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開催終了POPULAS presents Mass Projection 3

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2006年04月01日 00:16 更新

POPULAS presents Mass Projection 3
http://mixi.jp/view_community.pl?id=342003


『亀井文夫が見た日本ドキュメンタリーの原風景』
2006年4月8日[土]
横浜美術館レクチャーホール

没後20周年を前に、また再評価の声が高まっている亀井文夫作品の中から、傑作と言われ続けながらも近年ではあまり上映される機会の少ない2作品を、今回は日本ドキュメント・フィルム社のご協力により、ニュープリントで上映します。


14:00   開場
14:20〜 「戦ふ兵隊」(66分)
15:40〜 「生きていてよかった」(49分)

入場料:1作品800円/通し券1,500円(当日券のみ、先着順)
お問い合わせ=POPULAS
URL http://www.populas.com/


亀井 文夫 [かめい ふみお]
(1908-1987)
日本ドキュメンタリー映画界の先駆者としてその名を馳せる映画作家。
レニングラード映画技術専門学校の聴講生として映画を学んだのち、PCLに入社する。陸軍省後援の国策映画として製作した『戦ふ兵隊』が厭戦的として上映禁止に。治安維持法違反容疑で投獄されたり、戦後製作した『日本の悲劇』は天皇の戦争責任を追及したという理由でGHQに没収されたりと、イデオロギーの渦に巻き込まれながらも精力的に製作を続けた。映画を通して”社会”へと真摯に向かい合う亀井の精神は、土本典昭、小川紳介といった作家達に継承され、現在も多大な影響を与え続けている。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2006年04月03日 22:19

    戦ふ兵隊』
    Fighting Soldiers 1938年/16mm/66分/白黒
    監督・編集=亀井文夫
    製作=東宝文化映画部

    亀井自身は「反戦映画ではない」と繰り返しているにもかかわらず、多くの文献やメディアで「反戦映画」の代表として取り上げられる不思議な亀井の代表作。撮影の三木茂、撮影助手の瀬川順一、録音の藤井慎一とともに亀井は、漢口攻略作戦に参加する部隊に従軍して、見たものをありのままに捉えた。軍部が期待した戦意昂揚映画ではなかったため、上映不許可となりお蔵入り。フィルムは行方不明で、永らく忘れられた幻の映画だった。ナレーションを廃し、映像、現場音、音楽、字幕だけで構成、亀井の最高傑作と言われるが、亀井によると、いくつかの重要なシーンが欠落しているそうだ。東宝が公開を前に検閲を恐れてカットしたという。


    『生きていてよかった』
    Still It's Good to Live  1956年/16mm/49分/白黒
    監督=亀井文夫、勅使河原宏、山崎聖教
    製作=原水爆禁止日本協議会、日本ドキュメント・フィルム

    1955年8月6日と9日、広島と長崎で開かれた第1回原水爆禁止世界大会で被爆者救援運動のひとつとして企画された。三木茂らの撮った『原子爆弾の効果――広島・長崎』(1946)の没収を免れたフィルムから原水爆投下直後の悲惨な状況を引用した後、急性白血病やケロイドなど苦しい生活を続ける被爆者の実態を紹介し、悲しみと不幸の中でも力強く生きる人々を詩情豊かに描く。アメリカによるビキニ水爆実験(1954)で第五福竜丸が被爆、米ソ冷戦下で第三次世界大戦の危機にあって、原水爆反対への世論高まる中、銀座の並木座など各地の劇場で上映された。
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  • 2006年04月08日 (土) 14:00〜
  • 神奈川県 横浜美術館レクチャーホール
  • 2006年04月08日 (土) 締切
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参加者
1人