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RAW ARTコミュの【Howard Finster】フィンスター

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【Howard Finster】ハワード・フィンスター
(1916 アメリカ・アラバマ〜2001 没)

 ハワード・フィンスター尊師、自ら公言するところの「神の最後の赤い光」「別世界からの訪問者」「神の使者」「幻視の人」は、アラバマ州デカルブ郡にある人里離れた40エーカーの農場で13人の兄弟姉妹と共に両親のもとで育ち、3歳で幻視を体験。16歳で神の言葉を説くことを誓い、その後45年間、アラバマとジョージアの9つの異なった教会で伝道を行った。
 1935年に結婚して5人の子持ちとなる。伝道師の給料の他に稼ぐ必要を感じ、テキスタイル工場での仕事の他に、標識描き、大工、自転車修理工、食料雑貨店主人、木工職人となって働いた。

 1940年代後半、最初の庭園の仕事を始めた。彼が「ミュージアム・パーク」と呼んでいたこの場所は、いくつかのミニチュアの建物、8フィートの十字架、そして「展示館」から成っていて、「展示館」は「人類の全ての創造物を代表する」品々の陳列に使われると同時に、60羽の家鳩の住処となっていた。
 ミュージアム・パークに10年以上携わった後、1961年にジョージア州ペンヴィルの新しい場所に移り、今日「Paradise Garden パラダイス・ガーデン」として知られている計画に着手。当初は「農場植物園」を心に描き、あらゆる植物を育てようとした。庭園の造園図面を作り、鏡の破片や大理石、道具や様々な物を埋め込んだ歩道を敷いた。1970年代半ばまでに、庭園の小道や小川、橋や彫刻的な記念碑は2エーカー半の土地を覆った。

 1970年代半ば、フィンスターは重大な幻視体験をする。
 彼が子供の自転車を修理していると、一本の指のペンキの染みの中に顔のような幻影が現れ「聖なる芸術を描け」と命じた。何を描くべきか解らないままにポケットの1ドル紙幣を手に取り、ジョージ・ワシントンの肖像を写した。数ヶ月の間に、庭園はアメリカ愛国者たちの肖像画、聖書に出てくる人々、凝った飾りを施した聖書の引用で埋め尽くされた。数多くの幻視を物語る彼の芸術には福音主義者のメッセージと霊的詩句が鳴り響いている。

 フィンスターはアメリカで最も知られている幻視作家であると思われる。77年に国会図書館のための絵の制作を依頼され、82年には国家基金のアーツ・フェローシップを受け、「TALKING HEADS トーキング・ヘッズ」のレコードジャケットを手掛けてデザイン賞を受けている。

コメント(16)

左はトーキングヘッズ『Little Creatures』ジャケット。
真ん中は画集。←めちゃめちゃ素敵!
右は絵本かな?

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