナーのようなかぶり物の服は入院には適さないと思うのだが。

取材するとき、谷井さんは起き上がるわけでもなく(起き上がろうとするそぶりも全くない)、寝たまま取材に応じる谷井さん。
寝たまま取材に応じるということは、それだけ体の調子が悪いということなのか、それとも単に気が利かない人なのか(そうだとしたら、他人に対するこういう対応は社会人としての対応ではないと思う)。

ベッドの周辺、特にテレビの上にはティッシュなどがおいてあったので「生活感」はあり、テレビの前には飲みかけのお茶の缶も置いてあった。
この缶のお茶を飲んだのがもし谷井さんであれば、谷井さんは起き上がれるはずである。

ベッドの周辺に生活感があるので、入院はとってつけ(偽物)にも思えないが、ただやはり谷井さんが起き上がらずに取材を受けた姿は演出(過剰演出)なのではないかと疑いたくなる。


3.「木の下でわら人形と釘を偶然見つけた」という話も不自然。


4.また、それだけ恨んでいた先生が亡くなったと知ったとしても、呪い殺したかった人が実際に死んだからと言ってわざわざお墓参りに行くものだろうか?

先生が自分ののろいが原因でなくなったのかもしれないと思い、恐くてお墓参りに行こうとしたのかもしれないが、そんなことするのだったらはじめから呪わなければ良いものを、と思う。


5.この病院の取材の日、そのまま静岡県の谷井さんの実家に向かうと、妹さんが迎え入れる。
しかし、呪われたビデオは見つからなかった。

この実家の取材のとき母親は顔を出さないので、母親は長野の病院で谷井さんに付き添っていると考えるのが自然だろうか?

ただ、谷井さんの怪我の様子、入院中の服装などをみていると、入院が必要でも転院は十分できるような容態に見える。
それなのに、いつまでも実家から遠い長野県の病院に入院したままなのだろうかという疑問も出てくる。

このぐらいの容態になれば、実家に近い病院に転院するのが自然なのではないだろうか?

(次の投稿につづく)
ほん呪_VerX2の感想とツッコミの続き4です。

作品「続・砂嵐(後編)」のつづきです。


6.スタッフは廃車場に置いてあった谷井さんの車の中から事故で壊れたビデオテープを発見する。

しかし、谷井さんが長野県へお墓参りに行くときに、わざわざビデオテープを持って長野に向かうこと自体が偶然にしてはできすぎている(ビデオテープを持って歩く理由がない)。

谷井さんが「自分の呪いで人が死んだ」と考えたとしても、このビデオテープを長野にわざわざ持って行く理由としては弱い。

さらに言えば、そのテープを持って行って誰に見せるつもりだったのか?
持っていった先に再生機があるのかさえわかってはいないのに、旅先にわざわざビデオテープを持って行くというのはやはりおかしい。


7.さらに、テープを発見したあとのテロップでは、

「果たしてこのテープは
清水さんと谷井さんの見た
呪われたビデオテープなのだろうか?」

と表示される。

しかし、仮にこのテープが呪われたテープではないのなら、谷井さんが長野県に行くときにテープを持っていった理由がますますわからなくなる。

谷井さんが「このテープは呪われたものだ」と思っていれば、首の皮一枚ぐらいでテープを墓場まで持って行く理由にもこじつけはできるかもしない。
しかし、これが何の関係もないテープだとしたら、それを墓参りに持っていくなどの可能性はゼロだろう。

だから、このテロップは、よく考えるとおかしいことをいっていることになる。


8.この作品の最後にビデオテープの永聡として現れる「鼻がやたらと大きな顔」(図2)。
この顔は、やたらに鼻が大きく幅広い。

この顔はかなり日本人離れしている顔だが、この異常な大きさの鼻という顔の造作が、エレベーターで女性が閉じ込められた作品の白い顔(図3)に酷似していないだろうか?
エレベーターの顔は頭が長く、多少顔が上下につぶれている感じだが、鼻の異常な大きさと幅広さという造作は、このビデオテープの顔と妙に共通してはいないだろうか?

この顔の比較で私が何を言いたいか。

もし仮にこのビデオテープやエレベーターの顔が創りものだったと仮定した場合、2作品の顔が似たような造形であることから、同じモデルの写真をこれらの作品で流用した可能性があるということ。

考えすぎだろうか。

今回は、ほん呪「特恐編」の感想とツッコミです。

★ネタバレ注意★
特恐編はまだDVD作品化されていません。
まだ見てない人はこれ以下は読まない方がいいかも?
ネタバレご注意ください。
読む場合は自己責任でお願いします。★

特恐編については、先日すでに、投稿
>>226
>>227
>>228
で、いくつかのツッコミを入れています。

この投稿では、作品「トンネルの先」以外の作品は割愛し、
作品「トンネルの先」についてのみ書こうと思います。

結論から先に言うと、作品「トンネルの先」については、
あまりにも台本的、過剰演出的だったため、
かなり辛口な批評になりました。

***

■作品名:トンネルの先(前編)

●あらすじ

心霊ものが好きな投稿者は、友達3人で心霊スポットのトンネルに向かった。
トンネルを通り過ぎると、なぜか自分たちが乗ってきた自動車と全く同じ車が止まっている。
不思議に思い調べてみると、ハンドルには血のようなものがべったりとついていた。

●感想とツッコミ

珍しく、かなり長回しの作品ですね。

1.女の子たちが不自然なほど、しゃべらない。

トンネルにつくまで、女の子3人がほとんどしゃべらないというのが、非常に不自然。
特にカメラに写っている2人は、ほぼしゃべらない。
とにかく無言でさくさくと歩いて行く。

最初の作品「ハイキング」のように、
女友達同士ならもっとべらべらしゃべるのが普通ではないでしょうか?
(人数が集まったときのおしゃべりは女子の特性ともいえるわけだし)。

いくら心霊スポットとはいえ昼間だし、
みんなで興味を持ってきた場所なのに、
3人ともほとんどしゃべらないで黙々と歩いている状況というのは非常に不自然。
あまりにもテンションが低くないだろうか?

