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芸人サークル ムーブメントコミュの走れクリパ 第2話 円卓の騎士集結

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 クリパは早速考えた。いくら自分が偉大なるクリパ直人の末裔であるからといっても、たった一人で何もないところから一つのものを創り出すことは不可能のように思えた。そこでクリパは仲間集めに奔走した。

まず声をかけたのはクリパの親友であり、半同棲相手でもあるモミパ直人であった。モミパはいわゆる秋の風物詩、「紅葉パーティー」の略であり、彼の先祖はその昔、醍醐天皇の命を受けて、紅葉パーティーを開催しており、当時の記述には
「紅葉の葉が紅く染まり来むとするを、もみぱの大臣(おとど)が見聞きして、『こはいかに…。紅葉が散りぬる前にみなと共に見むと思いしを、時の流れは如何ともしがたく…我、はや会を催さねばならざらんや。』と思し召し、帝に申し上げぬ。」
とある。

 そのモミパ直人に加え、既に京都中にその名を轟かせていたコンパ昌矢を取り込んだ。彼は美声の持ち主で、コンパ昌矢の声を聞いただけで、京都の女性は足を止め、その美声に酔いしれた。また、その美声の持つ魅力は、がっちりとした体格と包み込むような笑顔によって見事に倍増され、海外のガイドブックにも載るほどであった。

更に、その年ルーキーイヤーであった、バーベQ太とビラ崎祐希も加わった。ビラ崎は天才ビラ創作者。彼のビラの文言には悲壮感が溢れ、女性の中の母性本能をくすぐった。そして最後に卑猥な文章で彼女たちのエロスを呼び覚ます。そのさじ加減は絶妙である上、彼のビラ作りの速さは毎秒2行とも3行とも言われる。

一方、バーベQ太はそのルーツをオーストリアに持ち、先祖であるバーベック侯爵は近代バーベキューの祖とも言われている。ただ肉や野菜を焼いていただけの家庭料理に過ぎなかったものを、バーベック侯爵は人を集めるという行為によって、パーティー化し、その点ではいわゆるクリパ直人やもみぱの大臣と同じように、企画力に優れた人物であったといえよう。

企画力といえば、ビンゴ暁人を忘れてはならない。彼の根回しは漏れなくきっちりとなされ、得意中の得意、ビンゴゲームにおいては、誰しも彼の選んだ数字に文句をつける者はいなかった。

そして、ラブサイコてる。恋愛における、いわゆるラブゲーム常勝術を弱冠十五歳にして身に付け、狙った獲物は確実に仕留める男。彼の常勝術は心理学的な観点から理詰めで攻める一方、持って生まれたルックスを振りかざし、とどめをさす。

そんな各方面のエキスパートを揃えたクリパは、抜群の企画力と妄想を存分に使いこなし、クリパ実現に意欲を燃やした。クリパ祐介はこの6人の精鋭を円卓の騎士と名付け、ここに、後に伝説のサークルと呼ばれる「ぷらす」を結成したのであった。

                            (つづく)

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