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MY times  良い話集合コミュの子供の一言

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「裸の王様」ではありませんが、常識にとらわれない、こだわりのない子供の一言には、目を覚まされることがありますよね。
そこまでいかなくても、つい顔がほころんでしまう一言。

貴方のお子さんの、親戚の子の、ご近所の子の、キラリと光った一言をお載せ下さい。
他人にはどうって事の無い「普通の言葉」でも結構。
それが貴方を一瞬でも幸せにした言葉であれば、、、。

コメント(4)

車社会のLAだが、子供が5,6歳になるとスーパーの入り口付近に車を停め、子供だけにちょっとした買い物をさせたものだった。

息子にお札を持たせて買い物を頼み、お釣りが小銭になる計算だったので
「お釣りは君に上げるから、ちゃんともらって来てね」と言って行かせた。
買い物を済ませた息子が、店の入り口で何か見つけたらしく、しゃがんでいた。

車に戻った彼は嬉しそうに
「おつりね、レジでキフしてきたよ。
(レジには子供病院とか
アフリカ食料基金などの箱が良く置かれている)
そして、いま、そこで1ドルみつけた」と言う。
(アメリカには交番というのがないので、主のわからない小額の現金は拾った人のもの)
「そう?君がいいことしたから神様がご褒美にくれたんでしょうね」というと、
「じゃ、この1ドルもキフしてきたら、5ドルみつけるかな?」

「そうは上手くいかない」と言ったか
「そんな気持ちでは神様は喜ばない」と言ったか
私は自分の返答を覚えていない。

娘が小学生入学当時の頃から仲良くしている友達Sちゃんがいる。
中学から学校が別々になり、今はメールをたまにするだけのようだ。

小学校一年生の頃、娘を学校へ迎えに行くと、Sちゃんの所はいつも父親が迎えに来ていた。
「Sちゃんにはお母さんが居ないのかな?」
「いないみたい」
「どうしてか知ってる?」

アメリカは離婚率が50%だから、片親でも珍しくはないが、単なる好奇心で私は聞いた。
すると娘は
「一度聞いた時、とても悲しそうな顔をしたから、もう聞かないことにした。だからお母さんも聞かないで」

子供心にも、立ち入ってほしくない領域があるのを気付いていた小さな娘に教えられた思いだった。
又娘の話です。親ばかですみません。

やはり娘が小学生の頃。

よく話に上がる友達の事を私が
「その子、なにじん?」と聞くと
「アメリカにすんでいるんだよ。アメリカ人」と、答えていた。
「そうじゃなくて、黒人とか、白人とか、中国人とかあるでしょう?」
「しらない。エイゴをはなしてるからアメリカ人」

考えたら、子供の目には、大人が「あの人は何々人」と、教えない限り皆、同じアメリカに住んで英語を話し、同じ学校に来ている、自分と同じアメリカ人と写っても当然なのだ。

今、彼女はいろんな国があり、いろんな人種があると言うのを頭で理解している。
でも、心の中はあの頃と変らずに国境が作られていないことを望みたい。
友人Nさんから
「月曜日にとても素敵なことがあったの」と電話あり。
聞くところによるとこうである。

【私(N)は月曜日に日本へ送る小包があって郵便局へ行った。
月曜日のせいか、すでに10人くらいの客が並んでいて、私は3歳前くらいの女の子の手を引いてる若いお母さんの後ろに並んだ。
窓口の係員は三人いたが、休み明けでエンジンがかからないのか仕事がのろい。

そのうちに、前にいた女の子はお母さんの手を振り切って、局内をお散歩し始めた。
そのたびにお母さんは「○○ちゃん、こっちいらっしゃい」といって呼ぶのだが、戻って来たかと思うと、又別の場所に行く。
列に並んでいる人が係員に呼ばれるのが実に遅い。
前のお母さんは子供を呼んだり、列を離れては手を引いて連れ戻したり大忙し。

待つこと20分。私の後ろにも10人くらいの人が並び、皆、何も言わないまでも、苛立ってきているのが分かる。

お母さんの前の人が呼ばれた。ふー、もう直ぐだ。
その時も又、女の子はお母さんの手を振り切って、梱包用製品などの陳列棚の方に走り、製品に手をかけた。
その時のお母さんは、それまでの様子と違い、がーっとその子を抱き上げて列に戻って来た。いいかげんお母さんも疲れてしまったのだろう。今にも子供を怒鳴りそうな顔つきをしている。私だって怒鳴りたい。

その時、私の後ろにいた、腰が曲がって杖をついた80歳くらいの老人が、その子に声をかけた。
「ワシにも分けてくれ」
自分に声をかけられたのが分かったのか、その子はきょとんとして
「何を?」
「あんたのエネルギーだよ」
老人は皮肉のつもりで言ったのだろう。ところが女の子はこう答えた。
「おじいちゃんのポケットにも入っているよ」
回りの人は女の子の答えに驚くと同時に老人の反応に注意が行った。
「ワシのポケットに?」
「うん。入っているよ」
その時、老人はニコっとして、ポケットに手を入れた。
あの笑顔は、女の子の言葉を純粋に信じたような夢のある笑顔だった。

さっきまでの苛立った空気が、その時和んだ。
小さな悪魔が天使に変身した瞬間、お母さんの番が来た。】

友人はこの一週間、その時の光景を思い出しては、幸せな気分になったという。

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