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予防医学 活性酸素って?コミュの白内障?

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白内障にダマされるな

実は別の怖い病気が進んでしまって……

●見えにくいのは白内障のせいと思っていたら違った!
「白内障と思って別の病気を見落としてしまう患者さんが実に多い」と言うのは「清澤眼科」(東京都江東区新砂)の清澤源弘院長だ。
白内障は目の中の水晶体が濁って視力障害を来す病気で、加齢とともに増えていくが、手術で視力の回復が期待できる。
どういう“見落とし”があるのか? 
清澤院長に聞いた。

太り気味のUさん(56歳)は5年前に検診で白内障と診断された。
治療が必要かと別の眼科医に聞くと、「白内障が進行すると、前から歩いてくる人の顔が見えない、“8”と“9”の区別がつきにくいなどの症状が出てきて、日常生活に支障を来してくる。そのときが手術をするタイミング。様子を見て、治療の時期を決めましょう」と言われた。
ここ1年ほど“見えにくい”と感じることがUさんは多々あった。
しかし“日常生活に支障が出てきた”と思うレベルではない。しかも眼内レンズを入れる白内障の手術にも恐怖を感じていたので、「手術はもっとひどくなってから」と考えていた。
つい先日、「そろそろ」と思って眼科を受診したところ、「なぜもっと早く来なかったのですか!」と言われた。
白内障が進行していたのかとUさんは思ったが、そうではなく、もっと怖い糖尿病網膜症が進行していたのだ。「白内障の視力低下は手術で取り戻せますが、糖尿病網膜症で落ちた視力は簡単には取り戻せません」と言われた。
「こういうケースは珍しくありません。“見えにくくなってから”“日常生活に支障が出てきてから”という眼科医の言葉をそのままに受け取って、多少見えにくくても、白内障の症状だと思って放置する患者さんが少なくないのです。
見えにくい理由が別の病気によるものだと分かったときには、その病状がかなり進んでいた、というケースもあるのです」

強い近視で白内障もあるTさん(59歳)は、“見えにくいのは白内障が原因”と信じていた。
知人から「手術を受ければ見やすくなる」と勧められても、手術が嫌で眼科には行かなかった。
これがアダになった。
「白内障で視力が悪かったため、物がゆがんで見えていることに気が付いていませんでした。
物がゆがんで見えるのは近視性の黄斑変性によるものでした。白内障手術で水晶体の濁りを取り除いても、網膜の変性によるゆがみや中心暗点は改善できないので、視力の回復は限られたものでした」
Nさんの72歳の母親は視力低下で白内障の手術を受けた。しかし、本人が自覚していない「正常眼圧緑内障」があり視野が狭かった。
眼圧が高ければ白内障手術前に緑内障があることもよく分かるが、日本人には眼圧が高くない緑内障も多いことが最近は知られている。
せっかく白内障の手術を受けたが、Nさんの母は視野欠損を取り戻せなかった。
清澤院長が言う。
「白内障が“隠れみの”になって他の疾患に気付かないことは多い。これを避けるには、見えにくいときは勝手に白内障だと思い込まず、精密な眼科検査をすぐに受けること。白内障の治療をする眼科医は隠れたほかの疾患も探しているのです」

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