家康公といえば狸親爺というありがくないあだ名が（＾＾；。
特にアンチからはそう言われる。
狸親爺の語は、老獪、陰険、邪悪、冷酷なる策謀家を意味するのだろう。
しかし、これは家康公だけでなく、戦国時代の武将は誰もが持っているものでしょう。
北島正元氏、南條範夫氏は否定されている。
特に、南條氏はあまり家康公に好意的ではないだけに説得力があります。
北島正元氏はその著書「徳川家康 組織者の肖像」で、信長、秀吉、家康という三人の天下取りの中で、権謀にたけた陰険、老獪な英雄という評価が、もし家康だけに与えられるなら、それはたしかに不当なことであり、老獪という点なら秀吉の方がもっと上手だったともいえる。
一方、南條氏の著書「徳川家康」で、家康は決して狸親爺ではない。少なくとも狸親爺の名を彼に独占させるのは、妥当ではないと述べている。
大衆の人情的批判の主眼点である大坂の陣の経緯を詳細にみれば、家康は狸親爺どころか、はがゆいくらいの温情主義者であるとも。
少なくとも頼朝の義経に対した態度よりは、はるかに必要以上の温情を持って秀頼に対している、大坂城は亡びるべくして亡び、秀頼は死すべくして死んだのであって、いわば自業自得であろうとも。
特にアンチからはそう言われる。
狸親爺の語は、老獪、陰険、邪悪、冷酷なる策謀家を意味するのだろう。
しかし、これは家康公だけでなく、戦国時代の武将は誰もが持っているものでしょう。
北島正元氏、南條範夫氏は否定されている。
特に、南條氏はあまり家康公に好意的ではないだけに説得力があります。
北島正元氏はその著書「徳川家康 組織者の肖像」で、信長、秀吉、家康という三人の天下取りの中で、権謀にたけた陰険、老獪な英雄という評価が、もし家康だけに与えられるなら、それはたしかに不当なことであり、老獪という点なら秀吉の方がもっと上手だったともいえる。
一方、南條氏の著書「徳川家康」で、家康は決して狸親爺ではない。少なくとも狸親爺の名を彼に独占させるのは、妥当ではないと述べている。
大衆の人情的批判の主眼点である大坂の陣の経緯を詳細にみれば、家康は狸親爺どころか、はがゆいくらいの温情主義者であるとも。
少なくとも頼朝の義経に対した態度よりは、はるかに必要以上の温情を持って秀頼に対している、大坂城は亡びるべくして亡び、秀頼は死すべくして死んだのであって、いわば自業自得であろうとも。
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