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リストランテ ガイド イタリアコミュのL'osteria del Vignaiolo PIEMONTE (バローロ村のそば)

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今年の1月に行ってきました。

料理4.5c  サービス4c 総合8.5c

おまけなしの満足した結果の点数です。

イタリアの赤ワインの王様、バローロ地区にあるB&B兼オステリアです。
たかがオステリアと侮るなかれ。ワインリストは300銘柄を超えているとか。
サービスの人達のワインの知識は確か、いい意味でプライドを持っています。

料理はアラカルト(1品8ユーロくらいから)と、お得な30ユーロで楽しめるコース。このコースメニューはとても盛り沢山で、アンティパストから2品、プリモから1品、セコンドから1品、ドルチェから1品で、ドルチェには甘いワインが一杯付きます。全てメニューから自由に選べ、2人で入ってそれぞれ違うものを頼むのも可能。リゾットだけは2人からとなっていました。
最初に出るお通しも、手がかかりすぎていなくて、気が利いています。
パンもクラッカーも店での手作りでした。ピエモンテ名物のグリッシーには特にこだわりがあって、決まった店から仕入れているそうです。(因みにNEIVEの店だそうです)

料理のベースにはあんまりオリーブオイルが使われていないようです。

三泊して毎晩食べたのですが、どれも美味しかった。ベースのラインはあるようですが、季節毎にまた仕入れ毎にメニューは頻繁に変わるようです。
ピエモンテはとにかく肉が美味しい。地元の特産の牛肉があるんです。
またピエモンテはフランスから近いせいかチーズの種類も多く、ワインとの相性もぴったり。チーズの盛り合わせを頼んだら、地元のものばかりで9種類ありました。
アンティパスト・プリミ・セコンディは常時大体それぞれ4〜5種類づつ。デザートは6〜7種類くらいです。

お勧めは定番ですがcarne cruda。いわゆる牛のたたきですね。タルタルと違うのはたまねぎや卵黄が入っていなくて、また機械でミンチするのではなく手切りするところ。味付けはストレートに塩コショウとかすかなにんにく、レモン果汁にオイルだけ。まさに材料の質が問われる1品です。2階の部屋に泊まっていて、トントンと肉を切っている音で毎朝目を覚ましました。美味しかったので3日滞在している間に、2回食べました。イタリア料理の量を食べなれない人は、このアンティパストをメインに持ってきてもいいかと思います。これは定番なのでいつ行ってもあるようです。

アンティパストでもう一つ特に美味しかったのは、鶉のパルミジャーノの巣篭もり。パルミジャーノをカリカリに焼いて、マッシュトポテトを中に入れて、鶉の腿をローストしたものが4本入っていました。いいアイデアだと思います。

アンティパストでウサギの温かいサラダ。1口大に切ったウサギの揚げた物?と色々な温野菜を和えたものです。やられたと思いました。美味しいです。簡単なんですけどね。

トピナンブールの塩味のトルタもまずまず。チーズのフォンドゥータが添えてありました。

プリミでは断然「プリン」と言うラヴィオリがお勧めです。これも定番なので必ずあるようです。
他に食べたのは、カルチョフィのリゾット。量も丁度よくて、やさしい味付けでした。
名物の「タヤリン」(tagliolliniの方言ですね)もこの店で作っていて、細く細くまさに干草のように手切りしてあります。しこしこの茹で加減で、満足!

セコンディでは、アニェッロが美味しかった。ソテーして、ソースで和えてありますが塩加減も焼き加減もよかった。

タリアータには、生のトマトの角切りとケッパーの和えたのがソース代わりにかかっていました。意見が分かれるところですが、私はさっぱりして美味しかったと思います。

あえてマイナス面を挙げれば、セコンディの付けあわせが単調なことでしょうか。
?ニンジンのグラッセ(イタリアではあんまりお目にかかりませんね)、
?インゲンを茹でてerba cipollinaで結わえて軽くチーズをまぶしてオーブンで焼いたもの、
?ジャガイモのグラタン
が全てのセコンディに付いてきます。
美味しいからいいんですけどね。

チーズの盛り合わせは、先に書いたように9切れ9種類で11ユーロ。白ワインが一杯付いて13ユーロ。よく蜂蜜とか数種類のジャムとか色々つける店もありますが、ここは地元の名物cugna(葡萄のジュースを煮詰めたmostoに数種類の果物と多分nocciolaが入っていたようです)だけ。チーズの熟成も色々あって楽しめるので、これ一本やりで十分でした。

デザートでよかったのは意外にも、パンナコッタ。やわらかさといい、甘さの加減と言い、一緒に盛られた梨のシロップ煮が温かくて香りが引き立っていました。
あとは栗のセミフレッド。チョコレートのソースがちょっと重かったけれど、栗の方も負けないしっかりした味でした。
季節のシャーベットは3種盛り。多分これも自家製。さっぱりしていてよかったけれど、平凡でした。因みに味は、レモン・ラズベリー・柿でした。
ミルクジェラートが付いたタルトタタンや、切ると中からとろりと溶け出す温かいチョコレートケーキも美味しかったです。

ワインリストにはありませんが、頼めばグラスワインも頼めます。3日も通って、メニューも2人で殆ど制覇してすっかり顔なじみになってしまいました。
この季節、交通が不便なところなので観光客も殆どいませんが、席数40余りが連日満員でした。地元でもよく知られているようです。子連れは殆ど見られず、カップルか4〜6人程度のグループでした。大きな店ではないので予約した方がいいようです。

室内のあつらえは明るく、気軽な感じ。食べに来ている人達の服装は過剰ではないほどにおしゃれでした。
たまたま行きあった店ですが、大当たり。また必ず食べに行きたい店の一つになりました。

L'osteria del Vignaiolo

Santa Maria - La Morra(CN)
piemonte

tel + fax 0173 50335

車がないと辿り着くのがかなり厳しいです。
バスも探せばあるようですが、この時期は地域のインフォメも閉まっている始末。こういう隠れた店がまたいいんですけどね。


おまけ
ピーマンが苦手な方、注文の時にその旨言ったほうがいいです。特産なので、殆どの皿に何かしらの形で乗っています。南イタリアならば、トマトなんでしょうけど。

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