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RAW ARTコミュの【Alfred Wallis】ウォリス

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【Alfred Wallis】アルフレッド・ウォリス
(1855 イギリス・コーンウォール〜1942)

 イギリス、コーンウォールの港町、セント・アイヴスで船具商を営んでいたアルフレッド・ウォリスは、70歳になってから独学で絵を描き始めた。
 1928年画家のベン・ニコルソンとクリストファー・ウッドが偶然ウォリスの家の前を通りかかり、壁に掛かった彼の絵を眼にしたことにより発見。
 その作品は漁夫、船具商としての前半生を反映するように、荒海を航行する帆船や汽船、灯台、セント・アイヴスの港や街の情景などを、ボール紙の切れ端や板に船舶用のペンキや油彩で描いたもので、現代の美術が失った素朴な味わいに満ちている。
 ウォリスのイギリス美術界への登場は、ピカソによる税関吏アンリ・ルソーの発見にも比すべきものがあり、ニコルソン、ウッドは一時期、ウォリスに影響されプリミティヴな風景画を描いていたほどだ。

 絵筆を取ったのは21歳年上の妻と死別した1922年から3年後の1925年、67歳の頃。妻と死別した後の暮らしは孤独で貧しく、ときに強迫的な妄想に悩まされる困難な日々であった。ウォリスは満たされぬ現在を補償するように、かつての船乗りとしての日常、海の暮らしを想起し、過ぎ去った過去をいとおしむように視覚化していった。体験の範囲内に限定された主題は、充分に熟知した対象であるだけに切実さと強度をもって私たちに迫ってくる。17年間で何千点にも及ぶ作品を生み出している。

 孤立したアクの強い人物で、いくぶん耳が不自由で、地域の人からは変わり者と思われていた。絵を描くことは彼を孤独から救ったに違いない。後半生でおこった出来事から、被害妄想を抱くようになり、ほとんど偏執狂と言っていいほど宗教を信じた。スヴェン・バーリンは、死んだ妻の魂と悪魔とが合体し人間の形をとり、ウォリスを苦しめるためにやってくる様子を描写した。周囲の人々も、ウォリスが悪魔の責めに一晩中大声でわめきちらし、疲れ果てていたということを詳しく語っている。やがて彼は不潔でノミがたかったまま暮らすようになった。自分で日常の生活ができなくなったため、メイドロンの救貧院に連れて行かれ、そこではやや精神が落ち着きを取り戻し、さらに絵を描き続けた。


ウォリスの大甥の孫がつくったらしいウェブサイト
http://www.alfredwallis.org.uk/

コメント(18)

2007年2月3日〜3月31日まで東京都庭園美術館で「アルフレッド・ウォリス展」が開催されていました。
RAW ARTに入れるのは微妙だったんですけど。
左画像はペーパーブック。
Matthew Gale 著の『Alfred Wallis』


陶芸家 Bernard Leach(バーナード・リーチ)作の陶版に覆われたウォリスの墓。
http://www.alfred-wallis.co.uk/alfredwallisgrave.html

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