SCS　バクティヨーガ・センターコミュの経典は聖者を必要としている２

「シュリー・グルの恩恵」スワーミー・B.R.シュリーダル著
超越科学への入門

シュリーラ・シュリーダル・マハラージ：

シュリーマド・バーガヴァタムの中でクリシュナは言っています。
「始めに、私はヴェーダの知識をブラフマーを通してこの世界に伝えた」

その知識はその後、ブラフマーの弟子たちに伝えられました。つまり、4人のクマーラたち、マリーチー、アンギラーなどの聖者たちに授けられました。ヴェーダ知識はまず彼らに授けられ、その後、書物になりました。

つまり、最初は音として表現され、文字ではありませんでした。徐々に書物の形にまとまったのです。ですから始まりは、一人の人間からもう一人の人間へ、口から耳へ、直接、音を通して降臨したのです。

その頃、文字も書も発明されていませんでした。しかし、知識は音の中にありました。耳から口へ、そして再び別の人の耳へと伝わる中で、次第にそれは失われていきました。媒介者のために、しばしば変形され、歪められ、失われていきます。そうして再び、主はこの世界に現れる必要を感じます（yada yada hi dharmasya）。

あるときはクリシュナが自ら現れ、またあるときは普通の人間を送り、真の宗教の基準を復活させます。

クリシュナいわく、「アルジュナよ。カルマ・ヨーガについてあなたに話しましたが、私は最初にスーリャに話し、スーリャから何世代にもわたって語り伝えられました。そのため、途中で損なわれ、歪められてしまいました。今日再び、私はあなたにまったく同じことを話しているのです」