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マーケティング庵過去の研究会コミュの2012年の研究会の記録

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わーい(嬉しい顔)2012年研究会のテーマわーい(嬉しい顔)
第54回:2012年 1月21日(土) 2012年流行予測
第55回:2012年 6月10日(日) ソーシャルメディアをマーケティングにどのように活かすか
第56回:2012年 9月23日(日) ソーシャルメディアをマーケティングにどのように活かすか〜第2弾 facebookページとfacebookグループの上手な使い方〜
第57回:2012年11月18日(日)進化するコンビニ(PB商品を中心にコンビニの商品がどのように進化しているか)



コメント(9)

第54回マーケティング庵議事録

日時:2012年1月21日(土)15:30〜19:30
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:14名(男性9名、女性5名)
テーマ:2012年流行予測
二次会:キャンドルクラブバー(カニ缶バー)

※流行予測は今年で7回目。そこで、昨年はどのように予測して、結果はどのようになったのか、今年はどうなるのかという観点から、会を進めた。

(1)携帯電話、家電等IT
―2011年の予測−
・スマートフォンがますます売れる。
・Twitterを始めたいのでiphone買った人が多い。若い女性は主にTwitterと音楽がiphoneの用途。
買わないと時代に乗り遅れたように思い購入したが、使いこなせない人が多い。どこまで使いこなせるようになるのか。
・iphoneなのかアンドロイドなのかという選択肢。
アンドロイドは若い女性に対しチラシの作り方がうまい→アンドロイドが浸透してくる→iphoneだけのひとり勝ちの状態ではなくなる。
・日本流にアレンジシしたものが出てくる→スマートメディア
スマートTVがくるかもしれない。
ユーストリーム、ニコニコ動画を使った番組が多くなっている。
今までPCで見ていた番組をスマートTVで見られる。
・LED電球ますます売れる。

《2011年結果》
すべてその通りになった。ほぼ当たった。
LEDは震災以後売れた。ただ値段が高いのがネック。

【2012年予測】
?スマホ…年内に携帯端末市場の50%以上がスマホになるだろう。
?タブレット
ipadのひとり勝ち。
今後、動くタブレットになる。
営業マンがタブレットで客に説明する。パンフレットより説得力があるし、バリエーションが豊富に揃えられる。
大学でも使用されてきている。
→これまでの個人用途からビジネスシーンや学校などにタブレットが普及していく。

?家電
LEDはますます普及。
エコが当たり前でエコでないとダメという風潮になる。
ペット家電…ルンバとルンバもどきが売れているが、もっとかわいらしさがあるとさらに売れるのでは?
呼べば寄ってくる家電がうける。

?電子書籍
日本にはまだこない。市場は年間600億円にも到達しない。
携帯マンガ、携帯小説は売れているが、アナログの売り上げが圧倒的に多い。
日本の書店数が激減している。
電子書籍と普通の書籍のあいのりサービス→本を買うと電子書籍がついてくるサービスモデルが出てくる。
電子書籍のレギュレーションがまだ整備されていない。アマゾンの著作権に対する規約が日本にあっていないことが一番の問題。

(2)ファッション、ファッションカラー
―2011年はどうなるー
・閉鎖的な時代背景にとらわれない明るい色が流行る。オレンジが流行る。
・ファッションではシースルー、タッセルが流行るのではないか。
(参加者が男性のみだったせいか、パッとした意見が出ませんでした。。)

《2011年結果》
男性っぽい女性のファッション
かっこいい女性
英国紳士風コーデ

【2012年予測】
今年は白が流行る。これにビットカラーをちょっと入れる。
白、グレー、モノトーン
ファッション業界はipone ipadにかけている。
ファッションのオタク傾向。ファッション業界は以前はオタク化はNGだった。

