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マーケティング庵過去の研究会コミュの2011年研究会の記録

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わーい(嬉しい顔)2011年研究会のテーマわーい(嬉しい顔)
第49回:2011年 1月23日(日) 2011年流行予測
第50回:2011年 2月27日(日) facebook
第51回:2011年 4月10日(日) スマートフォン
第52回:2011年 7月24日(日) アフター4ビジネス
第53回:2012年12月 4日(日) AKB48のビジネスモデル


コメント(14)

第49回マーケティング庵議事録

日時:2011年1月23日(日)15:30〜19:30
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:4名(男性4名、女性0名)※キャンセル者続発で寂しい会になりました。。
テーマ:2011年流行予測
二次会:キャンドルクラブバー(カニ缶バー)

※流行予測は今年で6回目。そこで、昨年はどのように予測して、結果はどのようになったのか、今年はどうなるのかという観点から、会を進めた。

(1)携帯電話、家電等IT
―2010年の予測−
SMAPによって女性のiphone使用者が増加
スマートフォンが増加するだろう
アンドロイドはまだこないだろう
電子書籍:以前から動きがあったが、今年は本当に元年となる
クラウド化:インターネットを通じて、いつでもアプリケーションを使える。PCの中にソフトを持たなくてもいい。
3Dテレビ
 ↓
《2010年結果》
スマートフォンは増加した。
アンドロイドは出てきているが、エクスペリアだけが独走していた。
3DTVが出て元年と言われたが、メーカーが期待したほど売れていなかった。
電子書籍:しっかりとしたレギュレーションがまだ完成していない。本質的なレベルではない。まだまだこれから。
クラウド化:iphoneやipadを使ったクラウドが売れた。進化もした。エバーノートなどが登場。

【2011年の予測】
・スマートフォンがますます売れる。
・Twitterを始めたいのでiphone買った人が多い。若い女性は主にTwitterと音楽がiphoneの用途。
 買わないと時代に乗り遅れたように思い購入したが、使いこなせない人が多い。どこまで使いこなせるようになるのか。
・iphoneなのかアンドロイドなのかという選択肢。
 アンドロイドは若い女性に対しチラシの作り方がうまい→アンドロイドが浸透してくる
 →iphoneだけのひとり勝ちの状態ではなくなる。
・日本流にアレンジシしたものが出てくる→スマートメディア
 スマートTVがくるかもしれない。
 ユーストリーム、ニコニコ動画を使った番組が多くなっている。
 今までPCで見ていた番組をスマートTVで見られる。
・LED電球ますます売れる。

(2)ファッションカラー
―2010年の予測−
ポディティブファションが流行る(カラーではないが)
スポーティ、マイクロミニ、ランジェリー、ヌーディ、トランススペアレント、アナアキーなど
2009年の地味・大人っぽいの反発が起きるだろう。
ポティティブな色(?)が流行るのでは?
  ↓
《2010年結果》
ユニクロを中心としたファッションカラー。昨年は全体的におとなしかった。
ファッションンだと“盛り”があったくらいでは?

【2011年の予測】
・閉鎖的な時代背景にとらわれない明るい色が流行る。オレンジが流行る。
・ファッションではシースルー、タッセルが流行るのではないか。
(参加者が男性のみだったせいか、パッとした意見が出ませんでした。。)

(3)スポーツ
A)観戦するスポーツ
―2010年の予想−
今年は世界規模の超大型スポーツイベントが2つある
a)バンクーバー冬季オリンピック
これまではオリンピックを主にTVで観戦していたが、SNSやTwitterなどの登場で、1人でなく、現地で多数の人と見ているような状況になる
観戦者と意見を交わしながらスポーツを見る
→スポーツの見方が変わる
フィギュアスケート…最も注目されるだろう。
世界レベルで戦える人が1人でもいいので現れると、そのスポーツは流行る。

b)サッカーワールドカップ
日本は厳しい。3連敗もありえる。
2002年のように、ワールドカップを期に盛り上がることはない。
→サッカー人気が衰える?→もともと惨敗も想定のうちだから、たとえそうなっても大きく落ち込むことはない。
でも、Jリーグや代表チームの集客低迷は今年も続くのでは?
 ↓
《2010年結果》
確かにSNSやTwitterなどの登場でスポーツの見方が変わってきた。その通りになった。
サッカーワールドカップ:日本よくやった。評価高かった。日本の選手が世界から注目されている。

【2011年の予測】
・斉藤人気。千葉の練習場にファンが押し寄せている。プロ野球が開幕すると斉藤ファンが千葉から札幌へ移動。
 →札幌の街が注目される。経済効果出てくるのでは?
・サッカー代表チームが注目されている。ザッケローニがよくやっていて、結果がでている。代表のTV視聴率、スタジアムの集客は上がるだろう。
・フィギュアの世界大会が3月に東京で開催→ファギュアがますます注目。
・女子ゴルファー人気は継続。 
《続き》
B)doスポーツ(やるスポーツ)
―2010年の予測−
屋内クライミング
ダンスがいける…ベリーダンス、フラダンスなど
ゴルフはまだいける
ランニング
(ズバリこれが流行るといった意見があまり出ませんでした)
   ↓
《2010年結果》
マラソン、皇居の周りを走る人が多い。
女性ランナーが多くなった。

【2011年の予測】
・マラソン、特に女性ランナー。
・女子向け自転車雑誌が出てきた。女性の自転車。
・全体的にここ数年の流れを継続しているだけで、新しいものは出てこないのでは?

