一者の欠如、というのがキリスト教で悪を語る言葉です。
不幸が幸福の欠如に過ぎないならば、幸福は一様ですが、不幸のすがたは多様です。
幸福の欠如の状態には、様々な状態があるからです。
悪徳が美徳の欠如であるならば、美徳は「一者に関係した言葉」（プロスヘン）ですが、悪徳は様々でしょう。
一者と多様性、実在と欠如はその意味でパラレリカルな言葉です。
実在を意味する言葉は、孤立した言葉ではあり得ません。
たとえば「人間である」という言葉には、「霊長類である」とか、「特定の遺伝子を持つ」「社会的に人権を有すると看做される」などが付随していて、
この逆は必ずしも真ではありません。
当たり前で、「霊長類だから人間である」などということはない。
では、一者たる、「幸福」な人が一人も存在しなかったら、その場合、「幸福」の使用実例がないのだから、意味を確定することは出来ません。
単独で、つまり孤立した言葉で「幸福である」というのは、どのような意味か決まらないからです。
つまり、何かが実在するということは、その命題が意味を持つことを保障してはじめて言えるわけです。
では、究極の一者に関連した言葉、「神は存在する」という命題は、意味を持つでしょうか。
その場合、その命題はどのような意味で確定されますか。
不幸が幸福の欠如に過ぎないならば、幸福は一様ですが、不幸のすがたは多様です。
幸福の欠如の状態には、様々な状態があるからです。
悪徳が美徳の欠如であるならば、美徳は「一者に関係した言葉」（プロスヘン）ですが、悪徳は様々でしょう。
一者と多様性、実在と欠如はその意味でパラレリカルな言葉です。
実在を意味する言葉は、孤立した言葉ではあり得ません。
たとえば「人間である」という言葉には、「霊長類である」とか、「特定の遺伝子を持つ」「社会的に人権を有すると看做される」などが付随していて、
この逆は必ずしも真ではありません。
当たり前で、「霊長類だから人間である」などということはない。
では、一者たる、「幸福」な人が一人も存在しなかったら、その場合、「幸福」の使用実例がないのだから、意味を確定することは出来ません。
単独で、つまり孤立した言葉で「幸福である」というのは、どのような意味か決まらないからです。
つまり、何かが実在するということは、その命題が意味を持つことを保障してはじめて言えるわけです。
では、究極の一者に関連した言葉、「神は存在する」という命題は、意味を持つでしょうか。
その場合、その命題はどのような意味で確定されますか。
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コメント(116)
>>[92]
歴史教科書なんて、ただのガイドブックみたいなもんですよ。
昔は戦後民主主義が強かったから、宗教改革が重視されたが、
今は戦後民主主義が陳腐化したから、カトリックの対抗宗教改革がクローズアップされたりとか、そんなレベル。
革新者・織田信長のイメージなど、
革新への忌避感がなかった時代には、
信心深い法華宗(彼は南無妙法蓮華経の旗印を掲げていた）の信徒で、
パクリだらけで身内びいき、土地政策なしの守旧派という実情は受けなかったから、革新者としてのイメージが前提だったりした。
最近は、保守傾向だから、秀吉も、立身出世よりは、晩年と圧制者の印象が強調される。
その時々の時代状況の反映ですよ。
保守が過ぎれば、でっち上げの江戸しぐさだって教科書に載るんです。
歴史教科書なんて、ただのガイドブックみたいなもんですよ。
昔は戦後民主主義が強かったから、宗教改革が重視されたが、
今は戦後民主主義が陳腐化したから、カトリックの対抗宗教改革がクローズアップされたりとか、そんなレベル。
革新者・織田信長のイメージなど、
革新への忌避感がなかった時代には、
信心深い法華宗(彼は南無妙法蓮華経の旗印を掲げていた）の信徒で、
パクリだらけで身内びいき、土地政策なしの守旧派という実情は受けなかったから、革新者としてのイメージが前提だったりした。
最近は、保守傾向だから、秀吉も、立身出世よりは、晩年と圧制者の印象が強調される。
その時々の時代状況の反映ですよ。
保守が過ぎれば、でっち上げの江戸しぐさだって教科書に載るんです。
>>[93]
＞歴史教科書なんて、ただのガイドブックみたいなもんですよ。