女性が若年化したファッション。母親が娘の志向に合わせる→年齢不詳化現象
美魔女

今年もギャル系ファッションが海外で人気。

外資系ファション業界は淘汰されていく。
ユニクロ
ユニクロの海外戦略が成功している。
ブランディングが達人領域。
駅構内に出店していることがうまい。
《続き》
(3)スポーツ
A)観戦するスポーツ
―2011年の予測−
・斉藤人気。千葉の練習場にファンが押し寄せている。プロ野球が開幕すると斉藤ファンが千葉から札幌へ移動。
→札幌の街が注目される。経済効果出てくるのでは?
・サッカー代表チームが注目されている。ザッケローニがよくやっていて、結果がでている。代表のTV視聴率、スタジアムの集客は上がるだろう。
・フィギュアの世界大会が3月に東京で開催→ファギュアがますます注目。
・女子ゴルファー人気は継続。 

《2011年結果》
・プロ野球→札幌の街は注目されなかった。大はずし!
・フィギュアの世界大会が3月に東京で開催→震災のためロシアで開催。注目するどころではなかった。
・女子ゴルフは前年ほどぱっとしないが、人気は継続。
・サッカーはなでしこ!女子ワールドカップ優勝後、なでしこリーグが一気に人気になった。

【2012年予測】
・女性のやるスポーツが注目される。但し、結果を出していないとダメ。
・ロンドンオリンピックで活躍する選手が出ると、また新たなスポーツが注目される。
・箱根駅伝は某大手広告代理店がブランディングして成功している。今年も柏原人気もあって人気継続。

B)doスポーツ(やるスポーツ)
―2011年の予測−
・マラソン、特に女性ランナー。
・女子向け自転車雑誌が出てきた。女性の自転車。
・全体的にここ数年の流れを継続しているだけで、新しいものは出てこないのではないか。

《2011年結果》
金のかからないスポーツ→ジョキング、散歩(散歩の達人)
経済的な冷え込みが背景

【2012年予測】
なでしこ人気で女性のフットサル競技者が多くなる。
ダイエット系スポーツ、ヤーナリズム
ダンスはタンゴ系がブーム。
ダンスは小学校の正規の科目になったので注目されるだろう。

(4)食
―2011年の予測−
・中食より内食
・女性が松屋でテイクアウト。以前スザンヌがすき家のCMをやっていたように、これまで男性ターゲットの店に女性を呼び込む戦略が今年も重視される。
・ランプ亭は時代を読んでいる。ハンバーグ丼が付加価値高い。
・米粉が今年も注目される。生産が追いつかない状況。
・プレッツェル、半生のスイーツ。
・バーガー業界ではマクドナルドが新世代デザイン店舗(未来型店)を展開→よくでききている。
テキサスバーガーの登場→バーガー戦争へ

《2011年結果》
タニタ食堂→健康志向
内食が確かに注目された。内飲みが流行った。
スイーツはパンケーキ。アンティ・アンズのプレッツェル。

【2012年予測】
・健康志向
・セシウム問題
・スイーツ業界はデザート感覚の飲むスイーツがくるのではないか。コンビニ業界がもっと美味しい飲むスイーツを開発して欲しい。
パンケーキが今年もいける。
・バーガー
ウェンディーズが昨年暮れに再上陸、バーガーの高級化志向へ。
・焦がしものが今年もいける。

(5)コミュニケーション
―2011年の予測−
・facebookが急増。ビジネスでも利用される。
・情報を得るという手段がマスメディア以外のものに変わってきている。Twitter、facebook、mixi、YouTube、ブログなど
→それが今年は半分以上入れ替わり大きく進行する。情報の伝え方が変化する。これまでの4媒体のマスメディアに匹敵するくらいのパワーが出てくる。
・ネット、SNSという感覚よりはリアルな感覚に近いものになっていく。
・デジタルサイネージの動きが水面化である。モニターが店舗になる。カメラによって客の動きがわかる。駅構内にある“おまかせ自販機”

《2011年結果》
デジタルサイネージは節電で止まっていた。
facebookはその通り。だが実際の運用は失敗事例も多い。

【2012年予測】
立ち飲みバーが流行る。
婚活に街コンが流行ってきた。
リアルなコミュニティが求められてきている。
バーチャルとリアルの区別がなくなってくる。
ホットペッパーが女性向けになった。
写真系のSNSが台頭…インストグラム、フリッカー、ピンタレスト
SNSは多くなりすぎて個人が管理しきれなくなった。
《続き》
(6)街 交通、旅行
―2011年の予測―
・新幹線が開通して地方都市がどうなるか?
・九州では福岡は活気付く。
・青森の中心地はますます衰退。

