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登記の勉強と情報コミュの磁北と真北

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http://www.pasco.co.jp/recommend/word/word046/
真北とは?はじめに 地図を見るうえで、方角というのは欠かせない要素の一つですが、特に北半球に住んでいる私たちの地図は、ほとんどが「北」を上にして作られています。

地理学では一般に「北」というと、「北極点」を指しますが、方位磁石が指す「N」の方向は、厳密に言うとちょっと位置が違うのをご存知でしょうか?

今回は、「北極点」と「方位磁針のNが指す点」について簡単にご紹介いたします。
真北とは?
図1 真北の概念図


北の夜空を見上げてみましょう。
北極点つまり、地球の自転軸の北端(北緯90度地点)を指す方位を真北(しんほく・しんぽく)と言います。

真北を測る方法として、太陽が南中する時刻を理科年表などで調べ、その時刻に影を観測する方法があります。また、北極点に立つと、その真上に北極星があるため、北極星のある方位が真北とも言えるでしょう。

なお、北極星の探し方ですが、おなじみの北斗七星の“ひしゃく”の部分の先端にある2星間の距離の長さを5倍ほど先の方向へ延長すると北極星がみつけらます。

次に、この写真の奥行きを調べる為に、同調するポイントをいくつか抽出します。下の図では左右の点はそれぞれ被写体の同じ位置にポイントしてます。
磁北とは?
図2 磁北と偏角


図3 真北と磁北の位置関係
方位磁針のN極が指す方向を、磁北(じほく)と言います。

磁北は方位磁針があれば分かります(電磁波や家電製品の影響を受けることがあります)。

また、磁北は真北と少しズレがあります。このズレを磁気偏角といいます。この偏角は日本各地でおよそ3°〜9°の差があります。(札幌で9.2°、東京で7°、那覇で4.1°)

現在の磁北の極点はカナダの北(北緯:78°、西経98°)のあたりに存在します。この磁北点は年を経るごとに徐々にずれているようです。

左の図3を見ると、日本から見て磁北点は北極の東にあるため、方位磁針のN極が東側に傾きそうですが、実は東側ではなく西側に傾きます。

というのは、地球上の磁力線(NからSに向かう磁気の力)は、全てが磁極方向へ直線に向いているというわけではなく、地域的に西向きになったり東向きになっているからです。日本付近では西向き(西偏角)となっているため、方位磁針のN極は西向きに傾きます。
真北と磁北 用途の一例 建築基準法では、真北を北として用います。

偏角を補正することで、磁北から真北を計測することも可能ですが、真北測定として一般に用いられるのは、太陽による方位角観測か北極星による測定です。
風水では、北というときには「磁北」を用います。

方位を測る際に、地盤(正針)を使用する事が多いことから、家相診断や旅行先診断など吉方位を診断する際には磁北を用いる事が多いようです。(偏角補正をして診断しているところもあるようです)
おわりに日本では偏角が1桁(3°〜9°)ですが、アメリカでは地域により西寄りにも東寄りにも30°〜40°も偏角がある地域があります。方位のズレを補正出来るコンパスでなければ、コンパスが方位の目安にならないですね。

お時間のある方は、国土地理院のHPで日本国内の「磁気偏角」の概算が求められます。もっと詳細を知りたい方はこちらをオススメいたします。



http://www.jmc.or.jp/faq/map2.html


Q6:方位、方位角とは?
A:方位は、平易に方角とも言われます。ある方向が、一定の基準方向に対してどのような関係にあるかを示す語です。東西南北を基準として8,12,16,32等に区分してそれぞれ適宜の名称をつけて方角を表すのが一般的です。例えば16等分の場合は、北、北北東、北東、東北東、東・・・等です。このような16方位に区分すると、一つの方位になる範囲は方向角で22.5度の幅があることになります。このように幅が有ることを避けるために、例えば北30度東とか西15度南のように、特定の方角のみを示す言い方もあります。

方位角は、主に測量や地図の分野で使われるやや専門的な用語です。ある地点Aにおいて北(真北)の方向から右回り(時計廻り)に他の地点Bの方向を測った水平角を、AにおけるBの方位角と言います。