だったら…。ルターも、バルトも、思想家です。解説書は総て二次的な書物です。プロテスタントは十字軍の思想を引きずっています。
ユダヤ人を『契約の民』と呼びますが、ヤハウェは契約した民に興味がある。
メシアに与えた民については、メシアの管轄。メシアは管理育成を任されている。
それ以外の人達が何を信じて、救いが得られようが得られまいが、ヤハウェとメシアには興味はない。
例えば、ゾロアスター教を信じて、それで救いを得る人達が居ても良い。ヤハウェとメシアの感心事ではない。
「教会の外に救いはない」と言い出したのは、人間であって、神じゃない。
＞歴史教科書なんて、ただのガイドブックみたいなもんですよ。
だったら…。ルターも、バルトも、思想家です。解説書は総て二次的な書物です。プロテスタントは十字軍の思想を引きずっています。
ユダヤ人を『契約の民』と呼びますが、ヤハウェは契約した民に興味がある。
メシアに与えた民については、メシアの管轄。メシアは管理育成を任されている。
それ以外の人達が何を信じて、救いが得られようが得られまいが、ヤハウェとメシアには興味はない。
例えば、ゾロアスター教を信じて、それで救いを得る人達が居ても良い。ヤハウェとメシアの感心事ではない。
「教会の外に救いはない」と言い出したのは、人間であって、神じゃない。
>>[99]
何て言うのか…。イリアさんには、キリスト教の「おごり高ぶり」が認識できないみたいですね。そこいらを認識した上で、キリスト教を信仰するのであれば、また違う意見が出て来るかと…。
日本は、戦争に負けたから仕方がない。でも、あれはあれで日本が勝ったとも言える戦争でした。おかげで、欧米によるアジア圏の植民地支配は不可能になった。欧米もアジアも対等となり、残されたのは「先の戦争に負けた」と、それONLYとなっている。
プロテスタンティズム由来の資本主義は低空飛行を続けていられているだけ。
ロシアでは帝国主義を塗り変えたのが社会主義だったが、今は資本主義。寒くて農作物が育ちにくい土地でもあるし、地理的なハンディがある分、少し進化に時間が掛かる。しかし、立地条件が同等であるならば、負けるような国民性でもない。
正教会の穏やかさと言うか、おっとり系である一面があって…。あそこはあそこで、他を容認しようとする。まあ、常に一歩遅れるだけだと言うのか…。何かをやらかすようなことになると、一歩先に出る。
ちなみに、先の戦争では、ドイツもイタリアも負けている。ルーテルとカトリックのお膝元なのにね。
何て言うのか…。イリアさんには、キリスト教の「おごり高ぶり」が認識できないみたいですね。そこいらを認識した上で、キリスト教を信仰するのであれば、また違う意見が出て来るかと…。
日本は、戦争に負けたから仕方がない。でも、あれはあれで日本が勝ったとも言える戦争でした。おかげで、欧米によるアジア圏の植民地支配は不可能になった。欧米もアジアも対等となり、残されたのは「先の戦争に負けた」と、それONLYとなっている。
プロテスタンティズム由来の資本主義は低空飛行を続けていられているだけ。
ロシアでは帝国主義を塗り変えたのが社会主義だったが、今は資本主義。寒くて農作物が育ちにくい土地でもあるし、地理的なハンディがある分、少し進化に時間が掛かる。しかし、立地条件が同等であるならば、負けるような国民性でもない。
正教会の穏やかさと言うか、おっとり系である一面があって…。あそこはあそこで、他を容認しようとする。まあ、常に一歩遅れるだけだと言うのか…。何かをやらかすようなことになると、一歩先に出る。
ちなみに、先の戦争では、ドイツもイタリアも負けている。ルーテルとカトリックのお膝元なのにね。
>>[102]
驕り高ぶりも何も、事実として近代社会が、
日本的資本主義社会より、改善と向上の余地があるんだから仕方ない。
第二次大戦や冷戦の真の勝利者は日本だ、という主張は昔からあるが、
仮にそうであっても、今がこの有様なら逆に惨めなだけ。
〉低空飛行
イスラーム世界や日本社会を見て、
明らかにモダニズムが良いとしか思えないですな。
〉ドイツ
ルーテル派の国や領邦は発生当初から負けてばかりだが、
ナチス時代は、ドイツ的キリスト者運動で歪められていたし、そもそも国力でアメリカの三分の一な上に、戦略が稚拙で、トップがコカイン中毒者なのだから、勝てるわけがない。