そのテンションの低さとか、
女の子同士なのにしゃべらないなどをみていると、
この女の子同士は、実は友達同士ではなく、
初顔合わせしたばかりのエキストラなんじゃないかと疑ってしまう。
それならしゃべらない理由として納得がいくのです。


2.投稿者にだけモザイクがかかっている異常さ

投稿者の顔にはしっかりとモザイクがかかっている。

インタビューの時はもちろん、
トンネルに到着し、これからトンネルに入るという瞬間や、
トンネル内で女性3人の顔がつぎつぎと映るときも、
カメラを持っている投稿者と思われる女性だけにはモザイクがかかっている。

トンネルの向こうに車を発見し、そのドアを開けた直後、
携帯で撮影している投稿者の様子がドアの窓に映り込むが、
そのときもモザイクがしっかりかかっている。

ふつう、投稿者は顔出しでモザイクをかけないが、
友人はモザイクをかけて保護するというふうにするのが
通常の常識ではないかと思うのだけど。

ところがこの作品は全く逆で、
ほかの友達2人にはモザイクがかかっていないのに、
投稿者本人だけモザイクをかけている。

なぜ友人にはモザイクをかけなかったのだろうか?


3.トンネル内での光量が不可解

カメラで写している女性は、トンネル内で
 「真っ暗すぎてぜんぜん写らない。なんか、カメラに。」
と言っている。

ところが作品では、トンなる内部の周囲の状況が
はっきりくっきりとみえる。

これは編集時に輝度調整をしたのだろうか?
それにしてはかなりきれいに映っていると思うのだが。

(次の投稿に続く)
ほん呪「特恐編」の感想とツッコミの続き1です。

(図の添付を忘れたので投稿し直します。)

4.トンネルの向こうにあった自動車を見て驚かない女の子たち

トンネルを抜けると、自分たちが乗ってきた自動車と
そっくりの自動車が止まっている。

しかも、友達の女性が機転を利かせて
ドア解除のリモコンを押してみると
あっさりとドアが開いてしまった。

ふつう、この時点で相当驚かないだろうか?
驚いたと同時に、気味が悪くならないだろうか?
普通、こんな車には近けないのではないだろうか?

僕なら怖くて近づかないし、
特に女性なら余計に近づかないのが普通では?

ところがこの映像では、3人ともさほど驚いている様子がない。
一応驚いているそぶりはあるものの、その驚き方がなんか「浅い」。

そもそも、自動車を見てすぐにリモコンを押してみるというのも、
変に機転が利きすぎではないだろうか?
全然驚いてないからこそ、すぐリモコンに機転が利いたのではないか。

ふつう、こういう異常な状態に出くわしたときには、
頭が真っ白になったりして何が起こったかわからず
パニックになるのではないだろうか?

ところが、この3人はそれほどパニックになることもなく、
次のような行動をとっている。

・機転を利かせてすぐにリモコンで確かめる。

・一人目の細いしましまの服を着た背が低い方の女性が、
さっさとその自動車のドアを開けてしまう
(普通は恐ろしくて触れないのではないだろうか?)。

・別の薄茶色い上限の服を着た女性が、
ハンドルについている赤い汚れを平気で触ってしまう。
(この女性は、手についた赤みを見て「これなに?」
って驚くが、これはリアクションとしてはかり不自然で浅い。
触ってから驚くのではなく、触る前に普通気づくだろう。
そもそも、ふつう、こんな不気味なものを簡単に触らないでしょう。)

この女性3人は3人とも、
一般男性よりも度胸があるとでもいうのだろうか?

いくら心霊好きとはいえ、パニックにもならず
率先して不気味なものをさわりにいくというのが
どうしても不自然に思えてならない。

ちなみに、作品中の証言では
 「みんなパニックになっちゃって」
といっているが、こういうのはパニックとはいわないのではないか。


5.自動車のナンバーにモザイクがかけられている

この作品でもっとも残念なのは、
自動車のナンバーにモザイクがかけられているところ。

もし、自分たちが乗ってきた自動車と同一の自動車なら、
自動車のナンバーが同じはず。
女性が機転を聞かせてリモコンを使ったということは、
やはり車のナンバーが同じだったからではないか?

つまり、自動車のナンバーは
「同じ自動車が時空を超えて移動してきた」
という現象の★最も重要な物的証拠★。

しかし、そんな重要な証拠なのに、
この作品ではわざわざナンバープレートに
モザイクを施しているのだ。
なぜそんなもったいないことをしたのだろうか?

ナンバーは個人情報の一種とはいえ、
最も重要な証拠にモザイクをかけるというのは、
もしこれが本物の心霊動画だったとしたら、
ナンバーを隠すというのはあまりにも
残念すぎる編集処理ではないだろうか?


ちなみに、トンネルの向こう側にあった自動車のナンバーは、
かすかだが
「64−15」
と読めないだろうか?(図1)

そして投稿者がトンネルを戻って乗ってきた自動車を確認したとき、
その自動車のナンバーも、かすかだが同じナンバー
「64−15」
に見える(図2)。

(次の投稿に続く)
ほん呪「特恐編」の感想とツッコミの続き2です。

6.やっぱり編集でつないだように見える

私が以前から何度も主張していることですが、
「カメラが揺れていたり暗くなったときに
編集でシーンをつなげる」という手法が、
最近の心霊映像作品では多用されすぎていると思います。

(この手法を特に多用していると思うのは「禁断動画 NotFound」だと思う。)