《2011年結果》
福岡は元気がいい。
震災の影響が強かった1年だった。
震災地域の復興がなかなか進まない。

【2012年予測】
・東京スカイツリー
東京スカイツリー観光が大注目!予約が困難な状態。
但し下町方面が活気つくことはないのではないか。
根津、谷中あたりの方が散歩と絡んで魅力がある。
・渋谷ヒカリエ
→コンセプトは面白いが、出店するテナントがぱっとしないのであまり期待できない。ソーシャルビジネス志向、美術館を入れる予定。

今年はFMラジオ、エリアFMがキーになる。
エリアFMをやる人は地域のことを真剣に考えるので町おこしにつながる。
地上波FMが放送設備を地域に貸し出している。

(7)エンタメ
―2011年の予測―
・Kポップ、AKB48、嵐は今年もいけるだろう。
・AKB48は完成させないところがうけている。
音楽はユーストリームで配信して成功している→バイナルコミュニケーションを媒体としたライブ。
《2011年結果》
その通りになった。

【2012年予測】
“大人向け”がいける。
初音ミク
ポップな感じのジャズ
Kポップはまだいける。
AKB48の関連グループ そろそろ飽きる頃??ジャカルタ48がどうなるか?
癒し系音楽

(8)その他
 ―2011年の予測−
・地方はパチンコが流行り。今年も続く。
・横丁系酒場
・アラフォー、アラフィス
アラフォー雑誌が増えているが、実際の読者は40代後半〜50歳位
アラフォーは30代ターゲットの雑誌を読んでいる。
・女子会ブーム継続。様々なタイプの女子会が生まれる。女子会の進化。
・5活…就活、婚活、友活、農活、脳活

《2011年結果》
地方のパチンコ業界繁盛している。
横丁系酒場は多くなっている。
女子会
おねー系

【2012年予測】
年の差婚
昨年出来なかった花見が盛り上がる。
男女の差がよりなくなる。


☆2011年の全体的な傾向
今年は景気が少しだけ回復しそう。だが生活者の財布のヒモは緩まらない。
昨年同様、低価格なものに付加価値をつけた商品が受け入れられる。
コストパフォーマンスが重要。

《2011年全体的な結果》
震災の影響も大きく、回復しなかった。

【2012年全体的な傾向】
TPP(トータルパシフィックパートナーシップ)
昨年は震災で大打撃!
今年は回復傾向が少々見えている。あとは政治だけがなんとかなればいい。
景気が多少良くなるので、商品に対する意識も変わってくる。


電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球
第55回マーケティング庵議事録

日時:2012年6月10日(日)14:35〜17:40
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:11名(男性6 女性 5)
テーマ:ソーシャルメディアをマーケティングにどのように活用するか

1.過去のおさらい
この会では過去に類似のテーマでソーシャルメディアについて何回か取り上げている。
その中で企業のマーケティングとの関係について触れたものについて、過去の議事録から紹介。
(過去の議事録参照、詳細は省略)

2.企業がソーシャルメディアを使う目的
2つある
・ブランディングの為
→企業側の一方的なコミュニケーションになりがち
・商品のマーケティングの為
→ユーザーとの、またはユーザー同士のコミュニケーションを提供する場

但し、企業色を臭わすとユーザーから逃げられてしまう。
企業色を出すのであれば、自社でソーシャルもどきのものを作って、仕掛けるべき。

3.企業がソーシャルメディアを使う際のポイント
1)コミュニケーションの方法
あるつぶやき対して、例えば100人コメントがあったら、すべての人に返答できない。
→一方的なコミュニケーションになりがち。それはブログとかわらない。
ソーシャルの価値が半減。有効に活用するやり方が見えていないことが多い。
直接、企業側から一方的な仕掛けでは失敗する。
企業のfacebookページであって、企業の発信の場でない。
そういう空気を出すとユーザーが離れていく。

Facebookに適したフェーズにしなくてはならない。
双方向のコミュニケーションを作り出す。
企業側の一方的な仕掛けでなく、コンシューマ同士で盛り上がるように仕掛ける。

