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特別支援教育ネットワークコミュの重度知的しょうがいの生徒への授業

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はじめてトピ立てさせていただきます。
私は中学校の特別支援級の介助員をしています。
クラスには5名の生徒がいますが、3名は軽度知的の子、1名は中度、1名が重度の子です。
技能教科はすべて親学級に行きますが、国数英社理の5教科は特別支援級で行います。

重度の生徒(自閉傾向あり)が取り組める授業内容が見つからず1年が過ぎました。

何を取り組ませても3分と続きません。
私が側についていれば取り組みますが頻繁に関わり(顔をじっと見たり、髪を触ろうとしたり、私の手を揺らそうとしたり)を持たないといけません。

国語の授業では他の生徒が漢字とかをしているので一応文字を・・・と言う事でひらがなのなぞり書きをさせようとしますが、なぐり書きです。
絵本を見ることも難しいです。

算数で、数を数える事もできません。
その前に取り組む意欲が全くありません。

その他の生活訓練、作業訓練の時間にいろいろとさせてみましたが一つとして長続きする事がなく・・・。
砂遊びの砂がさらさらと流れる様子や、おもちゃの玉ころがしの玉が転がる様子を見る時はとても活き活きとして表情が違うのですが、それも3分もしたら飽きてしまいます。

保護者の養育能力も低く、中学校へ行ってるだけで満足で、これからこうなって欲しいとか、これが出来るようになって欲しいとかの望みを全く持っていません。

地域の支援センターの方にも週1回様子を見に来てもらっていますが、今の状況では作業所はもちろん授産施設も難しいだろうと言われています。

その生徒以外の子は軽度の子が多く、学習のレベルは全く違うのに同じ事を取り組ませています。
これで3年間が過ぎてもいいのかなぁ。。。と毎日悩んでる次第です。

良い学習方法や、取り組めそうな作業内容などのアドバイスをよろしくお願いいたします。

コメント(11)

私も同じようなことで悩んでいます。
私のところの特別支援学級では、4人の生徒がいます。
1人を除いては、授業もスムーズに進んでいます…その1人は、『嫌だ、やりたくない』と思った事は全くやりません。
更には、技能教科も気が進まなければ行かないで教室で過ごすといったこともあります。

給食の片付けも、一緒に付く先生によって、やったりやらなかったり。。。うちが付いてる時は適当な理由付けて絶対やりません(+_+)人を見て態度変えてるんですね…人をなめることや甘えることを知っています。

保護者は、『普通の子たちと一緒に生活させるだけでいいので』との意向です。
ここ最近、特別支援学級関係でかなり悩んでいます。
こんにちは♪
今、小学校5年生の自閉症の子の支援をしています。
重度の生徒さんは小学校の頃はどのように
生活をされていたのでしょうか?
私が担当している子もきっと普通の中学に
いくと思うのでそれまでにどんな能力をつけて
いればいいのか考えています。
担当の子は通常学級にいますが、皆とは
別のワークを1時間に2つずつしています。
ひらがなや数字のなぞり書き、マッチング、
時計のようなものやボールペンの組み立てのようなことを
させています。
梅雨の時期や暑い時期はとてもしんどそうですが、
そんな時は簡単なワークにしたりして
とにかく2つ程度のワークをさせています。
終わったら大好きな読書やお絵描きをチョイスさせています。
今年はまだジメジメが少ないのでいいのですが、
去年の今頃はワークをしたくないと言って
よくパニックになっていました。
でもそれに負けずにカームダウン後には
ワークをさせていました。
人を見て態度を変えるとくみちん☆さんが言われて
いるとおりだと思います。
ほんとうにしんどいのか甘えているのか・・・
難しいところです。
やっぱり相手のことを理解するところからだなぁと思います。
わーい(嬉しい顔)くみちん☆さん
コメントありがとうございます。
クラス全体の進み具合とか流れとか違うと結構大変ですよね。
ま、それが個性なんでしょうけど・・・。
保護者の意向にもありますが、「普通の子達と一緒に」と思うのであれば出来る事は自分でさせたいですよね。
うちの生徒も技能教科に行きたがらない時期がありましたが、理由は移動が面倒とかだと思われたので(本人が言葉で意思表示するのが難しい)必ず連れて行ってました。
一度要求が受け入れてもらえると認識したらずっとそうするだろうと思われるので。
お互いにがんばりましょうね。