今回の作品も、トンネルを通るとき暗くなったり、
走って画面がぶれるので、
いくらでも編集で異なるシーンをつなげることができる。

今回の作品は、トンネルに入る前のシーンを一通り撮影した後、
次に、自動車を反対側に移動して出口のシーンを撮影すれば作れてしまう。

それぞれのシーンを、トンネル内で暗くなった箇所
あるいはぶれている箇所でつなげるだけで、
この作品は作れてしまう。
そういう意味では、かなり稚拙な映像にしか思えませんでした。

この作品「トンネルの先」全体を通してそもそも全然怖くないし。

(次の投稿、「トンネルの先」(後編)につづく)
ほん呪「特恐編」の感想とツッコミの続き3です。


■作品名:トンネルの先(後編)

●あらすじ

投稿者は、トンネルの出口からいったん引き返して
自分たちの乗ってきた車がちゃんとおいてあることを
確認した後、もう一度トンネルを通過して出口に向かう。

ところが、出口にいるはずの友人2にはおらず、
探しているうちに何かにぶつかり気絶してしまう(作品はここまで)。

投稿者の証言によると、その後、
トンネル内で倒れている投稿者を友人2人が見つけたそうだ。

●感想とツッコミ

1.血のようなものを触っても動じない女の子

ハンドルについていた血のようなものを触って騒いだ
薄茶色の上下を来た女の子の挙動がおかしい。

血のようなものを触って騒いだら、
普通はすぐティッシュなどで手を拭くと思う。

ところがこの女の子の挙動をじーっと注意して見ていると、
この女の子は最後までその手を拭こうとはせず、
何事もなかったかのように手を下に下げて、
そのままなのである。

きもちわるくないのか?


2.なぜか携帯で連絡を取り合わない投稿者たち

投稿者は2人をそこにおいて一人でトンネルを戻り、
元あった場所に自動車がおいてあることを確認する。

しかし、普通は乗ってきた自動車を見つけたこのタイミングで、
携帯で友達に車があったことを連絡しないだろうか?

しかし、彼女は携帯での連絡を一切しようとせず、
また歩いてトンネルを戻るのだ。
(作品の内容の関係から、携帯で電話すると
事態が複雑化してまずいので電話をしなかったのでは?
と思えてしまう。)


3.画面はぶれてないのに、駆け足の足音だけが先走る異様さ

元あった場所に自動車があったことを確認した投稿者は
再びトンネルを通り、友達がいるはずの「出口」にむかう。

このとき、投稿者は途中から駆け足になる。
しかし、駆け足の音がおかしい。

駆け足を始めたとき、聞こえてくる音は確かに駆け足の音だ。

このときの画面はまだ、歩いているときと同じ揺れ方。
走る足音だけがバタバタと(時間的に)先に聞こえてくるのだ。

この足音が聞こえてから2,3秒してから
突然画面が大きく揺れだすので、
ここでようやく投稿者が走っていることがわかる。

足音だけが先走って聞こえてくるのは異常というほかない。
「異常な空間を通っているから?」
と考えれば、そういうことなのかもしれないけど。

後から走り方を大きくしたのかという考え方も
あるかもしれないが、
走る足音のペースははじめから変わらない。
つまり途中から走り方を大きくしたとは、足音からは思えない。

だからこそ、時間差で画面が大きく揺れだしたのは不自然すぎる。
この画面と音声の明らかなズレは何なのだろうか?

やっぱり異常な空間だからだ、とでもいうのだろうか?


4.友達を探しているようには見えない投稿者

トンネルの出口につくと2人の友達がいないし自動車もない。
このとき、インタビューの音声で投稿者は
 「(友達を)しばらく探した」
と証言している。

もしそのトンネルの出口の周囲が
「左右が開けていて見渡しのよい場所」
なら、左右を見て探してもおかしくはないだろう。

しかし、実際にはトンネルの出口付近は全然様子が異なる。

出口の左側は急な崖になっており、崖の向こうには森が広がっている。
一方、出口の右側は土手のような山や森が広がっている。
全体的にはそこはとても狭い道なので、左右など探すまでもない場所。

むしろここで友達を探すのなら、
・カーブの先までいってみる
・左の崖下を見下ろしてみる
などの行動をとるというのが唯一やるべきことだと思う。

それなのに投稿者は一カ所に突っ立ったままで左右しか見ていない。
カーブの先まで見に行ったわけでもない。
崖の下を見下ろしてみたわけでもない。

カメラは不必要に地面や空をなんども映し出す。
「鳥を探してるわけじゃないだろ?」
とおもわずツッコみたくなる。

こういうのは「探した」とはいえない行動だと思う。
この映像ではどう見ても探している雰囲気はない。

さらに、この異常な行動を投稿者がとってから
相当時間がたったあと、
とつぜん投稿者は叫び声を上げ、
カメラが地面に落ちてしまう。

とにかく、この道の左右を見渡している時間が異常に長い。
一カ所にたたずんだままただ右左を見てるだけの映像が
しばらく続いてしまう。

この異様な「間」は何なのか。

この映像を初めて見たときから、
「この長い間(ま)はいったい何なんだろう?」
と僕は思っていました。

トンネルを出てから投稿者が叫ぶまでの間が異常に長く、
投稿者が何をしようとしたのか不可解だとしか思えなかったです。

(次の投稿に続く)

ほん呪「特恐編」の感想とツッコミの続き4です。

5.全く触れられない「消えた友人」の行動

トンネルの出口に残っていたはずの2人の友人は
忽然と消えてしまった。

ではそれら2人の友人は、
トンネル内で倒れていた友人を見つけるまで、
いったいどういう行動をとっていたのか?
何を思っていたのか?
何を感じていたのだろうか?

友人2人が消えたこと自体は、
パラレルワールドとか、時空がゆがんだとか、
さまざまな考察はできるだろう。

ところが、では消えてしまった友人2人は、
投稿者と別れた後どういう行動をとっていたのか?
そこが気になりませんか?

ここは彼女ら友人ら2人の証言を聞くべきではなかったか?