また、イタリアの場合は、国民意識すらまだまともに育ってなかった。
今でも北イタリアの独立運動がありますな。
国民国家以前の国が、国民国家に負けるのは当たり前。
驕り高ぶりも何も、事実として近代社会が、
日本的資本主義社会より、改善と向上の余地があるんだから仕方ない。
第二次大戦や冷戦の真の勝利者は日本だ、という主張は昔からあるが、
仮にそうであっても、今がこの有様なら逆に惨めなだけ。
〉低空飛行
イスラーム世界や日本社会を見て、
明らかにモダニズムが良いとしか思えないですな。
〉ドイツ
ルーテル派の国や領邦は発生当初から負けてばかりだが、
ナチス時代は、ドイツ的キリスト者運動で歪められていたし、そもそも国力でアメリカの三分の一な上に、戦略が稚拙で、トップがコカイン中毒者なのだから、勝てるわけがない。
また、イタリアの場合は、国民意識すらまだまともに育ってなかった。
今でも北イタリアの独立運動がありますな。
国民国家以前の国が、国民国家に負けるのは当たり前。
そもそも、総力戦で、国家を戦争の為に総動員する場合、
国民意識と目的合理性、特に後者は戦争目的だが、これが必須。
勝つ条件がない戦争には、どんな国も勝てない。
ナチスは、民族浄化をはかりながら、膨張で異民族を自ら抱え込むという、無限運動をしていた上に、
参戦義務もないのにアメリカに宣戦布告した。
イタリアは、勝ち馬に乗る、以上の戦略はなかったし、
大日本帝国は、どこまで戦えば勝利になるのか、そもそも落とし所が不明だった。
アメリカの研究者には、戦い方次第では、アメリカに勝てたという主張もないわけではないが、
実際のところ、そういう目的合理性とは無縁だったのが日本。
何せ、日本海軍なんかは、米豪の連絡を絶った後、何を主張していたかと言えば、オーストラリア征服。
勝利に何ら貢献しない、思いつきだけで戦争してたら、
戦争目的のはっきりした国民国家には勝てない。
まして、大日本帝国の国力は、当時のアメリカの十分の一。
近代性の差が如実に現れた結果。
教派がどうであれ、また、日本のように神がかりであっても、
限界はありますな。
国民意識と目的合理性、特に後者は戦争目的だが、これが必須。
勝つ条件がない戦争には、どんな国も勝てない。
ナチスは、民族浄化をはかりながら、膨張で異民族を自ら抱え込むという、無限運動をしていた上に、
参戦義務もないのにアメリカに宣戦布告した。
イタリアは、勝ち馬に乗る、以上の戦略はなかったし、
大日本帝国は、どこまで戦えば勝利になるのか、そもそも落とし所が不明だった。
アメリカの研究者には、戦い方次第では、アメリカに勝てたという主張もないわけではないが、
実際のところ、そういう目的合理性とは無縁だったのが日本。
何せ、日本海軍なんかは、米豪の連絡を絶った後、何を主張していたかと言えば、オーストラリア征服。
勝利に何ら貢献しない、思いつきだけで戦争してたら、
戦争目的のはっきりした国民国家には勝てない。
まして、大日本帝国の国力は、当時のアメリカの十分の一。
近代性の差が如実に現れた結果。
教派がどうであれ、また、日本のように神がかりであっても、
限界はありますな。
ウェーバーが「儒教とピューリタニズム」でも述べているが、
儒教やカトリシズム、日本の神道などの、
二重規範社会は、
よーするに合理的な知識層・官僚層と、
「魔法がかかっている庭園」（ザウベルガルテン）に住む庶民層に分かれる。
支配者宗教は理性的だが、
民衆宗教は呪術化して、
中国では、儒教化してない道教、
カトリックだと、呪術化した秘蹟（たとえば、告解、塗油、実体変化の教理による聖餐）、
日本の場合は民俗信仰が社会構造の固定化を促していたわけです。
で、大抵は、民衆宗教が支配者宗教を圧倒する形で左右したりする。
ジェントリーの英国教会を、勤労民衆のピューリタニズムが圧倒した歴史があったように、
数には勝てない。
呪術化した民衆の数が多ければ、その社会は呪術的な概念に左右される。
ナチスで言えば、ナチスはドイツ的キリスト者運動を起こさせて、ルターをドイツの英雄扱いしてたが、
ナチス高官の日記で、ルターの名前が書かれた例はほんの僅か。
それどころか、オカルト禁止法があったのに、ヒムラーみたいなオカルティストがいたわけで。
社会構造に基づく行動規範の二重性を解消したのはプロテスタンティズムだけ。
儒教やカトリシズム、日本の神道などの、