2)エンゲージメント
人の心にささるようなものを作る
ブランドと人とのエンゲージメント

3)アイドマモデル
ソーシャルの登場でアイドマモデルのレビューが1つ増えた。
企業はここにも注目して仕掛けるべき。

4)企業がソーシャルを使う難点
オフィシャルにfacebookを使うことは、社内手続きやレギュレーションが面倒。
そこもfacebookを使うにあたっての難しさがある。


4.企業がソーシャルを使った実例
ソーシャルは半径の小さい所では成功している
→小売店や飲食店
グローバルブランド、ナショナルブランドでは、比較的失敗例が多い。

1)モバゲー
ソーシャルの中でゲームのサークルのようなものが出来ている。
ソーシャルでユーザー同士がゲームの話題でも盛り上がっている。
→顧客と共有できるコンテンツ

2)カナコー
ステージ用の器材を扱っている
1379件シュアされている。実際は通常その20倍以上の人が見ている
シュアした人のメリット…自分がセンスのいい人に見える

3)インスタントカメラ チェキ(富士フィルム)
ポラロイドのようなもの
写真を撮って、すぐに写真が出来る。その場で相手に手渡しできる→コミュニケーションツールとして使える。
デジカメは撮ってすぐにその場で渡すことは出来ない。
アキバのオタク市場で十分に使える。
今はまずは認知度を上げることを考えている。
ソーシャルを使って認知度を上げたい。


カメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラ
今回、当日取ったテープがなぜか途中雑音がひどく、会のすべてを網羅することが出来ませんでした。特に企業の実例がほとんど残っていません。すみません。。
第56回マーケティング庵議事録

日時:2012年9月23日(日)15:15〜17:40
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:9名(男性5名 女性4名)
テーマ:ソーシャルメディアをマーケティングにどのように活用するか
     facebookページとfacebookグループの上手な使い方
(※今回は通常の会と異なり、勉強会です。)

1.前回のおさらい
省略:前回の議事録参照

2.SNSの情報の流れ
これまでの情報の流れ:メーカー側の一方通行の情報の流れ→one way
  ↓
SNSの情報の流れ
SNSは企業側のみではなく、個人同士の情報の流れもある
B to C、C to C →複数の情報経路で物が売れる→ alway コミュニケーション
mixiが走りだったが、その後twiitter 、facebookが台頭

mixiの中で売買は禁止だったので、ブランディングの場といての用途
facebookやtwitterは何をやってもいい。コストもかからない。

3.facebookがマーケティングに優れている要因
1)twitter
・波及効果大。タイムラインが流れる。
・botで自動的に何でも出来るようになった。
・瞬発力はtwitterの方が圧倒的。
・twitterは難しい。
・今は荒れがち…アカウントを沢山とることができるので、削除されてもまた別名で復活できる。

2)facebook
・企業がマーケティングを展開するにはfacebookが最もよい。実名なので信頼性がある。
・Facebookは機能が充実
・企業が使いやすいように組み込まれている→企業が参画しやすい。有効に使いやすい。
      facebook twitter 
時発力    低       高
リスク    低       高
有効     高       低

参考)facebookの普及率(人口)
1位:インド
2位:中国

7位:日本(約2,000万人)

インド、中国は人口が多いので上位にきている
台湾は70%の普及率

4.facebookページ
・以前はファンページと言っていた。
・管理者は誰でもなれる。
・普通のアカントは5千人までだが、facebookページは何人でもOK。
・facebookページを運用するために便利な道具をほぼ毎週1回改定している。新たな機能を追加。
・URLは「いいね」が30人以上になると自分の好きなURLにできる。
・管理人だと管理者用パネルでインサイトが見れる。どの位の人が見ているか、リーチ数などがわかる。
・トランスリージョン…他のサーバーの情報をfacebookページの中に組み込むことが可能。リンクすることもできる。
・facebook広告を打つことも可能。
・ソーシャルグラフを取っている→最も優れた機能。広告を打つ際にターゲティングができる。
→誰と誰がどのようにつながっているか、誰がどんなものに興味を持っているのかがわかる。
・Yahooのトップバナーは非常にコストがかかるが、facebookは表示に対し課金なし。1clickが非常に安い。
・自分がいいなと思っている人にだけ広告を打つことができる。
・facebookページは誰でも見れるので、一般のサイトとしても利用できる。
・グーグルで検索可能。検索の結果が上位にくる。