この作品を見ると、これはどうみても
パラレルワールドや時空のゆがみが起こった
可能性があるのだから、
彼女たちの行動や感じたことなどを取材するのは
最も重要なことではなかったのか?

こういうとき、ほん呪はいつもなら
しつこいほど取材をするのに、
この作品では「突然消えた2人の友人」に対して
インタビューを行った様子はない。

それはおかしいでしょう。
一番重要な証言をとれるのがこの2人の証言なのに。

まるで、カラオケで一番盛り上がるサビの部分を
歌おうとしたら、
カラオケが突然止まっちゃったような尻切れトンボのような
空しさが残る。


6.いかにも演出っぽい投稿者の「笑い」

最後に投稿者のインタビュー場面に戻り、
投稿者は、

「すごい貴重な体験というか・・・」

「また何かあったら投稿しますね。ムフフフ!」

と証言。

この投稿者は、何かにとりつかれてしまったかのような
「不気味な笑い」で作品が締めくくられることになった。

この

「ムフフフ!」

という笑いは、僕は何度聞いてもイラッとします。
もう過剰演出そのものにしか聞こえないのです。

不気味な笑いで締めるこの最後の締め方は、
マジで蛇足だろと思います。
いかにも台本のしゃべり、演技過剰なウソ笑いに思えます。


■特恐編の総評

作品「トンネルの先」以外の作品は、
ほん呪らしい作品が多く、最近のほん呪と比べたら、
全体としては今回は割と面白いと感じました。

ただ、作品「トンネルの先」のあまりにも過剰演出的、
そして出演した女性たちのおかしな行動の数々により、
今回の作品「特恐編」全体の質を大きく落としてしまった
のではないかと思いました。

かなり辛口でしたが・・・
今日はほん呪45の感想とツッコミです。

なぜかというと!

★45巻は今年、まもなく祝・満10年だから!!★

45巻は好きな作品上位3位に入るぐらい好きです。

45巻は、「逢魔時の怪」「首の家」をはじめ、名作揃い。
これらの作品が好きだという人の話は、
あちこちで目にしますよね。

その人気作品が、発表から今年の12月で10年経過するのですね。

もちろん、45巻は評判が高い岩澤さんの演出作品です。
それでも公平に、この作品もここでは盛大にツッコみますよぉ〜!


■作品名:逢魔時(おうまなどき)の怪

●あらすじ

恋人の女性とともに夕暮れの海岸でビデオ撮影している投稿者。
目の前にふいに女性が現れ、その首が突然もげて落ちてしまう。


●感想とツッコミ

(1)恋人の女性がビキニになったときの
「こんなだよ、こんなだよ」
というセリフが、個人的にいつもかわいいと感じてます。

(2)首がもげてしまう女性の口が、首がもげる瞬間まで、
もぐもぐと動いているのがはっきり見えるところが
とっても不気味で好きです。


この作品、とっても好きなのですが、
残念ですが、ツッコみどころもあります。

(3)おかしな霊があらわれる前には、
海上には「走っている状態のウインドサーフィン」は
見受けられません(図1)。

画面左の方に、海に落ちてるようなサーファーは居ます。
ただ、これがウインドサーファーだとしても、
この状態では、すぐには復帰できないはず。

ところが、その直後に霊の女性が現れ、
そのあと首が落ちて消えたあとには、
ウインドサーフィンが突然さっそうと現れてるんですよね(図2)。

このウインドサーフィンは、瞬間的に持ち直して、
瞬間的に女性の後ろの方まで超高速移動した、
・・・とでもいうのだろうか?

(4)この女性の口パク、いったいどうやって撮ったのか?

「この作品は作り物である」という仮定でお話しします。
これが本物の霊映像だったら怖すぎます。

思いつく方法は、
(1)口が自動的に上下に動くマネキンを使った
(2)本物の女性が口パクを演技したシーンと、
(人形を使って)首が落ちるシーンを別撮りした後、
首が落ちる瞬間で2つをつなげて制作した。

だけど、口の動きが絶妙でとても自然であり、
霊は口を前に突き出すような自然な動きをしています。
いかにもしゃべっているように見えますよね?

マネキンの口を上下に動かすだけでは、
この動きができるとは思えないです。

だからやっぱり(2)のように、
生身の人間と人形のシーンをつないだ、ぐらいしか
方法は思いつきません。

ただ、背景が夕暮れ時のため時間で空の色が
どんどん変わってしまうので、
撮影と編集は相当気を遣わないといけないので
難しい作業ですよね。


それにしても、この作品はよくできています。

この作品、作り物だとしたら撮影と編集が相当上手だと思います。
ウインドサーフィンの存在だけ邪魔でしたけどね。

この作品が本物だったら、この海岸には絶対行きたくないですね。
この首が落ちる瞬間はほんと怖いですね。

大好きな作品なのにツッコんじゃいましたけど、
夕暮れ時のこの雰囲気と相まって、
ほんとに不気味な良い作品に仕上がっていると思います。


(次の投稿につづく)
ほん呪45の感想とツッコミの続き1です。


■作品名:ブランコ

●あらすじ

「専門学校の近くにある公園で、ブランコが勝手に動く」
という噂があった。

その夜の公園で友人とともに4人で定点カメラで撮影する投稿者。

すると、ある瞬間、ブランコが突然揺れだす。

そのブランコに近づいた友人の安達さん(仮名)の
となりに半透明の小さい女の子が映り込む。

またそのあと、女の子の笑い声が聞こえ、
(作品では泣き声と言っているが)
安達さんがその方向に振り返る。

現在、安達さんは急に鬱病になり、学校を休んでいるという。


●感想とツッコミ

これも好きな作品。

この作品は、以前別の機会に
一度ツッコんだことがあるような記憶があります。

(1)岩澤さんが登場するのですが、
岩澤さんの耳が少しつぶれているように見えます。
もしかして岩澤さんは柔道経験者なのでしょうか?

