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予防医学 活性酸素って?コミュの慢性腎臓病になりやすい人

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成人の5人に1人が発症

●肝臓と同じ“沈黙の臓器”だから要警戒だ
慢性腎臓病(CKD)は、少しずつ腎機能が低下し、最悪の場合、腎不全によって人工透析を強いられる怖い病気だ。

程度の差こそあれ、成人の5人に1人はこれに当てはまるといわれ、今や“国民病”になりつつある。
では、どんな人がなりやすいのか。
順天堂大学医学部・富野康日己医学部長(腎臓内科教授)に聞いた。
「CKDは、腎機能の低下を示すGFRの値によって、5段階に分かれます。
日本腎臓学会の調査によると、最も軽いステージ1から最重症の5まで、患者総数は1926万人。
専門医による治療が必要なステージ3から5に限っても、400万人を超えます。
CKDが進行すると、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まるため、早急な対策が必要なのです」
腎臓は肝臓と並んで、“沈黙の臓器”といわれるだけに、気がついたときには手遅れだったという人が少なくない。
今は腎機能が正常でも、安心はできないのだ。
では、どんな人が“CKD予備軍”といえるのか?
「健康診断を受診した人を10年追跡した調査によると、10年後にCKDステージ1か2になるリスクが特に高いのは、高血圧と糖尿病です。
血圧は高いほどよくなく、160/100?oHgでは相対リスクが2倍近い。
糖尿病の相対リスクは3倍です。
このいずれかがある人は、今すぐに治療を始めるのが無難です」
コレステロール値や中性脂肪値が基準値を超えている人も、相対リスクがわずかに1を超えているが、高血圧や糖尿病ほどではない。それよりも危ないのが、太っている人とたばこを吸う人だ。
「喫煙は、CKDの進行を促進し、肥満は尿タンパクの危険因子になっています。
どちらもCKDの相対リスクが2より小さいものの、その影響を考えると、決して小さなリスクではありません」

意外なのが飲酒だ。
「アルコール換算で1日20グラム未満は相対リスクが1を割り、CKDの予防に働いていて、それ以上では、わずかに1を上回り、リスク因子となっています。
適正飲酒を心掛けることが大切です」
酒に含まれるアルコールは、ビール大瓶1本が25グラムで、40度のウイスキーならダブル1杯が20グラム程度、日本酒1合が約20グラムだ。
しかし、25度の焼酎は1合でも36グラムあるから注意したい。
「CKDは、予備軍のうちに手を打って、進行を食い止めることが大切。
そのためには、これらのリスク因子をすぐに解消することです」

尿タンパクが陽性の人は、陰性の人に比べて2倍以上のスピードで腎機能が低下するという。
尿タンパクを指摘された人はすぐに腎臓専門医を受診した方がいいという。

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