(4)食
―2010年の予測−
a)中食
中食がますます増加→中食ビジネスが増える
スーパー等でミールソリューション
ライフスタイルの提案に戻るかもしれない
ホームパーティ用のソリューションがあるかも
b)料理
プロが作る料理でなく、自分と同じ目線の素人感覚で作れる料理
SHIHOさん、豪君
男の料理…昔の豪快料理とは違う
c)グルメ
郷土料理が流行る(鹿児島、宮崎がいい)
全国の郷土料理が食べられる店
銀座に様々な県のアンテナショップ
d)スイーツ
本格志向、原点に戻る(原点回帰)
ロールケーキ、たいやき、バームクーヘン、ベーグル、素材のいいスイーツ(オーガニックなど)、ちょっと高めのスイーツ
 ↓
《2010年結果》
流行ったもの
・食べるラー油
・サイゼリアのワイン
・ハイボール、激安生ビール
・トリスのハイボール…若年層向けにプロモーションをかけて成功した。
・ローソン uchi cafe SWEETSのプレミアムロールケーキ
・飲料関係では、数年前まではお茶系が売れたが昨年はミルクティー等のミルク系が売れた。
 →濃厚な味が受けている。エスプレッソティーの登場。
2010年の食の全体的な傾向
?常識を突き抜けた商品が受けた。話題性が必要。
 →プレミアムロールケーキは、純生クリームを沢山入れたから売れた。
?既存の安いものに何か付加価値やトッピングをつけてやや高めの値段に設定。そういったものがうけていた。
?本格的な高級なものは売れていなかった。

【2011年の予測】
・中食より内食
・女性が松屋でテイクアウト。以前スザンヌがすき家のCMをやっていたように、 これまで男性ターゲットの店に女性を呼び込む戦略が今年も重視される。
・ランプ亭は時代を読んでいる。ハンバーグ丼が付加価値高い。
・米粉が今年も注目される。生産が追いつかない状況。
・プレッツェル、半生のスイーツ。
・バーガー業界ではマクドナルドが新世代デザイン店舗(未来型店)を展開→よくでききている。
 テキサスバーガーの登場→バーガー戦争へ

(5)コミュニケーション
―2010年の予測−
Mixiはやや下火?
Twitterが急増する。
フェーズブックが日本にも来る。
One to oneのコミュニケーションでなく、多方面の人と緩やかにつながっているようなコミュニケーション
→コミュニケーションの大きな移り変わりの時期にきている

親と子のコミュニケーション
 ↓
《2010年結果》
その通りになった。
mixiは善戦している。海外(韓国、中国、ドイツ)のSNSと提携。でも日本のmixiだけしかやっていない人は追随できるのかという印象がある。

【2011年の予測】
・facebookが急増。ビジネスでも利用される。
・情報を得るという手段がマスメディア以外のものに変わってきている。Twitter、facebook、mixi、YouTube、ブログなど
 →それが今年は半分以上入れ替わり大きく進行する。情報の伝え方が変化する。
  これまでの4媒体のマスメディアに匹敵するくらいのパワーが出てくる。
・ネット、SNSという感覚よりはリアルな感覚に近いものになっていく。
・デジタルサイネージの動きが水面化である。モニターが店舗になる。カメラによって客の動きがわかる。駅構内にある“おまかせ自販機”
《続き》
(6)街
―2010年の予測−
東京駅界隈が面白くなっている→昨年に引き続きいける
アウトレット
今年は街で大きな話はない??
 ↓
《2010年結果》
(しっかりとした意見が出ませんでした。)

【2011年の予測】
・新幹線が開通して地方都市がどうなるか?
 九州では福岡は活気付く。
 青森の中心地はますます衰退。

(7)エンタメ
【2011年の予測】
・Kポップ、AKB48、嵐は今年もいけるだろう。
・AKB48は完成させないところがうけている。
・音楽はユーストリームで配信して成功している→バイナルコミュニケーションを媒体としたライブ。

(8)その他
【2011年の予測】
・地方はパチンコが流行り。今年も続く。
・横丁系酒場
・アラフォー、アラフィス
 アラフォー雑誌が増えているが、実際の読者は40代後半〜50歳位
 アラフォーは30代ターゲットの雑誌を読んでいる。
・女子会ブーム継続。様々なタイプの女子会が生まれる。女子会の進化。
・5活…就活、婚活、友活、農活、脳活

☆2011年の全体的な傾向
・今年は景気が少しだけ回復しそう。だが生活者の財布のヒモは緩まらない。
・昨年同様、低価格なものに付加価値をつけた商品が受け入れられる。
・コストパフォーマンスが重要。


電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球
第50回マーケティング庵議事録

日時:2011年2月27日(日)15:10〜18:40
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:20名(男性14名、女性6名)
テーマ:facebook
二次会:大勝軒
三次会:キャンドルクラブバー(カニ缶バー)

1.facebookの沿革
2004年:アメリカのハーバード大学の学生だったマーク・ザッカ―バーグが学生向けに開始したサービス。
学園内の学生年鑑(名簿)兼連絡用ツールとして利用。実名で登録。
当初は、東部のアイビーリーグ学生やスタンフォード等、一部名門大学のみに限定されていたが、徐々に全米の学生に拡大。
2006年:一般に公開
2008年:日本語版がスタート
アメリカでは一般公開後、急速にユーザー数を増やし、2008年には先行していたMy Spaceを抜き、2010年にはサイトのアクセス数がgoogleを抜いた。
2011年現在世界で6億人弱のユーザー。世界最大のSNS。うちアメリカ国内のユーザー数は1億4900万人で、ユーザーの約70%が毎日ログオンしている。
日本国内では、2011年1月度のユーザー数は200〜250万人と推計。(ニールセン調べ)
映画や雑誌の影響で急増している。

2.facebookの基本操作
基本的な操作方法を解説(省略)

3.facebookの特色
・実名を推奨しているが絶対ではない。2割位の人が実名登録していない。
・友人を探しやすい。他のSNSより友人を作りやすい。
・ブログやtwitterで書き込みすると、facebookでも反映できる→連動性がある。
・Webサイトをつくれるものはすべてfacebookに掲載できる。
・写真や動画を掲載しやすい。
・「いいね」ボタンがあるので、友人の投稿に反応しやすい→友人とのコミュニケーション機能が優れている。
・リアルなつながりから、facebook上で友達になる。
 →facebookによって、ネットはバーチャルかリアルかという議論は意味がなくなる。
・友人は5000人まで登録可能。
・facebookページ:mixiでいうコミュニティーに近いもの。以前はファンページという表現だった。企業ユーズが増加。
・OB,OGを探しやすい。大学生の就活に使える。学生時代の同窓会名簿代わりに使っている人がいる。
・facebookは他のSNSのサービスを取り込む能力にたけている→広がりが期待できる。