(2)この公園のブランコはかなり個性のある
特殊な形状をしていることにお気づきでしょうか?

このブランコと同じ(風景もそっくり)な公園が、
実はこの45巻の別の作品「鬼子母神」にも出てくるんですよね。

●作品「ブランコ」と作品「鬼子母神」の公園の共通点

(A)ブランコの形状がそっくり。

作品「ブランコ」の映像を処理したものが図1です。

このブランコは縦の中心棒から
水平に2本伸びた「枝」があり(図1の矢印)
それぞれの枝にブランコが取り付けられています。

その2本の「枝」が上下方向に大きくずれて取り付けられて
いるのが、このブランコの大きな特徴です。

こういう形状ブランコってあまり見ないのではないでしょうか?
かなり独特な形をしてますよね?

また、映像の色彩の処理をしてみました。
画像が元々緑がかってしまっているので
わかりにくいのですが、
よくみるとブランコの中心の棒は
赤みがかっているのがわかるでしょうか?

それに対し、水平方向の棒は白みがかっているのが
わかります。

一方、作品「鬼子母神」の画像(図2)をよく見ると、
こちらの公園にもそっくりの形状をした「なにか」が立っています。

これも図に示すように、水平方向の枝が上下に大きくずれて
取り付けられています。
「枝」のかんじが全く同じです。

また、色処理をしたのでわかると思いますが、
中心の棒も明らかに赤みがかっています。
また矢印のところには、白っぽい横棒が2本
取り付けられているのがわかります。

つまり、縦と横の棒の色も
作品「ブランコ」とまったく同じということ。

こういう特殊な形状をしたブランコは、
そうそうたくさんあるとは思えませんし、
色使いまで一緒なのです。

その形や大きさ、色から、これは作品「ブランコ」に出てくる
ブランコと同じ遊具ではないかと僕は推測しています。


(B)画面右側の手すりの色や形状も同じ

公園の手すりも図1と2を比較していただきたいです。

どちらも手すりがクリームから黄色っぽい色をしていて、
手すりが上に行くにつれて丸っこくカーブしている
デザインもそっくりですよね。

(C)あと、ちょっとはっきりはしませんが、
背景に映り込んでいる一戸建ての住宅も同じ気がするんです。

作品「ブランコ」の背景に映り込んでいる住宅の塀に注目。
作品「鬼子母神」でもこの住宅の塀にそっくりな塀が、
ブランコと思われるポールの左の方に
わずかに映り込んでいます。

(D)ブランコと手すりの位置関係

2つの映像を比較すればよくわかるように、
ブランコと手すりの位置関係までが同じなんです。

2作品の公園にはここまで共通点があるので、
これらの公園はおそらく同じ公園だと僕は思います。
(この話題については、ずっと前にも指摘した記憶があります。)

この公園はぜひ確かめに行ってみたい公園です。
個人的にはここは聖地の一つですね。

(3)作品では女の子の泣き声が聞こえると言ってますが、
僕は何度聞いても笑い声に聞こえるのですが・・・。

なお、半透明の女の子が友人の安達さんを見上げた後、
投稿者の方を振り向く仕草もとても自然で
ほんとうに良い作品だと思います。


(次の投稿につづく)
ほん呪45の感想とツッコミの続き2です。

■作品名:秋祭り

●あらすじ

投稿者が恋人と一緒に秋祭りを見に行ったときの映像。

お祭りの中、救急車のストレッチャーで運ばれる人を発見する投稿者。

ふと恋人の女性を映すと、その顔に重なるように
おばあさんのような恐ろしい顔が映り込む。

その直後、女性の背後に、
浴衣を着てうつむいているおばあさんの全身
が映り込む。

●感想とツッコミ

これも記憶に残る作品ですね。
とにかく不気味です。

おばあさんの顔が不気味すぎて、
個人的にはあんまり見たくない映像です。


■作品名:鬼子母神(前編)

●あらすじ

演出補の川居さんが、過去に投稿されてきた映像に関する
データベースの内容と、現在の霊現象が違っているという。

・データベースの情報では「女性の周りに赤いもやがかかっている。」
・現在の映像では「モヤではなく、女の子が映っている」

当時作品管理をしていた元・演出補の長田明子さんにも話を聞く。

投稿の封筒を調べると、東京都のある場所からの発送だった。
調べると、撮影された公園はたやすく見つかった。

周辺の調査の結果、
「この公園には幽霊の噂がある。」
ということがわかる。
(これは後半の投稿で改めて取り上げます。)


●感想とツッコミ

(1)若かりし川居さんの姿がきれいですね。
いまももちろん変わらずおきれいです。

川居さんがほん呪に初登場したのは、
この作品の一個前の44巻だと思う。

だからそうかぁ、川居さんもほん呪10周年なんですね。
その前にほん呪は卒業しちゃったけど。
(たまに戻ってくるけど。)
ただ、川居さんは存在感がすごいので、
10年以上ほん呪にいるイメージがあります。

45巻は演出が岩澤さんで、
演出補の長田さんや菊池君も登場し、
ほん呪の中でもそうそうたるメンバーが登場するのも
45巻の魅力のひとつですね。


(2)この作品の舞台となっている公園ですが、
先ほども書いたように、同じ45巻の作品「ブランコ」に
登場する公園とどう考えても同じです。

もし、2つの作品の公園が同じ公園であれば、
作品「ブランコ」と作品「鬼子母神」は
なにか関係があるのではないかと思えます。

一つのDVD内の複数の作品において、
お互いに関連する要素が絡み合っていく。
実はこの特徴が最も強く表れるのが、
劇場版にもなった55巻ですよね。

複数の作品が一つに絡まっていくスタイルは
岩澤さんの作品に多い気がしてます。

こういう傾向の作品群は、僕は面白いなぁと思う反面、
「こんな偶然が何度も重なるものだろうか」と重い、
きっと作り物なんだろうなぁと思ってしまう残念さも
反面にはあります。