地図は、一般に北を上方に示すのが常識のようになっていますが、簡単な道案内図や、絵地図等は、目的さえ叶えば方位にそれほどこだわる必要はありません。また小縮尺の地図で、表示する範囲の広い地図は経緯線が表示されていればその経緯線が方位の拠りどころになりますから、特別な方位を示す記号や注意書きは必要有りません。

地形図は、図郭の左右の縦の線が経線になっていますから、その線上における地点において線の延長の方向が北及び南の方向になります。図郭の上下の横の線は緯線となっていますから、その線上における地点において線の延長の方向が東及び西の方向になります。



Q7: 磁北、方眼北とはなにか(特別な方位の基準)?
A:磁北、方眼北は、特別な方位の基準です。

磁北:
北(真北)に対し、磁石の針の北が指す方向を「磁北」と言います。
日中、野外において真北を知ることは簡単にはできないのですが、磁石があれば磁北を知ることは簡単です。そのため地形図では磁北の方向が真北を基準として方位角で示されています。真北に対し磁北の偏りを偏角といい、それが東に偏れば「東偏」、西に偏れば「西偏」で、これにその角度を添えて偏りの大きさを表します。

しかし、磁北の方位は日時を追って少しずつ変化します。日変化は、変化量も10秒程度と小さく、しかもほぼ毎日周期的な変化なので地図の利用の面では全く問題がありません。一方、永年変化は10年間で10分とか30分とかの変化がありますので、地形図に表示される数値は10年毎に改訂された数値を使うことになっています。2001年10月現在使われていたのは1990年(年初)の値で、2000年(年初)の値は2002年5月に公表されました。公表以後修正される地形図は約10年間の間、2000年の値が使われます。

2000年(年初)の値を1990年(年初)の値と較べると、東京付近では約13分西に変化しました。地形図上の偏角の表示は10分単位で表示されますから、今後修正して刊行される2万5千分1地形図「東京西部」は「西偏約7°0′」と表示されることになります。

ちなみに、偏角の永年変化の例として、2万5千分1地形図の「東京西部」では1990年代は西偏6°50′ですが、1980年代は6°30′、1970年代は6°20′の値が示されています。時代が遡って、伊能忠敬が日本の測量をやっていた1800年頃は江戸では偏差は殆ど無かったと記録されています。さらに、その頃より前の約二百数十年間の東京付近の偏角は東偏を示していたことが地磁気学の分野の研究で実証されています。


Q8:真北と磁北が合致しないのはなぜか?
A:地軸の北の方向が真北ですが、この方向に地球の磁極があるわけではないことによります。

地球は、地球自体が巨大な磁石体になっていて、地球上の何処にあっても磁性を感じることは一般によく知られています。地球が持つ磁性を、地磁気と呼びますが、地磁気の磁性は高緯度ほど強く、また地球上の各地で観測する磁力線の方向はある特定の2地点に収斂する傾向を示しています。磁力線が収斂する2地点が「磁極」で、北にあるものを「北磁極」、南にあるものを「南磁極」と呼びます。

北磁極と南磁極を結ぶ磁軸は、地球の回転軸に対し約11゜傾いている(1990年発行の測量学事典による)ため、磁北は真北と合致しないのです。また、南北両磁極の位置は固定しておらず、かなりの移動が認められています。イギリスの探検家「ジェームス・ロス(人名)」が1831年に調査した成果を後に計算した結果、北磁極の位置は70.5゜N、96.5゜Wとされましたが、1975年には76.2゜N、100.0゜Wとなっています。

磁力線の方向が、北(真北)の方向に対して偏る角度(水平角)が、地磁気の偏角と呼ばれるもので、地形図は、その一枚一枚にその地形図のほぼ中央にあたる地点の偏角の値が示されています。

偏角の概数値は、求める地点の位置(経緯度)が分かれば、近似式が用意されていて計算によって求められますが、実際に各地で偏角を観測すると、計算によって得られた値とは少し異なる値になる地点が多いのです。その原因は、海や山等の地形の配置状況、地殻を構成する物質の違い、周辺のマグマの活動等が影響を与えるものと考えられています。また、磁極ではないのに磁石の針の方向が固定せず、磁北を観測できないこともあります。八丈島において、昭和48年測量の際にこのようなことがあったため、当時作成された地形図には磁針偏差の値が表示されていませんでした。