4.twitterとの比較
・twitterとfacebookは全く別のSNS
・Twitterは時間軸、リアルタイムで情報を発信したい時に向いていて、瞬間的に爆発的なコミュニケーションを起こすのは有利。facebookはそれは向かない。
・例えると、Twitterは川、facebookは池。
 twitterは情報がいつも新鮮で早いが、情報の後戻りは適していない。
 facebookは情報を貯めておくことに優れている。また、池が湖になったり、大海になる可能性がある。
 利用次第では他のSNSを飲み込む可能性も秘めている。
・twitterは自分で何もしなくても情報が入ってくる。facebookは自分で動かないと入ってこない。
 twitterはタイムラインを見ているだけで、自分から発信する人は少ない。それだけでも利用価値はある。
・facebookはメール代わりに使っている人が多い。メールアドレスの代わりにfacebookのIDを使っている。
・facebookのニュースフィールドは、twitterのタイムラインに似ている。twitter利用者はfacebookに慣れるのは早いのではないか。
・twitterは140文字までだが、facebookは420文字まで使えるので、長い投稿も対応できる。
・twitterよりはfacebookの方が使いやすい。
・facebookは写真や動画が貼れる。twitterではできない。
・facebookはtwitterよりリプライが圧倒的が多い。
・twitterで企業アカウントをフォローしている数と、facebookでのアカウントの「いいね」している人は1:100の集客。
 →facebookはtwitterの100倍の効果がある→twitterよりビジネス向けに使える。
・twitterとの連動性は優れている。twitterでつぶやいた内容をfacebookでコメントできる。その逆も可能。
《続き》
5.mixiとの比較
・mixiはfacebookと似ている。
・mixi匿名、facebookは実名を推奨。
 mixiは匿名だからいい部分もある。
 SNSを禁止している企業があるので秘密で利用したい人、恋愛相談等実名では投稿しづらい内容には向いている。
・mixiは密度の高いコミュニケーションで有利。
・mixiはビジネス以外には有効なSNS。ビジネス関係ではfacebokの方が向いている。
・facebookにはニュースフィールドが表示されているので、mixiよりも友人の投稿に対し反応しやすい。
・絵文字はmixiの方がfacebookより使いやすい。
・mixiは現在は企業が使用すると高い宣伝費を払う必要がある。facebookは無料。
 当然、企業の利用の有無の判断はfacebookに傾くが、これまでの実績からmixiの方が安心観、確実観がある。
・日本のSNSはmixiがスタンダードになっていて、mixiを基準に判断される風潮がある。
mixiに慣れてしまっているから、facebookはmixiに比べて使いづらく感じる人が多い。

6.企業でfacebookの活用法
?企業利用は無料(他のSNSとは違う)
 無料なので企業がfacebookを使って販促等を仕掛けようとする→失敗に終わることが多い。
 むしろ企業のイメージダウンになる可能性もある。

?長期的な視点で発信する
 企業の上層部は売り込みのプロモーションツールとして即効果を出そうと考える人が多い。
 →上司に命令されてしぶしぶ立ち上げた担当者は多いのではないか?
 企業の損得のようなことをダイレクトに目的として使用すると、ユーザーから支持されない。
 ユーザーの囲い込み、自社の商品やサービスを直接買わせる仕組みは効果なし。
 フラッシュマーケティングの手法は別だが、客といい関係を作っていく、ユーザーを楽しませる、社会貢献的なことを仕掛けた方がいい。
 ユーザー同士がその企業のfacebookページで盛り上がってもらうことが先決。
 長期的な視点で評判、ブランド力を上げていくという方法を考えないと効果は出ない。
 短期的な売り上げ向上を狙うのであれば、マスメディアの方が効果がある。

?ソーシャルクラブ
 ユーザーの行動をチェックしていて行動履歴を分析し、そのユーザーにあった広告を出している。利用価値高い。

?投稿に対しての評判がわかりやすい
 「いいね」ボタンがあるので、自社の書き込みにどれだけの人が賛同しているかがわかる。
 「いいね」が多いと商品の安心観がでる。

?facebookを使った企業の成功例
 日本のSCというアパレルブランドが13万人の海外のファンを捕まえて、シンガポールに出店した。
 海外はfacebookを使った成功事例は多いが、日本ではまだビジネスモデルとして具体的な事例が大きく取り上げられるまでにはいたっていない。
 例えば、twitterの加ト吉、ドロリッチの成功事例 UCCの失敗例
 リクルートと連携→同じ大学のOB,OGを探せる機能を日本独自で提供。就活中の大学生に役立てる。これがどこまで成功するか?
《続き》
7.Facebookはどこまで浸透するか
(1)実名登録
facebookは実名登録を推奨している。
2ちゃんねるの影響で、日本ではネットは匿名という風潮があるので、facebookが日本の習慣にマッチするかは疑問。
実名登録で、プライバシーがどんどん削られていくことになってしまう危険性もあり。
実名登録だから有利な点→ビジネスシーンで名刺代わりに使えばいい。
知人、友人が探しやすい→つながる人が多くなる。

(2)若年層の低利用率
トレンダーズの調査によると、大学生が最も使用しているメディアは、mixiが81% twitterが70% アメーバーが54%、facebookが39%。
→若者の利用率が少ない。ビジネス向き、敷居が高い、使いづらいと思われている。
大学生の60%がtwitterでさえ使いたくない。mixiが好きという学生が多い。
若年層は、自分の友人からのメールだけでも1日に沢山くる。それをレスするだけも大変。
そこにまた新たなSNSが入ってきた。やらないと周りの人についていけない。負担感が増加。
→本音はできればやりたくない。

(3)まだ狭い利用用途
mixi等などのSNSでは仕事以外でも、趣味等自分の興味のある分野でつながっている場合が多い。
facebookはITビジネスに携わっている人や、海外に友人が多数いる人がユーザーとしては多く、一般のPCユーザーにはまだ広まっていない。
ビジネス関係で使われることが多く、それ以外での用途は他のSNSと違って少ない。
若年層の利用率が少ないのはこのためでもある。
今後、用途が広がらないと普及はしないのでは?