(3)街頭での取材の時、主婦のような女性が現れますが、
この女性の言葉遣いがかなり変です。

主婦「顔ははっきりとは認識してないけれども」
主婦「ありがた迷惑な遊ぶ若者を・・・」

「認識」とか「ありがた迷惑」とか。
使うべき言葉の選び方が完全に間違っていると思う。

頭が悪いのにインテリぶって無理に使い慣れない言葉を
使っているような印象を受けるんですよね。

これ、この作品を見るたびに、毎回思うことです。
人間、ムリに背伸びして見せたらいけないという見本みたい。


(次の投稿につづく)
ほん呪45の感想とツッコミの続き3です。


■作品名:セレクトショップ(シリーズ監視カメラ)

●あらすじ

セレクトショップ(雑貨屋)で、
画面左に立っている四角い大きな姿見の鏡に
半透明の女性の下半身が映り込み、通り過ぎる。

続いて、小さな楕円形の鏡に、
そこに居るはずのなき女性の顔が映り込み、
こちらに振り返ったあと、消えてしまう。

●感想とツッコミ

ナレーションでは、この霊の顔が
「不気味にほほえむ」
と述べているが、それより、
顔がゆがんでいるように見える。

よくできている作品なので、
この作品を合成だと言ったら、
逆に野暮になる感じがしますね。
本当ならこれも結構怖い作品。


■作品名:お別れ会の練習

●あらすじ

投稿者の女性が小学3年生の時に撮影された映像。
担任の女性が転任になるので、そのお別れ会をするための
練習風景だという。

映像には女性の遺影のようなものが映り込む。

映像に映り込んで遺影の中の女性は、
何か口を動かしているように見える。

髪型などから、この女性は担任の先生
に似ているという。

その後の調査によると、担任は病気ではなく
自殺で亡くなったと判明した。


●感想とツッコミ

(1)インタビューでは投稿者は「8ミリビデオ」と言っているが、
おそらく「Hi-8」のカセットのことを言っていると思われる。

(2)友達の演奏を無視して、何度も何度もぴょんぴょんと
飛び上がって頭で撮影を邪魔する男の子が目立つ。

こういう子ってクラスに必ず一人は居るんですよね。

(3)作品「逢魔時の怪」もそうでしたが、
霊がただ映っているだけではなく、
写真に写る顔の口が、何かを訴えるかのように
動いているのがとても不気味です。


■作品名:茅の輪くぐり

●あらすじ

撮影者が茅の輪をくぐろうとしたとき、
茅の輪の上部に、土色をした手のようなものが映り込む。

●感想とツッコミ

(1)茅の輪の正式なくぐり方をしている人が
一人も居なかったのがちょっと気になった。

(2)撮影者が茅の輪をくぐるとき、
「清めたまえよ」
と上から目線で言っているのが神様にとっても失礼。
そんなだから霊が映るんだゾと思いました。

(3)茅の輪をくぐったあとに
「今年は良いことあるぞ」
といってるが、このときは7月。
もう半分以上、その1年は過ぎてますよ。

(4)霊の手が現れたときにそこをくぐったのは
中年と思われる女性。

その女性が来ているカーディガンのような服、
背中が大きく開いていて、
デザインがなんかおかしくないですか?(図1)

なんだこの服?
そんな変な服だから霊が映るんだゾと思いました。

(5)茅の輪の上に現れ出てきたこの左手、
よくみると、薬指に指輪をしてますね(図2)。
亡くなった幽霊は、既婚者なんですね。

(6)もしこの映像が作り物だったとすると、
茅の輪に霊が映るなんて、神様にかなり無礼かもしれない
ある意味でヤバイ映像なんですよね。

・・・いや、神様が霊を払ったためにこの手が現れたとすれば、
むしろ霊験あらたかな映像なのかな??


(次の投稿につづく)
ほん呪45の感想とツッコミの続き4です。

■作品名:首の家

●あらすじ

大学生の投稿者が、友人とともに山間部の廃墟を探索に来たときの映像。

薄暗い部屋の中の一カ所に、
マネキンの頭が多数まとめて放置してあるのを
投稿者が発見し、驚く。

その直後、マネキンの隙間から突然、
中年男性とおぼしき「そこにあるはずのない顔」が振り返り、
投稿者たちはパニックになる。

投稿者たちは帰りの山道でブレーキがきかなくなるという
怪現象に見舞われ、サイドブレーキで間一髪難を逃れたというのだが。


●感想とツッコミ

来ましたね、名作「首の家」!

この作品は、ほん呪史上、上位3本の指に入ると思います。
僕的には、いまのところ1位です。

この作品も、確か以前にもツッコんだことがあると思います。
そのときは、この作品に映っている別の「霊のようなもの」を
紹介した記憶があります。

なので、そのとき紹介した内容はここでは割愛します。
ここではそれ以外の部分を紹介します。

(1)とっても自然なリアクションの数々

投稿者「良いって撮んなくて〜」
男性2「こわっっ(笑)」
女性「もういいよ〜、やめよう〜」
女性「もう帰ろうよ。もういいよ。もうやぁ〜。」

ここで投稿者がマネキンを発見。

投稿者「うぉおおおお!!・・・焦らすぅ〜!!」

作品に登場する男性も女性も、
みんな、発言もリアクションもとっても自然で、
臨場感ばっちり。

(2)パニックの場面も迫真

とつぜん霊の顔が現れて全員がパニックになった瞬間、
一番喜んでいたはずの太った「男性2」が
一番先に逃げ出したようだ。

男性2は恐怖のあまり扉を閉めてしまう。

投稿者「開けろ!開けろ!なんだおい!」
女性「あああああんん!!」
女性「あけてよぅ、いやぁ〜!あけてよぅ、いやぁ〜!」
投稿者「おい!なんだよ!いきなり締めんなよ!」

