市川崑監督コミュニティー。
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「参加によせて一言」
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「市川作品BEST3」(監督映画一覧)
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※トピック立ては基本的に自由ですが、市川監督に無関係な内容のものは御遠慮ねがいます。
「花ひらく」(1948年)から「犬神家の一族」(2006年)まで監督作品(監修、共同監督、協力監督を除いて)は80本以上に上る。その意表を衝くアイデア、斬新なスタイル、駆使された最先端の映画技術を考えると、この数字は驚異的というほかない。内容も「ビルマの竪琴」「炎上」「鍵」「野火」「こころ」「細雪」などの文芸名作、「雪之丞変化」などの時代劇、「犬神家の一族」などの推理サスペンス、「プーサン」などの風刺コメディ、「三百六十五夜」などのメロドラマ、「東京オリンピック」などのスポーツ・ドキュメンタリー、と多彩を極め、あらゆる映画ジャンルを網羅している。発展期のテレビドラマ(「木枯らし紋次郎」等)にも優れた業績を残すなど、その意欲的な活動は映画界の域を越え、日本の映像芸術全般に刺激を与えつづけてきた。
ヴェネチア国際映画祭サン・ジョルジオ賞(「ビルマの竪琴」、1956年)、カンヌ国際映画祭審査員賞(「鍵」、1960年)、ロカルノ国際映画祭ヴェラ・ドーロ賞(当時の最高作品賞、「野火」、1961年)、英国アカデミー・フラハーティードキュメンタリー賞(「東京オリンピック」、1966年)、東京国際映画祭審査員特別賞(「四十七人の刺客」、1994年)、ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・カメラ賞(全業績、2000年)
2008年2月13日逝去。