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■今週の倫理コミュの環境が人をつくる 未来の幹部を発掘しよう

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「環境が人をつくる 未来の幹部を発掘しよう」   2007.2.17〜2.23



「いやいや三杯」という諺があります。いやだいやだと酒を断わりながらも、三杯飲んでしまう図々しさを言います。断わりながらも、勧められて深みにはまることは少なくありません。カラオケでも同じ。歌はダメと言いながら、いつしか数曲に及び、最後にはマイクを握って放さない人も結構います。「いやよいやよも好きのうち」ということでしょうか。

 倫理法人会にも、それに似たエピソードが多くあります。会への勧誘を受けつつも、抵抗感が大きい人もあります。ところが、そんな方々がいつしかはまってしまい、会の熱愛者として活躍しているのです。そのお一人を紹介しましょう。


運送会社を経営する増田彰司氏。昭和六十三年、増田氏在住の市に倫理法人会開設の計画が持ち上がっていました。   

開設日の一週間前(増田氏自身はもちろん開設日程等は知りません)から、責任者の滝口長太郎という人より、毎日朝の九時半に必ず電話が掛かってきました。「五分でいいから会いたい」というのです。

さすがに日曜日は掛かってくることはなく、一息ついた月曜日。〈もう無いだろう〉と思っていると、電話が鳴りました。あまりのしつこさに「五分間だけなら」と受話器を置くと、ほどなく誰かが事務所に入ってきた気配が…。「おはようございます、増田さん! 滝口長太郎と申します」。

会社の前で自動車から電話を掛けていたのです。「増田さん、毎日お忙しいでしょう。勉強していますか」と滝口氏。「仕事が忙しくて、とても勉強どころではありません」と増田氏。すると滝口氏は「これからの経営者は、週に一回は勉強しないと時代に遅れてしまうよ。一緒に勉強しませんか。それも昼でも夜でもなく、朝六時から一時間、仕事の前に勉強するんですよ」と言います。

増田氏は仕事柄、朝早いのは慣れていたため、「朝ならば…」と言いかけると、「増田さん、同じ勉強するなら、会長をやったほうがいい」「いや、それは出来ません」「やりなさい」「ダメです」というやり取りが一時間続いたのです。

三日後、再び滝口氏が来社し、「お願いします」と真新しいパンフレットを手渡しました。見ると「会長 増田彰司」の名で、しかも記念式典開催の日時が三日後として印刷されています。滝口氏は、笑顔で「よろしく頼みます」とアッサリ言うと、サッサと帰ってしまいました。

式典前日には「明日はどうぞよろしく」との念押しの電話。当日、心がひどく重かった増田氏が開始十分前に到着すると、エレベーター前で直立不動の滝口氏に迎えられました。すぐさま式場に案内され、誰が誰なのかも分からないまま「会長挨拶!」のアナウンス。増田氏にとって、その瞬間が倫理法人会活動の第一歩だったのです。

以降、毎週の経営者モーニングセミナーのリーダーとして、普及に、人間磨きにと、精励する毎日が続きました。現在もその日々は変わらず、法人スーパーバイザーとして全国を忙しく回る身です。
 今日会う予定のこの人が、明日会う約束のあの人が、もしかすると倫理法人会の大きな理解者になるかもしれません。いやだダメだと断わられても、臆せず怯まず、颯爽と倫理を勧めていきましょう。




※写真はテーマと関係ありませんが、都庁からの眺望です。

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