5.facebookグループ
・facebookを使用している人には都合のいいサービス。
・メンバー間の内々のコミュニケーションツール。
・facebookはコミュニティを作りにくい。それを補完する機能。
・企業が何かのプロジェクトを運営するためにも使える。
・アカウントを持っていれば誰でも作れる。
・そのグループに呼びたい人を呼べる。
・グループの中でイベントを立ち上げることが出来る。
・グループ内で交わされている情報をアラート機能でいち早く知ることが出来る。
・ファイルを共有できる。
・facebookページの中でコミュニティを運用させないような動きがある。可能にすると何かかの話題に炎上が起こるリスクがある。facebookグループはそのリスクは少ない。
・mixiでいうコミュニティのような機能。

面白い使い方をしているfacebookグループの例
・黄金の夜明けプロジェクト『CLOCK 5!』
・日本ロマンティスト協会
《続き》
6.まとめ(比較)
・facebookページは食べ物関係の商売には有効。
・facebookグループは、議論するためのものには向かない。mixiのようなスレッド表示はできないので、タイムラインがどんどん流れていってしまう。
・facebookグループは過去の投稿を探すことが難しい。facebookページは更新情報がトップにくるので、比較的探しやすい。
・facebookグループは、濃いコミュニティには向かない。
・facebookグループは内輪のコミュニケーションツールとしては優れている。
・twitterは機能が限られているので、炎上するポイントが絞れる。それだけ炎上しやすい。facebookページやグループは機能が沢山あるので、炎上させる的が絞れない。よって炎上しにくい。ブロックもしやすい。


パソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコン
第57回マーケティング庵議事録

日時:2012年11月18日(日)15:15〜17:40
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:4名(男性4名 女性0名 )
テーマ:進化するコンビニ(PB商品を中心にコンビニの商品がどのように進化しているか)

1.PB商品について
・昔、ダイエーでPBの100円ビールが販売されていたように、大量に仕入れて大量に安価で販売。メーカーと同商品だった。以前は安いだけの商品だった。
→現在は全く違う。メーカーのNBとは違う商品、かつ品質が向上。

・PBに関わらずコンビニの商品の特色:個の対応。(スーパーは家族世帯対象)
→単身世帯の増加。特に東京都の世帯人口の半分以上は単身世帯。核家族等複数世帯でも、家族がそれぞれバラバラの時間で食事をするなど個のニーズが高まっている。
→そういったライフスタイルにコンビニが対応している。PB商品はコンビニ主導で開発しているので、その担い手になる。

・PB商品の売り上げは、2012年度の販売計画ではセブンでは9%、イオンリテールでは20%弱。(日経MJより)但し、PBは単価が安いものが多いので売り上げ比率は低いが、商品の陳列を見ると、店舗によって品揃えは異なるが、セブンではおおよそ1/3以上はPB商品では?

PB商品を購入した際に気づいたこと
・セブンイレブンの惣菜は全商品PBだった。
・商品ジャンルによってはPB商品が目の高さに陳列されている。
・個食に対応した商品が多い。例えば4人用チルドより1〜2人用チルドの商品が多くなっている。おでんは1人用が販売されている。

コンビニがPB商品の開発に踏み切った理由
・コンビニのマージンが高い。
・川下なので生活者のニーズを的確にキャッチできる。
・コンビニ企業の独自の特色を活かした商品が開発できる。

メーカーがコンビニのPB商品受託に踏み切る理由
・工場の稼働率向上。
・NBでは採算が合わず商品化できなかった技術をPBで販売。
但し、メーカーにとっては利益率が低いことが欠点。

PBだが、セブンでは全国に1万4千店もあるので、NB並みの規模になる。
さらにセブンだけでなく特に大手のコンビニの場合、系列にスーパーがあるので、そこでも販売すれば、よりいっそうNB並みの規模になる。