(4)アメリカと環境の違い
アメリカではブラウザを立ち上げると、日本ではyahooやGoogleのページが設定されているのと同じように、利用者の70%位がfacebookが設定されている→だからアメリカではfacebookのユーザーが多い。
→メールはfacebookでしかやらないという人もいる。
日本はこのような環境にはなっていないので、アメリカよりも普及には不利。
(アメリカ以外の海外の環境は?)

(5)世界基準で作られたSNS
日本は独自の文化があるので、英語文化で世界基準で作られたfacebookはどこまで浸透するかは疑問。
mixiは、日本のSNSで日本の文化に合うように作られたから、広まった。
twitterは世界基準だが、今までにないタイプのSNSだから、日本でも急速に広まった。
facebookはmixiとかぶるところがあり、twitterのようにユーザーが急増することはないのでは?

(6)有名人や企業の利用
twitterは有名人や企業の利用が多い。それが爆発的に広がった理由でもある。
facebookは、今後有名人や企業がどれだけ利用するかが普及のカギになるだろう。
企業の利用は無料なので有利。だが失敗して撤退する→facebookの普及の妨げとなることも考えられる。

(7)急増はしない?
上記の理由から、国内のユーザーは年内にせいぜい600万人位にしか増えないのでは?
twitterのように急増し年内に1000万人以上にはならないだろう。他の国ほどは広がらない。
ましてや5年10年後はどうなるかわからない。アメリカのマイスペースの例がある。数年前はアメリカでは、マイスペースが一番人気であったが、今では他のSNSに大きく水をあけられ、利用者は激減している。

(8)他のSNSとの使い分け
SNSによってそれぞれ有利な使い道があるので、自分のライフスタイル、価値観にあったSNSを使えばいい。
日本のSNSユーザーは、mixi、twitter、facebook等用途によって、使い分けをするのではないか?


パソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコン
第51回マーケティング庵議事録

日時:2011年4月10日(日)15:15〜18:10
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:10名(男性7名、女性3名)
テーマ:スマートフォン
二次会:大勝軒

1.スマートフォンの分類
1)iphone(Apple)
・もともとipodの普及の勢いに乗って広まった。
・ユーザーの立場に立った作りこみを考案し、市場にiphoneを送り込んだ。
・成長が著しい。機種の成長は勿論のこと、アプリケーション数が圧倒的。音楽の曲目数:1億ダウンロード、アプリケーション数:30万ダウンロード
・音楽プレイヤーとしての機能は、iphoneは圧倒的に優れている。
・スマートフォンという表現は最近。以前はPDA、モバイルと言われていた。
・国内のキャリアはソフトバンクのみ。

2)android(google)
・ユーザー数著しく増加。今はiphoneよりユーザー数が多い。
・アンドロイドは数で勝負。
・アンドロイドは低価格。
・グーグルのサービスを使うには、最適にチューナップされている。
・仕事のためのアプリしかないといっても過言ではない。ビジネス向けが中心。
・オープンソースで自由度が高い。
・開放型のグーグル、顧客囲い込み型のアップル。
・バージョン間の互換性がないことが大きな問題。
・国内のキャリアはNTTドコモ、au、ソフトバンク等複数社。

2.参加者のスマートフォンの用途
Aさん(男性)
シャープのガラパゴス、iphone3GSの2台
メモが主用途。
3GSを初めに購入し、それからガラパゴスを購入した。
後者は画面が大きいから購入した。そろそろ3GSから卒業しようと思う。
機種選定の最も大きなポイントは、画面が大きくメモが取りやすいこと。
音楽はipodで聴く。

Bさん(女性)
iphone4
仕事が主用途。電子書籍関係の仕事をしている。
音声はほとんど使わない。
音声はバイバーというスカイプがお勧め。チャットや音声も使える。

Cさん(男性)
スマートフォン非所有者
ガラ系を使用。
PCを普段持ち歩いているので、スマートフォンは必要ない。
スマートフォンは自分にとって使い勝手が悪い。

Dさん(女性)
イーモバイルのHTC Ariaとガラ系との2台持ち
自宅にはインターネットを引いていないので、イーモバイルで通信している。
通話機能があるので選んだ。
主用途はRSSでニュースをチェック、twitter、エバーノートでメモなど。

Eさん(女性)
仕事でスマートフォンを使用。
仕事で外出することが多い。なるべく重い荷物を持ちたくないので、バッグに入るスマートフォンはサイズ的に便利。
1つの端末ですべてが可能。
電池が直ぐなくなるのが気になる。

Fさん(男性)
iphone3GS使用。
毎朝、犬と散歩しながらtwitter、facebookをやっている。

Gさん(男性)
iphoneを使用。
主用途は仕事。メール、ニュース、音楽、SNSも使用している。
文字変換が早いのでガラ系も好きだった。iphoneは日本語入力が賢くない。もっと賢くなって欲しい。
仕事の移動中に歩きながらでもスマートフォンを使っている。

Hさん(男性)
スマートフォン非所有者
普段PC持ち歩いているので、スマートフォンを使用する必要がない。

Iさん(男性)
スマートフォン非所有者
もともと普段の生活で携帯を使用するシーンが少ない。
仕事は内勤なので、自分のデスクにPCがある。
自宅にもPCがあるので、それを使えばいい。
通勤中はメルマガのチェックや友人とのメールのやり取りで精一杯。スマートフォンの必要性を感じない。
スマートフォンは、文字が打ちにくい。ガラ系の親指タッチが慣れている。

Jさん(男性)
スマートフォン非所有者
普段PCを持ち歩いているので、スマートフォンを使用する必要がない。
スマートフォンは通話が弱い。ガラ系との2台持ちがしたくないので購入しない。

※参加者のうちのスマートフォン所有率:60%
※所有者の用途は仕事が多い。
※スマートフォン非所有者は、普段PCを持ち歩いている人が多い。
《続き》
3.若い女性のスマートフォンに対する意識(公表されている調査結果より)
(1)MMD研究所の調査結果 2011年
10-30代女性のスマートフォン利用に関する調査
調査期間 … 2011年2月10日〜2011年2月18日(9日間) インターネット調査
有効回答 … 700人(スマートフォン所有者300人・スマートフォン非所有者400人)

1)女性のスマートフォン購入意向(スマートフォン非購入者対象。2)〜5)も同様。)
購入予定:8.5%
購入したい:36.5%
あまり欲しくない:36.0%
全く欲しくない:19.0%
※欲しい人より欲しくない人のほうが多い!