この壮絶すぎるリアクション。
なんとも最高すぎる。

この作品にはびっくり要素も、恐怖も、壮絶さも、
薄気味悪さも、そして絶妙といえるリアクションも
全部そろっていると思います。

もしこの場にいたら、本当に怖いと思うし、
何度見ても、登場人物の感情に共感してしまいます。
こういう迫真にせまる作品にはなかなか出会えないと思う。

(3)この作品には後に後日談が発表されます。
その後日談も、この作品にさらなる恐怖を
醸し出させることになったと思いますね。


(次の投稿につづく)
ほん呪45の感想とツッコミの続き5です。

■作品名:続・鬼子母神

●あらすじ

公園の近くでは、

「一年ほど前、3歳のみずきちゃん(仮名)という女の子が
自宅の階段から転落して事故死をした。
みずきちゃんは里子だった。
公園の幽霊はみずきちゃんで、
みずきちゃんは虐待死だったんじゃないか」

という噂になっているという。

その後、演出補の菊池君が、
投稿映像の背景に、夜中なのに小さな女の子が
映っていたことを発見する。

投稿映像の消印はみずきちゃんが亡くなる4日前だった。

そこでスタッフはつぎのように推測した。

(1)投稿映像を撮影したとき、
みずきちゃんはまだ生きていて、
投稿映像に当初映っていた赤いモヤは、
みずきちゃんの心の叫びが映り込んだものだった。

(2)その後みずきちゃんが亡くなったことにより
念が強くなりモヤが変容して
「女の子」という形で具現化したのではないか。

演出補の川居さんがみずきちゃんの自宅に電話するが、
虐待について問い詰めすぎて、母親を怒らせてしまう。

スタッフは、投稿映像をみずきちゃんの家に郵送するが
返信はなかった。

そしてスタッフはもう一つの仮説を思いつく。

「みずきちゃんは、自殺したのではないか。」


●感想とツッコミ

(1)この作品には根本的な謎があります。
それは、差出人不明の状態で投稿する「動機」が見当たらないということ。

具体的に言うと、次のような疑問が残る作品です。

(A)この作品は「差出人不明」と書いてあるのだが、
それなら、「差出人不明」とするなりの「何らかの理由(動機)」があるはず。

作品には恋人の女性の顔がアップではっきり映っていて、
顔をモザイク処理している。
ここまで自分たちの顔がはっきり映っている映像なのに、
なぜ「差出人不明」として投稿したのか?

(B)また、差出人情報を書かなかった場合、
賞金や商品をもらえる可能性がない。

ではいったい投稿者は、他の何をメリットとして
差出人不明として投稿したのだろうか?

仮に、この作品を世間に示すことで
恨んでいる誰かをおとしめたいと
考えていたとしても、
この映像で誰かをおとしめられるとも思えない。


(2)作品「ブランコ」に出てくる霊の少女と
作品「鬼子母神」の霊が同一人物の可能性

作品「ブランコ」に出てくる霊の少女と
作品「鬼子母神」のみずきちゃんの霊の画像を
図1と図2のように色彩処理してみました。

作品「ブランコ」では、
この霊が出るようになった経緯などは示されていません。

でも、この2つをみると、見た目の年齢的にも
着ている服装の感じも、
作品「ブランコ」と作品「鬼子母神」の霊は
同一人物のみずきちゃんという感じがします。

先ほど書いたように、
公園も同一の公園みたいですし。

皆さんはどう感じますか?


(3)その他、菊池君の

「僕も子供が居るんですけど」

という衝撃発言も気になりました。
菊池君、子供いるんだね。


■ほん呪45の総評

作品そのものもとても面白いし、
このころが、ほん呪の黄金期だったという感じがします。

僕個人としては、ほん呪の面白さは
岩澤さんが演出した作品までなんですよね。

残念ながら、演出が菊池君に変わった頃から
ほん呪はどんどんつまらなくなっていく一方に思います。

記念すべき100巻に向けて、持ち直して欲しいですね。
100巻目って、やっぱり劇場版になるんですかね?

最近はDVDのトピに直接ツッコミを書いてるので、
このトピに書くのは約1年半ぶりとなりました。

今回の話題は「ほん呪13」なので、こちらに投稿させていただくことにしました。
今回はツッコミと言うより、「特定」です。

■ほん呪13の作品「前触れ」のマンションを特定

ほん呪13の作品「前触れ」という作品で出てきた
・光る人影が撮影されたマンション
(女子高生が飛び降り自殺をしたマンション)
が完全に特定できました。

このマンションは、この投稿に添付した2つの映像から特定しました。
[写真1枚目]中野サンプラザとその周辺の高層ビルが映っている。
[写真2枚目]この写真全体に特徴的なものがたくさん映っている。
●特徴1:マンションの窓が十字型の枠(サッシ)で仕切られている
●特徴2:遠景の白い4階建てのマンション全体が特徴的
●特徴3:その白いマンションの手前にレンガ色の建物が2棟映っている
●特徴4:この写真にも中野サンプラザが映り込んでいる

また、作品「前触れ」では、「洗濯機が置いてある塔屋」が出てきます。
これもマンション特定のための大きな特徴となりました。


■本当に事故物件なのかを「大島てる」で検索

マンションを特定した後、気になる情報も調べました。
それは、「女子高生が本当に飛び降り自殺をした現場」かどうか。

「大島てる」さんの事故物件サイトで調べましたが、少なくとも現時点ではこのマンションは事故物件としては登録されていませんでした。ちょっと残念でした。

Amazonで調べるとほん呪13の発売日は2004/9/3。
つまり19年も前のDVDとなります。
このマンションが「大島てる」さんのサイトに載っていない理由は、もしかしたら以前は事故物件として登録されていても、その「古さ」ゆえに現在は事故物件としてはもう登録されていない・・・という可能性はありますよね。


