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クリスタルゾーンコミュの情報提供 遺伝子組み換え作物

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安全か危険か GM作物の毒性は2年間の実験で分かるのに行われない不可解


1/17(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 遺伝子組み換え(GM)作物について、多くの人が不安に感じているのは、人間が食べて大丈夫なのだろうかということだろう。

 なかでも関心が高いのが発がん性だ。では、本当にがんになるのかといえば、よくわからない。通常、食べ物の毒性はラットに食べさせて実験する。これは遺伝子組み換え食品でも同じだ。ただし毒性試験は90日間。これを人間に当てはめれば、通常はわずか10年にすぎない。

 がん細胞が発生して、がんの塊になるまで20年以上かかるといわれる。だったら人間の一生に相当する期間をラットに食べさせればいいじゃないかと思うが、実はこれが莫大なお金がかかる。だから企業はやらない。

■唯一、仏の教授が挑戦した結果は

 ところが、それにチャレンジした人物がいる。

 2012年、フランス・カーン大学のセラリーニ教授だ。世界で初めて遺伝子組み換えトウモロコシの毒性を確かめる長期実験を行った。実験に用いたのは強力な除草剤に耐性のある遺伝子組み換えトウモロコシ。これをラットに2年間食べさせた。2年間というのはラットの一生である。

 結論からいうと、除草剤を使って栽培した遺伝子組み換えトウモロコシを与えたラットは、そうでないトウモロコシを食べたラットの2〜3倍の腫瘍ができた。また腫瘍が発生するスピードも違っていて、普通のトウモロコシを食べたラットも晩年になると腫瘍ができたが、遺伝子組み換えトウモロコシを食べたラットは4カ月目に腫瘍があらわれ、11カ月目から爆発的に増えた。とくにメスは乳房に腫瘍が多発したという。

 この実験はGM推進派を驚かせ、セラリーニ教授に猛烈な抗議が寄せられ、掲載した学術雑誌はこの論文を取り消すという騒動に発展。最終的に別の学術雑誌に掲載されたが、論文を批判する前になぜ追試験をしなかったのか。誰もが疑問に思うはずだが、誰も追試験をしなかった。お金がかかるから。人間の安全よりもコストなのだ。

 セラリーニ教授は「腫瘍は必ずしもがんではない」と語っているし、ラットに腫瘍ができたからといって、人間にもできるとは限らない。ただ人間に近いラットで腫瘍ができれば、人間にも腫瘍ができる可能性を否定できないということだ。

 危険かどうかはっきりさせたいというなら、人間に長期間食べさせることだ。いや、冷静に考えれば、大量のGM作物を食べている日本人は“ただいま人体実験中”なのかもしれない。もちろん毒性がわかったときは元に戻せない。それが嫌なら、疑わしき食べ物は避けるしかない。(つづく

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