コンビニ各PBは、商品の包装にそのPBのロゴが入っている。セブンプレミアム、ローソンセレクトなど。

セブンネット→宅配も可能。シニア層に対応。新しい領域の開拓。

コンビニのPB商品の売れ筋
・惣菜
・おにぎり、弁当
・パン
・飲料(パックやペットボトルの清涼飲料、チルドカップ飲料)
・スイーツ
・調味料
・アルコール
・スナック菓子
→日常的に消費する商品が中心


《続き》
2.ジャンル別PB商品の特色(購入持参した商品を見ての検証)
1)アルコール
・ビールは安い。セブンプレミアムの発泡酒は123円→ちょい飲みの時に買ってもらう価格設定。
・焼酎、ウォッカもある。
・商品のレベルが高い。
・セブンの場合、ブランドロゴが押し出しすぎに感じる。
・PBのビール市場はまだ浸透していないので、どのようにブランディングしていくかが課題
・ワインはPBでないが、商品のレベルは高い。セブンは独自で買い付けている。

2)飲料
PB商品が多いもの
・お茶類(紙パック、ペットボトル)
・ミネラルウォーター
・チルドカップ商品→スイーツのブランドとして販売。

3)おにぎり、弁当
・大手では大半がPB。
・ミニストップのオリンジン弁当→出来立てが評判
・セブンのお弁当→美味しいと評判
・おにぎりは塩むすびや焼きおにぎりが特に美味しい→具でごまかしがきかない。
・ご飯の質が昔に比べて格段に良くなった。
・おにぎりは利益率が高いのでPBに向いている。
・弁当は味付けがやや濃いように感じる。シニア層のニーズには対応していない。
・ファミマの「三ツ星パスタ」やサークルKサンクスの「rubetta」のように独自のブランドを展開している。
・コンビニの弁当は、一般にスーパーより栄養学的には優れている。

4)パン
・PB商品が多い。
・セブンのパンは美味しい→商品開発や作り方に工夫が見られる。
・ローソンはレジの近くのショーケースに陳列。
・サンドイッチは昔に比べて美味しくなったが、まだ商品開発の必要はある。本当に美味しいというレベルにまではいたっていない。

5)スイーツ
・PB商品の中で最もブランディングが進んでいる。
・2006年以降に各社で次々にオリジナルブランドを立ち上げた。
・各社個性をだした戦略を立てている。
・サークルKサンクスのCherie Dolce がブランディングと商品の完成度が最も高い。
・生クリームを使用してからコンビニのスイーツが各段に美味しくなった。
・最も注目を浴びた商品は2009年秋から販売されたローソンのUchi Café SWEETSのプレミアムロールケーキ。これまでのコンビニのロールケーキの概念を覆す商品。初年度1年間で約5千万個売れた。コンビニ各社のロールケーキ戦争が勃発。
・コンビニのスイーツPB商品はそろそろ成熟期に入ろうとしている。最終的にブランドとして生き残れるのは2社位ではないか。

6)その他の商品
・おつまみ、調味料、スナック菓子、チルド商品などあらゆる食品でPB化。
・PBではないが、メイク関係でもリップ等これまでコンビニでは取り扱っていないものが売られている。専門化している。例)資生堂のコーナー
・コピー、写真の技術の向上→キンコーズや写真屋の代用に十分なりえる。

7)全体論
・PB商品の導入によってスーパーの領域になってきている。
・製造業に近い。
・コンビニのPB商品にはドラマやアニメなどのタイアップ商品がある。日本のコンビニが海外にも進出しているので、日本のカルチャーの発信の役割になる。

3.今後のPB商品の展開
・PB商品の専門化が進む。品質よりが向上しNBを超える商品がますます多くなる。
・NBとの棲み分け。生活系のものはPB化がより進む。NBでないと購入してくれない商品ジャンルはNBで売る。
・全体的にはPBの割合がますます高くなる。NBはそれを乗り越える位のブランド力が必要になってくる。
・シニア層にもマッチしたコンビニはあまり見かけない。単身高齢者の増加でニーズはある。セブンはネットなどをうまく組み込みながら、そのニーズを掴もうと模索している。この層をターゲットとした商品・サービス開発が必要。


コンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニコンビニ

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