2)女性のスマートフォン購入意向(年齢別)
購入予定:10歳代(5.4%)、20歳代(12.6%)、30歳代(5.9%)
購入したい:10歳代(37.4%)、20歳代(36.4%)、30歳代(36.2%)
あまり欲しくない:10歳代(30.4%)、20歳代(32.1%)、30歳代(41.1%)←注目!
全く欲しくない:10歳代(26.8%)、20歳代(18.9%)、30歳代(16.8%)
※20代の女性では50%以上が購入意向があるものの、30代女性は60%近くが購入意向がない。

3)スマートフォンを購入したい理由(複数回答あり)
アプリが豊富だから:59.4%
インターネット機能が使えるから:59.4%
タッチパネルが使いやすそうだから:42.8%
画面が大きいから:42.2%
容量が大きいから:39.4%
音楽プレイヤーとして使えるから:38.3%
SNSが利用しやすそうだから:36.7%
他略

4)欲しいスマートフォンの色(複数回答あり)
ピンク:43.9%  白:37.8%  黒:36.7%  赤:34.4%
他略

5)スマートフォンに求めること(複数回答あり)
赤外線通信に対応している:71.7%
防水機能がついている:71.7%
電波が強い:70.6%
他略

6)スマートフォンを持って変わったこと(複数回答あり。スマートフォン購入者対象。7)8)も同様。)
わからないことがあると自分ですぐに調べるようになった:55.7%
別に音楽プレイヤーを持つ必要がなくなった:54.3%
動画をよく見るようになった:44.3%
SNS利用頻度が多くなった:40.3%
ニュース・ブログを読む量が増えた:40.0%
他略

7)スマートフォンに対する不満(複数回答あり)
携帯公式サイトに対応していない:53.0%
Flashのサイトを見ることができない:51.3%
赤外線通信に対応していない:51.0%
電波が弱い:44.7%
他略

8)スマートフォンに対する不満(機種別、複数回答あり)
・iphone所有者
Flashのサイトを見ることができない:59.9%
赤外線通信に対応していない:59.9%
携帯公式サイトに対応していない:54.8%
電波が弱い:53.9%
他略

・その他スマートフォン所有者
携帯公式サイトに対応していない:48.2%
Flashのサイトを見ることができない:28.9%
赤外線通信に対応していない:27.7%
タッチパネルが操作しづらい:26.5%
他略
※その他スマートフォン所有者の方が不満のポイントが低い。不満点が分散している。

(2)MMD研究所の調査結果2010年
調査期間 … 2010年3月31日〜2010年4月5日「スマートフォンの購入意向に関する意識調査」 インターネット調査
有効回答 …男女 2056人(協賛モバイルメディア11サイトの協力を受けて実施)

1)スマートフォンの購入意向
女性の82%が「購入するつもりはない」と回答。
購入しない理由(女性回答の集計、複数回答あり)
今の携帯が気にいているから:55.7%
スマートフォンがよくわからない:52.9%
金額(本体)が高い:37.7%
パソコンのような機能を求めていない:30.1%
他略

※調査概要が異なるので単純な比較はできないが、2010年と2011年を比較すると、意識がかなり変わってきたことがわかる。
この1年間でかなり認知されてきたようだ。

(3)City wave Tokyo OL徹底リサーチ 働く女子の本音の調査結果より
2010年11月掲載。有効回答1052S
1)スマートフォンの利用率:6.2%

2)スマートフォンの購入理由(複数回答あり)
PCサイトが快適に閲覧できる:42.2%
PCデータが持ち歩ける:37.5%
PCメールを受信できる:34.4%
他略
※PCで使っていることが出来ることが購入理由。

3)スマートフォンの不満理由(複数回答あり)
バッテリーの持ちが悪い:54.7%
携帯専用サイトが見れない:43.8%
文字入力がしにくい:39.1%
赤外線通信がつかない:39.1%
他略

4)スマートフォンを使いこなしているか
使いこなしている:26.5%
使いこなしていない:73.5%

※以上の(1)〜(3)の調査結果は、インターネット調査なので、対象はネットモニターとして登録している方の回答。
かなりアクティブな方の回答と予想できる。
実際の市場動向はポジティブな質問の回答は何割かスコアが低く、弱にネガティブな質問はその逆と想定した方がいいのではないか。
《続き》
4.スマートフォンの今後の展望
スマートフォン普及率:約10%→まだまだ低い普及率。
先の調査結果から、若い女性の50%以上はスマートフォンの購入意向はない。
・バッテリーの持ちが悪い
・携帯の公式サイトに対応していない
・Flashのサイトをみることができない
・赤外線通信に対応できない
以上の4点が最も多いスマートフォンの不満点。
この層は、実はスマートフォンの移行をためらっている人が多い層ではないか?
でも、キャリア・メーカー各社はターゲットのひとつとして捕らえているはず。

彼女たちは、ガラ系の進化形としてスマートフォンを見ている。
実はスマートフォンはPCの進化形。それに通話機能をつけたのが本来の姿。
そのギャップを埋める必要がある。
→アンドロイド系はガラ系の進化形として見せて売ろうとしている。