2000年年初の我国における地磁気の偏角は、南鳥島を除く各地が全て西偏で、値は北の方ほど大きく南に行くほど小さくなり、また東の方ほど大きく西に行くほど小さくなる傾向を示しています。


真 北 (しんぽく)とは、北極星を北の基準にして測った北をさす。これは経線あるいは子午線が示す北,つまり北極点の方向である。 これに対して、磁北(じほく)と呼ばれる,磁石で表示される北を基準にする北がある。磁北と真北はずれているので,地図を利用する際には,そこに表示される北がどちらの北なのか,注意する必要がある。 古代の建物や墳丘のうち、東西南北の方角を意識して建設されているものは、ほとんどが真北を利用している。


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2653767.html
真北
困り度:
すぐに回答が欲しいです 真北
こんにちは。住宅の新築にあたり、北川斜線の検討が必要です。検討すのに磁北ではなく真北で検討する必要があるのですが、手元には法務局の測量図はあります。この測量図の座標通りに入力してでた北は真北なのでしょうか、磁北なのでしょうか。また、磁北の場合、どうすれば真北が求められますか?役所で地図を購入すればよいのは分かっているのですが、平日役所まで行く時間が取れません。何か良い方法があれば教えてください。よろしくお願いいたします。
質問投稿日時:2007/01/09 13:07質問番号:2653767
この質問に対する回答は締め切られました。最新から表示 | 回答順に表示 回答
回答者:n-nya 過去の質問に同様のがたくさんあります
真北(しんぽく)磁北(じほく)をキーワードに検索してください

お手元の法務局備え付け地積測量図記載の座標値X軸は・・・
1.真北を向く
2.磁北を向く
3.関係ない方向を向く
の3とおりがあります  関係ない方向を向くケースは少ないですけどね

座標値や記載事項を見ないと判断できません
また、一般人が座標値を見て正確な方向を求められるとも思えません

>北川斜線の検討が必要です
申し訳ありませんが、北川斜線の意味がわかりません

>役所で地図を購入すればよいのは分かっているのですが
地図を元にどのような方法で真北を求めようとしているのでしょうか?
一般人が役所から地図を購入し、あるいは座標値から目で見て真北を求めるようなアバウトな方法ならば、質問者さんのような住宅新築には真北も磁北もまったく影響ない程度の差だと思いますが?

地図や座標をもとに眼で真北を求めようとするよりも、棒を立てて正午に影の方向を見た方が正確です


http://smalloffice-club.ddo.jp/user/cgi/board.cgi?mode=thread_vew&target_file=00022.dat

【補足】方角を知りたいのですが…by 西村2003/10/06(月) 16:02:26[ 返信 | 修正 | 削除 ]
下の投稿に補足です。

> こうした場合、正確な「北」を知る手がかりはないもの>でしょうか?法務局の方に聞いても要領を得ない感じでし>た。真北も磁北もご存知ないようでした。

 法務局の方は地積測量図の方が正確であるといわれまし
たが方角はどうなんでしょうか?これが正確であるのであ
ればこれを基に進めようと考えています。

真北についてby 管理者武藤2003/10/07(火) 17:40:25[ 返信 | 修正 | 削除 ]
真北についてですが、基本的に北には3つあります。
1つめは真北、2つめは磁北、3つめ座標北になります。
1、2はご理解していると思いますが3については地籍測量図を作成するときに球体を平面に投影しますので、歪みが出ます。日本全国を平面投影すると歪みが多くなってしまうため、現在日本では19ヶ所にわけた座標系を持っています。この座標系のX軸(測量では縦軸をXとする)を座標北と言います。地籍測量図では座標北から離れると北が曲がることになります。よって地図ではこの座標位置により北の方向が変わります。

このことからも解るように、平面図ですべての箇所の真北を表示するのは不可能です。真北は場所によってすべて違ってくるということです。大体の方向であれば国土地理院が発行している地籍測量図であれば検討がつきますが、正確な方位を知りたい場合は、太陽観測、又は北極星観測により理科年表を基に計算するほかありません。
よってある土地の正確な真北を出すのは測量をする以外に方法はないということになります。どの程度の正確さを必要かわかりませんが、近くの測量業者に依頼するのが一番の早道です。