わーい(嬉しい顔)ピッピ さん
コメントありがとうございます。
うちの生徒の小学校時代ですか・・・。
週に一日登校するかしないか・・・だったようです。
母親が言うには「先生と合わなかった」と。
でも客観的な意見を聞けば「本人のわがままで動きたがらないだけ。それを母親が誘導することができなかった」らしいです。
中学に入ってからは殆ど毎日学校へは来ています。
と言ってもほぼ毎日担任が電話をし、家に行き、連れてくる・・・といった具合です。
その日の授業等で担任がすぐにいけない場合、迎えにいける昼休みに登校って事も多々。
正直、親の養育能力が低いので生活習慣、常識的なマナーなどが全く身についていません。
家に帰ればパンツ一枚になり布団の上でゴロゴロ、食事は気が向いたとき、好きな物は一人で食べる(昨年のクリスマスはケーキをホール丸ごと一人で食べたそうです)
その結果、165センチ95キロの大柄になり、それ故に動きたがらない・・・そんな悪循環です。
ピッピさんのアドバイスにある学習や作業、とても取り組みやすそうですね。
「この作業をがんばったら好きな○○が出来るよ〜」っていうご褒美を取り入れた方法もやってみましたが、"好きな○○"に大して興味が持てず。。。

何に対しても「意欲」がなく本当に困っています。
担任は「学校に来るだけでいい」と指導に対しては諦めていますが、本当にそれでいいのか・・・と悩む毎日です。
はじめまして。
重度知的障害を持った子の親として書かせていただきますね。

まず、普通学校の特殊学級における受入れ基準って、どうなってますでしょうか。書き込みを読む限り、養護に行った方が良い結果が得られそうなケースが多そうに思います。
親の人情として、できるだけ普通の学校に行かせたいというのは理解できますが、はたしてそれが、教育の目標である子供の
社会的自立を達成するためのプロセスとして妥当なのかどうか、疑問符が付く場合が多いと思います。

明らかに特殊学級の授業についてこられない生徒がいる場合、親に対してそういう勧告をするのも、一つの方法だと思います。

次に、先生方にぜひ理解していただきたい事項。
「親の養育能力が低い」というご意見に対して、ですが、知的障害や自閉がある場合、親はあえて「家では好きにさせる」場合もあることを認識して下さい。というのは、コミュニケーション能力にハンディのある子供にとっては、集団生活そのものがストレスなのです。この上、家でも躾によるストレスを与えると、子供がパニックを起こす場合があります。

いずれにしろ、私達親も、また、先生方も、まず始めにしなければいけないことは、障害という事実を受け入れることでしょう。
そして、症状(または病状)として障害を把握し、その症状に対して適切なケアをすることが必要だと思います。

私達 親としてできることは、親がどうしたい、ということではなく、子供にとって適切な教育環境を与えること。
先生に期待することは、たいへんなこととは思いますが、可能な限りオーダーメイドの教育もしくは療育を施していただくこと、です。

これからも がんばって下さい。
さんきち@FMRTさんの意見に同感です。

>私達 親としてできることは、親がどうしたい、ということではなく、子供にとって適切な教育環境を与えること。

 まさに、そのとおりだと思います。
 また、親だけではなく、学校の先生にも言えることだと私は思います。
 それから、意欲を持たせるためには、難しいことだと思いますが、生活に結びつけた(本人が今後生活をしていく上で役に立つよう)プログラムを組み立てる等の工夫が必要だと思います。

 また、人によってわがままをいったり、甘えたりということですが、知的にハンディを持つ子どもたちは、感情の面では非常に敏感ですので、この先生(人)は、本当に信頼できるのだろうかと試しているとも言われています。
 まずは、信頼関係を築くことが第一だと思います。
 指導するという形よりも、一緒にやっていく方がよいかもしれません。

>可能な限りオーダーメイドの教育もしくは療育を施していただくこと、です。

 確かにそうだと思います。
 特別支援教育ということなので、「教育」の中だけで閉じないで、特別支援教育コーディネータを通して「福祉」や「医療」等と連携していく必要があると思います。

>さんきち@FMRTさん
>masaさん

ありがとうございます。
学校教育のことを本当に理解していただいた上でもご意見だと思います。
保護者の方に理解していただくことは,
我々現場の教員にとって非情に力強いことです。

私たちも人間
間違いを犯します。
でも,勉強もしっかりしているし,
反省もしております。

これからも,精一杯がんばっていきたいと思っておりますので,
私たちに,是非ともお力をお授けください。
よろしくお願いします。
> さんきち@FMRT さま
> masa さま

レスありがとうございます。
このトピを立てたじゅんちんです。
お子さんの事を理解し、教育のこともよく考えておられていていろいろと参考になる事が多かったです。

現在の学校の受入れ基準っていうのは恐らく市町村によって違うとは思いますが、うちの市では「基準」のようなものはなさそうです。基本的に”親の希望重視”だと思います。
しかし、 さんきち@FMRTさんの書かれてたように「子供の社会的自立を達成するためのプロセスとして妥当なのかどうか」というのを考えた場合、養護学校進学も選択肢の一つに入れるべきでしょう。
もちろん、学校側が親に勧めることも必要ですよね。