今の時流から判断すると、携帯の買え替えの時期になると、人間の心理的にはマイナスのデメリットよりプラスのメリットの方が優先して見えるので、スマートフォンに移行する動力の方が大きいのでは?
「今、スマートフォン人気だし〜。」「みんな持ち始めているから〜。」「かわいいスマホ出てきたし〜」というような理由で購入する。
市場は確実に拡大する。ガラ系の価値が薄くなっていく。

調査結果からもわかるように、スマートフォンを使いこなせていない人も多い。
iphoneのこういう部分が優れていると説明しても、どういう価値があるかは一般の人にはわかりづらい。
例えば、アンドロイド系のような見せ方(ガラ系の進化形)が必要。

不満点の解消策も考える必要がある。
→例えば、携帯公式サイトからスマートフォン用サイトへの移行の促進→最近、スマートフォン用サイトが出始めている。

スマートフォンによる生活提案。
→スマートフォンを使えば、ビジネスシーンでこんなに便利ですよ。こんな生活ができますよ。こんな楽しいことができますよ。


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第52回マーケティング庵議事録

日時:2011年7月24日(日)15:25〜17:30
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:8名(男性8名、女性0名)
テーマ:アフター4ビジネス

1.アフター4ビジネスの背景
節電対策で、企業や自治体が自主的にサマータイム勤務の実施。
→就業時間が午後4時までという企業の出現。
退社時間が早まったことで、ビジネスマンのライフスタイルが変化。
それに伴い新たなビジネスチャンスがあるのではないか?

2.アフター4によるビジネスマンのライフスタイルの変化(※マクロミルの調査結果より)
?OLが夕食の料理回数の増加
帰宅して夕食の料理をすることが増えたOL:32%
→食材にたいする意識の高まりも要因ではないか。
料理サイトがいけるはず。

?まっすぐ帰宅する人が多い
退社時間が早まってから何をするのか?
 まっすぐ帰宅する:53%
 ショピングに行く:32%
 飲みに行く:31%
真っ直ぐ家に帰る人が多い
→イオンの提案が有効的。(下記の3.参照)

※マクロミルの調査結果
インターネット調査会社のマクロミルが、6月上旬にサマータイムが導入され退社時間が早くなった1都3県に住む会社員・公務員を対象に「アフター4」の過ごし方を調査。300人(男性203人、女性97人)が回答。


3.アフター4ビジネス事例
?居酒屋、バーの営業時間開始の前倒し
これまで5時開店を4時へ前倒し
?プロントのプロン女
女子割りセット580円など、セットでオーダーすると単品より4割ほど安い→女性客を狙った戦略
?はとバスツアーが人気
17:00発のツアー
?東京の結婚相談所がサマータイムに対応した婚活パーティを開始。
PM7時開始→PM5時開始
新たな参加企業を呼び込む。
?イオンの家飲みの提案
イオンが韓国産のビールのPB商品を販売
「トップバリュー バーリアル糖質50%OFF」
韓国のメーカーに製造を委託、物流を効率化して低価格を実現
350ml 88円(24本ケース 1本あたり78.3円)

4.新たなアフター4のビジネス案
?ベットタウンに美味しい居酒屋
真っ直ぐ家に帰る人が多い
→ベットタウンの美味しい居酒屋が少ないからではないか?
自宅の最寄り駅に着いてから、飲みに行くことができない。
ベットタウンにいい居酒屋が増えれば、需要があるはず。
または、美味しい居酒屋は、地元の常連客で固められていて、新規の客が入りづらいという状況があり、それがネックになっている。
沖縄は自宅にいったん帰ってから飲みに行く文化がある。それを参考にできないか?

?アフター4のすごし方の提案
アフター4のポータルサイトがあればいい。
アフター4のすごし方の提案。

?小売業はあまり商機がない
デパートやスーパーは、タイムセール実施時間なので、そこでは新たな商機は難しい。

?人が集まってコトが起きていく
例えば、地域マネーとか、スクール事業に近いものとか
エコマネー、クーポン系のもの
そういったコトに新たなビジネスチャンスがあるのではないか。

5.アフター4ビジネスの可能性の有無
?対象エリアは大企業の集中地区に絞られる
サマータイムを導入しているのは大企業が多い。
東京駅周辺、新宿周辺、品川周辺がサマータイム導入企業が多いエリア
→エリアが絞られる。

?実はあまりビジネスチャンスはない
・5月9日付けの日経新聞、アフター4ビジネス導入決定および導入予定の企業の割合:4.8%
大企業が多いので、人口ではもう少し多いはず。但し、少ないことは確か。
詳しい数字が見えない。アフター4ビジネスは商機があると言われているが、数字が見えないので、実態が読めない。

・4時から開店。日本の大多数の企業がサマータイムを導入しているのであれば、客は呼び込めるが、導入率がごく数パーセントなので、客は少ない。
店側にとっては、人件費がかさむだけで、儲けにはならない。
店は4時からオープンしているが、客が入っていない店が多いのが現状。

・アフター4は開店時間が1H早まるだけ
→1Hでは巷で話題なっているほどビジネスチャンスはない。

・サマータイムを導入している企業が少ないので、大きな集客は期待できない。
10月になれば、元の時間帯に戻る。
→新たなビジネスを企画しても意味がない。

・販促がらみでしか考えられない。
ビジネスとしては疑問がある。

・アフター4そこだけで儲かる仕組みは難しい。
プロモーションの一部として、単発であちこちに何かが起こり、それが連動して全体を潤うような仕掛けを考えた方がいい。
《続き》
6.ビフォアー8の事例
サマータイム制の導入により、朝に企業側の変化あり
?外食産業の開店時間を早める
・モスバーガーが全国約50店舗で、朝の開店時間を早めた。(早朝オープン時間は店により異なる) 
・朝の外食広がる(読売新聞より)
東急ストアが6月から、川崎市内の駅の改札口近くで、6:30からおにぎりやパンの販売を開始。7月に入ると売り上げが前月比1.5倍増。
プロントが6月から都市部の店舗約80店で開店時間を15〜30分早め、6:30または6:45から営業。6月はAM8時までの売り上げが前年同期比1.1倍、7月は1.2倍。