■マンションの特定方法

このマンションの場所を完全にあかすのはいろいろまずいと思うので、ここで詳細を書くのは遠慮しておきます。
ただ、マンションを特定した証拠を、上で示したマンションの特徴と写真3を使って説明します。
写真3はGoogleMAPをキャプチャしたものです。
マンションが特定されないように加工してあります。ご了承ください。

最初は、「中野サンプラザ」とサンプラザの「右隣に立っている高層ビル」、そして、サンプラザの左側の(DVD制作当時には)「建設途中と思われる高層ビル」の3つの位置関係と、それらの「見え方」から、マンションがどの方向にあるかを推測しました。

マンションのだいたいの位置・方向を決めた後、写真2に映っている白いマンションやレンガ色の建物などに似た建物を探していきました。


写真2と写真3を比較しながら見てください。赤く囲まれた部分を、左上から順に説明します。
(最初、塔屋の位置を間違えてしまい修正してます。ご了承ください。)

(1)左上の白いマンション
写真2の映像では、白い壁面の特徴的な4階建てのマンションが映り込んでいます。
これと同じ特徴を持つのが、写真3の左上の赤枠で囲ったマンションです。
縦方向の太くて白い柱、4階建て、横に平べったい構造、という部分がソックリです。

(2)レンガ色の建物
写真2の中央付近、窓枠のちょっと上のところに、レンガ色の建物が2つ横に並んで映っているのがわかりますか?
左側の建物の屋上には数個の突起があることを覚えておいてください。
写真3でもレンガ色の建物が横に2つ並んでいます。そして、写真2と同様、左側の建物の屋上には、数個の突起が、同じ位置に存在していることがわかります。

(3)洗濯場があると思われる塔屋
写真左側にある「背の高い塔屋」。
ここが、洗濯機が置いてある(女子高生が椅子に座っていた)塔屋だと思われます。
この写真ではわかりにくいため、その証拠となる別の写真を、次の投稿でお見せします。

(4)マンションの窓が十字型の枠(サッシ)で仕切られている
DVDの舞台となったマンション自体に特徴がありました。
それは、「窓が十字型の枠で仕切られている」ということです。これも写真2の映像からわかります。
写真2を見ると、横方向の窓枠が窓の下から3分の1ぐらいの位置に設置してあります。
このため、窓から外の景色が、窓枠の上と下から見えるようになっているのです。
そして写真3を見ていただくとわかりますが、GoogleMAPで特定したこのマンションの窓も、全く同様の十字の窓枠構造をしていることがわかりました。

これでほぼ特定できたのですが、追加の特定内容を次の投稿でお話しします。
先ほどの投稿の続きです。

■塔屋の外の「鏡餅上の物体」に注目

写真1は、DVDのインタビューで
「洗濯場の塔屋の窓から女子高生が抜け出ていった」
という話を聞いている場面です。

この塔屋の窓の外には、まるで「鏡餅のような形状」をした「丸い物体」が見えています。

これが非常に特徴的だったので、これがマンションのGoogleMAPに映ってないか調べたら・・・映ってました。

それが、写真2です。
写真2はマンションを上空から見たものです。
この写真ななめ左上方向が中野サンプラザ方向です。

写真2左側の四角いものが、女子高生が抜け出ていった洗濯場のある塔屋です。
塔屋の右側面に「窓」が映っているのがわかります。
その窓の外(窓の右側)すぐそばに、「鏡餅のような形状」をした「丸い物体」がありますよね。
まさに写真1の位置関係と完全に一致しています。

だから間違いなくこの「鏡餅」は、作品「前触れ」で出てきたものでしょう。
これでもうこのマンションを疑う余地はありません。


■周囲に塔屋がある建物がなかったのが幸運

念のため、この周囲にあるマンションも調べたのですが、塔屋があるマンションはこの周辺ではこのマンションだけでした(だから特定しやすかった)。


■六本木ヒルズの位置関係もピッタリ

写真3も見てください。

これもDVDの映像ですが、よく見ると、洗濯場の塔屋の「窓の右方向」に「六本木ヒルズ」が見えているのがハッキリとわかります。
私が特定したマンションの位置関係からすると、まさにこの方向に六本木ヒルズが見えるはずなのです。だから、これも方角的に一致しています。


実は最後に、中野サンプラザと特定したマンションの方角や位置関係を示す図(GoogleMAP)を示したかったのですが、これを投稿するとマンションの位置がバレるのでやめておきます。


ほん呪13のマンションの特定については以前から気になってて「いつか必ず特定したい」と思っていたので、これで気持ちがスッキリしました。


■絶対許せない人物

それにしても、この作品で「絶対許せない人」が一人居ます。

それは、
(1)うつむいて座っている女子高生を見かけ、
(2)しかもその女子高生が窓をくぐって屋上に出るのを見かけてるのに止めもせず、
(3)その直後に飛び降り自殺があったことを知ったのに、
「関わり合いたくなかった」とか言うだけでなく、よりによって「ヘラヘラしながら」インタビューに答えている(*)目撃者。

*インタビューは2人受けてまして、後からインタビューを受けて顔が映っていない方の人物です。

こいつだけは許せないと思いました。
個人的に、ほん呪の100DVD作品の中で最も許せない人物です。
追伸

先ほどの、ほん呪13の作品「前触れ」で出てきたマンション。

特定したマンションですが、私はもっと高い「超高層マンション」だとばかり思ってました。
DVDに映っているあの景色を見る限り、このマンションからの眺めがかなり良かったからです。

だけど、実際に特定してみたら、そんな「超高層マンション」ではありませんでした。
ありきたりな高さの、どこにでもありそうな普通のマンションだったんです。

私は最初に超高層マンションばかり中心に探してたので、そのまま探してたら見つからなかったでしょう。


今回は霊的現象には一切触れてませんが、こういう角度でほん呪を見てみるのも楽しいですよね。
(いつだったか、幽霊がでるそば屋を特定してくださったときはうれしかったです。)

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