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リレー小説(僻地支部)コミュのストーリーE (ほくろ)

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僕は右目の下に大きなほくろのある男です。
ある晩、奇妙な夢を見たんです。

コメント(16)

「勝っても銅メダル。負けたら金メダル。よっしゃー!引き分け狙い!」
そんな声が聞こえてきたんです。
ん?唇の下にある小さなほくろからも毛が伸びてきたぞ。
体育の本には正しい屈伸運動のやり方が図解されていた。
僕はとりあえず屈伸してみた。
足を曲げた瞬間、またほくろの毛が別の方向へと伸びていった。
その先には、だいぶ前に運動不足を解消しようと格安店で購入した、上下真っ白のジャージであった。

「きもっ!ダダ星人みたいだ・・



ん?



やべぇぇぇ!
9時から合コンだったぁぁぁ!!!

この恰好はまずい・・」


メッシュを入れたと思えばそれほど悪くもないゼブラ色の頭髪を調え、駅へと向かった。



やはり肌の顔、街行く人々は不可思議な眼差しで僕を二度見し通り過ぎる。

そして踏み切り、

何となく折れそうな心を繋ぎとめる為か、
踏み切りのポールに捕まり、気持ちを静寂へ戻そうとした。


駅ホームは帰宅客でごった返していた。

思わず売店でマスクを買う。

トイレに行き、それを装着しようと鏡を見た瞬間、息を飲んだ・・


踏み切りポールの様な黒と黄色の斑へと変貌していたのだった。

ラブレターの書き出しの文章は、世界に一つしかないオリジナルな文章。
「僕のスイートミルクちゃんへ。僕のありったけの繊細なハートを届けくって。だから、読んでにょろ〜。」
たぶん、最強だろう。
結局ラブレターは出さなかった。かわりに砂浜を走りながら叫んだ。
「小指、舐めさせてくれたら、それでいいんだー!」

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