確か10万〜20万円で行ってくれます。現在はもっと安いかもしれません。

補足ですが、法務局は法務省管轄、国土地理院は国土交通省管轄です。法務局は権利関係が主な仕事で国土地理院は測量が主な仕事です。どちらが正確かはご想像が付くと思います。法務局の地籍測量図の精度はかなり低いと考えて差し支えありません。
Re:真北についてby 西村2003/10/17(金) 18:01:06[ 返信 | 修正 | 削除 ]
ご説明ありがとうございました。
場所によって「北」にズレが生じるという理由すら分かっ
ていなかった事が分かりました。ありがとうございまし
た。参考にさせて頂きます



http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/69713/66056/57799430
真北は、どっち?
地積測量図がある場合に絞って考えると。
その地積測量図が昭和44年頃以前の場合は、平板磁石
で計測か近隣図面から推測。地積測量図が昭和45年から
昭和55年の場合は、トランシット付属の磁石で計測。昭和
56年以後の場合は状況で分かれる。市役所の道路台帳
整備が完了している土地ならAトランシット付属磁石かB座
標北であろう。土地が郊外で道路台帳整備がなされていな
い土地ならAトランシット付属磁石。平成19年以降の地積
測量図で世界測地系と注記してあればB座標北。古い地
積測量図でも図面の方位記号に磁北と付記している。北の
矢印記号(方位記号)は基本信用できない。磁北は、測定
場所と環境で誤差が大きい。2箇所以上で測定し平均した
ものでもまだ信用できない。磁石の示す北方位に西偏6度
補正があるが、その補正をしても信用できない。
地積測量図の上下を区別する程度との酷評もある。現に南
北を間違えている図面も存在する。
さて、何を信用したらいいのか?



地積測量図が日本平面測地系で測量されているなら一応
信用していい。
日本平面測地系の判別は神奈川県ならY座標が−50000
m位の数値になっている。これは9系という座標系が埼玉あ
たりに原点があり、そこから西に50キロの位置という意味に
なる。このような地積測量図の北標示はB座標北である。
注意すべきはその他の任意の測地系座標では同一に判断
できない事だ。

ここから真北をどうやって求めるか。もうあきらめて専門家に
まかせよう。
あきらめないなら、次の式で計算すれば出る。
公共座標から偏角計算で真北方向を求める。
式は、γ(分)=(λ0-λ)sinφ
[座標北からの偏角]=(基準子午線経度-観測点経度)
×サイン(観測点緯度)
つまり図面の座標北に計算した偏角を適用すれば真北が求
まる。ここで9系の基準子午線経度λ0は、139度50分。
観測点緯度と経度は自分で調べるほかない。


法務局で取得できる公図(地図)上の方位記号は磁北を表しているのでしょうか。そ...casek1717さん

法務局で取得できる公図(地図)上の方位記号は磁北を表しているのでしょうか。
それとも真北を表しているのでしょうか。


ベストアンサーに選ばれた回答yu10_yu10さん

測量屋です。あくまで自論ですが、公図の北は参考程度と考えてます。あくまで土地の位置、形、地番を記載しているだけ。
北は住宅地図の方がより真北に近いです。




manatsu_goさん

磁北です。方位のマークそのままです。

違反報告 回答日時:2009/4/20 19:58:32 avu03nさん

古い公図でなければ真北が上になるでしょう。
筆界が座標管理されている物では磁北はあり得ません。

方位記号が記載されている古い公図では真北でも磁北でも無く、おおよその方角程度と理解すべきですが測量の経緯からすると磁北と考えるのが妥当かも知れません。

違反報告 回答日時:2009/4/19 14:34:30 milqestさん

磁北でも真北でもないと思います。

数年前まで法務局で公図を取得する際は、閲覧室にどでかいOHPフィルムみたいなやつに公図が記載された物をわたされ必要な地番の部分をA3用紙にコピーするのが公図取得の方法でした。コピーを終えた際に方位を示す矢印のハンコが置いてあり、元のOHPフィルムみたいなやつの方位と照らし合わせて適当にハンコを押すという感じでしたので。
そんないい加減なものしか取得できないのに、不動産売買の証明書類として有効でしたから。

今は電子化で公図の証明書は綺麗なものが取れるでしょうが、日本全国の莫大な地番に対する公図をA3の紙一枚で証明するのに磁北や真北を検証出来るシステムがあるとは思えません。そもそも公図自体が地番が置いてある敷地の形が地積測量図と比べるとかなりいい加減な形をしてますよね。航空地図のほうがよほど精度が高いと思います。