パパが起床する時間が子供より早くなった→まだ朝食ができていない→外食へ
朝食を外で食べると、節電になる。

?スクールの早朝開始
英会話教が朝の時間を早める 6:15スタート

?フィットネスクラブの早朝営業

?朝会の人気
朝の時間の有効活用

7.新たなビフォアー8ビジネス案
事例を考察すると、アフター4よりビフォアー8の方が商機がありそう。
健康志向とも関係する。夜早く就寝して朝早く起床。
?朝屋台
安価であることが前提。朝から高価なものには手を出さない。  
お粥、フォーなどがいい。
朝は新鮮なものがいい。こういったものは美味しく見える。

?名古屋のモーニングを東京風にアレンジしてはどうか?
コメダが池袋に進出している。メニューも関東風に変えている。

?スタバの朝メニュー
スタバが朝メニューをやれば売れるのではないか。
但し、もう少し値段を下げる必要がある。100円オフであれば客数は増加する。
朝は回転がいいので、安くても利益は出るはず。

8.休日ジョブ、平日ホリデーの状況
節電対策の一環として、企業によっては、休日に出勤して平日に休むシフトの出現。
?ビジネス街で土日休業だった飲食店が、土日営業。
ところが、土日は客はわずかしか入らない。
コストがかかるだけで、プラスにはなっていない。

?保育所の確保
生活者側からすると、小さい子供がいる家庭は、土日の保育所を確保する必要がある。

?家族団らんの減少

?ビジネスチャンスは少ない
アフター4と同様、商機は少ないのではないか?
土日出勤の文化に慣れていない。
慣れてくれば、もっとライフスタイルや意識が変わってくるが、現段階では生活者にとっても企業にとってもマイナス面が大きい。

9.まとめ
アフター4は開店時間が1H早まるだけ
→1Hでは巷で話題なっているほどビジネスチャンスはない。
プロモーションの一部としての仕掛け、人が集まってコトが起きていくようなものを企画した方がいい。
ベットタウンの駅近辺に美味しい居酒屋ができれば、繁盛するだろう。
ビフォアー8の方がビジネスチャンスはある。


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第53回マーケティング庵議事録

日時:2011年12月4日(日)15:30〜17:20
会場:super studio,inc(代々木上原)
天気:晴れ
参加者:3名
テーマ:AKB48のビジネスモデル

(ば〜どまんさん作成のプレゼン資料より)
1.AKB48の概要
東京都千代田区・秋葉原(外神田)に専用劇場であるAKB48劇場を持ち、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、専用劇場でチームごとに日替わりでほぼ毎日公演を行っている。
メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じ、その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくアイドル・プロジェクト(アイドル・ユニット)とされている。(アイドルグループではない!)近年はAKB48以外にも個々で活躍するメンバーが増えている。
(参考:wikipedia)

コンセプト:「会いに行けるアイドル」
•秋葉原に専用劇場がある。
•日替わりでほぼ毎日公演を行っている。
•成長していくアイドル・プロジェクト(アイドル・ユニット)

2.組織
構成:チームA(16名) 、チームK(16名)、 チームB(16名)、 チーム4(11名)
選抜:メディア選抜12名、選抜21名(メディア選抜含む)→楽曲ごとに選抜される
正規メンバー59名(上記選抜21名+カップリングを歌えるアンダーガールズ21名+他正規メンバー17名)
研究生18名
合計77名
選抜を選ぶために、総選挙、じゃんけん大会を実施。

3.所属事務所
AKS          31(18)名
プロダクション尾木 11名
ホリプロ           6名
Office48           5名
ビスケットエンターティメント(ワタナベエンターテインメント) 5名
Mousa           4名
太田プロダクション  4名
アトリエ・ダンカン  2名
イトーカンパニー       2名
サムデイ           2名
ドレスコード       2名
アーティストハウス・ピラミッド 1名
フロスツゥー        1名
長良プロダクション       1名
 ※()内は研究生の数

AKB48のメンバーになるには、既存の事務所からAKSに移籍する必要がある。
その後、育ってくれば他の事務所へまた移籍させる。
所属事務所がばらばら→メディアの露出度が多くなる利点がある。
事務所を代表してAKB48に加わっているというメンバー各自の責任感が生じる。

