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新藤兼人コミュの「竹山ひとり旅」1977

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いきなり高橋竹山が太棹をもったまま生い立ちを語っている。そこは今はなき渋谷ジャン・ジャンのライブステージ。

そしてすっと彼の子供のころへ場面転換。まずそのテンポよさに舌を巻く。

オープニング・エンディングとも工夫があり「ドキュメンタリーとフィクションの融合」との予告編の謳い文句にも納得できる。音楽映画として細部に工夫がされてる。

名前は知っていたし、晩年の彼の演奏もドキュメンタリーTVで何度か見聞きしたことはあった。

そもそも津軽三味線の歴史がどういうものか迄は知らなかった。知っていたのは民芸音楽として確立された「津軽三味線」。その第一人者が盲目の高橋竹山だと。

しかし、それは違った。もともとそんなジャンルなどなく、盲目だから「ボサマ」と呼ばれる盲芸人になったのだ。その日の糧を得るために一軒一軒家の前に立ち弾き語る。なにか食べ物でも施しをうけられればいい方で、下手すれば乞食扱いされ追い返されるのがオチ。

林隆三が若く奔放な竹山を好演。母は当然のごとく乙羽信子。タイチャンこと殿山泰司もちょい役ながら、らしい味で。

川谷拓三・戸浦六宏・観世栄夫・小松方正・藤村有弘(ドンガバチョ!)・佐藤慶ら脇役陣も多彩。

竹山を知らない人も、若手演奏者ブームで好きになった人にもぜひおすすめ。

ジャン・ジャンと近代日本映画協会との共同製作。

http://tikuyu-shamisen.com/tikuzan.htm
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0884.html

コメント(3)

ようこそ、ゲッコー・ケヴィンさん、はじめまして。

それは知りませんでした。情報お教えください。

初期に「原爆の子」があります。
トピック化しようと思いいつつまだなんです(笑)

その瞬間の描写をあえて抽象的に描いていて私は賛成です。どうやっても残酷さを伝えことは不可能でしょうから。

被爆後5年、1952年の作品で、当時の廣島の貴重な記録映画の側面もあります。私が生まれる以前の町の瓦礫や元気な子供達の姿を不思議な感じでみた記憶があります。

建築中の平和記念館でロケしており、丹下健三に興味のある人にも貴重な作品です。

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