公図上では「上が北」。これくらいの精度と考えるのが普通ではないでしょうか。
って、間違ってたらスミマセン。


http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E7%A3%81%E5%8C%97+%E7%9C%9F%E5%8C%97%E5%9C%B0%E7%A9%8D%E6%B8%AC%E9%87%8F%E5%9B%B3&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=

コメント(4)

地積測量図の内容)
第七十七条  地積測量図には、次に掲げる事項を記録しなければならない。
一  地番区域の名称
二  方位
三  縮尺
四  地番(隣接地の地番を含む。)
五  地積及びその求積方法
六  筆界点間の距離
七  基本三角点等に基づく測量の成果による筆界点の座標値(近傍に基本三角点等が存しない場合その他の基本三角点等に基づく測量ができない特別の事情がある場合にあっては、近傍の恒久的な地物に基づく測量の成果による筆界点の座標値)
八  境界標(筆界点にある永続性のある石杭又は金属標その他これに類する標識をいう。以下同じ。)があるときは、当該境界標の表示
2  前項第八号の境界標の表示を記録するには、境界標の存する筆界点に符号を付し、適宜の箇所にその符号及び境界標の種類を記録する方法その他これに準ずる方法によってするものとする。
3  地積測量図は、二百五十分の一の縮尺により作成するものとする。ただし、土地の状況その他の事情により当該縮尺によることが適当でないときは、この限りでない。
4  第十条第四項の規定は、地積測量図について準用する



不動産登記規則では地積測量図に方位を記録するように定めていますが、磁北か真北かのしばりはありません。
古い地積測量図の方位はその作成経緯をみると磁北が記録されていると思われます。最近の世界測地系の座標管理されている測量図の方位は真北のようです。


http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/gis/itrf.html
「測量図について」

1,なぜ、測量図がない土地があるのですか?

昭和35年の不動産登記法の改正により、現在は土地を分割して、新たに土地を作る場合には測量図の提出が義務づけ
られていますが、この法律を実施した期間については各法務局によって幅があ
り、およそ昭和35年から昭和46年の間になります( 一元化」作業という)。

それ以前からも土地を分割した場合は土地の形状や面積の計算過程を記載し
た図面は提出されていたのですが、これは現在の不動産登記法上でいうところ
の「測量図」ではなく、これらの図面は土地の分割の登記の申請書(厳密には
登記とは別の「申告書」と呼ばれるもの)と一緒に綴られて、保存期間10年が過ぎ
た時点で廃棄されました。
したがって、一元化以前にあった土地については、その土地ができた時点での
測量図は無いといえます。
ただし、古い土地だからといって、必ず測量図がないわけではありません。
一元化以降に面積が間違っているのを直したり(地積更正登記)していれば、
その時点で改めて測量図を提出しますので、注意しましょう。
--

2,合筆後の測量図がないのですが?

合筆登記には、改めて合筆後の土地についての測量図を出す規定はありません。

3,区画整理地域なので測量図がないといわれましたが?


区画整理事業を行った地域では以前からあった土地の形状などは全て変わります。これらの土地についての測量図は全て閉鎖されます。

事業者は測量図を作成して法務局に送付しなければならないという規則が無く区画整理図だけを送付すればよいことになっています。
区画整理図は500分の1の縮尺で甲2の精度を持っています。
このことは土地改良が行われた地区の測量図についても同様です。


4,国土調査が入ったので、測量図がないといわれましたが?

国土調査の成果として地籍図が法務局に送付されてきますが、あわせて土地
の地積の情報も送付されてきます。
登記官はこの国土調査の成果による地積を登記簿に反映していくのですが送付前と送付後の地積が大きく異なっている場合があります。

国土調査の成果としては測量図は送付されませんし、以前からある測量
図も閉鎖されません。
写しの請求があれば、国土調査前の地積が記載された測量図が交付されることになります。法務局としては測量図の写しを交付する前に
「国土調査前に提出された測量図なので、登記簿とは地積の表示が異なりますが、よろしいですか?」と確認すべきでしょう。

その測量図については交付を慎重にした方がいいでしょう。

5, 土地所在図とはなんですか?

