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「老犬ホーム」看取りまで 飼えない、でも殺処分は…
朝日新聞デジタル 10月27日(日)18時57分配信

老犬ホームに引き取られた犬たち。中には寝たきりになった犬も少なくない=熊本県菊池市の老犬ホーム「トップ」
 【山下知子】犬を飼い続けられなくなった。でも殺処分は避けたい。そんな飼い主から犬を引き取り、死ぬまで面倒をみる「老犬ホーム」が、少しずつ広がっている。改正動物愛護管理法が先月施行され、需要が高まるという見方も出ている。


■最期の様子もメールで

 丘の上に芝生のドッグランが広がる。2008年に開業した熊本県菊池市の老犬ホーム「トップ」。犬舎では35匹の犬がくつろぐ。寝たきりになった犬のため床には柔らかい布も。室内はエアコンで適温に保たれている。ここで暮らす犬の多くは14〜15歳。人間で言えば90歳前後だ。

 福岡市の女性会社員(26)は昨秋、小学生の頃から飼っていた15歳のオスの中型雑種犬を預けた。両親がアパートに移った後、一人暮らしをする自分のマンションに引き取ったが、日中は仕事で面倒をみられない。長崎県の祖父母宅に預けたが、犬の認知症で夜鳴きがひどくなり、半年で祖父母は音を上げた。

 悩んだ末にインターネットで見つけたのがトップだ。罪悪感にさいなまれたが、「捨てるのとは違う」と自分に言い聞かせた。「面倒をみるのは限界。でも殺処分は絶対に考えられない。快適な施設で最期を迎えてほしいと思った」。毎週末、会いに行った。

 犬は今月初旬に死んだ。前日に「体調悪化」の電話があり、最期までの様子がメールで逐一届いた。「手を尽くして面倒をみてくれて、感謝しています」。後悔はないという。

 トップの料金は1匹あたり年36万円。当初の引受数は年2、3匹だったが、今年は9月までで30匹に上った。都市部からの依頼が多く、飼い主の4割は福岡県、5割は関東と関西だ。

 預ける理由は、飼い主の入院や高齢者施設への入所が4割、犬の病気などが4割ほど。夜鳴きがひどく、近所の住民に訴訟を起こされかけた飼い主が犬を預けてきたこともあるという。

 トップを運営する緒方心さん(36)は「動物を飼うということは、病気も老いも死も引き受けること。ただ、そうはいかない事情もある」と話す。

■各地で広がる

 老犬ホームは近年、各地にできている。長崎市の「アリスの家」はペットホテルなどを手がける会社が営む。高齢者施設に入る飼い主から「預け先がない」と相談されたのがきっかけで09年に開業した。民家を改造し、約10匹を預かる。

 和歌山県串本町にも11年に、大阪府八尾市でも05年に老犬ホームが開業した。神奈川県小田原市のアサワペットサービスは01年の設立。犬舎は当初、1棟だけだったが、今は3棟あり、さらに拡張する予定だ。

 「家族関係が希薄化し、飼えなくなった犬を預けられる先が見つけにくくなっている。老犬ホームのニーズは今後高まるだろう」。犬の飼い方の啓発活動などをするNPO法人動物愛護社会化推進協会(大阪市)の西沢亮治事務局長は話す。ドッグフードの改良などで犬の寿命が延びていることが、老犬ホームの需要につながっているとみる。

 ただ、中には悪質な業者もいる。宇都宮市では09年、飼い主に「死ぬまで面倒を見る」と言って有料でペットを預かったNPO法人が、自治体に引き取らせていた問題が発覚した。

朝日新聞社

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