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キリスト教(聖書)への素朴な疑問コミュの長血の女

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「長血の女」だけでおよそ話は通るので、聖書の引用はしませんが、この箇所に関してネットにアップされている説教をいろいろ読んでいると、何か不自然に歪曲されているものが多いように思います。

確かに「衣に触れば病気は治る」というのは、聖遺物崇拝を肯定するようなエピソードにも読めるので、プロテスタントは嫌うのかもしれませんが、それにしても。

曰く「長血が治っただけなら、発病前に戻っただけであって、彼女に新生が必要であったため、イエスは執拗に誰が触れたのか探したのだ」

曰く「衣に触れたから治ったのではなく、正直に事情を話したことで信仰告白が生まれたのだ」

とかいうものですが、そんな高尚な信仰が称賛されるようになるのは、ずっと後年のことで、この場の状況を鑑みれば。

長血の女(極めて穢れていて、触るだけで人を穢す存在)は、その近辺でも有名で、実は誰が触れたか知っていたペトロは、こりゃマズイということで「先生、こんなに大勢人がいるんだからわかるわけないでしょ」と言ってごまかそうとした。というところではないかと推測します。

そして、彼女を癒した信仰とは、「御衣に触れれば治る(清くなれる)と信じた」という大変素朴な信仰だとしか解釈できないのですが、いかがでしょう。

そして、イエスはユダヤ的な「穢れ」を一掃したわけですが、その後継者たちは「穢れ」と「汚れ(よごれ)」を混同してしまって、せっかくユダヤ教が叡智として築いてきた衛生観念まで反故にしたので、ヨーロッパは長年不潔だったということかなと思った次第。

コメント(16)

当時のユダヤ人は、衛生観念を理解した上での清さ・穢れの区別をしていたわけではないですからね…
「どうしてそれが清いのか、穢れているのか分からない。しかし、律法にあるし…」
と言うようなことを、当時の律法学者が記録に残すレベルですし。
(これは日本と風土が違うことから来る観念でしょうけど、たとえば、砂漠の辺りは乾燥しているので、頻繁に風呂に入る必要も特になかった。
そして水は何より飲用として貴重だった)

血は穢れている、という意味でもまた違うし(律法では血は生命)、
ヨーロッパ人が不潔だったのは、ユダヤ以前に聖書も読まない未開の野(以下自主規制

とりあえず、瀉血という意味不明な治療法もあれば、血は単に身体の中に「あるだけ」(循環していないとした)という考えもあって、
特に血管中を血液が循環しているという主張がなされたとき、「聖書の記述と違う」と当時の教会が騒ぎ立てたとか
(具体的にどの記述と齟齬しているかは良く分からない)。

その辺りは単に、不潔であっても生きていけた、だから清潔の為にコストを払う必要がなかった、というだけでは?
現代では、月経が穢れとはみなされておらず、単に使用済み生理用ナプキンが汚物として扱われているだけですが、この時代に「長血の女がどれだけ穢れ物扱いされてきたか」ということを、しっかり説明した上でこの聖書箇所を解説していたのは、ネット上の説教アップ集を探したところ、どこぞかの若い女性の神学生の文章だけでしたね。

ってか、男性説教者があまり月経の穢れを強調すると嫌われるので「自粛」しているのかもしれません。
> さなやんさん

 覚悟の決め方か全体を俯瞰する力かどちらかが足りない気がする。 

> そして、彼女を癒した信仰とは、「御衣に触れれば治る(清くなれる)と信じた」という大変素朴な信仰だとしか解釈できないのですが、いかがでしょう。

あのさ、

1.「彼女の信仰」と
2.「実際に起きた(と記者が言いたい)こと」と
3.「当時の読者に、だからどうしろと記者が言いたいこと」と
4.「現代の聴衆に、コレはこういうことだと説教者が言うこと」

を全部わけて考えてよ。

で、トピ発題は2.(や3.?)に関して4.でむちゃくちゃいう輩が多すぎる、
てゆー苦情じゃん?
でも1.まで君の言うそれ以外だっていってるやつがいんの?

で2.は君の読むところどうなってるの?
彼女の信仰が彼女を癒すなら、触れる必要ないよ?

女だか娘だかに主イエスのいってることは
一緒にお留守番してたおじいちゃんが倒れた時に
即座に119番した幼児を褒める、みたいな話でさ、
結局、おじいちゃんを救うのは搬送先の医者じゃん?
元に戻ると、婦人病治したのは「女の信仰」じゃなくて
「神の子がだだ漏らしてる不思議バワー」だよね?
聖人聖像聖遺物がキライでも、どれも関係ないやね?
そして、今のオレにも出来るっていってるのは、むしろ新教側に多くないか? 
 
>>[3]

>彼女の信仰が彼女を癒すなら、触れる必要ないよ?

聖書に記載されている限り病気直しに関してイエスは「このオレが治した」とは言っていませんね。「あなたの信仰が◯◯した」はイエスの慣用句みたいなもので。

聞きたかったのは、群衆のドサクサに紛れて禁忌であるはずの「触れた」ということについて、具体的に説明してくれている説教というのがないなぁという話です。

それにしても、信仰を褒めるというのは

>女だか娘だかに主イエスのいってることは一緒にお留守番してたおじいちゃんが倒れた時に
即座に119番した幼児を褒める、みたいな話でさ、

ということなんでしょうか。
> 4 さなやんさん

再掲

> 1.「彼女の信仰」と
> 2.「実際に起きた(と記者が言いたい)こと」と
> 3.「当時の読者に、だからどうしろと記者が言いたいこと」と
> 4.「現代の聴衆に、コレはこういうことだと説教者が言うこと」

 私が2.と3.を区別した意図は、ご理解いただけてますか?

> 「あなたの信仰が◯◯した」はイエスの慣用句みたいなもので。

 それは「誰の」慣用句なのか、もっとよく考えてみてもいいとおもいますねぇ。

> それにしても、信仰を褒めるというのは
> >女だか娘だかに主イエスのいってることは一緒にお留守番してたおじいちゃんが倒れた時に
> 即座に119番した幼児を褒める、みたいな話でさ、
> ということなんでしょうか。

 そうでないとすると、
今日病気が治らない信仰者はみんな信仰が足りないせいだという
神癒詐欺カルトの責任転嫁とは違うものに、はたしてなりますかね?

> 聞きたかったのは、群衆のドサクサに紛れて禁忌であるはずの「触れた」ということについて、具体的に説明してくれている説教というのがないなぁという話です。

 それを大きく取り上げることでどんなメッセージが強調されるのか、
それを積極的にいいたそうな一派ははたして
このエピソードの枠組みや構造をいけしゃあしゃあと利用することが出来るのか、
そもそもそれをネットで拡散しようと思うのか、
ということじゃないかなあと思ったりしますよ。

>>[5]

ま、ユダヤにとっての血と、
日本人にとっての血と、
概念的には似てるかもしれませんな。
だからどうしたという話ですが。
るしちゃん大事なこと言うてる

「記者がどうのと読むのはリベラル」
素朴な信仰は長血の女じゃなくてオメーだろ
が分かりたくない人ばかり

長血の女でひとくくりして、記者を分けない点からも明らか

女(家畜)が自分の意思で行うことは全否定されるべきなのに、否定されなかった点で「マルちゃんとそれ以降」が明確なんだが、まあ、どうでもいいね
このエピソードは、あまりに多くのことを示唆しすぎているように思えます。

ヨハネ書の記者は、やはりわざとこのエピソードを除外したのでしょうか…

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