うちの生徒も小学校時代にずっと養護学校を薦められていたようです。
しかし親が障害を完全に受容できていないことと、世間体を気にした事で現在に至ってます。

それから・・・

≫「親の養育能力が低い」というご意見に対して、ですが、知的障害や自閉がある場合、親はあえて「家では好きにさせる」場合もあることを認識して下さい。

この件ですが、言葉が足りずに申し訳なかったです。
うちの生徒の親の場合、社会性+知的にもボーダーに近い方なんです。
だから、子供のことを理解したうえで「家で好きにさせる」という訳ではないんですね。
子供に躾をすることが難しい両親です。
それゆえに子供のことを受容し、いい環境を選んだり与えたりする事をしてこなかったようです。

masaさんの言われるように「生活に結びつけた(本人が今後生活をしていく上で役に立つよう)プログラムを組み立てる等の工夫」を考えていきたいと思います。
ひとつでもいいから見つけ出せればと思っています。

その後のうちの生徒ですが・・・
地域支援コーディネーターの人にも入ってもらって、自立支援法に基づいたサービスを受けるための手続きを1学期末に済ませました。
とにかく母子分離をしないと本人も母親も何も変わって行かないので夏休みに近くにある授産施設へのショートステイに行くように設定しました。
しかし。。。母親曰く「朝、起きたがらないから・・・」と一度も行ってないようです。

いろいろとアドバイスをありがとうございました。
私はこのコミュには「特別支援学級介助員」+「親(長男がダウン症)」+「元施設職員」の立場で参加させてもらっています。
これからも助言よろしくお願いいたします。
保護者側の苦労、指導者側の苦労、書き込み以上にたくさん抱えられていることでしょう。読ませていただきうれしかったです。理由は後ほど・・・。
学校の受け入れに関しては学校教育法が大前提です。そして、障がいを抱えてしまっている児童に対しては施行令(第22条の3等)が前提です。ただ、市町村の担当者の理解や学校の設置状況や児童生徒の人数によって誤差は生じていますが基本はこれです。
本題に戻します。当県においても同じような状況で悩む方々は多いです。そんな時、よく話をさせていただくことは『一人で悩まない、抱えない、(自分の中に)閉じこもらない』ということを話させてもらっています。
とにかく、相談できる人を見つけ一緒に考える体制を確立していくことがポイントです。
今の時代、親任せにし、責任転化する指導者や難題ばかり押し付ける保護者(モンスターピアレンツという言葉までできた時代)の中これだけ一緒に考えよう、サポートしてあげようとする仲間がいることはとてもすばらしいことと思っています。この状態が、各自の周りで顔の見える同志でできるといいですね。 
じゅんちんさん、ごろうさん<

ある程度そうかなぁ、とは思っていましたが、やはり、「親が子供の障害を受け入れられない」というケースですね・・・。
言いかたを変えれば、「親が子供を差別してしまっている」。

残念ながら、現状では、そういうケースがまだまだ多いということは、私も存じています。(私自身も、子供の障害という事実を受け入れるには、ずいぶんと時間がかかりました)

担当なさっている子供のためにベストを尽くされていることと思いますが、親の問題もあるし、また、学校の組織的な問題(受入れ方針など)もあり、非常に難しい状況だと思います。
当面、学校側が組織として、この子供の扱いをどう考えるのか、話し合って方針を立てるべきなのかな・・・。
それは、ごろうさんの言葉を借りれば「1人で悩まない」ということにつながるのではないかと思います。

誰もカンペキな人間は いないですから。
私達親も、先生方も、そしてもちろん子供も、一緒に悩みながら成長していけたらいいな、と思っています。

私の知人で、重度のダウン症のお子さんを持つお父さんがおっしゃっていました。

「障害は不運ではあるが、不幸ではない。」

・・・本当に、そのとおりなんですよね。
それを、当事者であるとないとに係わらず、1人でも多くの人が認識してくれれば、今存在する障害児もしくは障害者を取り巻く環境は、ずいぶん良くなるのではないかと思っています。
さんきち@FMRTさんへ

そこまでの考えを持てるようになるまで相当苦労されたのでしょうね。まあ、私の言うことではありませんが、疲れたときは疲れたといいましょう。休みたいときは休むといいましょうね。そうすれば必ず聞きつけた誰かが「代わってあげるから・・・」と言ってくれると思います。
誰も完璧にできる人間はいません。時には休みも必要です。それは、子どもの前に出たとき笑顔になるための時間ですから・・・。



このトピを読んだ皆さんへ

さんきち@FMRTさんの言葉をかります。
『誰もカンペキな人間は いないですから。』
一人で悩むのはやめましょ。答えは時間がかかります。
一人で抱え込むのはやめましょ。つらい顔をしていると子どもたちが不安になります。
考える時間は必要ですが、長い時間自分の中で閉じこもることはさけましょ。自分を追い込んでしまいます。
協力してくれる人は必ずそばにいます。どうしても見つからないときは、ちょっとふところが痛くなるでしょうが、サービス使用で!!(学校なんかはお金を使わなくても、きちんと法律等を理解すれば十分活用できるものがいっぱいあります。これを機会に事務関係、予算配分等の勉強もどうですか)
トピづれしてきてはまずいのでこのへんで!!


一人でやろうと思うとそこには必ず限界があります。
どうしても一人のときはここにくればみんなが支えてくれますよ。

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