二重規範社会は、
よーするに合理的な知識層・官僚層と、
「魔法がかかっている庭園」（ザウベルガルテン）に住む庶民層に分かれる。
支配者宗教は理性的だが、
民衆宗教は呪術化して、
中国では、儒教化してない道教、
カトリックだと、呪術化した秘蹟（たとえば、告解、塗油、実体変化の教理による聖餐）、
日本の場合は民俗信仰が社会構造の固定化を促していたわけです。
で、大抵は、民衆宗教が支配者宗教を圧倒する形で左右したりする。
ジェントリーの英国教会を、勤労民衆のピューリタニズムが圧倒した歴史があったように、
数には勝てない。
呪術化した民衆の数が多ければ、その社会は呪術的な概念に左右される。
ナチスで言えば、ナチスはドイツ的キリスト者運動を起こさせて、ルターをドイツの英雄扱いしてたが、
ナチス高官の日記で、ルターの名前が書かれた例はほんの僅か。
それどころか、オカルト禁止法があったのに、ヒムラーみたいなオカルティストがいたわけで。
社会構造に基づく行動規範の二重性を解消したのはプロテスタンティズムだけ。
勿論、ウェーバーは、資本主義の発生を、精神史的に、エートスの側面だけから説明して、その物質的な利害の側面を軽視していたわけではありません。
ウェーバー自身、「自分はそういうばかげた事を主張しようとしているのではない」と繰り返し言ってます。
プロテスタンティズムの倫理だけが資本主義の発生を説明し切れると主張してるのではない。
精神史的には、他の宗教でも資本主義の精神が発生する可能性はあるし、
前期資本の蓄積も大事でしょう。
大塚久雄が書いていたが、ルターやカルヴァンが、今の資本主義社会を見たら、自分たちはこんなものを作ろうとした覚えは絶対にないと言うだろう、
単に、近代世界システムの特徴を形作ったのは、プロテスタンティズムの倫理が大きな要因だったわけです。
日本的資本主義が失敗してる以上、やはり近代世界システムの良いところに学ぶべき。
ウェーバー自身、「自分はそういうばかげた事を主張しようとしているのではない」と繰り返し言ってます。
プロテスタンティズムの倫理だけが資本主義の発生を説明し切れると主張してるのではない。
精神史的には、他の宗教でも資本主義の精神が発生する可能性はあるし、
前期資本の蓄積も大事でしょう。
大塚久雄が書いていたが、ルターやカルヴァンが、今の資本主義社会を見たら、自分たちはこんなものを作ろうとした覚えは絶対にないと言うだろう、
単に、近代世界システムの特徴を形作ったのは、プロテスタンティズムの倫理が大きな要因だったわけです。
日本的資本主義が失敗してる以上、やはり近代世界システムの良いところに学ぶべき。
>>[105]
＞社会構造に基づく行動規範の二重性を解消したのはプロテスタンティズムだけ。
進化の最高点だとでも言いたいの？「現時点では…」の限定でしかない。
「ルーテルにできなかったことを、バプテストで叶えよう」とか、「ルーテルにできなかったことを、ユニテリアンで叶えよう」とか。
まあ、プロテスタントは言わば、何隻も船を持つ1つの軍隊みたいなところがあってですね。その中には、出遅れている船だってある訳ですが…。「足並み揃えて」とかじゃないのですよ。
日本については、「自民党にやらせておけば…」的な世論があり、その自民党が幼稚園児みたいな安倍ちゃんをトップにおいている訳ですが…。自民党も人材不足なのでしょうね。
何と言うか…。かつて日本に来ようとする宣教師には、日本政府が一筆書かせていたとかでしてね。「日本の政治には一切口出ししません」と、そんな内容だったとか。そのような宣教師が教えていたので、日本人クリスチャンがノンポリを良しとするようになったそうな。
ひとつひとつを一度は懐疑的に見るようでないと、見えるものも見えない。政府の良いように飼いならされてしまいますよ。
＞社会構造に基づく行動規範の二重性を解消したのはプロテスタンティズムだけ。
進化の最高点だとでも言いたいの？「現時点では…」の限定でしかない。
「ルーテルにできなかったことを、バプテストで叶えよう」とか、「ルーテルにできなかったことを、ユニテリアンで叶えよう」とか。
まあ、プロテスタントは言わば、何隻も船を持つ1つの軍隊みたいなところがあってですね。その中には、出遅れている船だってある訳ですが…。「足並み揃えて」とかじゃないのですよ。