4.歴史
2005年
07月:「秋葉原48プロジェクト」第1期生メンバー募集を開始
10月:24人の合格者(倍率約330倍)
12月:第1回公演を実施(一般の観客は7名(72人中65人が関係者))
2006年
02月:初のCDシングル「桜の花びらたち」をインディーズレーベルから発売
02月:シアター公演初の満員御礼を記録
02月:第2期オーディション開始(26日に19人の合格)
04月:チームK劇場初公演
06月:2ndシングル「スカート、ひらり」発売
10月:シングル「会いたかった」でメジャーデビュー(オリコンウィークリーチャート:12位)
12月:3期生の合格者を発表、チームB誕生
2007年
01月:メジャー2ndシングル「制服が邪魔をする」(オリコンウィークリーチャート:7位)
03月:初の全国ツアー「AKB48 春のちょっとだけ全国ツアー 〜まだまだだぜAKB48!〜 」を東京、名古屋、福岡、大阪で開催
04月:チームB劇場初公演
12月:『第58回NHK紅白歌合戦』初出場(アキバ枠)
2008年
01月:ファーストアルバム『SET LIST グレイテストソングス 2006-2007』発売
01月:AKB48地上波初の冠番組『AKB1じ59ふん!』がスタート(現在も『AKBINGO!』として放送中。4年間も継続中!)
10月:シングル「大声ダイヤモンド」リリース(キングレコード(You, Be Cool!)へのレコード会社移籍後初)
《続き》
2009年
07月:『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』(第1回選抜総選挙)を実施。→当時はほとんど注目されていなかった。
08月:日本武道館2DAYSコンサート『AKB104選抜メンバー組閣祭り』を開催、チームシャッフルを発表。メンバーの成長を促す。
10月:14thシングル「RIVER」をリリース(オリコン1位を獲得)
12月:『第60回NHK紅白歌合戦』に2年ぶり2度目の出場
2010年
02月:15thシングル「桜の栞」を発売、女性グループとして7年ぶりの初動売上30万枚突破記録を記録
05月:16thシングル「ポニーテールとシュシュ」を発売し、女性グループとして9年5か月ぶりとなる初動50万枚超えを達成
06月:『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』(第2回選抜総選挙)を実施→1回目と違い注目され、票数も極端に伸びた。
08月:17thシングル「ヘビーローテーション」を発売し、女性グループとして初となる2作連続での初動50万枚超えを達成
09月:日本武道館で『AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会』が開催され、内田眞由美が初のセンターを獲得
10月:18thシングル「Beginner」を発売し、グループ初のミリオンセラーを達成ならびに日本における女性アイドルグループ5作連続1位、シングル年間1位
11月:『ギネス・ワールド・レコーズ』により「世界一人数の多いポップグループ("Largest Pop Group")」(正規メンバー48名)として認定
12月:『第61回NHK紅白歌合戦』に2年連続3回目の出場、1グループ名義としては史上最多の130人で出演
2011年
02月:20thシングル「桜の木になろう」発売(初週売上枚数:94.2万枚)
03月:「桜の木になろう」の同日付累計出荷枚数が115万枚となる
03月:東北地方太平洋沖地震の被災者へ向けたAKB48プロジェクト義援金受付口座を開設、翌15日、AKB48プロジェクトとして同口座に5億円を寄付することを発表(総額6億6891万6085円)
05月:21stシングル「Everyday カチューシャ」を発売初週に133.4万枚を売り上げる
06月:チーム4が結成
06月:『AKB48 22ndシングル選抜総選挙』(第3回選抜総選挙)を実施
08月:22ndシングル「フライングゲット」を発売、初日売上枚数:約102.6万枚(オリコンランキング史上初)初週に135.4万枚を売り上げる
10月:23rdシングル「風は吹いている」を東北地方太平洋沖地震応援ソングとして発売(初日売上枚数:約104.6万枚)

5.姉妹・派生グループ
1)姉妹グループ
SKE48(SaKaE 48): 名古屋(栄)を拠点として活動  
NMB48(NaMBa48): 大阪(難波)を拠点として活動
HKT48(HaKaTa 48) :福岡(博多)を拠点として活動
JKT48(JaKarTa 48):インドネシア(ジャカルタ)を拠点として活動
SDN48(SaturDay Night 48) :AKB48のお姉さんグループとして活動 (2012年3月:全員卒業)

2)派生グループ
no3b(ノースリーブス)、渡り廊下走り隊7、フレンチ・キス、 ナットウエンジェルZ、Not yet、DiVA ・・・
→事務所ごとにグループを形成
※上記の他、各企業やメディアとのタイアップ毎に派生グループが多数存在している。
セブンイレブン、ワンダーなど

6.AKB48のビジネスコンセプト
AKB48→会いに行けるアイドル
AKB48ビジネス→Think Different 、Keep Going

7.AKB48のビジネス展開
1)結成当時
a)ターゲット:秋葉原を行きかう男性30-40歳代のアイドルマニア→ファンの基盤作り
b)秋葉原の劇場公演中心の活動。(入場料1000円と安価)

2)2008年あたり〜
a)ファン拡大へ→ターゲット:全国の男性中・高校生〜40歳代までのアイドルファン
b)360度全方位型ビジネス展開へ
・AKB48劇場
・CD
・音楽配信
・ライブ
・オフィシャルファンクラブ
・グッズ
・AKBショップ・カフェ
・出版
・TV番組・ドラマ
・企業コラボ
・著作権管理
これらコンテンツをすべて連動させて展開している。単体で展開しているのではない。
例)CDに握手券や選挙券を入れる→CDとライブ、イベントなどの売り上げの相乗効果を狙う。

《続き》
8.AKBビジネスが音楽業界を変えたもの
? 形態
×「アイドルグループ」
○「アイドルユニット(プロジェクト)」
※各事務所からメンバーを構成させると、単体売りができる。
?CDの販売手法
×「楽曲の提供」
○「権利の提供(楽曲はオマケ)」 …選挙券、握手券
?握手会、ハイタッチ 何万人になっても続けている理由
?ガチ→成長…メンバーに課せられるタスク
例)研究生は毎週、週間反省・目標をノートに書かせて提出させる。やらないと除籍させられる。
?パッケージ化…アイドルビジネスとしてのAKB48
・メンバーの成長を見せる→“何も加工されていない生の人間の、人並みはずれた成長を見せる”
・ファン参加型の共感ビジネス、ファンの意見を取り入れる仕組み
・その地域で売れる仕組み
・インパクトが強すぎて2番煎じがきかない。AKB48に対抗できるユニットは難しい

9.ビジネスモデル
ビジネスモデルとしては2パターン
a)AKB48名義→クライアント→AKS→芸能事務所→演者
b)個人名義→クライアント→芸能事務所→演者
人気が出るほど、下のパターンになる。
大半は上のパターンの仕事が多い。 
ゴールはAKB48卒業(独り立ち)

10.AKBの懸念
Q:人気はどうなるの?
→A:続かないでしょう。(世代交代がスムーズに出来ていないため)
Q:模倣したアイドルは出てくる?
→A:出てくるかもしれませんが、続かないでしょう。(初期投資が莫大なため)
Q:AKB48のブームはいつまで続くの?
→A:人気メンバーの卒業があると、2012年の冬から徐々に人気は落ちるだろう。
Q:AKB48のシステムはアイドルだけに通用するものなの?
→A:応用を働かせれば、どんなビジネスにも通用可能。
Q:仮にAKB48の人気の下降後、AKB48のCD購入者は他のCDも買う?
→A:買わないでしょう。(音楽業界の関係者がハマりやすい落とし穴)
※あくまでも個人的な予測。


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