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妄想・特撮シリーズコミュの第五話・その三

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約一時間かけて、無事に即席サイン会も終了。
「あぁ・・・疲れた」
「ハイ、お待たせ。アヤピョンの好きなスクランブルエッグにチーズトーストです」
「ありがとう。これを食べれば、今日もがんばれるわ」
「ハイハイ、がんばってください。よろしくです」
 上野は、ニコニコ(笑)ながら、コーヒーを取りに行った。
そして、食事が済んで、車に乗り、秋葉原に移動する。
 秋葉原に到着すると、サイン会の会場である、フィギアショップに裏口から入り
衣装に着替える。まもなく時間である。時間になると、このショップから
秋葉原のメインどおりをファンを従えて、歌いながら、握手をしたり、サインをしたり
各店舗を回って、宣伝活動をするのである。
「どう、準備はいい」
「ハイ、いいわよ」
 そういって、控え室から出てくる。
「今日もバッチリ可愛いよ。じゃ、行きましょう」
 上野にしたがって、ショップの入り口まで下りる。
開店時間と同時にドアが開いて、そこからスタートすると言う段取りだった。

店の外には、ファンがすでに多数待っている。
「開店、五分前です」
 ショップのアナウンスが聞こえて、店員たちも用意に走っている。
「喉の調子はどう」
「いつもの通りよ」
「それじゃ、頼むよ」
 上野はそういうと、奥に引っ込む。
そして、開店のベルがなると、ドアが開いて、アヤピョンの登場。
「みなさーん、こんにちは。今日は、あたしのためにたくさん集まってくれて
ホントにありがとう。今日は、一日、よろしくね」
「はーい!」
 ファンたちが一斉に返事をする。まるで、小学生のようである。
アヤピョンは、警備員たちに守られながら、ショップを出る。
そのまま、歩行者天国のメイン通りに出ると、曲がかかる。
アヤピョンは、手にしているマイクを持って、早速歌い始める。
 ファンは、それにあわせて、歌い人、手拍子する人、写真を撮る人いろいろだった。
もちろん、その様子を各テレビ局のワイドショーが追っかけている。
さらに、マスコミ各社もカメラを持って追いかけてくる。
秋葉原の広いメインストリートは、大勢の人でごった返していた。
 

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