日本については、「自民党にやらせておけば…」的な世論があり、その自民党が幼稚園児みたいな安倍ちゃんをトップにおいている訳ですが…。自民党も人材不足なのでしょうね。
何と言うか…。かつて日本に来ようとする宣教師には、日本政府が一筆書かせていたとかでしてね。「日本の政治には一切口出ししません」と、そんな内容だったとか。そのような宣教師が教えていたので、日本人クリスチャンがノンポリを良しとするようになったそうな。
ひとつひとつを一度は懐疑的に見るようでないと、見えるものも見えない。政府の良いように飼いならされてしまいますよ。
>>[106]
ロシアは社会主義からの離脱をしましたが…。ロシアのあれは、プロテスタンティズム資本主義の模倣と言い切れますか？
「ロシア民族主義の最新版」だとは思いますが、どうもユニークな一面が伺える。あれをプロテスタンティズム資本主義と言い切れますか？
そもそも、ロシアにおいて、プロテスタントは極少数派ですし…。諸正教会の拠点であり、言わば、モスクワが総本山な訳です。
ロシアにはロシアのやり方がありますし…。ドイツ式になんてやっていたら、ロシアが成り立たなくなる。英国式も、通用しないと思いますよ。
帝政ロシア軍の中身は変わらずでソビエト軍になり、ソビエト軍の中身は変わらずでロシア共和国軍になった。護衛すべきはロシア地方とロシア民族で、お国の体制は時代で変化するのが当たり前である。そのように考える人々ですから、ドイツ式でも英国式でもダメなのです。
ソビエト崩壊から一気に建て直されましたが…。今後は、どうなっていくのでしょうね？
私は「1つが優れ、他は劣る」とは考えません。「何が優れているのか？」なんて、分からないのですから。
ロシアは社会主義からの離脱をしましたが…。ロシアのあれは、プロテスタンティズム資本主義の模倣と言い切れますか？
「ロシア民族主義の最新版」だとは思いますが、どうもユニークな一面が伺える。あれをプロテスタンティズム資本主義と言い切れますか？
そもそも、ロシアにおいて、プロテスタントは極少数派ですし…。諸正教会の拠点であり、言わば、モスクワが総本山な訳です。
ロシアにはロシアのやり方がありますし…。ドイツ式になんてやっていたら、ロシアが成り立たなくなる。英国式も、通用しないと思いますよ。
帝政ロシア軍の中身は変わらずでソビエト軍になり、ソビエト軍の中身は変わらずでロシア共和国軍になった。護衛すべきはロシア地方とロシア民族で、お国の体制は時代で変化するのが当たり前である。そのように考える人々ですから、ドイツ式でも英国式でもダメなのです。
ソビエト崩壊から一気に建て直されましたが…。今後は、どうなっていくのでしょうね？
私は「1つが優れ、他は劣る」とは考えません。「何が優れているのか？」なんて、分からないのですから。
>>[110]
今日は寝坊しました。礼拝から出ることになります。
プーチンは影武者が何人も居ます。と言うか、プーチンはロシアの指導者に対する名称みたいなもので、今までも何人となく居たそうな。
それよりも何よりも、イリアさんが「自分は正しいものを選択している！」と言い切れたり、「自分が選択しているものONLYが正しい」と考えていたり…。そっちが問題。
「1つが優れ、他は劣る」と言うものではない。神がご所望するものは、もっと違うものだから。
「いずれ世界の宗教は1つになる」も、どれか1つだけになるのとは違うと思います。皆んなが全てのものを認め合う中で、全てが1つにエキュメニカルして行くのだと思う。
心外があったようだから、それは違ったと理解しました。失礼しました。
今日は寝坊しました。礼拝から出ることになります。
プーチンは影武者が何人も居ます。と言うか、プーチンはロシアの指導者に対する名称みたいなもので、今までも何人となく居たそうな。
それよりも何よりも、イリアさんが「自分は正しいものを選択している！」と言い切れたり、「自分が選択しているものONLYが正しい」と考えていたり…。そっちが問題。
「1つが優れ、他は劣る」と言うものではない。神がご所望するものは、もっと違うものだから。
「いずれ世界の宗教は1つになる」も、どれか1つだけになるのとは違うと思います。皆んなが全てのものを認め合う中で、全てが1つにエキュメニカルして行くのだと思う。
心外があったようだから、それは違ったと理解しました。失礼しました。