土地所在図とは、土地の表示登記の申請があったときに、その土地の所在位
置を示すために添付する図面のことで、測量図と一緒に綴られています。
土地の表示登記とは、地図の上で地番が付いていない無地番地に、地番をつ
けて登記簿を作成する登記なのですが、このとき、土地の所在位置を示すため
の土地所在図と、土地を測量した測量図の二つの図面を提出することになって
います。
分筆の登記では提出されません。


6,残地とはなんですか?

土地を分割して新たな土地を作る場合、土地の形状を測量して、測量図を作
成し、正確な面積を求めた上で登記簿の地積欄に記載しなくてはいけません。
この測量図には分割前の土地全体の形と、新たに分割された土地の形および
各辺の長さを記載し、そこから面積(地積)を求める算過程を記載します。
このとき、分割元の土地の部分については、辺長などを記載しません。面積
については新しく分割した土地の地積を、分割元の登記簿から差しいて残った
面積を記載することで良いとされていたのですこれを残地計算といいます
ただし、平成18年3月以降に分筆された土地については、この「残地」の
取り扱いは原則廃止され、測量図に記載された土地全ての辺長と地積の計算を
表示するようになっています。これを全筆測量といいます。


7,「残地の測量図ならある」といわれましたが、これはなんですか?

測量図の写しを申請したとき、申請のあった土地が分筆されていて、その求
積方法が残地計算で表示されている場合は、分割元の土地の辺長などは記載さ
れないので、最新の測量図は無いことになります。
普通、辺長の記載のない残地計算の測量図はあまり意味がないと思われます
が、お客様によっては必要とされますので、念のために確認してから交付しま
しょう。


8,登記簿と測量図の面積が違っていて、なにかおかしいのですが?

古い測量図では、現在の登記簿と面積(地積)が異なっている場合があり、
お客様より登記簿か測量図の誤りではないかと質問を受けることがあります。
このような場合たいていは測量図の表記が旧尺貫法による長さと面積によっ、
てされていることが多いです。
旧尺貫法とは昭和41年くらいまで登記簿や土地台帳で使われた、間や坪と

いった、長さ面積の単位の表記制度のことです。
古い測量図では、面積が坪で、長さが間で表記されているケースもあります。



9,測量図の坪数から換算した平米数の地積と、登記簿の地積がかなり違うのですが?

測量図に記載された坪数による地積を平方メートルに換算したところ、登記
簿の地積とかなり違っていることがあります。
これは登記簿の地積が平米数に換算されたときに生じたそごで、登記簿の地
目が宅地以外の山林などの場合小数点以下の地積が表示されてなかったことが原因です。
たとえば、測量図上の面積が10・29坪の土地があったとします。この土
地の地目が宅地の場合は、登記簿上の地積の表示は「10・29」ですが、山
林の場合は「10」としか表示されません。これは、登記簿の記載の規則上、
宅地(と鉱泉地)以外の地目の土地については、地積の小数点以下の値は表示
しないことになっているためです。
このように登記簿上は坪数で表示されていた地積も、昭和41年にまとめて
平方メートルに書き換えられることになりました。ただし、測量図はそのまま
の表示です。
書き換え作業にあたり、平方メートルに換算する元となる地積は、測量図上
の地積ではなく、登記簿上のものでした。
したがって、上記の例の場合、測量図の地積10・29と登記簿上の地積1
0の差分、0・29坪を平米数に換算した0・95?の(一坪≒3・3057
?)誤差が出ることになります。
登記簿上、表示されない小数点以下は最大0・99までありますので、平米
換算による最大の相違はこれに1坪≒3・3057?をかけたおよそ3・27
26?となり、登記簿と測量図の地積がかなり異なることもあります。

真北についてですが、基本的に北には3つあります。
1つめは真北、2つめは磁北、3つめ座標北になります。
1、2はご理解していると思いますが3については地籍測量図を作成するときに球体を平面に投影しますので、歪みが出ます。日本全国を平面投影すると歪みが多くなってしまうため、現在日本では19ヶ所にわけた座標系を持っています。この座標系のX軸(測量では縦軸をXとする)を座標北と言います。地籍測量図では座標北から離れると北が曲がることになります。よって地図ではこの座標位置により北の方向が変わります。

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