>>[105]
＞
＞日本の場合は民俗信仰が社会構造の固定化を促していたわけです。
合理的上層と非合理な庶民意識の二重層が社会を形成というのは事実かも知れませんが、
江戸は人口だけでなく、経済力もアジアでは一位、世界で指折りであることの説明つかない気もします。
http://kinakonan.com/edonomikusu/
マックスウェバーの要点は、営利を敵視するプロテスタンティズムが皮肉にも資本の蓄積を産み出し資本主義を形成して、営利を追求する資本主義の精神になったというもので、日本においては儒教が同じように商家の精神を担い資本を蓄積し、明治以後の資本主義を形成したと思います。ただ、日本においてはそれが庶民でなく、上層の商家主導であった点に特色があっ訳です。
「プロテスタントの倫理と資本主義の精神」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE-%E5%80%AB%E7%90%86%E3%81%A8%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AE%E7%B2%BE%E7%A5%9E-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC-ebook/dp/B00QT9XB2A
ゾンバルトは戦争が資本主義を形成したと云いますが、鎖国のせいもあり、江戸時代は戦争がなかったわけで、日本の説明がつかない訳です。アメリカも最も成長した前世紀前半は第1次大戦に参加してないし。
ゾンバルト「戦争と資本主義」
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B01MTQN0ER/ref=pd_aw_sim_351_3?ie=UTF8&psc=1&refRID=H30723V6JKDJ6ZS0FZ1T
ゾンバルトの間違いは、キリスト教を始め一神教が聖戦の精神を持ち、資本主義形成期にも戦争を主導していたにすぎないことを理解してない点にあると思います。
＞
＞日本の場合は民俗信仰が社会構造の固定化を促していたわけです。
合理的上層と非合理な庶民意識の二重層が社会を形成というのは事実かも知れませんが、
江戸は人口だけでなく、経済力もアジアでは一位、世界で指折りであることの説明つかない気もします。
http://kinakonan.com/edonomikusu/
マックスウェバーの要点は、営利を敵視するプロテスタンティズムが皮肉にも資本の蓄積を産み出し資本主義を形成して、営利を追求する資本主義の精神になったというもので、日本においては儒教が同じように商家の精神を担い資本を蓄積し、明治以後の資本主義を形成したと思います。ただ、日本においてはそれが庶民でなく、上層の商家主導であった点に特色があっ訳です。
「プロテスタントの倫理と資本主義の精神」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE-%E5%80%AB%E7%90%86%E3%81%A8%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AE%E7%B2%BE%E7%A5%9E-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC-ebook/dp/B00QT9XB2A
ゾンバルトは戦争が資本主義を形成したと云いますが、鎖国のせいもあり、江戸時代は戦争がなかったわけで、日本の説明がつかない訳です。アメリカも最も成長した前世紀前半は第1次大戦に参加してないし。
ゾンバルト「戦争と資本主義」
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B01MTQN0ER/ref=pd_aw_sim_351_3?ie=UTF8&psc=1&refRID=H30723V6JKDJ6ZS0FZ1T
ゾンバルトの間違いは、キリスト教を始め一神教が聖戦の精神を持ち、資本主義形成期にも戦争を主導していたにすぎないことを理解してない点にあると思います。
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